1.脳内セロトニンの低下
前回は、片頭痛発作は、排卵日や生理の初日前後にはエストロゲンが減少するためにセロトニンも減少→頭の中の血管が拡張して片頭痛が起こりやすい、と述べました。
このように、生理に関連して起きる片頭痛は、月経時のエストロゲンの低下に伴う脳内セロトニンの低下が主要因になっています。月経時のエストロゲンの低下は、生理現象であり、どうにもなりませんので、対策として、日頃から脳内セロトニンを増やす工夫をする必要があります。要は、生理時の脳内セロトニンの低下が問題にならないレベルに、平静からそのレベルを高水準に維持しておくことです。
女性は健常男性より 約52% 脳内セロトニンを産生する能力が低く、またセロトニンの前駆物質であるトリプトファンが欠乏すると、女性では脳内セロトニン合成が男性の4倍減少する、と言われていることを想い出す必要があります。
脳内セロトニンを増やすには、セロトニン生活に加えて、食事から補うしかありません。
その詳細は、以前にも記事にしています。
食事によって「脳内セロトニン」を増やす
https://ameblo.jp/yoyamono/entry-12637156909.html
これとは別に、脳内セロトニンを低下させる要因として、鉄不足があります。
前回も述べましたように、女性では生理の出血により鉄分が少しずつ失われていくことで鉄欠乏性貧血になる人が多く、20代、30代、40代と年齢が高くなるにつれて貧血の人が増える傾向にあります。40代になると女性の約3割が貧血になっています。
体内で鉄が減少すると、貯蔵鉄であるフェリチンが使われ減っていきます。フェリチンが不足すると血液中の鉄分も徐々に不足し、最後にヘモグロビンが減少し貧血が起こります。
貯蔵鉄のフェリチン、理想値は100~300 で、男性の99.9%はフェリチン100以上です。 50歳以上の女性の80%はフェリチン100以上です。
しかし、15~50歳女性の80%はフェリチン30以下の鉄不足で、40%はフェリチン10以下の深刻な鉄不足です。
鉄欠乏性貧血にまで至らない鉄欠乏状態である方々は成人女性の約40%存在します。
鉄不足はTCAサイクルや電子伝達系での反応が進みにくいため、エネルギー不足で疲れやすい、強い冷え症などの症状が発現し、また脂肪が燃えにくくなります。
鉄分が不足すると、ヘモグロビンが十分に作られないので、貧血が起こります。貧血が起こると、脳内にも酸素や栄養素がしっかりと届かなくなるため、十分なセロトニンを合成することもできなくなります。
鉄分は実はセロトニンなどの神経伝達物質を作るときの酵素を助ける「補酵素」として機能しているため、鉄分が十分潤っている体内ではセロトニンがスムーズに作られますが、鉄分不足だと、セロトニンの生成自体が出来なくなるわけです。
つまり、セロトニンの合成には、トリプトファンとビタミンB6とマグネシウムとナイアシンが必要!であり、実は「鉄分」も必要なのです。
カフェインは鉄分の吸収を阻害しますので、貧血気味の女性、貧血の人は、せっかく他で鉄分を補ってもカフェインのせいで鉄分吸収がうまく行われないことがあります。
その他にも体から亜鉛、カリウム、カルシウムなどのミネラル、ビタミンCやB群を奪うことが知られており、このためエネルギー代謝を始め、多くの代謝に支障がでます。
またカフェインの過剰摂取(1日300mg以上)はホルモンバランスを崩しますので、こちらも様々な影響を及ぼします。
コーラ類や紅茶にはインスタント・コーヒーと同じくらいカフェインが含まれていますし、緑茶、ココア、チョコレートなどにも含まれます。市販薬に多量のカフェインが含まれている場合もあります。
このために知らず知らずのうちに、自分が思っている以上にカフェインを摂ってしまう状況があります。カフェインは有効な部分ももちろんあるのですが、摂りすぎには注意した方がいい成分、ということです。
そのいい例が、カフェインは頭痛を抑える働きがあるのですが、飲みすぎると逆に頭痛を引き起こす、という作用です。
市販の鎮痛薬にはかなり大量のカフェインが入っていますので、急激に血管が収縮する代わりに効き目が切れたときには急激に拡張し、その反動でまた痛くなります。痛くなれば薬を飲む、一瞬は良くなっても、また反動で痛くなる、また飲む、と、これも悪循環です。
うまく摂り入ればいいのですが、過剰になると毒となります。注意したいものです。
ミトコンドリア系では、ATPを作るために、クエン酸回路を働かせます。
この際に、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、 葉酸、ビオチン、ビタミンCといったビタミンが必要になります。
ビタミンB2はミトコンドリアの電子のやりとり(電子伝達によりエネルギーを産生する)を円滑にします。
腸内細菌は、ビタミンB1、B2、B6、そして、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ナイアシンというビタミンB群、さらにビタミンKを合成する能力を持っています。
このため、腸内環境を整えることが極めて重要になっています。
脳に存在し、精神を安定させる神経伝達物質、セロトニンの95%が腸で作られることが指摘されています。
なぜ腸内環境を大事にしたいかといいますと、腸内の常在細菌もトリプトファンからナイアシン(ビタミンB3)を作ってくれるからです。常在細菌がナイアシンをたくさん作ってくれれば、その分を体内で作る必要がなくなって、脳内セロトニン用の材料となるトリプトファンを余分に確保できるのです。
腸内環境が悪いとセロトニンもスムーズに分泌されないことが判明しています。
便秘や暴飲暴食による腸の疲労状態を改善することが、幸せかどうかを感じることに大きく関係しています。
このように、ビタミンB群には、B1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・ビオチン・葉酸の8種類があります。これらはお互いに影響しあいながら働きます。そのため「B群」として一緒に摂ったほうが効果が期待でき、多くのサプリメントはB群がまとめて配合されています。
ビタミンB群の最大の役目は、生きていくうえで必要なエネルギーの産生を促すことです。B1は糖質の代謝を助けますので、エネルギーの多くをご飯などの「糖質」に頼っている日本人にとって重要なビタミンです。
B2は脂質の代謝を助けるとともに、体内で過酸化脂質が生成されるのを防ぎます。過酸化脂質は片頭痛や動脈硬化を進行させる有害物質。B2をしっかり摂ることで、片頭痛や動脈硬化、さらには心疾患、高血圧など生活習慣病の予防が期待されています。
頭痛に限らず、関節リウマチ、線維筋痛症、腰痛、股関節痛、など痛みを伴う疾患はたくさんありますが、いずれも患者数は女性が多いのが特徴です。
女性の場合、家族・夫婦間および職場でのストレスにさらされることが多く、長期間のストレスは、「脳内セロトニン」を枯渇させることにつながってきます。
こうしたストレスは、「脳内セロトニン低下」を引き起こしやすく、「脳内セロトニン」が、痛みの感覚を抑制する役割を担っていることから、「脳内セロトニン」が低下すれば、痛みを感じやすく、このため痛み・頭痛が出現しやすくなってきます。
このような脳内セロトニンの低下は、女性の場合、程度の差はあれ、潜在的に存在しており、ストレスに晒されることによって容易に顕在化してきます。
女性の片頭痛では、すべてのステージで、ストレスがすべて関与しています。
ストレスは自律神経を乱す根本的な原因になっています。
私達はストレスが重なりますと、頭痛を肇としていろいろな体調不良を訴えてきます。
日常的にストレスの多い忙しい生き方が続いていると、自律神経のなかの交感神経が優位に働くことにより血管は収縮し血流障害(「低酸素」)と「低体温」、を招きます。
ストレスが持続すれば、”マグネシウムを枯渇”させてくることになり、マグネシウムは、体中のインスリンの作用を応援する役割を持っていることから不足すれば、「高血糖」を来すことになります。
このため、解糖系が働きやすい環境である、「低体温、低酸素、高血糖」の3条件が引き起こされてくることから、ミトコンドリア・エンジンが働かなくなり、慢性頭痛を起こしやすくしてきます。
私達の体を構成する細胞の中にある”ミトコンドリアは食事から摂取した栄養素から生きる為に必要なエネルギーを作り出しています。エネルギーを常時たくさん使う細胞であるほど、ミトコンドリアの数が多く存在し、ミトコンドリアは、私たちの”活力源”ともいえるものなのです。
そして、私達が日中活動している際に、常時活動している神経系がセロトニン神経系です。このようにエネルギーを常時たくさん使うセロトニン神経系は、ミトコンドリアの働きが悪くなりますと、同時に「セロトニン神経系の働き」まで悪くなってきます。
言い換えれば、ミトコンドリア働きが悪いと、脳の神経細胞の場合、「セロトニン神経」が選択的に「ミトコンドリアの働き」の影響を受けやすく、セロトニンを産生しにくく、セロトニンの合成やその合成のための酵素も充分な量を生成できなくなってしまいます。
このようにセロトニン神経系はミトコンドリアと連動して作用しています。
自律神経系の調節には、”セロトニン神経系”が関与しています。
”セロトニン神経系”の機能の低下に、生活習慣の不規則・ストレス・生理周期や、“小麦、乳・乳製品、肉食に偏った食事”をとり続け、“運動不足”が重なると「脳内セロトニンの低下」が引き起こされてくることになります。
慢性的にストレスに晒されることによって、「脳内セロトニン不足」を来すことによって、”痛みの制御”ができなくなって、頭痛を感じやすくなります。
上記のように脳内セロトニンの低下によって、自律神経の調整がうまくいかない状態が日常的になれば、平生から、脳内セロトニンの低下が潜在的に常態化することになり、ここに生理時にエストロゲンの低下が加わることによって、生理時に頭痛が引き起こされることになります。
2.マグネシウム不足
不足しやすいマグネシウム
マグネシウムの大きな作用には次の3つがあります。
1. PMS(月経前症候群)や慢性的な疲労を緩和する
2. インスリンの感受性を正常に保つ、血圧を下げる
3. 代謝を上げ、ダイエットに役立つ
こうした大切な栄養素であるマグネシウムですが、日本人には慢性的にマグネシウムが不足しています。その原因は、昔と比べ欧米化した食生活にあります。
厚生労働省「平成21年国民健康・栄養調査」によると、マグネシウムの平均摂取量は20歳以上の男性では264mg、20歳以上女性では234mgです。食品からの摂取量だけで男性では100mg前後、女性では50mg前後のマグネシウムが毎日不足していると推定されます。
日本人のマグネシウム不足の原因として「食生活の“欧米化”」と「精製塩の過剰摂取」を挙げられています。粗塩にはマグネシウムをはじめとするミネラルが多く含まれます。
また、塩分の過剰摂取により、体内からのマグネシウムの排泄が増えると、マグネシウムは不足気味になります。その他、マグネシウムはストレスが加わると尿中にたくさん排泄され、さらに不足傾向になります。ストレスにさらされる現代人は、マグネシウムが不足しやすい生活になっているのです。
マグネシウムは代謝に関係する酵素の活性化や、糖をエネルギーに変換する働きがあります。また、体内の水分を腸に集める働きがあり、腸に残っている宿便が、体外に排出されやすくなると言われています。このため、ダイエットで不足しがちになります。
PMSと呼ばれる月経前症候群がある女性の血中マグネシウム濃度は、月経前症候群がない女性に比べ低いと報告されています。
これにより月経前症候群の緩和にマグネシウムが役立つと言われています。
また、妊娠中に起こる「こむらがえり」の原因の1つにマグネシウム不足あげられています。
それでは、これ以外のマグネシウム不足の原因はなんでしょうか?
次のような身の回りの生活環境は、容易にマグネシウム不足を起こしてきます。
・アルコールの飲み過ぎ
・毎日の牛乳摂取
・ストレス
・激しい運動や暑すぎる環境
・食材のマグネシウム含有量が低い
・白米、小麦粉など精製食品の摂取
・白砂糖の摂取
・加工品や清涼飲料水の摂取
・食品添加物や農薬等の摂取
・エストロゲン過剰(環境ホルモン含む)
・食の欧米化
・生理時には減少・・
このように、私達の生活環境は容易にマグネシウム不足を来しやすい環境にあります。
女性とマグネシウム不足
ストレスに弱い女性のほとんどが、じつはマグネシウム不足です。
月経前に血中マグネシウムを骨や筋肉へと移行させるため、生理時には、脳内のマグネシウムレベルが低下してきます。
過食、甘い物の摂りすぎは、マグネシウム不足を引き起こすことになります。
お菓子などの甘いものを食べると、甘いものには非常に消化吸収の早い糖質である「砂糖」が多く含まれていますから血糖値が急激に上昇してしまいます。その急上昇に対応するため多くのインスリンが分泌され、マグネシウム不足がもたらされることになります。
マグネシウム不足が、片頭痛を増悪させる元凶になっていることを忘れてはなりません。 PMS(月経前症候群)の症状緩和にマグネシウムが非常に有効であることは、この1年間の研究報告によって明らかにされています。特に、足のむくみ、体重増加、胸の張りにマグネシウムは有効です。
PMSの症状だけでなく、月経中でもマグネシウムはきちんと働いてくれます。子宮の筋肉が収縮しやすい生理中の時期は、マグネシウムの助けにより、筋肉の緊張を緩和していきます。そのため、生理痛などに悩む方も、排卵期からマグネシウムを多めに摂取しておけば、生理痛緩和にも役立ちます。 また、マグネシウム自体を摂取しすぎても、体外に排出されやすいため、多めに取っても問題ありません。
一般にマグネシウムが不足すると筋肉の痙攣を来すことは知られていますが、女性の場合には、月経困難の主たる原因ともなります。また、マグネシウムが不足すると、キャンディ、チョコレートなどの甘いものが欲しくなります。
PMSの症状に体重の増加、ニキビが見られるのもこのためです。
人はマグネシウム不足によって脳がストレス状態にあり、甘いものを切望するシグナル出すとき、これに抵抗するための意志をほとんど持っていません。結果として、この強い切望状態に陥った女性の多くは、糖分過多状態になります。
ですから、考え方によっては、減量のためのダイエットや体重コントロールを無理無く実現させるためには、PMSをコントロールすることが重要であると言えます。
女性の生理周期を考えた場合、エストロゲン(卵胞ホルモン)というホルモンが生理がはじまってから10日目ころから上昇し、13から14日目の排卵期をピークに下降しますが、血中のマグネシウムがエストロゲンの作用によって骨と筋肉に集中するため、このときに血中および脳内のマグネシウム量は低下します。生理の中期に慢性頭痛がおこる原因の1つにはこのマグネシウムが背景にあり、脳内のマグネシウムが低下することで起こることが少なくありません。
閉経初期の女性でホルモン補充療法(HRT)を受けた女性の中に、エストロゲン補充開始当初に頭痛がひどくなるケースの多くは脳内のマグネシウム量の低下であることがあります。
生活様式の変化によって、昔では考えられないほど私たち人間の周辺には様々な化学物質が存在するようになりました。除草剤や工業薬品あるいは環境中にある化学物質で生物にエストロゲン作用を示す物質(ゼノエストロゲンという )もその1つです。
何も中高齢の女性がホルモン補充療法(HRT)でエストロゲンを使うまでもなく、環境中にはこのようなゼノエストロゲンが溢れています。この20年ほどの間に人間の体内のホルモンバランスが崩れてきた背景にはこのゼノエストロゲンの影響が少なくありません。
慢性的なマグネシウム不足、欠乏もその影響です。
骨粗鬆症や生理不順、PMS、閉経前症候群、更年期障害など、女性のホルモンに関る様々な症状の治療改善、緩和には、合成されたホルモン剤やカルシウムばかりが取りあげられる日本の状況がありますが、マグネシウムの影響が多いことを忘れてはなりません。
女性は、牛乳や乳製品を好きな方々が多い傾向にあります。
牛乳や乳製品は、カルシウムとマグネシウムの比率が悪く、マグネシウムがほとんど含まれておりません。牛乳を多飲し、乳製品を多食するという生活を続けていれば、食事全体のカルシウムとマグネシウムの摂取比率が大きく崩れた状態になり、マグネシウム不足になってしまいます。
「エストロゲン過剰症」
エストロゲンとは単独の化学物質を示す言葉ではなく、エストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)、エステトロール(E4)などと、それらと同様の生物活性を有する化学物質の総称です。分泌源は主に卵巣の卵胞ですが(したがって卵胞ホルモンとよばれます)、副腎や精巣からも分泌されます。
エストロゲンは「女性をつくるホルモン」で、第二次性徴の発現、子宮内膜の増殖、月経周期の成立の媒介、乳腺管の増殖分泌促進などの作用がありますが、副腎や精巣でも分泌されることからおわかりのように、男性の体の中にも存在しているのです。
もちろんエストロゲンは男女ともに必要なホルモンですが、現代ではプロゲステロン(黄体ホルモン)やテストステロン(男性ホルモンの一種)との比率が、本来あるべき姿から逸脱し、エストロゲンが過剰に人体に存在するようになってしまいました。
「エストロゲン過剰症」とは、この状態を示します。
そして、これが次のような、さまざまの病気や症状の原因の一つとなっています。
子宮筋腫・子宮がん・子宮頚部異形成・乳がん・前立腺がん・デプレッションや不安・気分の動揺・いらいら感・不眠・頭痛・疲労・むくみ・性欲の減退・甲状腺機能障害 の一つの症状である手足の冷え・不活発な代謝・生理不順・PMS・不妊・乳房の圧痛・多嚢胞性卵胞・喘息、蕁麻疹、湿疹、鼻づまり といったアレルギー症状・加齢亢進、特に腰まわりと太ももの脂肪の蓄積・胆嚢の病気 ・血栓の増加(脳卒中の危険性の増大)・低血糖・銅の過剰と亜鉛の欠乏・マグネシウム欠乏・ビタミンB群の欠乏・閉経前の骨密度低下・骨粗鬆症・全身性エリテマトーデス、橋本病、シェーグレン氏病といった自己免疫疾患・無精子症や新生児の尿道下裂。
以上のように現代人が罹患する多くの病気にエストロゲン過剰が災いしているのです。
これだけの病気や症状を述べると、いかにもエストロゲンが悪役のような印象を与えてしまいますが、問題はバランスなのです。もちろんエストロゲンも必要です。しかし、現代は、男女ともに他のホルモンと比較すると、相対的に過剰なのです。
その理由の一つは、内分泌攪乱物質、つまり環境ホルモンです。
環境ホルモンと考えられるものは、約70種類あるといわれています。
代表的なものは、①ダイオキシン ②DDT ③PCB ④ビスフェノールA⑤ノニルフェノール ⑥フタル酸エステル ⑦有機スズ⑧スチレンダイマー ⑨スチレントリマー ⑩合成エストロゲン などがあります。
環境ホルモンはビスフェノールA、ダイオキシンの2つを始めとして、殺虫剤、工業廃棄物、自動車の排気ガス、石けんやシャンプー、ネイルポリッシュ、家具や建材の塗料にも環境ホルモンが含まれており、これがエストロゲン様作用を示すのです。
つまり、私たちはエストロゲンの大海に住み、乳飲み子の時から、いやもっと正確にいうと、胎児の時から過剰なエストロゲンにさらされているのです。
特にアメリカ産の肉には多く含まれており、食事からもエストロゲンが入ってきます。
本来月経期間中はエストロゲン濃度が低いはずですが、肉・乳製品・環境ホルモンの摂取でエストロゲンが高濃度になると、マグネシウムの体内濃度は低下し、子宮収縮が強まります。
このように、肉、牛乳、乳製品 これらにホルモン剤が含まれている可能性がある事をご存知でしたでしょうか?
例えば、乳牛は早くからそして大量にお乳を出させるために、遺伝子組み換え牛成長ホルモンというのが投与されている事があります。
ホルモン剤投与でたくさんお乳を出す牛さんは、ママさん達ならわかると思いますが、乳腺炎を起こしやすくなります。その乳腺炎防ぐために抗生剤も投与されているのです。
牛にもホルモン剤は使われており、日本では4種類のホルモン剤投与が認可されています。ホルモン剤に抗生剤を含んだお肉や牛乳 乳製品から取っているかもしれないなど普通は気付きません。
近年「エストロゲン」が圧倒的に過剰になっている女性が増えているようです。
殺菌剤・防腐剤・食品添加物・農薬・ダイオキシン。。。
食べたり、飲んだり、塗ったり、口からも、鼻からも、皮膚からも吸収された環境ホルモンは「エストロゲン」に似た作用を体内で発揮し、子宮内膜の増殖を進めて、月経時にプロスタグランジンを大量に必要としてしまいます。
使い捨てナプキンにも環境ホルモンが含まれています。
何十種類もの環境ホルモンにさらされて生きている私達、初潮の低年齢化、女性特有の病気の増加&低年齢化をみるとこの影響は侮れない程に大きいと感じます。
なるべく環境ホルモンから身を守る事が大切です。
不規則な睡眠などでメラトニンの分泌が少なくなると、卵巣からのエストロゲン分泌が過剰になってしまいます。
睡眠が美容にとって重要なのは、むしろ成長ホルモンの分泌が起こるからです。成長ホルモンはお肌の細胞分裂を促し、メラトニンは成長ホルモンの分泌を促します。
3.腸内環境の悪化
腸内環境を悪化させる最大の原因は便秘です。便秘などで排泄物がたまると食べ物に含まる添加物などの影響で、腸内の腐敗が進みます。これが大腸の粘膜に接し続けるとがんなど様々な病気の原因になるといわれています。
便秘の理由 ワースト 3
食生活に問題あり ・・・お肉や加工食品ばかり、過剰なダイエット
睡眠不足・運動不足 ・・不規則な生活、運動もしない怠惰な習慣
精神的なストレス ・・・仕事場、学校、子育てなど家庭での悩み
一般的に、便秘には多くの原因がありますが、まず見直すべきは、食事の内容であり、特に動物性たんぱく質の取りすぎと食物繊維不足です。大腸の長さの違いにもあるように、私たち日本人は、草食向きに出来ている長い腸のため、ただでさえ便がたまりがちなことに加え、急速に変化した食生活がさらに追い討ちを掛けています。
また、自律神経が関係している場合もあります。便秘、頭痛ともに、大きく関係しているのが自律神経です。
自律神経は呼吸、体温調節や血液の循環、消化吸収など生命を維持するのに重要な機能を司っています。ところが、便秘が慢性化して腸内環境が悪化すると、自律神経のバランスが乱れるのです。自律神経は、血管の収縮や拡張などもコントロールしていますので、便秘によって自律神経が乱れたとき、血管の収縮・拡張のバランスも崩れてしまいます。
「脳内セロトニン」は、この自律神経の働きを調整しています。
“小麦、乳・乳製品、肉食に偏った食事”をとり続け、“運動不足”が重なれば、「脳内セロトニンが低下」することになります。
このように運動不足や脳内セロトニン不足で腸の蠕動運動が鈍くなって便秘になりやすくもなります。このセロトニンが不足するとイライラしたり、キレやすくなったりします。すぐ怒るようになったという人も含まれます。
脳内セロトニンを増やすには睡眠をしっかりとると増え、運動であれば、リズム運動でも増やすことができるといいます。
女性は便秘が多い
ある健康食品メーカーの統計によれば女性の5割近くが便秘で悩まされているようです。女性はどうしても慢性の便秘に陥りやすいといわれています。ある統計によると女性の2人に1人が便秘であるともいわれており、軽い便秘も含めると非常に多くの女性が便秘の症状に悩まされているということが報告されています。
実は女性の便秘は、先程述べたような食生活や生活習慣だけが原因ではないのです。
なぜ、女性の方が便秘になりやすいのでしょうか?
ホルモンの影響
生理前になると毎回便秘になるという方は、少なくないでしょう。
これは女性ホルモンの一種「黄体ホルモン」の影響です。
黄体ホルモンは腸の蠕動(ぜんどう)を弱める性質があるため、これが多く分泌される生理前は便秘になる方が増えます。
また、黄体ホルモンには体に水を溜め込みやすくする働きもあるのです。
その為、生理前は体が重く感じられて動くのがおっくうという方も多いでしょう。
運動不足も便秘になる一因です。
このように排卵後に分泌される女性ホルモンの「プロジェステロン」が原因によるものです。
「プロジェステロン」は水分や塩分を溜め込む作用があり、便秘になりやすくなります。 また、食欲も旺盛になります。甘いものが食べたくなるので、バランスのよい食事とはいえない内容になってしまうことが多いのです。
生理直前や生理になると、プロジェステロンの分泌がなくなり、かわりに「プロスタグランディン」というホルモン様物質(ホルモンに似た働きをする物質)が分泌されます。 この物質は腸を収縮させる作用があり、便秘になりやすくなります。
筋力の低下
男性に比べると女性は筋力が弱いです。
特に腹筋が弱いと腸が重力に押されて下方へ下がり、便秘になりやすくなります。
ダイエット
女性で「ダイエットをしたことがない」という方は少ないでしょう。
特に若い女性の中には、短期間で体重を落とそうと厳しい食事制限をする方も多いです。
日本人の便は大体7~8割が水分です。残りの1~2割くらいが腸内細菌の死骸、食べ物の残りかすが1割強、残りは脂肪やその他のものという構成になっています。
ダイエットすると、そもそも便のかさが減って便秘になりやすくなります。水分が不足すると、便が硬くなって便が移動しずらくなりますし、あまりに脂肪分を控え過ぎると、便のすべりが悪くなるということも起こり得ます。
便意を我慢しがち
女性は男性に比べると、外聞を気にしてトイレに行きにくい人が多いようです。
特に外出中や人と会っている間はトイレに行けない、という方もいるでしょう。
便意は我慢していると、そのうち感じなくなることも多いです。
しかし便意を我慢し続けていると、そのうちに腸の蠕動までよわまってしまうでしょう。
そうなれば、便秘になってしまいます。
その他、構造的な理由としては女性は骨盤が広くなっています。骨盤は腸の近くにありますが骨盤に腸が下がってしまうこともあり、腸の形が不安定になって蠕動運動を起こしにくくなるというのも女性ならではの便秘の原因です
腸内環境はいろいろな原因で変化しますが、なかでも食生活は大きな影響を及ぼします。 欧米型の食事に偏り、肉や脂肪・砂糖などを大量に摂取すると、間違いなく腸内環境は悪化します。食物繊維が不足した「不健全な食事」では、腸内細菌のよい働きを引き出すことはできません。高タンパク・高脂肪・低食物繊維の欧米型食事は、腸内環境にとって最大の敵と言えます。
また「ストレス」や「過労」も腸内環境に深刻な影響を与えます。「運動不足」も問題です。さらには「抗生物質」などの化学薬剤も、腸内細菌に決定的なダメージを与えます。抗生物質は病原菌をやっつけるだけでなく、よい腸内細菌まで殺し、腸内フローラを悪化させます。家畜に投与された抗生物質が肉を摂ることで体内に取り入れられ、有益菌を弱らせるようなこともあります。
こうした食事やライフスタイルの間違いが、腸内細菌のバランスを崩し、人体にマイナスの働きを引き出すことになってしまいます。人間と共存・共生している細菌のトータル的な働きを、よい方向に向けられるかどうかは、人間サイドの姿勢によって決まるのです。
特に食事のよし悪しは、腸の健康にとって決定的ともいえる重要性をもっています。高タンパク・高脂肪の肉や牛乳などを減らし、野菜料理に漬物や納豆などの発酵食品を加えた伝統的な日本食にすれば、“腸内フローラ”の崩れたバランスは回復し、健康を取り戻すことができるようになります。「食物繊維」の豊富な食事によって、腸内細菌をよい状態に維持することができるのです。欧米型の食事をやめて、野菜や発酵食品を中心とした伝統的な日本食にすることが、腸内細菌をよい状態に保つ強力な方法となります。腸の健康のためには、真っ先に「食事改善」に取り組まなければなりません。
頭痛の種のもとは?・・便秘
https://ameblo.jp/yoyamono/entry-12712026134.html
4.食生活・・女性特有の嗜好
1.脂肪分の摂りすぎ
あまり自覚がない女性も多いですが、女性は脂肪分が多いものが好きなのです。たとえばケーキです。これにはたくさんの脂肪分が含まれているので、1個食べただけでも相当な脂肪分を体に入れることになります。このほか日常的に食べるものでも脂肪分が多いのが菓子パンやサンドウィッチなどのパン類です。
菓子パンにもサンドウィッチにも油が多い食品が使われているので脂肪分がとても多いので、しかも、こういいった食事に含まれている脂肪は質が悪いです。
良質な脂肪としては、魚に含まれる油やアーモンドに含まれる脂分が有名です。
これらの良質な脂肪は体にも必要なものなので適量を食べるのが望ましいですが、市販のケーキやサンドウィッチ・菓子パン等に含まれる脂肪分はたいていが天然の脂肪分ではなく合成された質の悪い脂肪分なので、体に必要な脂肪分とはとても言えない成分になります。
ですから、市販のパン類全般を常食し、間食はケーキのようなクリーム系の脂肪分が多い食事が多い現代女性の食事中の脂肪分は過剰になっています。
といっても脂肪分も多く食べても、体の中できちんと消費されるか、食物繊維が絡め取って便と一緒に体外へ出れば問題ありません。でも、パン類中心の食事はサラダを食べていたとしても食物繊維が圧倒的に少ないので体外に出す量も少なく、実際は過剰になってす。中性脂肪として貯まっているのが現状です。
そして、体の中で消費されずに貯まった脂肪分は、プロスタグランジンの原料になります。体の中には脂肪分が余っていますから、プロスタグランジンも多く作られてしまいます。
そのため、多く作られたプロスタグランジンは、生理のときに必要以上に出過ぎて、子宮内膜に収縮しなさいと命令をたくさん送ってしまい、生理痛が酷くなってしまうのです。
ですから、脂肪分の多い食事にならないように調整すると、生理痛を和らげることにつながります。
食べ物に含まれる脂質は体内で分解され、細胞の中で1g あたり9kcal のエネルギーを産生します。エネルギーは炭水化物やたんぱく質からも作られますが、これらのエネルギー産生量が1g当たり4kcal ということと比べると、脂質はエネルギー効率が高い栄養素といえます。
体についた脂肪は、そのままでは燃えません。まず、燃えやすい遊離脂肪酸に変化し、血液の中に流れ出します。そして、各細胞内のミトコンドリアへと流れていきます。ミトコンドリアは、エネルギーを生み出す場所です。遊離脂肪酸を燃料としてエネルギーを生み出すのです。こうして、脂肪は燃焼します。
遊離脂肪酸は”L-カルニチン”CoQ10が不足していては、ミトコンドリアの中に入ることができません。このため、脂肪はうまく燃焼されません。
遊離脂肪酸は”L-カルニチン”がないと、またCoQ10 が不足していても、脂肪はうまく燃焼されません。L-カルニチンはCoQ10 と一緒にしっかり摂ってこそ意味があるのです。
この2つが不足すれば、脂質は燃焼されないことになります。
使い切れなかった脂質は他のエネルギー源同様、中性脂肪に変えられ、体脂肪として蓄えられます。そのため脂質を摂り過ぎると肥満や脂肪肝の原因となり、さらに血液中の中性脂肪やコレステロールが増える脂質異常症や、メタボリックシンドローム、動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞などの原因にもなります。
血液中に溢れる遊離脂肪酸も直接的に酸化ストレスを増加させる要因になっています。 血液中に大量の遊離脂肪酸があると、血液の酸化が亢進します。
体内で中性脂肪・コレステロールから活性酸素により酸化した過酸化脂質は、細胞の中で新たに活性酸素やフリーラジカルを作り、更なる過酸化脂質を発生させてしまいます。
血管内に貯まったLDLコレステロールが酸化して発生した過酸化脂質は、動脈硬化などの原因となります。
細胞を包む膜の活性酸素産生、細胞内のミトコンドリアでの活性酸素産生も促進します。
また、肥満化した脂肪細胞からは様々な生理活性物質(アディポカイン)や炎症を引き起こす物質(炎症性サイトカイン)が分泌されます。
これらの生理活性物質や遊離脂肪酸などが合わさって、身体の「酸化ストレス」を促進する要因となり、全身の障害を招くことになるのです。
体の中で消費されずに貯まった脂肪分は、プロスタグランジンの原料になります。体の中には脂肪分が余っていますから、プロスタグランジンも多く作られてしまいます。
緊急時には、細胞が脂質を分解して、私たちの体を守る物質を作ってくれます。
例えば、私たちの体に病原菌などが感染してしまったとき、病原菌が感染した周囲の細胞からプロスタグランジンやロイコトリエンという物質が、細胞膜の脂質から作られます。 プロスタグランジンやロイコトリエンは、病原菌を退治してくれる白血球という細胞を病原菌が感染した部位に集める役割を持ちます。オメガ6からのアラキドン酸が問題です。
これらの「生理活性物質」は発熱や痛みを生じさせたりしてしまうことがあります。このように「生理活性物質」は相反する作用を持っています。
このように相反する作用を持っている「生理活性物質」の摂取アンバランスは、「酸化ストレス・炎症体質」を作る基になっています。
2.乳・乳製品の摂りすぎ
トリプトファンが脳内へ通る場所(血液脳関門)に問題があって、血液脳関門はほかの必須アミノ酸も通っていく場所でもあるのです。この必須アミノ酸というのは、「フェニルアラニン」とか「口イシン」というものですが、食品によってはトリプトファンよりもこれらの必須アミノ酸のほうが多く含まれるものがあります。これらの必須アミノ酸がトリプトファンの邪魔をするため、トリプトファンが通過しづらくなってしいます。その代表的な食べものが、肉類や乳・乳製品なのです。……。
必須アミノ酸の中でもバリン、ロイシン、イソロシンは総称してBCAAと呼ばれる持久系のアミノ酸で、まぐろの赤身、肉や卵などの食品に含まれているほか、最高の栄養といわれる母乳にも含まれています。
このようにBCAAが多い環境ではトリプトファンの脳への取り込みが阻害され、脳内セロトニンがあまり増えないことがありますので注意が必要です。
牛乳、鶏卵、マグロ、牛肉の摂りすぎは逆に「脳内セロトニン」不足を招くことに繋がりますので、注意が必要です。
”小麦、乳・乳製品、肉食に偏った食事”をとり続け、“運動不足”が重なれば「脳内セロトニンの低下」につながります。
女性では「乳・乳製品」(ケーキ含む!)を好むことから、とり過ぎがあると思います。 パンやパスタ、ピザなどの小麦製品、牛乳や乳製品中心の食事ばかりでは、いつまで経っても脳内セロトニンは増えることはありません。
これらにホルモン剤(エストロゲン様環境ホルモン)が含まれている可能性があります。
3.お菓子などの甘いものの摂りすぎ
お菓子などの甘いものを食べると、甘いものには非常に消化吸収の早い糖質である「砂糖」が多く含まれていますから血糖値が急激に上昇してしまいます。その急上昇に対応するため多くのインスリンが分泌され、マグネシウム不足がもたらされることになります。
マグネシウム不足は片頭痛を増悪させる元凶になります。
欧米型の食事に偏り、肉や脂肪・砂糖などを大量に摂取すると、間違いなく腸内環境は悪化します。
トランス脂肪酸をとることと、植物油の主成分であるリノール酸のとり過ぎが、片頭痛やさまざまな生活習慣病を発症させる原因となる「酸化ストレス・炎症体質」の最大の誘発因子となっています。ですから、悪い植物油を料理などに極力使用しないこと、こうした植物油を使って作られた加工食品を極力とらないことが大切です。
マーガリンやショートニングを使用している市販のケーキやクッキー、お菓子類なども極力とらないようにすることが、「酸化ストレス・炎症体質」に至らないためには大事です。
こうしたことから、日々の生活習慣の改善が必要になってきます。
5.「姿勢の悪さ」
女性はなで肩で、首が細く、女性は男性に比べて筋肉の量が少ないので、筋力も強くありません。しかし、頭部は約6キログラムもあり、男女ともほとんど同じ重量です。そして、女性の場合、掃除・洗濯・炊事と日常的に前屈みを強いられる生活環境にあり、事務系の仕事が多いことから、常に頸部筋肉群に負担がかかり、これが「姿勢の悪さ」となり、これが日常的に感じる極く軽度の頭痛を引き起こしてきます。
頭痛の種のもとは?・・姿勢の悪さ
https://ameblo.jp/yoyamono/entry-12712034156.html
6.ミトコンドリアの関与
一般的に片頭痛は、母親の”ミトコンドリアの活性低下”という遺伝素因がミトコンドリアDNAを介して、子供へと引き継がれてきます。
母親のミトコンドリアの代謝活性が低ければ(働きが悪ければ)、その影響を子供は当然受けやすくなります。
受け継がれたミトコンドリアの働きが悪ければ、当然、セロトニン神経系の機能が低下することになり、ここに生活習慣の問題点(「慢性頭痛 発症の要因」をご覧下さい)が加わることによって「脳内セロトニン」は低下します。
女性は健常男性より 約52%「脳内セロトニン」を産生する能力が低く、またセロトニンの前駆物質であるトリプトファンが欠乏すると、女性では「脳内セロトニン」合成が男性の4倍減少する、と言われています。
この母系家族から引き継がれた”ミトコンドリアの活性低下”は、生後、ミトコンドリアを悪化させる要因か加わることによって、さらにミトコンドリアの機能が悪化することによって、ミトコンドリアのエネルギー産生能力が低下が引き起こされて、さらに、「脳内セロトニンを作る能力」が低下することになります。
このため、女性では、「脳内セロトニンの低下」した状況に置かれていることを忘れてはなりません。
以上のように女性特有の嗜好の問題やら特殊な事情が存在し、一概に「性差別」と言えるかどうか問題がありそうです。
ここで、コマーシャルです。
頭痛が気になったら・・以下へアクセス
https://ameblo.jp/yoyamono/entry-12707523368.html