北陸Sで注目したいのは… | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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おはようございます。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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古賀慎明(まさあき)厩舎のアガラス(牡2歳・父ブラックタイド)は、次走の予定が、11月17日(土)の東京スポーツ杯2歳S(東京・芝1800m)になりました。

この馬は、1997年の中京記念と函館記念を勝ったアロハドリームや、2005年のマイルCS南部杯や2006年のゴドルフィンマイルなど、重賞を6勝したユートピアなどが近親にいる血統なんですよ。

アガラスは、6月10日(土)の新馬戦(東京・芝1800m)を勝ち上がっていて、8月11日(土)のコスモス賞では、イレ込んでいたことや、目標にされてしまったこともあって、勝ったナイママからコンマ2秒差の2着に負けていましたね。

コスモス賞の後は、「ノーザンファーム天栄」(福島県岩瀬郡天栄村)で放牧されていますけど、近い内に美浦トレセンに帰厩する予定です。

この馬を管理している古賀慎明君は、1956年から1976年までは騎手を、1979年から2006年まで調教師をやっていた古賀一隆さんの息子ですね。

慎明君は、1991年の9月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から、天皇賞・春や菊花賞を勝ったライスシャワーなどを育てた飯塚好次先生の厩舎で厩務員をやっていました。

1992年の4月からは、藤沢和雄厩舎の調教助手をやって、タイキシャトルやバブルガムフェローやゼンノロブロイなどを担当していましたね。

2005年、調教師の試験に受かった慎明君は、2006年の3月に厩舎を開業していて、カナハラドラゴンやティーエムビガーなど、私も調教師時代にたくさん馬を預けてもらっていた、寺内正光オーナーの持ち馬アサヒライジングを使った2007年のクイーンSで初めて重賞を勝っているんですよ。

それからも、レオマイスターを使った2008年のラジオNIKKEI賞や、アーバニティを使った2009年のオーシャンSなどを勝っていて、2010年には、サンテミリオンを使ったオークスで初めてのGI勝ちを飾るなど、先週までに、重賞の6勝を含めて、通算で266勝していますね。

ただ、彼の厩舎は、アサティスボーイを使った2013年の新潟ジャンプSを勝ってから、5年以上も重賞を勝てていませんので、今の彼は、「久々に勝ちたい」と考えている筈ですから、東京スポーツ杯2歳Sに向けて、アガラスをどう仕上げてくるのか、注目したいと思っています。

そしてここからは、栗東の安達昭夫厩舎が北陸Sに使う、小林百太郎(ひゃくたろう)オーナーの持ち馬ニホンピロヘーゼルについて、私の頼もしい仲間の一人、「馬主のHさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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小林百太郎オーナーは、大阪府の堺市に本社を構え、工業用のピローブロック(転がり式軸受ユニット)のトップメーカーとして知られている「FYH株式会社」(旧社名:日本ピローブロック株式会社)の創業者でして、今も同社の名誉会長を務めていますの。

1950年、百太郎オーナーと、オーナーのお兄様で、1966年の皐月賞馬ニホンピローエースや、1971年の菊花賞馬ニホンピロムーテーなどを所有し、堺市の市議も務めていた小林保オーナー(故人)が創業した同社は、日本で初めてピローブロックの製造・販売を開始してから、同製品の専業メーカーとして順調に業績を伸ばし続けていて、今では、標準的なベアリングだけで700種類以上、ハウジングも300種類以上の商品を取り揃え、これらの組み合わせによって構築できる何千種類ものピローブロックが、日本国内だけではなく、海外の産業発展にも多大な貢献を果たしていますわ。

ですから、その創業者で、「社団法人・大阪府技術協会」の会長を務めていたこともある百太郎オーナーは、「ベアリング業界に於けるパイオニア」と言えるでしょうね。

JRA馬主としての百太郎オーナーは、キャリアが30年以上に及んでいる大ベテランで、今までに350頭以上を所有していて、過去の代表的な存在としては、1984年のマイルCSなどGIを3勝したニホンピロウイナーや、2003年のガーネットSなど、JRAと地方で重賞を5勝したニホンピロサートや、2012年のジャパンCダートなど、JRAと地方で重賞を7勝したニホンピロアワーズといった名前が挙げられますわ。

それに、オーナーは、過去に「阪神馬主協会」の会長を務めていたのですから、「誰もが認める関西の大物馬主」と言えますわね。

百太郎オーナーは、一昨年、京都ハイジャンプと阪神ジャンプSを勝ったニホンピロバロンの活躍などで、「1億8586万円」の賞金を獲得していましたの。

ただ、昨年は、ニホンピロバロンが屈腱炎になって、1度もレースに出走できなかったことなどが大きく響いて、獲得賞金が「4500万円」という物足りない数字に留まっていましたので、今年の百太郎オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈ですわ。

実際、先週までに、「1億2223万円」の賞金を獲得していますけど、このままですと、一昨年の数字には届きませんから、私がオーナーでしたら、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えますわね。

そういった中、本日は、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の北陸Sにニホンピロヘーゼルを出走させますので、私が百太郎オーナーでしたら、この馬を預けている安達昭夫先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。

実際、元調教師の方から届いている最終追い切りについての報告が、

「17日(水)、レースでも乗る鮫島克駿君が坂路で一杯に追って、4Fが52秒2、終いの1Fが12秒5っちゅう時計を出しとりましたわ。軽快なフットワークで走れとったし、追い切った後も元気一杯やったから、力を出せるデキに仕上がったと見てエエやろ」

という内容でしたから、好レースが期待できると私は見ていますの。

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安達昭夫厩舎が北陸Sに使う、小林百太郎オーナーの持ち馬ニホンピロヘーゼルについて、「馬主のHさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。