「高崎の名士」が、富士Sで勝負を懸ける理由は… | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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こんにちは。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

馬房にて

さて、田村康仁厩舎のクィーンユニバンス(牝2歳・父ヴィクトワールピサ)は、次走の予定が、11月4日(日)の百日草特別(東京・芝2000m)になっています。

この馬は、半姉に去年のクイーンCを勝ったアドマイヤミヤビ(父ハーツクライ)がいる血統ですね。

クィーンユニバンスは、6月24日(日)の新馬戦(東京・芝1800m)でデビューしていて、この時は、パドックでうるさいところを見せていましたし、レースに行っても臆病なところを見せるなど、子供っぽいところを出してしまったため、4着に敗れてしまいました。

でも、8月25日(土)の未勝利戦(新潟・芝1800m)では、好スタートを切って番手に付けて、残り200mで先頭に立つと、2着のブラックアンバーに1馬身以上の差を付けて初勝利を飾っています。

クィーンユニバンスを管理している田村康仁君は、1986年のセントライト記念や、1988年のアルゼンチン共和国杯を勝ったレジェンドテイオーなどを育てた田村駿仁(しゅんじ)さんの息子さんで、お爺さんは1939年の中山牝馬特別を勝ったソールレデイを育てた田村仁三郎(にさぶろう)さんという、「筋金入りの競馬一家」で育っていますね。

1986年の11月から康仁君は、田中和夫さんの厩舎で調教助手をやって経験を積んでいました。

田中和夫厩舎と言えば、1965年のオークスを勝ったベロナなどを育てたことで有名ですね。

1997年に調教師の試験に受かった康仁君は、1998年に自分の厩舎を開業して、2015年には、メジャーエンブレムを使った阪神ジュベナイルFで初めてGIを勝っていましたし、一昨年は、同じメジャーエンブレムでNHKマイルCを勝つなど、29勝を上げて、「5億1175万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいました。

でも、去年は、「24勝・獲得賞金3億3096万円」という成績で、一昨年の数字を大きく下回ってしまいましたから、今年は、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。

実際、今年に入ってから先週までの成績は、「30勝・獲得賞金3億8851万円」と、勝ち星は、もう2015年を上回っていますけど、この年の賞金を超えるためには、年末までに、あと「1億2324万円」を稼がないといけません。

ですから、1着賞金が1000万円の百日草特別に向けて、クィーンユニバンスをどう仕上げてくるのか、注目したいと思っています。

それに、この馬のお姉さんのアドマイヤミヤビは、百日草特別を勝って、次の年にクイーンCを勝っていますから、康仁君はクィーンユニバンスに対して、「お姉さんのように勝ち上がって欲しい」と思っているのでしょうね。

そしてここからは、手塚貴久厩舎が富士Sに使う、星野壽市(じゅいち)オーナーの持ち馬ヤングマンパワー、私の頼もしい仲間の一人、「馬主のTさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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星野壽市オーナーの本業は、群馬県高崎市に本社を構えている「三栄商事株式会社」の代表取締役社長です。

1964年、高崎市の堰代町(せきしろちょう)に於いて、「鉄スクラップの加工処理」を目的として創業された同社は、3年後の1967年には、事業拡大のため、高崎市高関町に本社を移転し、その後も業績が順調であったことから、1980年には現在の場所に本社を移転しております。

そして1984年には、関連会社の「株式会社サンジョウ」を設立し、最近の同社グループにとって「事業の大きな柱の一つ」となっている、「住宅基礎鉄筋ユニット」の製造を開始しました。

2006年には、ベトナムの「ダナン国際空港」の近くに、関連会社の「サンエイベトナム」を設立しており、現在は、「本社工場」に加えて、そのすぐ近くに「倉賀野工場」を、群馬県佐波郡に「玉村工場」を、高崎市高関町に「高関工場」を有し、100名以上の従業員を雇用しているのですから、「三栄商事株式会社」の代表取締役社長を務めている星野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。

また同社は、毎年、8月に行われる「高崎まつり大花火大会」(観覧者数・約70万人)や、12月に行われる「榛名湖イルミネーションフェスタ」(同・約13万人)など、群馬県内のイベントに協賛を続けておりますので、そのトップである星野オーナーのことは、多くの方が「尊敬すべき地元の名士」と考えている筈です。

馬主としての星野オーナーは、確か1998年からJRAで馬を走らせ始めており、これまでに50頭以上を所有し、その中の代表的な存在としては、2013年の桜花賞を制したアユサンと、2015年のアーリントンCや一昨年の関屋記念と富士Sなどを制しているヤングマンパワーが挙げられるでしょう。

一昨年の星野オーナーは、ヤングマンパワーの活躍などにより、「5勝・獲得賞金1億4176万円」という、2013年に記録した過去最高の「5勝・獲得賞金2億0281万円」に次ぐ成績を残しておりました。

しかし昨年は、ヤングマンパワーが1勝もできなかったことや、他の馬がほとんど活躍できなかったことが響き、「2勝・獲得賞金4979万円」と、一昨年を大きく下回っておりましたので、今年の星野オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っているのでしょう。

ただ、今年に入ってから先週までは、2勝を上げているものの、どちらも賞金の安い平場のレースであるため、獲得賞金が「2810万円」に留まっておりますので、現在は、危機感を強く抱いている筈です。

また、星野オーナーは、「セレクトセール」に参加する機会が多く、7月9日(月)~10日(火)に行われた今年の同セールに於いても、1頭を5832万円(税込)で落札しておりますので、現在は、「セールで投じた資金を早急に回収したい」とも考えているのでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の富士Sにヤングマンパワーを登録しておりますので、私が星野オーナーであれば、「ここを勝って一気に稼ぎたい」と考え、この馬を預けている手塚先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示しますし、実際、一昨日、南ウッドでやった最終追い切りについての報告が、私の見込み通りのものでしたから、いい競馬が期待できる筈ですよ。

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手塚貴久厩舎が富士Sに使う、星野壽市オーナーの持ち馬ヤングマンパワーについて、「馬主のTさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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それではまた。