皿倉山特別の1着賞金1500万円を狙う理由は… | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

おはようございます。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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今日は、田中勝春君の46回目の誕生日ですね。

1989年に、藤原敏文厩舎からデビューした彼は、今年で29年目を迎えていて、ヤマニンゼファーに乗った1992年の安田記念、ヴィクトリーに乗った2007年の皐月賞など、今までにJRAの重賞を49勝していますし、シャドウゲイトに乗った2007年のシンガポール航空国際Cを勝っているように、海外のGIでも結果を残しています。

ただ、スイートサルサに乗った2015年の福島牝馬Sから、重賞はご無沙汰ですから、そろそろ久々の勝利を期待したいところです。

そして、勝春君は今週、中山で、

□25日(土)

1R・3歳未勝利→アクアリオ
2R・3歳未勝利→ディスカバー
3R・3歳未勝利→バガーチ
5R・3歳未勝利→リライアブルアミ
8R・4歳上500万下→リチュアルローズ
12R・4歳上1000万下→ノボリクリーン

□26日(日)

1R・3歳未勝利→プリンプリンカフェ
5R・3歳未勝利→オーシャンティ
7R・3歳500万下→メガポリゴン
9R・富里特別→パワースラッガー
10R・ブラッドストーンS→リュクサンブール
12R・4歳上1000万下→ダンディーレイ

と、全部で12頭に乗りますね。

きっと勝春君は、どの馬にも、「勝って自分の誕生日を祝いたい」という思いで乗くるのでしょうから、この11頭のレース振りに注目しなければなりません。

勝春君は、2005年の七夕賞に使ったカナハラドラゴンなど、私の厩舎の馬に何度も乗ってくれた、個人的に思い入れのある乗り役の一人ですから、これからも彼の活躍を期待したいものです。

さてここからは、堀宣行厩舎が皿倉山特別に使うブライトバローズについて、いつも私に美味しい情報をくれる、「馬主のTさん」から届いた見解を報告しておきましょう。

・・・・・・・・・・・

ブライトバローズを所有している猪熊広次オーナーの本業は、東京都品川区の東五反田に本社を構え、モバイル機器の販売や、モバイルコンテンツの配信などを手掛けている、「株式会社バローズ」の代表取締役です。

1994年に設立された同社は、まず「モバイル機器事業」を、
1998年10月→株式会社ディーディーアイ(現KDDI株式会社)と「携帯電話販売一次代理店契約」を締結
1999年3月→小田急線「向ヶ丘遊園駅」から徒歩3分の場所に「auショップ・向ヶ丘遊園」をオープン
2000年7月→株式会社ツーカーセルラー東京と「携帯電話販売一次代理店契約」を締結
2001年4月→JR線「川崎駅」から徒歩2分の場所に「auショップ・川崎西口駅前」をオープン
2003年7月→現在の場所に本社を移転
といった形で順調に発展させております。

また、「モバイルコンテンツ事業」に於いても、
2012年→九星気学をベースにした本格占いができる「開運!風水」
2013年→家族単位での収支管理ができる「節約家計簿」
2014年→数値を組み合わせ、より大きな数を作り出し、所定の数字を目指す頭脳パズルゲームの「2048」
2015年→心理対戦型の「人狼ゲーム」
2016年→女性向けの「イケメン★恋愛乙女ゲーム集」
など、毎年のように新サービスを提供しており、どのコンテンツも人気を博しているようですから、猪熊オーナーは、「業界内の注目人物」と言えるでしょう。

そして猪熊オーナーは、確か2003年頃からJRAで馬を走らせており、これまでに150頭ほどを所有し、その中の代表的な存在としては、2009年のシンザン記念を制し、同年のダービーで3着だったアントニオバローズや、一昨年のファンタジーSを制したキャンディバローズが挙げられます。

また、昨年の猪熊オーナーは、「20勝・獲得賞金3億0521万円」という過去最高の成績を残しており、その勢いは今年に入っても留まっておらず、先週までの成績が「7勝・獲得賞金1億2273万円」と、前年を大きく上回るペースです。

しかし、私は、猪熊オーナーが先週までの結果に満足せず、今週以降も貪欲に勝利を追求してくると判断しております。

何故なら、猪熊オーナーは、毎年、多くの「競走馬セール」に参加しており、昨年も、
□7月11日(月)~12日(火)の「セレクトセール」→3頭を1億9116万円で落札
□7月19日(火)の「HBAセレクションセール」→2頭を2430万円で落札
□8月22日(月)~26日(金)の「HBAサマーセール」→1頭を669万円で落札
□10月3日(月)~5日(水)の「HBAオータムセール」→1頭を939万円で落札
と、計7頭を総額2億3154万円で落札しているのですから(金額は全て税込表記)。

したがって、最近の猪熊オーナーは、「セールで使った資金を早急に回収したい」と考えていた筈ですが、セレクトセールを終えてから先週までの成績は、「16勝・獲得賞金2億3252万円」であり、この内、「馬主の取り分」は8割の1億8601万円ですから、セールで使った資金の内、まだ4000万円以上を回収できておりません。

そして本日は、1着賞金が1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の皿倉山特別にブライトバローズを出走させますので、私が猪熊オーナーであれば、「資金の回収ペースを早めたい」と考え、この馬を預けている堀先生に対して、メイチの勝負仕上げを依頼する筈ですし、元調教師の方から届いている、最終追い切りについての報告が、

「一昨日、小倉のダートコースで強めに追われて、5Fが67秒6、終いの1Fが12秒3という時計を出していました。軽快な脚捌きで最後まで集中して走れていましたし、馬体に張りがあって毛ヅヤもピカピカでしたから、力を出し切れる状態に仕上がっているのでしょう」

という内容でしたから、好レースが期待できると私は見ております。

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「馬主のTさん」から届いた、ブライトバローズの報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。