その2からの続きです。

・・・ので、まずは再度演目を桜

 

 能   班女(はんじょ)

 狂言  土筆(つくづくし)

 能   鵜飼(うかい)

 

演能中の能舞台は、
見所(けんしょ=客席)も含めての

異世界だと私は考えています。

その世界への誘い手となるのが、
通常の舞台でいう1ベルともいえる

揚幕内からの笛の第一声です。

龍笛では出せないという

超音波になりそうな高い音、

それも聞くところによると、

能で使う笛、能管の音程は
あってないようなものなのだとか。

 

・・・てなことを考えながら

観ていたせいかもしれません。
その2にも書きましたが、

今回は何だか観方というか、

自分のモードが変化したような

感覚がありました。
 

とにかく眼前にあるものを

ただあるがまま見ている感じ。
正面(真正面)前方の席だから見える、

目の前を横切る足袋とともに、

風のせいか角度のせいか、

ふくらはぎ、はっきり言えば
股引?パッチ?が見えても、
「能面のような」と例えられるけど、

実は表情豊かな面(おもて)の周囲に

おニク的なモノが見えても、

(今回はふくよかすぎるシテ方さんが

 いらっしゃらなかったからかもてへぺろ
別に気にならなくて、かと言って

それも含めてキレイとか思うワケでもなく
カッコつけた感じで言うと、

ただそれが「在る」のを見ている。
 

「班女」でそのモードに入ったからか、

北風に袖や袴がはためき

もちろんというべきか、

ふくらはぎが見える中での

「土筆」の時には、

陽光の中の春の野が

見えるようにすら思えましたクローバー

「鵜飼」のクライマックスでは、
ふだんなら身体能力スゴイ!と思うような
シテの動き(下記カッコ内)も、
その時点では流れのままに見ていたような。

(すうーっと伸びあがったところから

 ふんわりしゃがむ、後で思えば

 三浦大知さんのMVで見たのと似てる!
 三浦大知は能ができるかも←違)
 

この感覚、何かオモロイぞ、と思って

その1その2で寒かったハナシとか

席のハナシとか、前フリ的に書いてきましたが、
まあ、簡単にいうと、新しい楽しみ方見つけたよ、

ということで終わりにしたいと思いますひらめき電球
(そういうワケで、文章の途中から

 「みる」の漢字表記を変えていますウインク

 

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(記事タイトルだけではどこを動かすかなどが

 わかりにくいものに注釈つけましたニコニコ)