「桃鉄」で学ぶ地理!(中学受験低学年アプリ・ゲーム)」からの続きです。⇒

 

マスター先生のオンライン科学工作、第3弾。今回は岩石標本作りです。慣れてきてしまったせいか、「ご褒美」感が薄れてきてしまいました。楽しみにしていることには変わりませんが、ティラノサウルスほどのテンションはありません。

 

塾テストが終わって、急いで帰宅してすぐオンライン講座、というスケジュールも影響しているのかな? 中学受験生って、土日も忙しいですよね。今回は授業で習わない限り知らなくて当たり前の岩石名を中心とした講義内容だったことから、双方向のやり取りは比較的少なめでした。本人は質問コーナーあれば、どうして死骸が化石になるのか知りたかったみたいです。
感想は、「楽しかった!」「でも何を聞いたかは覚えていない!」とのこと。うん、折角の「かがくぶ」なんだから、せめて何か1つぐらいは知識を得てくれないかな?

 

教材はこちら。療育や塾と開催日時が被るとキャンセルになってしまうため、予定が固まるまで購入することは保留していました。これが甘かった。

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再入荷予定があっても、それでは授業当日に間に合いません。仕方なく別のオンライン書店で購入。し・か・し、意外とお高い送料がががが!! Amazonなら送料無料なのにー。すっごく損した気分です(自業自得。


さて、「わたしのかがくぶ」スタートです。今回は工作ありません。小袋から岩石を取り出し、先生の説明を聞きながら、研磨やルーペでの観察をしていきます。それらが終わったら、箱に入れて、岩石名のシールを貼ります。

色々な石が出てきますけどねー。低学年のうちは興味を拡げてもらうのが大切です。でも、どうしても親としてはついつい、中学受験に出そうかどうかを見てしまいますよね。良くないクセです。
見ていて面白いのは、蛍石とか方解石です。ただ、中学受験において重要度が高いのは、花こう岩や玄武岩だと思われます。地味っ。大切な岩石は、地味っっ。

実はうちでも岩石標本は持っていました。ただ、身の回りの背景を知ってほしいというパパの願望が強すぎて、入っているのは石炭、鉄鉱石(鉄)、石灰石(セメント)、けい石(ガラス)など鉱物(資源)系に偏っています。や、役に立たねぇー!

そんな訳で「わたしのかがくぶ」では、マスター先生が自前のコレクションから、流紋岩、花こう岩、安山岩、せん緑岩、玄武岩、斑れい岩をモニター越しに見せてくれました。リカちゃん、アセかいて、ゲろをハく。といった語呂合わせ覚え方も教えてくれます。
正直、パパもこの辺りの用語は記憶にないです。砂やサンゴといった由来をイメージしやすい堆積岩に比べると、覚えにくいですよね。

ゆうくんも、大あくびです。

生まれて初めて聞く単語が次々と出てきて、訳分からん状況のはずなので、仕方ないかも知れません。産総研の地質標本館でも現物をひと通りは触らせましたが、興味ゼロだったので、その時の記憶もゼロです。うーん、やっぱり興味を持ってもらえないと、右から左に抜けていっちゃうなー。

中学受験対策のお話しとしては、れき岩、砂岩、泥岩、石灰岩、大理石、チャートと続いていきますが、この辺りで扇状地や三角州、果樹園や水田の話しが織り交ぜられてきます。この辺りの脇道に逸れていくテクニックは、やはりプロの技が光ります。
ただ、横で聞いている親としては知っているのでイメージできますが、扇状地も三角州も用語をしらないゆうくんには通じません(汗。理科・社会が始まっている学年のお子様なら、もうちょっと得られるものがあったかと思います。


大好きなマスター先生の授業効果で、少しは岩石に興味を持ってくれたかな? ということで授業終了後、望遠鏡と共に埃を被っていた双眼実体顕微鏡を引っ張り出してみました。チラっと見てくれました。チラっと数秒です。むむむ、どうやらあまり面白くなかったご様子。まあ、拡大したところで、石は石ですから。化石とかなら食い付き方も違ったのかな。

最近は爬虫類の研究者になりたいと言っていますが、パパの買い与えた生物図鑑などを読み込んでくれる訳でもなく、ママに買ってもらったモンスター図鑑を一心不乱に見て、「ボクの考えた凄いモンスター」などを描いて喜んでいます。
小学2年生ならこんなもんだよなと思いつつ、中学受験としては微妙な趣向ですね。なかなか子供の興味を誘導するのって、難しいものです。

 

⇒「次記事」に続くかも?(予定)

 

最初から読む◆ 「中学受験」に療育っ子がチャレンジ!
◆ 「家庭学習」で四谷大塚の授業に追いつきたい!
◆ 「療育」(発達グレー)のあれこれ!