トイトレと読み聞かせ(かがくのとも絵本)」からの続きです。⇒

 

ゆうくんのパパであるボクが子供の頃に、親から与えられて、大好きだった漫画があります。それが、あさりよしとお先生の「まんがサイエンス」です。
地球やイカ、原子の姿をした先生(怪人)が、コミカルに科学を解説してくれます。

 


といいますか、大人になった今から読んでも面白い!!!!

ユーモアたっぷりで娯楽作品として成立しているため、読み聞かせなら幼児でも楽しめることは、我が家で証明済みです。学習マンガのベスト1位は、ボクの中では間違いなく「まんがサイエンス」で決まりです。
そんなパパの趣味により、「かがくのとも」と共に「まんがサイエンス」もトイレで毎日読み聞かせてしています。

面白いだけでなく、内容はとんでもなく本格的です。量子力学の励起とか、お勉強であれば大学受験レベルなんでしょうけど、「興味」の世界で面白おかしくマンガで解説してくれます。「勉強」だと苦痛なのに、「興味」や「趣味」だと楽しいのは不思議ですよね。
さすがに原子・電子のお話しなんかは理解できないみたいですが、クマムシが死なないお話しや、飛行機が飛ぶ仕組みのお話しなんかは、何度も何度も読んでいます。

 

 


なぜ飛行機が飛べるのか、流体力学とか学んでいない限り、大人でも上手くは説明できませんよね?
翼から空気の流れが剥離(失速)しないように循環を生じさせて、翼の上下で圧力差(空気の流れの速度差)を作ることで揚力を得ているんですが、そうした仕組みを「何で翼の端が曲がっている飛行機があるんだろう?」的な身近な不思議から解説していきます。

問題は、入手困難だということ。電子版ならともかく、紙の単行本で全巻揃えるのは大変です。
ただ、元々は「5年の科学」に連載されていた(その年の5年生が対象で、毎年4月に読者が丸ごと入れ替わってしまう)ので、大半の巻は1話完結。どの話から読んでも大丈夫です。巻が歯抜けでも、実は全く困りません。ゆうくんも「今日は鼻水の話!」「人魚のアラリエル先生(津波の話)にする!」とか、その日の気分で読んでもらうお話を選んでいます。

パパが子供の頃に読んでいただけあって、連載開始は1987年。驚くことに、今から35年前です。当時は鳥類が恐竜の1種だと証明されておらず、素粒子の1つであるトップクォークも発見されていませんでした。インターネットも存在していなかったので、コンピュータウィルスが海外の話として紹介されています。
科学技術は現在進行形で進歩し続けています。学校で学んだことが正しいとは限りません。ボクらが子供の頃とのギャップを改めて知るのも、楽しみ方の1つではないでしょうか。もちろん最新刊に近づくほど、内容も現代の情報に近づいてきますよ。

 

⇒「自作するケアレスミス対策プリント(文章題)」に続きます。

 

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