たぶお式で伸びる子、伸びない子 ③」からの続きです。⇒

 

皆さまのお子様は、おむつはずれましたか? このブログは「教育・お受験ジャンル」に設定しているので、おむつしながら中学受験にチャレンジしている子は、なかなかいない気もしますが……。
それでは、いつ頃におむつは外れたでしょうか? 年少さん? 年中さん? うちは年長さんの半ばまで、おむつは外せませんでした。

能力的な問題というよりも、発達グレー特有の「変化すること、パターンが崩れることに、強烈な拒否反応を示す」が原因だったように思います。

そんな背景もあって我が家では、トイレに行くと「絵本か漫画を読んでもらえる」ルールを作りました。トイレには毎日行きますから、小1になっておむつの外れた今でも、読み聞かせは毎日欠かさずしています。


パパが段ボールで作った本段に、絵本と漫画を並べてみます。

読み聞かせている絵本は、「かがくのとも」(福音館書店)です。はい、完全にパパの趣味です。本当は月刊誌なんですけどね。毎日読み聞かせるので、冊数がないとすぐ飽きちゃいます。うちではちまちまと、10年分ぐらい買い集めてしまいました。

「かがくのとも」は大きく分けて、以下のようなジャンルです。科学というよりは、理科(動植物)や社会科の内容が多いように思います。
虫の絵本。動物(魚や鳥、恐竜含む)の絵本。植物の絵本。お仕事(働く乗りもの含む)の絵本。その他の絵本。ゆうくんは、その他のシリーズが好きですね。

 

 

 

一番のお気に入りは、「こんなとき きみならどうする?」をはじめとした五味太郎先生のシリーズです。

 

 


大笑いしてウケてくれたのは、「こん と ごん」。「ばばばあちゃん」シリーズもウケが良いのですが、子供ならではの自由な発想でデタラメな料理(ご飯にお菓子や果物をぶっ込んだりとか)を作ったりするお話しで、大人のパパにはちょっと理解できない世界だったりします。

 

 

 


パパ的に好きなのは、「なにかがいる」をはじめとした佐藤雅彦先生(ユーフラテス)のシリーズです。ピタゴラスイッチを作っている人達ですね。写真メインなので、ゆうくんのウケはあまり良くありませんけど。

さて、幼少時の読み聞かせは、中学受験勉強(低学年)に有効なんでしょうか? 少なくとも我が家では、小学1年生の時点では効果ゼロでした。小学校に入学したばかりの4月では、自力では全く本を読めなかったです。
もう少し正確に表現すると、「こどもちゃれんじ」のおかげで平仮名なんかを1文字ずつなら辛うじて読めましたが、文字列をまとめて認識して、文章で意味を理解することが出来ませんでした。

読み聞かせって、文字を目で追っても黙読してくれない限り、テレビやYoutubeと同じですからねー。

中学受験の世界(四谷大塚や全統小など)では当たり前に出てくる長文読解(算数の文章題含む)に、小1の段階から付いていける子は、入学前から青い鳥文庫をひとりで読めるそうですから。
そうしたご家庭では、テレビとかYouTubeとかあまり見せないみたいですね。もしかしたら親が読み聞かせする「だけ」よりも、「娯楽が文字しかない」環境の方が、大事だったのかも知れません。

 

⇒「トイトレと読み聞かせ(まんがサイエンス)」に続きます。

 

最初から読む◆ 「中学受験」に療育っ子がチャレンジ!
◆ 「家庭学習」で四谷大塚の授業に追いつきたい!
◆ 「療育」(発達グレー)のあれこれ!