love storys  ~17歳、私と君と。~ -88ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

~side翔~


妹へのあってはいけない感情が芽生えたのはいつだっただろうか?


昔のことすぎて覚えていない。


覚えていないけど、確かに今。


僕は妹のことが大好きだ。


父性愛。


最初のころはそんなものだろうと思っていた。


いや・・・。


そうであってほしいと思っていた。


だけど、違った。


紗希を見れば、自然と笑顔になる。


嬉しくなる。


そして・・・誰にも渡したくないという独占欲がわいてくる。


その感情がいけないものだってわかっていても。


自分には嘘がつけない。


紗希が目の前にいたら抱きしめたくなってしまう。


だけど、抱きしめてしまったら終わり。


兄妹としてやっていけなくなる。


だから、僕はいつも我慢している。


いつだっただろうか。


紗希が結婚する夢を見たことがあった。


どっかの男と。


僕が知らない男と。


結婚式場で2人はキスをした。


その瞬間胸が張り裂けそうになった。


目が覚めた時、怖いと感じた。


ここまで妹を好きになっている自分に。


異常。


僕が妹に恋をしていると知ったらみんなこういうだろう。


親友に相談した時もそうだった。


「まじでか・・・お前・・・」


「うん。こういうのってやっぱまずいよな?」


「当たり前だ。てか、どうやったら妹を恋愛対象に見れるのかわからん。女なんてこの世にはたくさんいるんだぜ?」


「いるけど・・・その中で妹が一番好きだったんだ・・・」


「はぁ・・・」


大介は呆れ気味にため息をついた。


ため息をついた後、机の上に座って鍵を指で振り回しながら「う~ん・・・」とうねる。


鍵を回すのは考え込んでいる時の大介の癖だ。


こういう時の大介はすごく頼りになる。


的確な答えを僕に助言するから。


大介が考えている間、手もちぶさたになった僕は、開いていたドアから教室のベランダに出て、夕陽を眺める。


夕陽は綺麗な黄土色。


秋じゃなくても十分いとおかし。


なんて。


川沿いを歩いているカップルが見えた。


手を繋いで仲良く歩いている。


その二人の絵もサマにはなるけど夕陽には勝てない。


比べてしまったら、風景の一部にしか残らない。


けど、それは僕から見たらの話だ。


あの二人には、夕陽というものが風景の一部。


自分たちをより綺麗に写してくれるものにすぎない。


あくまで主役は自分たち。


自分たちを越える者などいない。


そう思うのが人間であって。


僕はそう思っているであろう彼らを軽蔑したりはしない。


誰だって自分中心。


いや、それは語弊があるかもしれない。


自分と自分の大切な人中心。


かな。


・・・なんて暇つぶしには奥が深すぎる話。


この話を議論したら何時間かかるかわかったもんじゃない。


「なぁ。翔・・・」


なにかいい方法が思いついたのか、大介がカギをポケットにしまって口を開いた。


「・・・ずいぶん長いCMだったな」


「まだ5つぐらいだろ?」


「もっとだ。視聴者は飽きてチャンネルを回し始めるぞ」


「ごめんごめん。ていうかお前のために考えてやってるんだけど?」


「ああ・・・そうだったな」


風が強くなってきた。


僕は、教室の中に戻ってドアを閉めた。


「お前は妹と付き合いたいのか?」


「・・・いや。それは無理だって分かってる」


「じゃあ、どうしたい?」


「紗希のことを考えないようにしたい。妹として見れるまで」


「だったら、無視し続けるってのはどうだ?」


「は・・・?」


「妹は所詮兄妹としか見てないんだから、無視されたって機嫌悪いんだなぐらいにしか思わないだろ?それともなにか?妹も自分のことが好きとか?」


「そんなことはないと思う。無視し続ければ・・・変わるかな?」


「きっと。俺は変わると思うよ」


「わかった。やってみる」


「頑張れ。翔の心から妹が消えればいいな」


「ああ・・・」


妹の気持ちなんか全く考えない自己中なやり方。


それでも・・・いい。


早く自分の心から禁断のこの想いを捨ててしまいたい・・・。




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今回は色は変えません。


見づらくなるのでww


あと、男と女だから大丈夫かなって。


自分の中で答えを出した翔。


だけど・・・。

人は何で恋をするのだろうか?


好きだと思う人がいるから恋をする。


その通りだと思う。


だけど、私みたいに好きだと思っても恋に発展することを許されないものもある。


不公平?


うん、不公平。


・・・。


まあ、そんなことを言っても何も変わらないし、それに・・・。


翔が私を好きになってくれなかったらどうせ意味がない。


片想いなら禁断だって許されるんだから。


「紗希~」


「何?」


「次、移動教室だよ?」


「ん~・・・動きたくないなぁ・・・」


「我が儘言ってないで、早く」


由衣は時計と私を交互に見る。


「・・・わかったよ」


私は重い腰を上げて、音楽室に向かった。


廊下を歩いていると、翔とすれ違った。


友達と談笑しながら歩いている翔に。


「翔!」


私は笑顔で彼に話しかけたが、翔は私に気づかなかったのか、何も言わずに通り過ぎていった。


「・・・」


私は言葉を失う。


なんで・・・無視したのだろうか?


気付かなかった?


そんなはず・・・。


だって・・・目の前を通り過ぎたんだよ?


真横。


絶対目に映る位置。


私はそこにいた。


・・・さっきまで。


ほんのさっき。


朝、HRが終わった後は笑顔で私のところに来てくれたのに・・・。


それなのに、今度は無視?


不安になる。


翔は私を嫌いになった?


でも・・・急になんで?


「あれ・・・翔先輩・・・」


由衣も驚いていた。


「なんかあったの?」


「いや・・・わからない」


音楽の授業中。


私・・・なにかした?


翔に・・・。


そればっかりを考えていた。


「宮野・・・さん?」


隣で歌っていた篠崎君が心配そうに小声で声をかけてきた。


「ん・・・なに?篠崎君」


「なんかあったの?深刻そうな顔して・・・」


サビの部分に入ってみんなの声が大きくなる。


「・・・いや、何でもないよ」


篠崎君に言っても何も変わらない。


「悩み事を一人で抱え込んでも最良の答えは見つからないよ」


「そうかな?」


「うん。絶対」


篠崎君はそう言い切る。


絶対・・・か。


絶対なんて存在しない。


私がそう反論しようとした時、歌が終わって、一瞬の沈黙が訪れた。


「今のよかったです。ただ、宮野さんと篠崎君、ちゃんと歌ってくださいね」


よく見てるな・・・。


「はい」


私と篠崎君は機械的に返事をして、また同じイントロが流れて歌が始まった。


私は声を出すけど、心ここにあらず。


頭の中は翔にことでいっぱい。


不安でいっぱいになっていた。





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この作品は交互に紗希と翔を書いていく予定なので


明日は翔編で。


なんで翔は無視をしていたのかが分かるようになります。

「紗希、早くしないと遅れるぞ?」


洗面台で寝癖を直す私にため息をつきながら翔は言った。


翔はもう制服を着ていて、準備万端の状態。


それに引き換え私は・・・。


まだパジャマのままだ。


「今何時?」


「7時40分」


翔は腕時計を見ながら言った。


「・・・やばっ」


「遅刻決定だな」


「う・・・翔は先に行ってて!」


やっと直った寝癖。


早く制服に着替えないと・・・。


「わかった。遅刻するなよ?」


「・・・無理」


「はぁ・・・じゃあ、行ってきます」


翔は呆れた顔で私を見た後、家から出ていった。


これで、家には私一人。


父親も母親も家を出るのが早い。


朝六時にはもう家を出ている。


何の仕事をしているのかはいまいち知らないのだが。


制服に着替え終わって、カバンを持ち、家を出る。


頑張れば翔に追いつくかもしれない。


自転車にまたがり、全速力でペダルを漕ぐ。


がしかし。


翔に会う前に学校に着いた。


そして、着いたと同時にチャイムが鳴る。


うん。


また遅刻だ。


私は、諦めてゆっくり歩く。


教室の前に来た時には、もうHRが始まっていた。


「すいませ~ん・・・遅れました」


「・・・またか、宮野~」


遅刻常連の私に先生は怒ることをしなくなっていた。


一年生なのに遅刻はこれで何回目だろう?


少なくとも片手で収まる回数は超えている。


翔はまだ今年一度も遅刻していないというのに・・・。


一学期にあった期末テスト。


ここでも差が出る。


トップクラスの成績の兄。


下から数えた方が早い話い私の成績。


テスト返却の時に先生から言われる言葉。


「兄とは大違いだなぁ~」


普通兄が良ければ、妹もある程度は成績がいい。


それが当たり前?


もしそうだとしたら、私たちはきっと普通の兄妹ではないのだろう。


HRが終わり、机に顔を伏せる私に由衣が


「お兄ちゃん来たよ!」


興奮気味に言った。


「え?」


顔を上げて、入口の方を見ると翔の姿があった。


「何しに来たの?翔」


私は翔の方に駆け寄り、迷惑そうに言った。


「ちゃんと間に合ったかなって」


「間に合わなかったよ」


「・・・また遅刻か」


「うん。それより、教室に来ないで」


「なんで?」


「うちのクラスの女子は翔のこと好きな人多いいんだよ」


由衣たち数名の女子は顔を赤くしながら翔を見てひそひそ何かを話していた。


「それは初耳だ。まあ、いいや。じゃあ、一時間目頑張れよ」


翔は私の頭を撫でて、いなくなった。


思わず顔が赤くなる。


私は頭を触られるのが弱いんだ。


私が席に戻ると、


「いいなぁ・・・」


由衣がそう言って私に近寄ってくる。


「何が?」


「私も翔先輩に頭撫でられたい」


「翔のどこがいいの?」」


「顔はカッコいいし、運動もできるし、頭もいいし。完璧だよ~」


「そうなんだ」


それは本当に好きとは言えない。


私はそう思う。


外見だけで判断するなんて。


翔のいいところは中身。


私は好きになったのは中身。


私を守ってくれる勇敢さ。


優しい気遣い。


そして、頼りになる背中。


一緒に住んでいるから、嫌な面もたくさん見えるけど・・・。


そんなの関係なくなるくらい、翔の中身はすごい。


好きになってしまう。


禁断だって分かっていても。





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ストックなかったんで今書いたんですけど、ひどい!!


やばいですね~・・・。


もう少し休んだ方が良かったか?


小説間に合わない日があったらその日は日常になります。


とりあえずクオリティが下がらないように頑張ります。


これからもよろしくです!!


「大丈夫かぁ?紗希~」


「痛いよ~」


小さい私は大泣きする。


膝からは微量の血。


「歩けるか?」


お兄ちゃんは私に近づいてきて目の前にしゃがみこみ、心配そうに私を見る。


「歩けない~」


そう言ってる私はきっと歩けただろう。


だけど、次にお兄ちゃんから出るあの言葉を期待して、そう言うんだ。


もしかしたら、今の私よりも利口だったかもしれない。


今の私は、おっちょこちょいで頭も悪くスポーツもできないダメな女の子なのだから。


お兄ちゃんとはまるで真逆の・・・ね。


「じゃあ、おんぶしてやるから」


「うん!」


私は勢いよくお兄ちゃんの背中に飛び乗る。


お兄ちゃんの体が少し揺れる。


「お兄ちゃん・・・優しいなぁ」


「そうか?紗希を置いていけないじゃん」


とはいいつつ・・・。


お兄ちゃんの足元がふらつく。


そりゃそうだ。


まだ7歳の体が5歳の体の全体重を背負っているのだから。


ある程度の歳を重ねた男女ならば、体格の差もあっておんぶぐらい簡単だろう。


でも・・・。


「お兄ちゃん・・・」


「何?」


「大好き」


躊躇いのないその言葉。


その躊躇いのなさの理由は、きっとその本当の意味を知らないからだろう。


大好きという言葉の重さを知らないからだろう。


「じゃあ・・・将来結婚する?」


お兄ちゃんは笑顔を見せながら言った。


「いいの!?」


素直な私は満面の笑み。


「うん」


「じゃあ、結婚する。絶対だよ!」


*****************


あの時の約束。


きっと翔は覚えていないだろうけど。


昔と今じゃ何もかもが違う。


高校三年生になった翔と高校一年生の私。


昔とは比べ物にならないくらい大きくなった翔の背中。


だけど、その背中に私が飛び乗ることはない。


その背中に乗るべき人は私じゃなくて他の女の人。


そして、呼び方もそうだ。


昔は『お兄ちゃん』と呼んでいたけど。


いつからだろうか。


中学校に入って一年ぐらいが経った頃ぐらいに名前で呼ぶようになった。


周りに合わせて・・・だ。


歳を重ねるごとに、お互いに離れていって、話さなくなる。


仲のいい兄妹なんて数少ない。


徐々に亀裂が生まれていくもの。


思春期になっていくにつれて。


兄妹っていうのはそういうもの。


ってのはわかっているけど。


翔を見るたびに思う。


かっこいいなぁって。


離れていってほしくないって。


小さいころから、今に至るまで。


ずっと気持ちが変わらない。


なんで、兄妹が恋愛に落ちないのか。


それは、お互いのことを知りすぎているから。


そして、嫌な部分を知っているから。


だから兄妹は恋に落ちない。


まだあまり知らない人を好きになる。


もっと知りたいって思うんだ。


そう思うのが恋愛。


なんて。


何でもわかったように言ってはいるが所詮は女子校生。


現に・・・。


私は翔に恋をしているのだから・・・。


「大好き」


昔に言ったあの言葉。


今でも・・・女子高生になった今でも。


翔に言いたい言葉。


でも分かってる。


この恋はしてはいけないもの。


絶対に報われるものじゃないってこと・・・。




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始まりました、新しい小説。


最初から、抵抗ある人にはきつい内容ですがww


主人公は紗希、と兄の翔の2人を中心に書いていきます。


見てください!!ww


あと、昨日のコメントまだ見れていません。


そして、メッセも返信していない・・・。


夜・・・で 汗


「ふたり、星空の下で」


よろしくお願いします!

自分のイニシャルが入った小物持ってる?ブログネタ:自分のイニシャルが入った小物持ってる? 参加中



僕は自分で買ったことはないけどもらったことあります。



確か…ストラップみたいなやつだった気がしますw



去年の誕生日にもらったんですけど、今でも持ってますね



つけたりはしてませんけどw



昔好きだった人にもらったんですよww


ちなみに、その人とは友達のままですけど…



そういえばみなさんは元彼、カノから貰ったものは捨てますか?気にせず使ったりとっておいたりしますか?



ちなみに、僕はものに罪はないと考えるので使いますw



ただ、彼女とのデートだったら外しますけどね(笑)



で、明日から小説始まります!



明日はプロローグなので♪



あと、新しくなるということで、画面変えました♪