love storys  ~17歳、私と君と。~ -55ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

胸の鼓動が一気に高まった。


私はメールを開く。


そこに書いてあったのは・・・


『僕は今でも、理菜さんが好きだよ。理菜さんだけを今僕は見てる』


告白・・・そう取れる文章。


え・・・?え・・・?


私の思考がショートする。


なんで・・・こんな・・・。


訳がわからない。


たしかに私は好きでいてほしいと願った。


でも、それはきっと叶わないだろうって思っていた。


そして、期待もしていなかった。


なのに・・・。


彼から見たメールは私があり得ないと思いながら願った言葉よりもさらに上を行くような言葉。


無意識のうちに私は彼に電話をしていた。


この言葉の真意を確かめるために。


1コール。


2コール。


間抜けな電信音が同じ音を奏でるたびにだんだんあの言葉は冗談なのではないかと思い始めてきた。


冷静に考えればすぐに辿り着くその答え。


でも、冷静じゃなかった私は真に受けて信じてしまった。


そんなことを考えていると、こうやって電話をかけているのが馬鹿らしく思えてくる。


「やっぱいいか」


そう独り言を呟きながら電話を切ろうとしたその時だった。


『もしもし?』


一番最悪なタイミングで彼に電話が繋がった。


『あ・・・えっと・・・』


予想外の出来事にどうすればいいかわからなくなってしまった。


もう聞くべきことはなくなったんだ。


自分の中で解決したんだ。


『何?』


愛おしく・・・。


大好きだった声が私に問いかける。


その甘美な声が耳元で聞こえて私を惑わす。


『何でもない・・・です』


『何でもないって・・・』


その声に少しだけ落胆を思わせるようなトーンが含まれていた。


『聞こうとしたことがありました』


『え?』


『でもう解決したからいいんです』


『メールのこと?』


『そうです・・・』


『やっぱ、あれは迷惑だよね』


申し訳なさそうな彼の声が聞こえた。


『え!?そんなことないです』


『違うの?』


『違います。あれがもしも・・・本心からなる言葉だったら嬉しいです。でも冗談ですよね?』


『冗談に思ったんだ?』


『はい』


『ごめん。冗談じゃないよ。あれは僕の本心の言葉だよ』


『え・・・』


足の力が抜けてその場に座りそうになるのを何とかこらえて立ち続ける。


『もう一回。今度は言葉で言います』


いつの間にか彼の言葉は最初の頃のように敬語に戻っていた。


最初にあった頃のように・・・。


『僕は理菜さんのことが好きです。恋人がいるって分かっているけど・・・好きなんだ・・・』


嬉しすぎるその言葉はメールで見た時よりも嬉しく、私の顔を赤くさせた。


足の力は完全になくなり、こらえられなくなった私はその場にへなへなと座り込んだ。


彼の声は甘い。


そこを好きになったわけじゃない。


でも、今はそこがすごく好きなんだ。


・・・え。


そんなことを言った自分に驚いた。


彼氏がいるのに・・・すごく好きとか言ってしまっている・・・。


だめだ・・・だめだ・・・。


私は傾きかけた彼への気持ちを必死で食い止めて


『私は・・・』


その後の言葉を発しようとした時


プープー。


虚しい音とともに通話が途切れた。


彼の方の電波が悪かったのか。充電が切れたのか。


どちらにせよ、今はもう話せなくなってしまった。


まだ、告白の返事を返していないのに・・・。





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今日は休日ですね。


仕事がない皆様、学校がない皆様。


ゆっくりとお過ごしください♪

~side理菜~


夕食を食べて、お風呂に入って。


布団に入って。


その間、私は何度ケイタイを開いただろうか。


そして、落胆しただろうか。


数えきれないほど。


彼からのメールは来ることはない。


私は、ケイタイを枕元に置いて目を閉じた。


明日には・・・返信来るよね・・・?


無視をしてるってわけじゃないよね・・・?


不安。


それが私の脳裏を駆け巡る。


嫌われるようなメールだった?


いや・・・それ以前にもう嫌われていた?


様々な疑問が私から睡眠という概念を奪い取る。


全く寝れないまま、3時間が経過する。


だめだ・・・。


寝るときに何か考えだすと眠れない。


忘れなくちゃ・・・今は・・・。


そう思うが、それは逆効果。


むしろ、さらにそれが気になって、真っ暗なで何も見えない中、手探りでケイタイを探す。


私は四角いものが触れたと同時にそれを顔の近くまで持っていく。


画面を開いた途端、目が眩んだ。


私は一度目を閉じて、薄眼をそっと開けた。


「きてない・・・か」


私はメールが届いてないのを確認すると真っ暗で何も見えない場所へケイタイを投げた。


多分そこにクッションがあるはず・・・。


なんて思いで投げたのだが、嫌な音を立ててケイタイはどこかに転げ落ちた。


多分床に落ちたのだろう。


壊れてないかな・・・。


そんな心配をしつつも、起き上がるような気力はないので確かめることはしなかった。


よし・・・寝よう。


私はため息をひとつついて、ゆっくり瞼を閉じた。


瞼を開けている時とさして景色に変化はない。


どっちにしろ暗かったのだから。


違うところがあるとしたら、今ケイタイがメールを知らせるために光ったとしても気付くことはないということぐらいで・・・。


チッ・・・・チッ・・・チッ・・・。


時計の針は一秒・・・また一秒と一定の速度で時を刻んでいる。


こうやって色々考えている間にも私の睡眠時間は削られているんだ。


まずいなぁ・・・。


最悪このまま朝を迎える可能性がある。


メール一つのために・・・。


苦笑した。


バカだなぁ。


心の中で声に出すことはなく、自分に向けて発した言葉。


「そう・・・だね」


今度は声に出して、その言葉に答えた。


答えた言葉は空気に混じって消えていく。


すうっと。


吸い込まれるように混じって。


もちろんそんなのモノは見えるはずもないのだけれど。


なんとなく。


ただ何となくそう感じただけ。


*************


気付くと私はつり橋の上に立っていた。


下は凄まじいスピードで流れる川。


落ちたら間違いなく死ぬだろうな。


そんなことを思うくらいの高さ。


そんな状況下なのに私は驚くほど冷静だった。


これは・・・夢か。


夢というものを認識しながら、あたりを見渡した。


つり橋の向こう。


対になる陸には二人の男の子がいた。


右側の陸には裕哉さんがいて。左側の陸には隆弘がいて。


二人は私をただただじっと見る。


選択を迫る。


一度決めたはずの選択肢。


それなのに・・・。


夢の中でまた選択を迫られている。


私の心は決まっていた。


夢であろうと、現実であろうと、私は彼氏を見続けるんだ・・・。


そう思って、足を踏み出そうとした時


************


現実に戻る。


目を開くと、もう朝になっていた。


私は重い体を強引に起こして、時計を見た。


6時半。


ちょうど起きる時間だった。


習慣って怖ろしい・・・。


そんなことを思いながら、ベッドから降りる。


すると、まず視界に入ったのがケイタイだった。


私は、無意識のうちに拾い上げて壊れていないかを確認する。


「大丈夫・・・かな」


そう言いながら、画面を開いた。


「・・・!」


私は硬直した。


受信ボックスにメールが届いていた。


その宛先に記された名前は私が昨日一日ずっと待ち続けた相手の名前だった・・・。





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最近、グダグダになってきたなぁ・・・。


とはいっても、まだ終わりそうにないんですよねww


ん~・・・頑張ろう・・・。

小鳥のさえずりが耳に入ってくる。


真っ暗な中に薄らと光が差し込む。


・・・光?


僕は瞼を開けた。


「あ・・・」


外は明るかった。


その明かりは人工的なものではなくて、大自然が織りなすもの。


太陽の光だ。


どうやら、僕は昨日あの後に寝てしまったらしい。


理菜さんへの想いを伝えるべきかどうか。


それをひたすら悩みながら。


そして、あのころ付き合おうって言わなかった自分を罵りながら。


結局・・・返信送ってないな・・・。


僕は転がり落ちていた携帯を拾って、画面を開いた。


デジタル時計の数字は一秒一秒時を刻んでいいる。


どうやら、壊れてなかったようだ。


僕は制服に着替えようとクローゼットを開く。


「あれ・・・?」


そこには制服がない。


どこやったっけな・・・。


昨日の記憶を巡らせようとした時、鏡に映った自分の姿を見て苦笑した。


「・・・着てるし」


思い出した。


昨日はあのまま夕飯も食べずに寝てしまったせいで着替えてすらいなかったんだ。


僕は制服に着いた毛玉を取りながら、また考える。


昨日結局見つからなかった答えを。


たった二つのうちの一つを選ぶにすぎない選択肢を。


物事に絶対はない。


だから、あっちが間違えなく最悪な方だ。


なんて確定はできない。


だからどっちでも大丈夫?


そんなはずはない。


絶対というものが存在しない代わりに、確率というものが存在する。


一つ目の選択肢。


『おめでとう』と上辺だけでメールを送る。


そうすれば、円満に解決する確率は90%を越える。


二つ目の選択肢。


『理菜に自分の想いを伝える』を選択したとする。


円満に行く可能性は5%弱だろう。


差は圧倒的。


これは昨日から分かっていたこと。


それなのに・・・。


僕が後者を選ぶのはエゴ。


自己中心的なこと。


そんなことはとうに分かっているし理解もしている。


だけど、このまま決まらずにメールを送らないのもよくない。


なら円満に行く選択肢の方を送ればいい?


それも違う。


何でかは上手く言えないけど違う気がする。


嘘はつかない。


上辺だけの言葉はもう・・・。


麻奈と綾香の悲しそうな顔が脳裏によみがえった。


半端な思いで彼女たちを傷つけた。


状況は少し違う。


でも、似てる。


半端な言葉を送って。


理菜さんとの微妙で曖昧な関係が続いて・・・。


それはもう嫌だ。


はっきりさせる。


自分で作り出してしまったこの関係だ。


自分で終わらせなくちゃいけない・・・。


今度は8月の時とは逆。


3月2日。


彼女から来たメールは3月1日。


日をまたいで送る僕のメールは告白のメール・・・。




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こんなに悩んで送るメールは嫌ですねww


もう今日で11月ですね~


あと二ヶ月で今年も終わります。


今年の目標・・・達成するために頑張ります!!

ケイタイのバイブ音が鳴ったのは、家に着く直前のことだった。


僕はドアを開けあながらケイタイをポケットから取り出して画面を見た。


僕は受信先を見て凍りつく。


なんで・・・理菜さんから・・・?


さっきまでその人のことを考えていた。


これは偶然?それとも必然?


それは神しかわからないこと。


だけど、なんとなく・・・必然のような気がしたんだ。


僕は受信ボックスを開いて内容を見る。


『お久しぶりです。お元気ですか?私は今、彼氏ができて楽しい生活を送っています。裕哉さんはどうでしょうか?彼女さんはできましたか?裕哉さんはモテそうだし優しい人だからきっといるんでしょうね。私は裕哉さんのことが好きです。でも、今の彼が大好きです。よかったら、今の裕哉さんの現状を教えてくだい!』


ズキン・・・。


胸が張りさせそうになる。


と同時に心が抉られたような・・・。


そんな気持ち。


いや・・・それは上辺だけ。


本当は・・・。


「彼氏・・・か」


僕はいつもなら一度顔を出すはずのリビングに顔を出すことなく、自室へと直行する。


カバンを放り投げて、地面に落ちるドンという音と同時に僕はベッドの上に座った。


祝福すべきはず。


そう頭では思っていても、心がそれを拒む。


違うだろ?って。


うん。違う。


だけど・・・。


そんなことを言ったら、僕は何て言えばいいだろう?


最低な僕は、さらに最低な発言を繰り返すのだろうか?


彼氏ができた。


その言葉を見た瞬間だった・・・。


僕の心に今までにないぐらいの嫉妬の感情が芽生えた。


そして気付いたんだ。


僕は、本当の意味で理菜さんを好きになっているんだって。


あの時とは比べ物にならないくらい、あの人のことを好きになっているんだって。


今さらになって・・・。


もう遅いと分かっているのに。


メールの返信、なんて打てばいいだろうか?


上辺の言葉を送るのか、今の本当の気持ちを送るのか。


どっちにすべきか。


どっちが円満に解決するのか。


分かっている。


常人の選択肢で正しい方は。


簡単なはずだ上辺だけの言葉を送るのは。


今まで好きでもない相手に『好き』とか言ってきているのだから。


感情をこめずに機械的に。


いつも通りに・・・。


ただ、文章が違うだけ。


相手を思いやる。


その気持ちは変わらない。


優しい自分のまま・・・。


そうすれば・・・すべてがうまくいく。


『おめでとう』


僕は右手でそう文章を打つ。


左手で右手首を支えながら。


感情を押しとどめた文章はたったの五文字。


僕はそれを送信する。


送信中の文字が出る。


これでいい・・・。


自分の自己中な想いをこれ以上出しちゃだめだ。


相手を困らせてはいけない。


送信中の文字はまだ送信完了に変わらない。


この長い間がまた僕の心を揺らがせる。


早く・・・届け・・・。


そんな僕の願いはむなしくも崩れ去る。


『送信できませんでした』


その文字が出たんだ。


これは神のお告げだろうか?


僕にそのメールを送るなという・・・。


「じゃあ、どうすればいいんだよ!!」


僕は、思いっきりケイタイを地床にたたきつけた。


鈍い音とともにケイタイは転がっていく。


叫んだところで何も意味はない。


何も変わらない。


好きな人に想いを伝えることは悪いことだろうか?


きっといいことだ。


素晴らしいことだ。


美しいことだ。


いけないことなんてなに一つない・・・はず。


僕が好きって伝えることで・・・理菜さんは。


理菜さんの彼氏は。


そして僕は。


どう変わっていくだろう?


変わらないことなんてない。


絶対に嫌な方向へ・・・僕らの人生は進んでいく。


そう確信できる。


なのに・・・なのに・・・。


僕はなぜこんなに悩んでいるのだろう?


そんなにも理菜さんを失うのが怖いのだろうか?


どうしようもなくバカな自分・・・。





この時、僕の脳裏にはあり得ないことが起きていた。


初恋の人よりも・・・ぼくは理菜さんの方を好きになっていたんだ。






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ここ書くことないですww


明日も裕哉編です!!



「私のことどれくらい好き?」と聞いてどれくらいならうれしい? ブログネタ:「私のことどれくらい好き?」と聞いてどれくらいならうれしい?  参加中



すいません 汗


10月二回目の更新失敗です。


今電車の中で携帯で打っています


用事が終わってその帰りです。


用事ってほどのものでもありませんがw

今日はこの後時間があるのでストックためてこういうことがなくなるように頑張ります!


書くことないのでブログネタを…(笑)


どれくらい…難しいですね。てか、聞くことないしw


世界で一番とか言われたら「重い」とか思っちゃうかも…


「大好き!」とかが嬉しいかもですね(笑)


逆に聞かれたら流します。そして違う話を…w


みたいな感じで。


明日は更新するので、見てください!!