love storys  ~17歳、私と君と。~ -51ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

触れることができない僕らは毎日のように電話で話していた。


そのせいで、電話代が格段に上がったのは言うまでもないが。


これではまずいと思い、僕は彼女を指定通話にした。


おかげで、彼女からの電話代は増えることはなく、一定の金額で。


彼女と時間を気にせず話すことができるようになった。


電話をするたびに嬉しくなる。


声を聞いて、彼女の今を聞いて。


そうすると、彼女のそばにいるような気持ちになれるんだ。


でも、それは所詮錯覚。


彼女の実体に触れられない。


触れているように思っているだけで。


そう考えるとなんか悲しい。


でも、今日はそれが払拭される。


辺りを見渡すと満開の桜。


その桜たちは強風にあおられて、ひらひらと舞い落ちていく。


穏やかで暖かな陽気は寂しい心を少しずつ和らがせた。


彼女はまだだろうか。


そう思い、僕は時間を見た。


「・・・なにやってんだか」


それは彼女に向けられた呟きではなく、自分自身に向けられた呟きだった。


時計の針が示していたのは待ち合わせの40分前。


早いとかそれ以前の問題だ。


まだ、彼女が来ないのは当たり前だった。


僕は桜の木に寄り掛かり、そっと目を閉じた。


サァァァ・・・。


花びらがなびく音が聞こえる。


風が奏でる単一のメロディはゆったりと僕の耳に入ってくる。


音は目に見えない。


だから目を閉じた方がよりよく聞こえる。


科学的に・・・とか言われると大差はないかもしれないが僕の持論では・・・だ。


名古屋の地に立つのはこれで三回目だった。


初めて彼女に会った時。


彼女の答えを聞きに行った時。


そして・・・今回。


初めて会った時は、たしか現実逃避が目的だった。


ただ、今ある現実から逃げたしたくて。


無意味な世界がどうしようもなく嫌いで。


でも、答えが出ないものだと分かっていながら僕は遠くの地を目指した。


場所ははっきり言ってどこでもよかった。


大阪でも京都でも広島でも。


ランダムに選びだされ、到着したのが名古屋。


あの時は適当だったが、今になっては名古屋でよかったって思う。


もしも名古屋にしていなかったら理菜とは会えていなかった。


ずっと赤の他人のままだったのだから。


触れることも話すこともできなかった。


そう考えると、やっぱり人と人との出会いは一期一会。


奇跡と呼べるものなんじゃないかなって思う。


もしもあの時こうしなければ・・・。


その言葉はよく使われるが、それがあるからこそ今の自分がいる。


他の人と繋がっている。


出会っている。


どれか一つでも、違う行動を取っていればその人と出会うことがなかったかもしれない。


まさに奇跡だ。


この世界には出会いという名の奇跡が溢れている。


溢れ、こぼれてしまうほど多く。


その中で好きな人、大事と思える人を見つける。


その選んだ、もしくは選ばれた数人。


それもまた奇跡。


そう。


すべてが奇跡なんだ。


「ごめん!!待った?」


笑顔でニコッと笑う君。


そしてお待たせ」そう言いながらぎゅっと手を握る。


君と僕がこうして出会え・・・また触れ合えることも・・・。




「ねぇ・・・知ってる?」


「ん?」


「私、裕哉君のことが大好きなんだよ」


「知ってるよ」


「そっか。裕哉君は?」


「僕も大好きだよ」


「ありがと・・・」





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どうでしたか!?


終わらせかたこんな感じになりましたけどw


最後って難しいですね。


もっと勉強しないとなぁ。。


明日はあとがきです♪


やっちまった!!



昨日、深夜3時ごろに最終話を書こうとしたんですがメンテナンスが・・・。



ってことで更新を失敗しました。。



最終話なのに~!!



申し訳ありません。。



明日最終話をupしますので見てください~><



お願いします。



で、今日はブログネタを。


恋に落ちた。すぐ気持ちを伝える?機が熟すのを待つ? ブログネタ:恋に落ちた。すぐ気持ちを伝える?機が熟すのを待つ? 参加

私は機が熟すのを待つ 派!

本文はここから

機を熟すのを待つ・・・。


というか言わないですねww


チキンなのでww


男から言わなくちゃ言えないなんてルールなくなればいいのにw


けっこう男からの方が普通なんですよね。。


あ~・・・嫌だわぁww


そういえば、最近akbの前田敦子さんがレッシック受けたらしいんですよ。

僕も受けたいんですよね~


眼鏡嫌いなのでw


ただ、怖そうww


その二つの葛藤が蠢いていますw


20になったらやろうかなぁ・・・。

「嫌だなぁ・・・」


彼女は少し不満そうにそう言った。


「しょうがないじゃん」


僕は苦笑しながら彼女の頭を撫でる。


「また、会えるから」


「次はいつぐらい?」


「ん~・・・。春休みぐらいで」


「二ヶ月も先・・・」


彼女は下を向いてため息をついた。


「ごめん。でも、極力会えるように頑張るから」


「ありがと。でも気持ちだけでいいよ。春休みまで待ちます」


「なんで?」


「遠距離なのを分かってて裕哉『君』と付き合うことを決めたんだし」


「ありがとう。そう言ってくれると助かる」


「裕哉君は私と会いたいと思ってくれてる?」


「もちろん」


僕は即答した。


すると彼女は笑顔で「なら、よかった」そう言った。


時間が気になり、僕は腕時計を見た。


「あ・・・もうすぐ電車来る・・・」


「そっか・・・」


名残惜しそうな彼女。


このまま背を向けて彼女と別れるのが気が引けた。


だけど、このまま帰れずにいつまでもズルズルといるとタイミングを失うそうな気がしたので次の電車で!


そう決めていたんだ。


「じゃあ、またメールするから」


「うん。ばいばい」


彼女は寂しそうに手を振る。


僕は手を振り返した後、彼女に背を向けて歩き出す。


一歩・・・二歩・・・三歩ほど歩いたところで


「うわっ!?」


後ろから理菜に抱きつかれる。


まあ、理菜は見えてはいないのだけれど他にいないのでこれが理菜だと確信ができる。


「理菜~?」


僕が後ろを振り向くと理奈が顔を赤らめて、ギュッと腕に力を込めて僕の腹部を抱きしめていた。


「ごめん・・・。頭では分かってるんだけど・・・」


「体が勝手に?」


「うん・・・」


彼女の頷きは可愛らしい。


そして愛おしい。


僕は彼女をそっと自分の体からはがす。


すると彼女の表情はとても寂しげ。


捨てられた子猫のような目はどうしても、その場に放置させることを難しくさせる。


だから、思わず・・・。


抱きしめてしまう。


抱きしめると相手の息遣いを感じる。


心臓の音が聞こえる。


体温が伝わる。


相手のことをもっと深く知ることが・・・感じることができるんだ。


相手を感じながら、僕は頭を優しく撫でて


「好きだよ」


そう呟く。


すると彼女は耳を真っ赤にさせて、ありがとう。


そう言った。


抱きしめている間は理菜の顔は見えない。


だから、どんな表情をしているのか分からない。


けど、だいたいの予想はついた。


耳と同様、顔も赤く染まっているんだろうなって。


抱きしめあって、僕達はお互いが必要な存在であることを感じ合う。


周りの視線は一切僕らには入ってこない。


二人だけの空間。


別の世界だった。


しかし、その別世界は長くは続かない。


電車がもう来てしまう。


「もう・・・行くから」


彼女から離れた僕はそう口にする。


「うん・・・」


「今度は制御してね?」


「わかってるよ」


「じゃあ、今度こそばいばい」


「うん。ばいばい」


僕は彼女の手と自分の手を絡める。


そして、ぎゅっと握りしめた後に離して、彼女に背を向けた。


歩き出しても、今度は彼女が抱きついてくることはない。


少しだけ期待していた自分が馬鹿みたいに思える。


「裕哉君!!」


その代わりなのか、彼女は大声で僕の名前を呼んだ。


僕が振り返ると彼女はニコッと微笑んで・・・


「大好き!!」


その声は駅構内に響き渡った。




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明日が最終回です!!


どうやって終わらせようかなぁw

~side裕哉~


塞がった唇からは声は漏れない。


ただただ甘いキスを味わうだけのモノ。


理菜さんの体温が伝わるわけじゃない。


だけど、理菜さんの想いが・・・感情が。


僕の心の中に入ってくるような気がした。


理菜さんはけして舌を絡めようとはしてこない。


ただ、純粋なキスをしているだけ。


だから僕もそのまま。


・・・どれくらい経っただろうか。


多分、まだ20秒くらい。


それが長いのか短いのかは分からないけど、そこで彼女は僕から唇を離した。


彼女は一回僕を見つけた後に、顔を赤らめて視線を落とした。


そして「なんか照れるね」


そう言って笑う。


「うん。でも急だったな・・・」


「嫌だった?」


「ううん。ただ心の準備ができてなかった」


「必要なの?」


「そりゃぁ・・・好きな人相手だし」


「そっか」


彼女は嬉しそうに笑った後、周りを確認する。


そして、誰もいないと確信した後に


「キス・・・します」


そう宣言をした。


その目は妖艶で僕をからかううように。


まるで小悪魔のような・・・。


「え・・・うん」


彼女は僕のたまどった返事を聞いた後、目をゆっくりと閉じながら・・・キスをした。


今度は一瞬。


数える間もないほど短い時間のキス。


「理菜?」


「ん?」


「・・・なんでもない」


僕は彼女の手を握る。


すると彼女も握り返してくる。


「いつぶりだろうね」


彼女は嬉しそうに・・・昔を思い返すように・・・。


僕にそう聞いた。


「何が?」


「こうやって手を握ることができたの・・・」


「初めて会った時以来だね。もう半年ぐらい前」


「凄い昔」


「そうだね。会ったのも半年ぶりだし」


「お久しぶりです」


彼女は手を繋いだまま深々と頭を下げた。


「なにそれ?」


「久しぶりに会った人にする挨拶だよ」


「うん。そうですね」


「流すの!?」


「うん」


「ひどいなぁ」


上の歯で舌の唇をかむ彼女。


それがすごく可愛くて、思わず


「可愛い・・・」


そう口に出してしまう。


すると彼女はその言葉を耳に入れたと同時に顔を赤くして


「可愛くない!」


そう反論した。


そして、ぷいっとそっぽを向く。


「ごめんごめん」


「いいよ~」


すぐ彼女は笑顔を見せる。


そんな昔とは少し違ったやりとり。


敬語で話していた昔とは違う。


それが嬉しかった。


彼女と僕の距離が縮まったような気がして。


でも、まだ遠い。


いや・・・遠くないけど近いわけでもない。


もっと・・・近づけなくちゃ・・・。


そう思った僕は「ねぇ・・・」


彼女を呼んだ。


「ん?」


彼女は首をかしげながら僕を見る。


「好きだよ・・・『理菜』・・・」


僕は彼女を呼び捨てでそう呼んだ・・・。




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明日か明後日最終回です!

~side隆弘~


彼女を強引にでも引き留めることができなかった自分の甘さ。


自分のモノにするといっておきながら・・・。


結局は彼女の意思を優先させた。


彼女の腕を離した自分の手を見て思わず苦笑した。


彼女の顔を思い出す。


幸せそうな顔。


辛そうな顔。


泣きそうな顔。


嬉しそうな顔。


すべてが自分のモノになると信じて疑わなかった。


理菜が俺の彼女になったその時から。


でも、それは違った。


こうして他の人にそれが奪われる。


理菜の様々な表情。


それを作り出し、受け止め。


抱きしめて。


それをする役目は・・・もう俺ではない。


そう考えると・・・・すごく虚しくなる。


心にぽっかりと穴があいたような・・・。


そんな感じだ。


授業開始の鐘が鳴ってけっこう経つ。


俺は出ることをすでに諦めていた。


この錆びれた体と傷心な精神状態で出れるわけがない。


初めてのサボりがこんな理由で・・・。


自分の心の脆さに呆れた。


案外自分の心は弱いらしい。


俺は鉄格子に寄り掛かり空を見上げた。


ひどく綺麗な青空。


それは、今の俺にとっては苦痛でしかなかった。


今の俺の感情には雨とか曇り空とかが合っている。


だから、これは妬ましい。


・・・なんか。


振られてみて思う。


自分は今、すごく嫌な人間だ。


振られたことにより、自分の心に完全に余裕を失って。


本性がこうやって露出した時、思った以上に自分が嫌な人間であることに気付いた。


「きついなぁ・・・」


自然に漏れたその言葉はなにに対してなのかはわからない。


ただただ溢れ出しただけで。


ふと、一条の風が俺の体をすり抜けていく。


と同時に屋上のドアが開いた。


自然と俺の意識はそっちに向いた。


ドアが完全に開いて、姿を見せたのは・・・。


「坂本?」


「よっ。こんなとこで何してんの?」


坂本は手を上げて苦笑気味にそう言った。


「こっちのセリフだ。授業はどうした?」


「授業は休んだ。熱があって保健室で休んでたんだよ」


自分の額に手を当てる仕草を見せながら坂本はそう言った。


「あっそ。で、なんでここにいるんだ?」


「少し風に当たりたくて。目が覚めたら保健の先生いねぇんだもん」


「そっか」


俺はもう一度空を見上げた。


景色は変わらない。


風が吹いても雲はほとんど動きを見せることはなく、快晴が続く。


「隆弘は?」


「俺は普通のサボりだ」


「珍しいな」


坂本は目を丸くする。


「たまにはサボりたいこともあるんだよ」


「なぁ・・・まさか」


「ん?」


「振られた?」


「正解・・・何で分かった?」


驚きはあった。


しかし、それを俺はアクションで示すことはない。


なぜならそんな気力がもう残されていないから。


だから俺は表情だけでそれを表す。


「表情で。なんとなくそう思った」


「怖っ」


「・・・高橋さんに振られたんだ?」


「うん・・・」


「なんで振られた?」


「好きな人がいるんだってよ」


俺は淡々と坂本の質問に答える。


「へぇ・・・お前じゃなかったってことか・・・」


「どういう意味?」


「なんでもないよ」


坂本は独り言を呟いた後、1人勝手に納得したようだった。


「で?隆弘はこれからどうするんだ?」


俺の横に来て、坂本はそれに問う。


「なにがだよ」


「新しい恋を探すのか?」


「ん~・・・まだ分かんないなぁ。俺はずっと理菜が好きだったし、多分これからもそれは変わらない」


「それじゃあ、進めなくないか?」


「そうだな。そこはまだ未定って感じだな。坂本はどうなんだよ?」


「ノーコメントで」


坂本は意味深な笑みを浮かべながらさっきの俺みたいに空を見上げた。




これからの未来。


それは全く見えないもの。


けれど、必ず訪れるもの。


理菜という光がいなくなった俺は・・・これからどうなっていくんだろうなぁ・・・。




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うわぁ・・・。


悲しい!!


もうすぐこの話終わります!!