love storys  ~17歳、私と君と。~ -132ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

保健室のドアを開ける。


けど、その中には誰もいなかった。


「保健の先生がなんでいないんだよ・・・」


僕は軽い悪態をつきながら、彼女を一番手前にあったベッドに寝かせた。


僕は、近くにあった椅子を持ってきて、ベッドの横に置いてそこに座る。


長嶋はすやすやと眠っている。


長嶋の寝顔・・・初めて見た。


可愛いなぁ・・・。


なんて考えながら、好きな人の寝顔を盗み見る自分は変態だろうか?


僕は、彼女の額に手を当ててみる。


「・・・やっぱり熱い・・・」


長嶋の熱はどれくらいあるのだろうか?


体温計を差そうにも、情けないことに長嶋の素肌に触れることなんてできないからもちろん無理だ。


だから、保健の先生待ちってわけだ。


「朔弥・・・君」


長嶋が僕を呼ぶ声が聞こえた。


僕はその声に反応して君の方を見る。


それは、もちろん驚いて。


長嶋が、僕のことを名前で呼ぶことなんてなかったから・・・。


まあ、その答えは寝言だから。


長嶋はまだ寝息を立てて寝ている。


「大好き・・・」


・・・どんな夢見てんだよ。


屋上での続き・・・ってか?


僕は内心肩をすくめながら苦笑する。


「今度さぁ・・・」


長嶋は、少し笑顔を浮かべながら寝言を呟いている。


「聞いちゃ悪いな・・・」


僕は、椅子から立ち上がり、保健室の窓から外を眺めた。


校庭が見える。


校庭では持久走をやっていた。


「そういえば・・・まだ2時間目か・・・」


授業をさぼったのは初めて。


後で絶対怒られるんだろうな・・・。


僕は、長嶋が寝てるベッドの方に戻る。


と、同時に彼女が目を覚ました。


「あれ・・・?ここどこ?」


長嶋は不思議そうにあたりを見渡した。


その君のきょとんとした表情がさっきまでとは違いすぎて思わず笑ってしまった。





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そういえば、昨日原宿行ってきましたww


誰と何をしたって?


トップシークレットですww


そこで、なんと雑誌関係のスカウトされましたww


拒否しましたけど、なんか嬉しかったwww

「ほんと?」


「うん」


「えへへ。嬉しいなぁ・・・」


君はくにゃっとした笑顔を浮かべる。


長嶋のキャラが統一されてない。


なんなんだろう・・・?


「白石君だ~いすき」


言葉の最後に音符でも付けるかのような声で言って彼女は僕に抱きついてくる。


「うわっ」


僕は少しよろけながら彼女を受け止める。


「長嶋・・・なんかおかしくない?」


「何が・・・?」


とろんとした目で僕を上目遣いに見る。


今度は何なんだ?


「白石君・・・」


長嶋の顔は赤い。


赤い・・・?


何か、違う赤さ。


恥ずかしいとかとは違う・・・。


「ちょっといい?」


「うん?」


僕は抱きついている長嶋の額に手を当てる。


「熱い・・・熱あるよ」


「そんなことないよ?普通だよ?」


「いやいや・・・どう考えても普通じゃないよ」


「じゃあ・普通な証拠!!」


長嶋がそう言って、僕にキスをした。


「へ・・・?」


僕はなにが起きたのか分からず呆然とする。


えっと・・・今、僕の唇に・・・長嶋の唇が・・・。


「ね?熱あったらキスできないよぉ~」


熱というよりも、酔っぱらってるみたいだった。


「とりあえず、保健室行かない?」


「え~・・・外の方が気持ちいいじゃん」


「お願いだから・・・」


握っている夏長嶋の手もかなり熱い。


「じゃあ、白石君からキスしてくれたら行ってもいいよ?」


おいおい・・・。


「え・・・」


僕がためらっていると「早く!」と急かしてくる。


「わかった・・・」


僕が腹を括ってキスをしようとした時・・・


ドサッ。


と擬音を立てて、長嶋がその場に倒れ込んだ。


「長嶋!?」


僕は彼女を抱えるが、力が入っていないらしくだらんとなって目を閉じている。


額に手を当てる。


「熱っ!」


さっきよりも熱くなっていた。


僕は長嶋をおぶって保健室に向かった。






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「私は君のことが好き・・・」


彼女のその言葉を聞いた途端、時が止まった。


前触れもなく唐突に長嶋がそんな言葉を言うから・・・。


いや、前触れは会ったかもしれない。


けど、僕はそれに気づかなかった。


「好きって・・・」


僕は当然のようにうろたえる。


嬉しい。


けど、想像もしていなかった言葉に何て答えればいいかわからない。


「二年前からずっと君のことが好きだった・・・」


「え・・・?」


「覚えてる?小学校の図工の時間」


「ああ・・・」


小学生の図工の時間。


長嶋が転校してきて、初めて2人きりになった時だ。


確かその時はスケッチの時間で、学校の敷地ないどこでも行っていいようになっていたんだ。


それで、僕は仲のいい友達と、その友達が仲がいい女子と、その女子と一番仲が良かった長嶋・・・。


この四人で色々なところを回っていたんだ。


・・・分かりづらいか。


まあ、とりあえず仲のいい男女がお互いの仲のいい友達を連れてきた。


それが、僕と長嶋ってわけだ。


最初のころは四人で喋りながらスケッチをしていたのだが、何回か経った後にその僕と長嶋を呼んだ男女は「2人で周ってくる」とかいってどこか行っちゃったわけだ。


今思えば、小学生のくせにずいぶんませてる・・・。


それで、僕と長嶋は初めて二人きりになったんだ。


互いにあまり異性として意識してなかった。


友達として・・・いただけ。


でも、長嶋はそのころから僕のことを?


今、僕は長嶋が好きだ。


だからこそ・・・。


「私はあの頃からずっと君が好きだった。あの頃はすごく楽しかった。ほかの人のデートを尾行しに行くために、子供らしい作戦を練ったりしてさ」


長嶋はくすっと笑った。


「ああ、あったなぁ。そんなことも」


思い出すように僕は言う。


「白石君・・・」


彼女が上目遣いに僕を見る。


僕は思わず視線を逸らす。


「なんで・・・目を逸らすの?私のこと嫌い?」


長嶋が僕の手を握る。


ドクン・・・ドクン・・・。


長嶋にも聞こえてるんじゃないかと思うくらいの大きな心臓の音。


「嫌いじゃないよ・・・僕は・・・」


「僕は・・・何?」


長嶋の顔が僕の顔の目の前にまで来る。


手が強く握られる。


なんか・・・長嶋らしくない。


こんな積極的な女の子じゃなかった。


でも・・・そんな少し変わった君でも


「僕は君が好きだ」


長嶋の目を見て僕は言った・・・。






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テスト終りました!!


てか、今日寒すぎです・・・。


手がかじかんでる・・・。


みなさん、風邪には注意してくださいね

1時間目の数学の授業が終わって、クラス中が少し騒がしくなる。


「じゃあ、先行くね」


長嶋は僕にだけ見えるようにウインクをして教室を出ていく。


ドキッとする。


・・・なんだこれ。


前より君のことを好きになる。


好きになってる。


僕は、教科書を机の中にしまって立ち上がり教室を出ていく。


その直後に始業のチャイムが鳴る。


「あ・・・やべ・・・」


先生に見つかる前に僕は駆け足で屋上に向かう。


屋上のドアを開けると、風が全身に当たった。


「来るのが遅いよ~」


背もたれに体を預けながら長嶋は僕の方を見る。


彼女の髪がなびく。


「来ないかと思った?」


「いや・・・来るって思ってた」


長嶋は僕に笑顔を見せる。


その笑顔はずるい。


直視できなくなる。


「白石君・・・なんか、昔と変わった気がする・・・」


僕の方に近づきながら彼女は言う。


「そうかな・・・?」


「うん・・・。前はもっと私を見てくれたのに・・・」


「前って・・・小学生のころだろ?」


「そう。もっと仲良かったじゃん」


「でも・・・あれから二年たったからね」


僕が言うと、彼女は空を見上げた。


「二年前の・・・私の気持ちに気づいてくれてた?」


「は・・・?」


「いや・・・何でもない」


作り笑顔を浮かべて長嶋は言う。


何でもないって・・・。


「う・・・ん・・・」


僕は曖昧に頷く。


「私さ・・・」


長嶋は少し歩いて、鉄の格子に肘をついて外を見つめる。


遠くを・・・過去を見てるように。


「初めて授業サボったんだよ。君はそう思ってなさそうだけど」


「思ってたよ。真面目な人だって」


「嘘。絶対思ってないでしょ?」


長嶋はいじわるな笑顔を浮かべる。


「半々・・・かな」


「ひどいなぁ」


頬を膨らませながら僕の目の前まで来る。


君は僕との距離を二歩差まで縮めて止まる。


そして、一度下を向いた後に僕の目を見る。


「ずっと・・・今でも・・・・」


君は顔を赤くして続きの言葉を言うか迷っていた。






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明日までテストです・・・。


寝不足だぁ・・・

隣から、長嶋の匂いがする。


けど、何の匂いかを考える余裕もない。


それより心臓が破裂しそうだ。


先生がページをめくった。


それに気づいて、僕もページをめくろうとする。


「あ・・・」


その手が同じようにページをめくろうとした長嶋の手に当たった。


長嶋は顔を赤くして僕の方を見る。


「ごめん・・・」


僕は顔を逸らして、教科書のページをめくった。


「いや・・・大丈夫だよ」


長嶋は触れた右手の甲に左手をそっと乗せて、少し嬉しそうな表情を浮かべていた。


僕はその表情の意味が全く分からないまま、公式が書いてある欄に目を落とす。


見たところで、何も分からないのだが。


ちなみに、僕の苦手教科は数学だ。


先生が黒板に数字を書いている。


僕はそれを写すだけで、何にもわかっちゃいない。


「白石君」


長嶋が小声で僕に話しかけてくる。


「どうした?」


僕も小声で返す。


「授業つまらないくない?」


何かをたくらんでいる表情。


「そうだね」


僕の同意を得ると彼女は


「じゃあ、次の授業一緒にサボらない?」


「へ・・・?」


予想外の彼女の提案に僕は戸惑う。


僕が今まで見てきた長嶋は、決して頭はよくないが真面目で授業をさぼる生徒には見えなかったから。


「あ、別に私、不良ってわけじゃないよ?」


長嶋は慌てて取り繕うようにいう。


「わかってるよ」


「・・・信じてない?」


長嶋は頬をふくらます。


「信じてるって」


「ありがとう。じゃあ、次の時間屋上で待ってる。2人一緒に行ったら噂立てられそうだから、個々で」


「わかった・・・」


僕が了承すると、長嶋は笑顔を浮かべて「約束だよ」といって机の下で小指を立てて僕の方に近づける。


それにならい、僕も小指を立てて長嶋の小指に絡めた。


その時が、僕が君のことを意識してから初めて触れ合った瞬間だった。






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今度からここに普段のこと書こうか考え中ですww


ちなみに、僕が読んでるブログの人のパクリですww


その人は僕がお手本にしている恋愛小説書いてる人です。