love storys  ~17歳、私と君と。~ -116ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

あれから数か月の月日が経った。


彼の病状は一向によくならなかった。


そして、下された結果。


彼の遅延性意識障害が確定された。


そう。


彼は植物状態になったんだ。


あの結果を医師の口から聞いた時、私はあまり落胆しなかった。


両親と違って。


だって、もう分かっていたことだから。


覚悟してたことだから。


だから私は涙を流すことはなかった。


「ねぇ・・・俊哉君のお父さん・・・」


「なんだい・・・?」


「俊哉君をどうするか決めました・・・か?」


「ああ・・・」


「え・・・」


「稀に・・・意識がよみがえるかもしれないから・・・」


「よかった・・・」


私はお父さんが言い終える前に胸をなでおろした。


お父さんは少し困ったような顔をした後、


「ただ・・・里奈ちゃんはこれでいいのかい?」


「え・・・?」


「君の恋人はもう意識を戻さない可能性が高い。だから・・・さ」


「だから・・・?」


「もう・・・違う恋をした方がいいかもしれない」


「あはは。考えておきます」


私はその言葉を軽く受け流して、病院から外に出た。


外は、太陽が燦々と照りつけていて苛立つほどの暑さだった。


今7月。


もうすぐ真夏。


彼との初デートから3か月は経った。


今の私と彼は・・・恋人と言えるのだろうか?


私がいくら想い続けても彼は目を覚まさない。


君が私のことを好きかどうかももう分らない。


それでも・・・会って少ししか経っていない君のことを好きになってしまったんだ。


・・・。


俊哉が目を覚ましますように・・・。


なんてことを太陽に願ってみる。


太陽はどこかの国で神とか崇められていたから意味あるかなって。


所詮、気休めにしか過ぎないけど。


また目を覚ますなんてありえないから。


そんなのがあり得るのは漫画や、小説とかテレビの中。


その程度だ。


自分が今見てる世界ではありえないこと。


でも、テレビ中の世界だけだと思った惨劇が自分にも訪れてしまった。


なら・・・。


なんて期待はしないことにする。


私は彼との未来を諦める。


ただ、生きているうちは君に精一杯尽くすんだ・・・。


そんな決意をした時、私の心の中で誰かがそれを揺らがせることを言った。


『諦める未来に・・・今を尽くす必要はないんじゃない?』


まるで、誰かの名言のようなセリフ。


そして、反論がまったくできない。





『違う恋をした方がいいかもしれない』


私の心が弱った時、俊哉のお父さんの言葉が脳裏に響いた・・・。






にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してくれるとやる気が出ます♪



これ、書いててすごい暗い気分になっていきますね~。。


しかも、全く進まないしwwひたすら、理奈の苦悩を描くだけ。


まあ、もうすぐ先に進みます。


中学生の里奈には苦しすぎる現実。


ここから、高校生編になって心境、環境など様々な変化とともに


どうなっていくか・・・。


みたいな?予定ですww


ところで、諦める未来に今を尽くす必要はあるんでしょうか?


これには、僕の持論があるんですけど、長くなるので、また今度か、個人的で!!ww


皆さんの意見があったら教えてください☆


では、これからもよろしくお願いします♪


あ、コメント待ってます!!ww






植物状態について、前に本で読んだことがある。


どうして、植物状態になるのか。


それは、脳幹以外の大脳がすべて死滅または機能を失っている場合と、若干その機能が残っている場合。


彼の場合は、どうやら、脳幹以外の大脳はすべて死滅してしまっているらしい。


まあ、そんな情報を知ったところで彼に何かしてあげられる訳じゃないけど。


そして、最近もう一度本を見て知ったこと。


というより忘れていたこと。


それは、数ヶ月たたないと、植物状態に判断されることはない。


私は、お父さんたちと一緒に医師の話を聞いた。


その時、確かに医師は植物状態という単語を出したが、今思い出せばその後に


その危険性があると言っただけ。


まだ、確定している訳じゃない。


ただ、ほとんど決定事項ではあるが。


だって、大脳がほとんど死滅しているのに、生きているのだから。


そして、一番知りたいのは。


その寿命と治る可能性。


寿命は3~10年くらいらしい。


10年も私は彼が眠ってる姿を見るのか・・・。


そう思うと何か辛い気分になる。


そして、治る可能性。


それはかなり低い。


稀に治る可能性がある。


「稀」にだ。


まあ、遠まわしに治らないと言っているのだろう。


一縷の望みにかける。


これもいいかもしれない。


ただ、期待すればするほど、もしそれが叶わなかったときの絶望が大きくなっていく。


だから、私は期待しないことにする。


これが、植物状態。


正式名称だと遅延性意識障害だ。


私は、何度も読んだ本を閉じて、図書館を出た。


昨日お父さんに聞かれた、質問の答えはまだ出していない。


彼を殺すなんてありえないし・・・。


けど、彼の寝ている姿を見ているのもつらいだけ。


なら、辛くならないように一縷の望みにかけてみる?


私は自分にそう問いかけた後苦笑した。


だって、さっき完全に否定したことをもう一度考えているんだから。


私は、意味もなく電車に乗って新宿にいった。


そこで、みたもの。


たくさんのカップルが手を繋ぎながら歩いているところ。


高校生のカップル。


少し大人っぽく見えた。


そして、私と同じ歳くらいの中学生のカップル。


同じように恋人がいるはずなのに嫉妬してしまう。


私は一人で制服で歩いている。


でも、この恋人は2人で・・・。


不公平だよなぁ・・・。


私は・・・もう一度彼と一緒に歩いて、二度目のデートができるのかなぁ・・・?













私は彼が寝ている病室に音を立てることなく入っていった。


俊哉の病室は個室。


私は彼のベッドの横にパイプいすを立てて座った。


彼は安らかで気持ちよさそうな寝顔。


けど、それが逆に辛い。


なんでかって?


それはすごく簡単なこと。


彼はもう一生目を覚まさない。


ずっと眠ったまま。


そう。


彼は植物状態になったんだ。


「俊哉・・・。今日、前にやったテストの結果が返ってきたよ。数学さ、平均点50点で私、97点取ったんだ。どう・・・?すごくない・・・?」


私はそう彼に話しかけるが、当然返事は返ってこない。


「ねぇ・・・俊哉・・・。聞いてる・・・?返事してよ・・・」


私は涙を流しながら、彼の上に頭を当てる。


その時、ガラガラと小さな音を立てて、誰かが部屋に入ってきた。


私は顔を上げて、それが誰だかを確認する。


「俊哉君のお父さん・・・」


「来ていたのかい?」


優しい声でお父さんは言った。


「はい・・・」


「ごめんな・・・。こんなことになってしまって・・・」


「あはは・・・。お父さんのせいじゃありませんよ・・・」


「里奈ちゃんは・・・俊哉のことが好きかい?」


お父さんは当たり前のことを聞いている。


でも、その理由はわかる。


私に好きじゃない言っていってほしいんだろう。


言わないって分かってるのに。


もし、言えば・・・。


俊哉は・・・。


「私は彼のことが好きです・・・。今でも・・・」


パイプいすを私の隣にもう一つ出して、座ったお父さんにそういった。


「そうか・・・。なぁ・・・里奈ちゃん・・・」


申し訳なさそうな顔でお父さんは私の方を見る。


「はい・・・?」


「どうすればいいと思う?」


意外な言葉を私は耳にした。


お父さんが・・・俊哉と付き合ってまだ間もない私に意見を求めてきているんだ。


「安楽死させるか、このまま生き続けさせるかどうか・・・ってことですか?」


「ああ・・・。この決断は苦しい。母さんと話したが、結論は出なかった・・・」


「そんなの出るはずないじゃないですか・・・。どっちを選んでも・・・後悔します」


「そうだな・・・」


「ただ・・・私は・・・。自分勝手なお願いをすれば・・・俊哉君に生きてほしい」


「もう、目を覚ますことがないとしても・・・か?」


「はい。ただ、金銭面的に延命治療を続けていくと、莫大な費用がかかる・・・」


「そうだ。だから、悩んでいるんだ。大切な一人息子をどうするか」


「・・・」


「・・・」


私たちは自然と無言になった。


今まで、世界各地ではたくさんの植物状態の患者がいる。


もう、目の覚ますことのない無意味な命が。


けど、その周りの人たちにとったら、無意味じゃない。


大切な命。


だから、みんな悩んでそして決断をする。


はっきりいって、その命は失くしてしまった方がいい。


一般家庭ではまかなうことすら大変な費用。


でも、捨てられない。


だって・・・。


自分たちの大切な人を『自らの手で』なくす。


それをしなければいけないのだから。


一生罪悪感が残る。


最悪な選択肢。


いっそのこと、あそこで死んでしまえば・・・。


なんて思うかもしれない。


でも、現に彼は私の目の前で『生きている』


俊哉の両親は決断しなけらばいけない。


そして、相談された私もその一部として・・・。






私は、彼のお父さんに何て言えばいいだろうか・・・?






にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してくれるとやる気が出ます♪


九時までに終わらなかった!!汗


さっきスキー場から帰ってきました♪


新潟吹雪いてました~。。


初めてのボードでこけまくったしww


スキーの方が楽だなぁww


あ、そういえばストーリーに合わせて音楽変えてみました♪


パソコンから見てる人はぜひBGM聞きながら見てくれると嬉しいです☆


大きな交差点のところに、たくさんの人だかりができていた。


私は、その人波をかき分けて、最前列に出る。


そして・・・。


私は想像通りの光景を目の当たりにした。


交差点のど真ん中に立ち止まる車。


その前に寝っ転がっている一人の男の子。


その男の子は全身血まみれだった。


私はその男の子の方に駆け寄ろうとする。


けど、動けない。


動かない。


俊哉であると確認するのが怖いんだ。


血がついていないところを見ればわかる。


君がさっき来ていた服装。


間違いないんだ。


でも・・・。


違うって心の中で言い聞かせている。


最悪な自分。


彼女なら・・・。


彼が大切な人であるなら、私は彼の元に行くべきだ。


その時、鼓膜が破れるほどの大きなサイレンを鳴らして救急車が到着した。


救急隊員は手際よく彼を担架に乗せて車の方へ運ぶ。


その時、一人の救急隊員が「この方の知人の方はいらっしゃいますか!?」と大きな声を上げた。


私の足、手、口。


どれもが全く動かない。


動け・・・。


動け動け動け!!


自分の体に脳からではなく、心から指令を出した。


そして「はい!!」


私は救急隊員の方に駆け寄った。


************


あの悲劇の出来事から、三日が経った。


この三日間はとても長く短かった。


彼の手術をして・・・そして結果が出た。


彼がどうなったかの。


生きることができたのか、死んでしまったのか。


私は、俊哉の両親から残酷な言葉を聞いた。


それは、私の想像を絶した。


一番悲惨な答え。


両親二人は泣いていた。


なんで、息子はこんなことになってしまったのかって。


ただ、その時一緒にいた私を責めることはなかった。


自分のせいだって。


ずっとそう言っていた。


あの時の電話はどうやら、家でボヤが起きただけらしい。


だけってレベルでもないが、俊哉の身に起きた出来事を天秤にかければ、どちらが大きいのか一目瞭然だ。


けど、そんなことを考えたところで後の祭りだ。


だって俊哉は・・・。







にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してくれるとやる気が出ます♪




朝の更新です。


これから、スキーに行ってきます☆


明日の夜に帰ってきます♪


なので、明日の小説は夜の更新で!!


すいません~。。


今日の夜に携帯から、こっちのぞくので、コメントくれると嬉しいです♪



「なんだろう・・・」


彼は私に「ごめん」と言って少し離れたところで電話に出た。


彼の声がかすかに聞こえるが、何を言ってるかは聞き取れない。


何か・・・嫌な予感がする。


何でかは分からない。


ただの直感だ。


俊哉が私のもとに戻ってくる。


申し訳なさそうな表情を浮かべて。


「どうしたの?」


私は恐る恐る彼に尋ねた。


「いや・・・親が帰って来いって・・・」


「え・・・なんで?」


「家で何かあったらしい。とりあえず、母さんがすごい慌てた声で早く帰ってきてって連呼してたから・・・」


「そっか・・・」


「じゃあ、またあとで電話するから・・・」


彼は私に背を向けて走り出そうとする。


けど、私は無意識のうちに、俊哉の服の袖を掴んでいた。


「里奈・・・?」


彼が不思議そうに私の方を振り返る。


「あ・・・ごめん・・・」


私は瞬時に手を離す。


「いや、いいんだけど・・・。何かいいたいことでもあった?」


あるよ・・・。


行ってほしくないって。


そういいたい。


今、君が私の目の前からいなくなったら・・・。


もう会えなくなる気がするんだ。


まだ・・・初めてのデートなのに・・・。


こんな直感を真に受けている自分。


傍から見たら馬鹿みたいだろう。


でも・・・。


この予感は当たる気がするんだ・・・。


「何でもない・・・」


私は微かに聞こえるくらいの声でそういった。


「そっか・・・じゃあね」


彼は私の頭にぽんと手を置いた後、走り出した。


私に背を向けて。


その時、今見ている光景が昔見たことがあるような光景とダブった。


デジャヴ・・・だろうか?


いや、違う。


だって、私にはその先の光景も見えたんだから。


今の一瞬のうちに。


デジャヴは、先の光景は見えない。


起きた出来事が、昔起きたかのように錯覚する現象。


だから違う。


だって私は・・・見てしまったんだから。


君が、車に轢かれて大量に血を流している姿を・・・。


私は、頭を横に何度か振った。


今の想像の映像を消すように。


こんなことが起きるはずがない。


もし・・・起きたら。


私は生きる気力を失ってしまいそうだ。


その時だった。


甲高い車のブレーキ音が鳴り響いた。


それと同時に女の人の悲鳴。


嫌な予感がする。


いや・・・予感じゃない。


それはもう確信。


きっと君は・・・。


まだその光景を見ていないのに、私の目からは涙が流れていた。








にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してくれるとやる気が出ます♪



久しぶりの小説です!!どうだってでしょうか?


書くのが少し下手になったかもしれません。


ただでさえ下手なのにww


こんな小説ですが、読んでくれると嬉しいです。


ていうか、みなさん優しいですよね。


小説楽しみにしてるって言ってくれて。


僕にとってその言葉が一番嬉しいです!!


あ、明日と明後日でスキーに行ってきます♪


小説は今日書いて、明日の時刻の更新に設定しようと思っています♪