love storys  ~17歳、私と君と。~ -115ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

そんな些細で単純なことにドキッとした自分にイラッときた。


たかが手が触れただけじゃないか。


私は彼の方を見た。


彼は俯きながら少し顔を赤くしていた。


子供っぽい明るい彼はどこにもいない。


図書室という静かな空間が気不味くもあり、いいムードにさせる。


私たちはお互い無言で見つめ合う。


「・・・」


その時、水を差すように終業のチャイムが鳴った。


みんなが図書室から出てクラスに戻る。


私と西山君はその最後尾につく。


隣に並んで歩く。


けど、何も話さない。


私は横目でチラッと西山君の方を見た。


・・・。


目が合った。


う・・・気不味い。


私がそう思い、彼から目を逸らそうとした時・・・。


急に自分の足場が崩れた。


その言い回しはオーバーかもしれない。


ただ、私が足を踏み外しただけ。


子供みたいに階段から。


先生やほかの生徒は、もう先に行ってしまっていたので


私は見事に踊り場まで転がっていった。


そして、そのまま意識を失った。


*******************


目を覚ますと、私はベッドらしきところに寝かされていた。


私は辺りを見渡そうと、体を起こそうとするが思うように動かない。


「っ・・・」


全身に軽い痛みが走った。


「全身、打ち身だよ」


西山君が顔を私の前に出してきた。


「そうなの・・・?てか、ここどこ?」


「保健室。まだ、始まって数日しか経ってないのにいきなり何やってんだよ・・・」


「君のせいだよ」


「俺!?」


「冗談・・・」


私はそう言って全身の力を抜いた。


あ~・・・体痛いなぁ・・・。


「そういえば、みんなは?」


「今、クラスにいるよ」


「そっか。で、なんで君はここにいるの?」


「だめ?」


「別にそうじゃないけど・・・」


「こっちは、平川さん抱えてここまで来たんだよ?」


「そうなの!?」


「うん。いや~重かった」


西山君はカラカラ笑いながらそういう。


「・・・あとで殺してやる・・・」


私は唇を噛んだ。


「冗談だよ。とりあえず、動けるようになるまでここにいるよ」


「ありがと」


なんだか・・・彼の優しさに少し嬉しくなった。






にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してくれるとやる気が出ます♪




あ~・・・この場所書くの忘れてましたww


そういえば、金曜から教習所に通います♪


免許とったら誰を最初の助席に乗せようかなぁ~ww

入学してから数日間は授業がなく楽な日々が続く。


楽だけど暇なのも確か。


なぜか知らないが、みんなが私に話しかけてくる。


西山君はもちろん、女の子も男の子も。


なんでなんだろうか?


私の美貌のせいか?


なんて冗談でもそんなことを言った自分に自嘲した。


抜け殻のように過ごすと思っていた学校生活。


けど・・・。


「この後、学校見学らしいぜ。校内を周るらしい」


楽しそうに子供みたいな無邪気な笑顔を見せる君。


・・・悪くない。


この生活も。


「そうなんだ。つまらなそうだね」


私は興味なさそうにそう返した。


「え!?なんか探検みたいで楽しそうじゃん!!」


「子供・・・」


私は彼を小馬鹿にするように笑った。


「なっ!!平川さんと同い年ですけど?」


西山君は頬をふくらます。


俊哉とは全然違うタイプ。


俊哉はドンくさくて私の前だけでカッコいい男の子。


西山君は子供っぽい感じで明るい男の子。


対照的。


だけど・・・どこか似ているような気がした。


「到底同い年には見えないなぁ」


「ひどくない?」


「全然。思ったことを言っただけだよ?」


「もう少しオブラートに包もうよ」


「却下」


私はそう言って、カバンの中に入っていた小説を取り出す。


今話題の今度映画化もされる本だ。


「小説読むの?」


西山君が聞いてくる。


「読むよ~」


「お薦めは?」


「色々」


「何それ・・・」


その時先生が


「今から図書室見に行きます」


そういった。


「ちょうどいいや。いいのがあるか教えてよ」


「めんどくさいなぁ・・・」


私はそう言うが、内心少し嬉しかった。


こうやって頼ってきてくれる人が。


図書室に着いて、私は日本人作家の棚に向かう。


西山君が後ろをついてくる。


「あ・・・」


私は自分がよく読む作家の目の前で立ち止まり、一冊の本を取る。


「これ、けっこういいよ」


私はその本をかれに渡そうと彼の目の前に出した。


「ありがとう」


彼はその本を受け取る。


その時だった。


私と君の手が思いっきり触れた・・・。





にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してくれるとやる気が出ます♪


今日の更新少し遅れてしまいました・・・。


すいません・・・。


最近俊哉が出てきませんね~。。


まあ、とりあえず俊哉、理奈、修二の三人がこの物語の主軸となるので!!


では、みなさんのブログ見に行きます~♪

掲示板に貼りだされていた、クラス名簿を見て


私は1ー3組に向かった。


たくさんの人とすれ違う。


知りない人ばっか。


同じ中学の人は1人か2人しかいないから完全に新天地だ。


私は、自分のクラスのドアを開ける。


そこは、シーンと静まり返っていた。


当たり前だけど。


みんなが初対面だから話す相手がいないんだろう。


これは、新しいところだと絶対に起きる現象だ。


だから、少し息苦しいがそこは我慢する。


私は、黒板に書かれていた席と見比べて私は自分の席に座った。


その時、ふいに隣に座っていた男の子が声をかけてきた。

           

「初めまして。俺、西山修二。よろしく」


西山君は屈託のない笑顔でそういった。


イケメンの象徴ののような顔立ち。


髪は少し茶髪気味でそれがすごく似合っている。


ネクタイを少し下げて・・・。


俊哉もカッコいいとは思うが、この人には勝てないだろう。


「え・・・あ、うん。よろしく」


私は少し戸惑い気味に返した。


「名前・・・教えてよ」


彼は頬づえをつきながら私を見る。


「私は平川里奈」


「わかった。ありがとう」


なにがありがとうなのか、いまいちよくわからなかったが、とりあえず「うん」と頷いておいた。


ドアが開いて先生が入ってきた。


少し頼りなさそうな眼鏡をかけた先生。


年は50くらいだろうか?


その先生が学校について何か話しているが、私の耳には全く入ってこない。


興味ないし・・・。


俊哉がいない新しい場所での新しい生活・・・か。


私はクラス中を見渡しす。


さすがに進学校ということもあり、真面目そうな人が多い。


公立で、けっこう自由らしいが髪を染めたりしているのは・・・。


私は西山君の方を見た。


すると、彼は私を見ていたらしく、目が合う。


・・・。


私はこの間に耐えられなくなり、目を逸らした。


「どうした?」


西山君は私にしか聞こえなくらいの小声で話しかけてくる。


「・・・なんでもない」


私は少し冷たい態度で答えた。







にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してくれるとやる気が出ます♪



新しい登場人物です。


西山修二。


この人がもたらす影響は何なのか。


注目してくれると嬉しいですww


三連休が終わりますね~。。


また明日から、皆さん頑張りましょうね♪






私はあれから、毎日彼のいる病院に足を運んだ。


返事が返ってこないと分かっていても話しかけて。


私は「諦める未来に今を尽くす」覚悟をしたんだ。


自分に打ち勝って。


そして、夏を通り越して秋を迎え冬になる。


クリスマス。


私は街中を一人で歩いてみた。


綺麗なイルミネーションが街を覆っていた。


私はそれの写真に収めて君に見せる。


私はその写真を自分で確認した。


・・・!!


端の方にカップルがキスしているところが写っていた。


俊哉・・・目を覚ましてよ・・・。


また、考えてしまう。


やめようと誓ってたはずなのに。


泣きながら私はクリスマスを終える。


その後に正月を迎えて、また春となり私たちは中学三年生となった。


受験生となったせいで毎日は病院には行けなくなった。


けど、少しの時間だけでも君の顔が見たくて会いに行く。


そんな毎日が過ぎていって、受験の朝を迎えた。


私はこんなときでも、君の顔を思い浮かべながら・・・。


試験会場に向かって。


そして・・・。


結果発表。


第一志望校に見事合格した。


君と出会ってから早いものでもう二年がったんだ。


私は今日から高校生。


そんな自覚は全くないのだけど。


少しは大人っぽくなれただろうか?


君の寝ている姿を想像するだけで泣いてしまう自分。


まだまだ子供だ。


もっと強くなろう。


君が死んでしまっても、泣かないように。


来年になれば君は死んでしまうかもしれないんだから。


私は新しい制服を身にまとう。


中学の時とは比較にならないくらい可愛らしい制服だった。


高校・・・かぁ。


高校で最初に誰もが思い浮かぶワード。


「恋愛」


新しい恋愛、出会いが待っているかもしれない。


一番それらしいんだ。


高校での恋愛が。


中学生の恋愛は、まだそんなに遠くには行けない子供の恋。


大学では、何でもありの大人の恋。


高校は青春らしくてまだ入れないところはあるけど、遠くへ行ける恋。


それに、危ないことをする恋だ。


高校生は、いろいろな『初めて』を通る場所。


危険なことであったり、初々しいことだったり・・・。


すべての道を通ることの許された場所なんだ。


私はその第一歩を進む。


でも、忘れないように自分の胸にとどめておく。


君という存在を・・・。








にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してくれるとやる気が出ます♪


まだ、15話ですがもう二年が経ちました。


まあ、ここからが本編なので!!


よろしくお願いします♪


そういえば、みなさん、この三連休どうお過ごしですか?


僕はノープランですww


あと、アメンバー限定で持論書きました。


見ない方がいいかもですけどww