そんな些細で単純なことにドキッとした自分にイラッときた。
たかが手が触れただけじゃないか。
私は彼の方を見た。
彼は俯きながら少し顔を赤くしていた。
子供っぽい明るい彼はどこにもいない。
図書室という静かな空間が気不味くもあり、いいムードにさせる。
私たちはお互い無言で見つめ合う。
「・・・」
その時、水を差すように終業のチャイムが鳴った。
みんなが図書室から出てクラスに戻る。
私と西山君はその最後尾につく。
隣に並んで歩く。
けど、何も話さない。
私は横目でチラッと西山君の方を見た。
・・・。
目が合った。
う・・・気不味い。
私がそう思い、彼から目を逸らそうとした時・・・。
急に自分の足場が崩れた。
その言い回しはオーバーかもしれない。
ただ、私が足を踏み外しただけ。
子供みたいに階段から。
先生やほかの生徒は、もう先に行ってしまっていたので
私は見事に踊り場まで転がっていった。
そして、そのまま意識を失った。
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目を覚ますと、私はベッドらしきところに寝かされていた。
私は辺りを見渡そうと、体を起こそうとするが思うように動かない。
「っ・・・」
全身に軽い痛みが走った。
「全身、打ち身だよ」
西山君が顔を私の前に出してきた。
「そうなの・・・?てか、ここどこ?」
「保健室。まだ、始まって数日しか経ってないのにいきなり何やってんだよ・・・」
「君のせいだよ」
「俺!?」
「冗談・・・」
私はそう言って全身の力を抜いた。
あ~・・・体痛いなぁ・・・。
「そういえば、みんなは?」
「今、クラスにいるよ」
「そっか。で、なんで君はここにいるの?」
「だめ?」
「別にそうじゃないけど・・・」
「こっちは、平川さん抱えてここまで来たんだよ?」
「そうなの!?」
「うん。いや~重かった」
西山君はカラカラ笑いながらそういう。
「・・・あとで殺してやる・・・」
私は唇を噛んだ。
「冗談だよ。とりあえず、動けるようになるまでここにいるよ」
「ありがと」
なんだか・・・彼の優しさに少し嬉しくなった。
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あ~・・・この場所書くの忘れてましたww
そういえば、金曜から教習所に通います♪
免許とったら誰を最初の助席に乗せようかなぁ~ww