12話 俊哉の容態 | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

私は彼が寝ている病室に音を立てることなく入っていった。


俊哉の病室は個室。


私は彼のベッドの横にパイプいすを立てて座った。


彼は安らかで気持ちよさそうな寝顔。


けど、それが逆に辛い。


なんでかって?


それはすごく簡単なこと。


彼はもう一生目を覚まさない。


ずっと眠ったまま。


そう。


彼は植物状態になったんだ。


「俊哉・・・。今日、前にやったテストの結果が返ってきたよ。数学さ、平均点50点で私、97点取ったんだ。どう・・・?すごくない・・・?」


私はそう彼に話しかけるが、当然返事は返ってこない。


「ねぇ・・・俊哉・・・。聞いてる・・・?返事してよ・・・」


私は涙を流しながら、彼の上に頭を当てる。


その時、ガラガラと小さな音を立てて、誰かが部屋に入ってきた。


私は顔を上げて、それが誰だかを確認する。


「俊哉君のお父さん・・・」


「来ていたのかい?」


優しい声でお父さんは言った。


「はい・・・」


「ごめんな・・・。こんなことになってしまって・・・」


「あはは・・・。お父さんのせいじゃありませんよ・・・」


「里奈ちゃんは・・・俊哉のことが好きかい?」


お父さんは当たり前のことを聞いている。


でも、その理由はわかる。


私に好きじゃない言っていってほしいんだろう。


言わないって分かってるのに。


もし、言えば・・・。


俊哉は・・・。


「私は彼のことが好きです・・・。今でも・・・」


パイプいすを私の隣にもう一つ出して、座ったお父さんにそういった。


「そうか・・・。なぁ・・・里奈ちゃん・・・」


申し訳なさそうな顔でお父さんは私の方を見る。


「はい・・・?」


「どうすればいいと思う?」


意外な言葉を私は耳にした。


お父さんが・・・俊哉と付き合ってまだ間もない私に意見を求めてきているんだ。


「安楽死させるか、このまま生き続けさせるかどうか・・・ってことですか?」


「ああ・・・。この決断は苦しい。母さんと話したが、結論は出なかった・・・」


「そんなの出るはずないじゃないですか・・・。どっちを選んでも・・・後悔します」


「そうだな・・・」


「ただ・・・私は・・・。自分勝手なお願いをすれば・・・俊哉君に生きてほしい」


「もう、目を覚ますことがないとしても・・・か?」


「はい。ただ、金銭面的に延命治療を続けていくと、莫大な費用がかかる・・・」


「そうだ。だから、悩んでいるんだ。大切な一人息子をどうするか」


「・・・」


「・・・」


私たちは自然と無言になった。


今まで、世界各地ではたくさんの植物状態の患者がいる。


もう、目の覚ますことのない無意味な命が。


けど、その周りの人たちにとったら、無意味じゃない。


大切な命。


だから、みんな悩んでそして決断をする。


はっきりいって、その命は失くしてしまった方がいい。


一般家庭ではまかなうことすら大変な費用。


でも、捨てられない。


だって・・・。


自分たちの大切な人を『自らの手で』なくす。


それをしなければいけないのだから。


一生罪悪感が残る。


最悪な選択肢。


いっそのこと、あそこで死んでしまえば・・・。


なんて思うかもしれない。


でも、現に彼は私の目の前で『生きている』


俊哉の両親は決断しなけらばいけない。


そして、相談された私もその一部として・・・。






私は、彼のお父さんに何て言えばいいだろうか・・・?






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九時までに終わらなかった!!汗


さっきスキー場から帰ってきました♪


新潟吹雪いてました~。。


初めてのボードでこけまくったしww


スキーの方が楽だなぁww


あ、そういえばストーリーに合わせて音楽変えてみました♪


パソコンから見てる人はぜひBGM聞きながら見てくれると嬉しいです☆