14話 諦める未来に今を尽くす必要はある? | love storys  ~17歳、私と君と。~

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どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

あれから数か月の月日が経った。


彼の病状は一向によくならなかった。


そして、下された結果。


彼の遅延性意識障害が確定された。


そう。


彼は植物状態になったんだ。


あの結果を医師の口から聞いた時、私はあまり落胆しなかった。


両親と違って。


だって、もう分かっていたことだから。


覚悟してたことだから。


だから私は涙を流すことはなかった。


「ねぇ・・・俊哉君のお父さん・・・」


「なんだい・・・?」


「俊哉君をどうするか決めました・・・か?」


「ああ・・・」


「え・・・」


「稀に・・・意識がよみがえるかもしれないから・・・」


「よかった・・・」


私はお父さんが言い終える前に胸をなでおろした。


お父さんは少し困ったような顔をした後、


「ただ・・・里奈ちゃんはこれでいいのかい?」


「え・・・?」


「君の恋人はもう意識を戻さない可能性が高い。だから・・・さ」


「だから・・・?」


「もう・・・違う恋をした方がいいかもしれない」


「あはは。考えておきます」


私はその言葉を軽く受け流して、病院から外に出た。


外は、太陽が燦々と照りつけていて苛立つほどの暑さだった。


今7月。


もうすぐ真夏。


彼との初デートから3か月は経った。


今の私と彼は・・・恋人と言えるのだろうか?


私がいくら想い続けても彼は目を覚まさない。


君が私のことを好きかどうかももう分らない。


それでも・・・会って少ししか経っていない君のことを好きになってしまったんだ。


・・・。


俊哉が目を覚ましますように・・・。


なんてことを太陽に願ってみる。


太陽はどこかの国で神とか崇められていたから意味あるかなって。


所詮、気休めにしか過ぎないけど。


また目を覚ますなんてありえないから。


そんなのがあり得るのは漫画や、小説とかテレビの中。


その程度だ。


自分が今見てる世界ではありえないこと。


でも、テレビ中の世界だけだと思った惨劇が自分にも訪れてしまった。


なら・・・。


なんて期待はしないことにする。


私は彼との未来を諦める。


ただ、生きているうちは君に精一杯尽くすんだ・・・。


そんな決意をした時、私の心の中で誰かがそれを揺らがせることを言った。


『諦める未来に・・・今を尽くす必要はないんじゃない?』


まるで、誰かの名言のようなセリフ。


そして、反論がまったくできない。





『違う恋をした方がいいかもしれない』


私の心が弱った時、俊哉のお父さんの言葉が脳裏に響いた・・・。






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これ、書いててすごい暗い気分になっていきますね~。。


しかも、全く進まないしwwひたすら、理奈の苦悩を描くだけ。


まあ、もうすぐ先に進みます。


中学生の里奈には苦しすぎる現実。


ここから、高校生編になって心境、環境など様々な変化とともに


どうなっていくか・・・。


みたいな?予定ですww


ところで、諦める未来に今を尽くす必要はあるんでしょうか?


これには、僕の持論があるんですけど、長くなるので、また今度か、個人的で!!ww


皆さんの意見があったら教えてください☆


では、これからもよろしくお願いします♪


あ、コメント待ってます!!ww