love storys  ~17歳、私と君と。~ -104ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

こうやって毎回晴香を苦しめていくと、晴香がいつか私の前からいなくなってしまうかもしれない。


そんな最悪の事態を考えながら、私は学校までの道のりを歩く。


ゆっくりと。


「藤崎!!」


ふと、後ろから誰かに声をかけられた。


誰だろうか。


私は後ろを振り向く。


するとそこには珍しい人がいた。


「榊原君・・・」


彼がなんで私に話しかけてくるんだろうか?


ほとんど話したことはない彼。


「おはよう」


彼は微笑みながらそう言った。


「おはよ・・・」


私はその彼の眩しい笑顔に圧倒される。


こんな笑顔私には絶対作れないな。


そう思いながら。


「元気ないね。どうかしたの?」


君が異様に元気があるだけじゃない?


そう言おうとしたがやめておいた。


いっときの感情であんまり相手へのイメージを悪くしたくなかったから。


同じ轍は二度踏まない。


なんてね。


「いつもどおりだよ」


私はそう言って、彼との会話を切り上げるように先を歩く。


「・・・なんか怒ってます?」


彼が隣に並んでそう言う。


・・・違う。


分からないのかな。この人は。


もし、こうして2人で歩いているのを他の女子に見られたらどうなる?


嫌な目で見られそうだ。


学校に近くなるにつれてその確率も上がっていく。


まだ、それだけならいい。


もっと嫌なこともある。


この光景を晴香に見られたら?


また、彼女を傷つけてしまう。


2人の家は隣同士らしいから最初に会わなかったら、会うことはないだろうけど、もしもという場合がある。


もう、これ以上彼女を傷つけたくない。


私のせいで。


「怒ってないよ・・・」


「じゃあ、なんで先に行くの?」


「別に・・・」


「僕のこと嫌い?」


「そんなことは言ってないよ・・・」


「じゃあ・・・」


彼がなにかを言おうとした時、私はそれを制するかのように立ち止まった。


「今、私は君と話したい気分じゃないんだ。だから、また今度話しかけて」


私はそう言って、先を歩き出した。


これで、榊原君への私の印象は悪くなったかもしれない。


けど、そんなのはどうでもいい。


彼とは友達でも何でもないのだから。


私の友達は、数多くの女子だけ。


そして、親友は晴香だけ。


晴香とはずっと親友でいたい。


だから・・・。


私は後ろを振り返る。


彼は、少し寂しそうに歩いていた。


・・・胸が痛む。


でも大丈夫。


昨日ほどじゃない。


「祐二君?君が見なくちゃいけないのは晴香なんだよ」


私は独り言のようにそう呟きながら、歩く速度をさらに速めた。


きっと、彼は私に好意があって話しかけたわけじゃない。


寂しそうな後ろ姿を見かけたからだろう。


ただ、それがいらない好意。


彼からのそんな優しさは求めてないんだ・・・。





この時の私はなるべく、晴香のためを思いようにした。


けど、そのせいで、誰かにすがることをしなかった私の心は・・・。


どんどん、闇の奥底へと向かって行った。







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今日のは微妙でしたね~ww


書いててそう思いましたww


とりあえず、亜美と祐二の絡みをいったん書いておきたかったんで・・・。


それだけです!!


明日も見てくださいね☆






『亜美・・・?』


今度は晴香の方が心配そうに私に声をかける。


『あ、ごめん驚いちゃってさ』


『え?何に?』


『その答えに』


『どこが?』


『なんか、大人っぽいなって。中学三年生の答えには聞こえなかった』


『おばさんって言いたいの?』


『違うよ。これは褒め言葉』


これは素直な気持ちをそのまま言ってみただけ。


悪意とかは一切なく。


ただ、私の嫉妬はどうしても続いてしまう。


『それはどうも』


晴香がそう言った後。


『そういえばさぁ、晴香。知ってる?』


『主語がないから分かんないよ』


予想通りの切り返し。


ここで、知ってるなんて言われたらどうしようもない。


『昨日、榊原君告白されたらしいよ』


本当にありそうな嘘。


少し、彼女に苦しんでもらいたくて。


自分ほど苦しむことはないけど、少し知ってほしかった。


恋の苦しみを。


そんな簡単に恋は上手くはいかないってことを。


『誰に?』


晴香の声が少し震えていた。


『二組の女の子』


『そうなんだ。で?』


強気に答えている晴香。


だけど、分かるよ。


不安だって。


電話越しだけど、何年も一緒にいる親友。


声を聞けば一発で分かる。


今、晴香がどんな気持ちで私の話を聞いているか。


『振ったって。好きな人がいるからっていったらしい』


どうかな?晴香。


苦しんでくれた?


ここで、ポジティブにその相手が自分だと思えば苦しむことはないけど、晴香がそんな子じゃないことぐらい知ってる。


『そう・・・なんだ』


彼女の声はか細いものに変っていた。


ズキン・・・ズキン。


私の胸が痛んだ。


あ・・・私はなにをやっているんだろう・・・。


私の心がやっと正常に戻った。


いつもこうなんだ。


浩平との時間を過ごした後は、最悪な自分になってる。


情緒不安定だから。


『あ、今から夕飯らしいから、電話切るね』


『ちょっと待っ・・・』


私のその言葉は虚しく。


途中で遮られた。


私は『また』親友にやってはいけないことをした。


晴香には何にも関係ないことなのに。


私のせいで。


晴香が苦しんでいく。


「なにやってんだよ・・・」


私の目から大量の涙が溢れ出してきた。


「晴香・・・ごめん・・・」






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今日も亜美編だったということで。


亜美の闇は自分の精神状態にまで支障をきたしてます。


なんか、どっちの方が主人公なんでしょうl?



~side亜美~


いつも通り、浩平に弄ばれて精神的にも、肉体的のも疲れ果てた私はベッドに横たわった。


もう時間は夜九時。


今日は異様に長かった。


「はぁ・・・」


私はため息を一つ吐いて瞼を閉じた。


と、同時にお腹が鳴った。


どうやら空腹らしい。


しかし、全身の疲労で私は立ち上がれない。


「夕飯・・・どうしようかな・・・」


お母さんに作ってなんて絶対に言えないし。


むしろ、お母さんのも作んなきゃいけない。


とはいっても、もうお母さんは寝ているからいらないのかもしれないが。


その時、携帯の着信音が鳴った。


この歌は晴香か。


私は、ポケットに入っていた携帯を取り出して、耳に当てた。


もちろん、通話ボタンを押してからだが。


『もしもし。亜美?』


晴香の透き通った声が聞こえる。


さっきまでの低い声とは全然違う。


私に癒しを与えてくれる声だった。


ただ、その声には少しハリがなかった。


『どうしたの?』


その後、数分間にわたり、私はひたすら相槌だけを打った。


そして、その話が一通り終わって。


『思春期らしくてそう言うのもいいじゃない』


私は微笑しながらそう言った。


ただ、内心は少し馬鹿にしていたのかもしれない。


友達の悩みってのは分かってるのだけど。


あまりに、今の私の奥深い闇と違いすぎたから。


『けっこう真剣に相談してるんだけど?』


真剣か・・・。


確かに思春期相応の悩み。


可愛らしい悩みだ。


その時、電話越しに何かが倒れる大きな音がした。


『何してんの?』


私は思わず聞いてみた。


『なんでもないよ』


晴香はそう言う。


晴香の大きな音で思い出した。


今日は、部屋の掃除をするんだった。


私は立ち上がって、近くにあった紙屑を拾いあげて捨てる。


ふと、机の奥に目がいった。


何でかは分からない。


ただ、直感で。


そこで見つけたものは、一枚の小さな写真。


浩平と、私の2人で映った。


付き合っていたころの写真だ。


『ねぇ・・・晴香?』


『何?』


『晴香は榊原君のどこ惹かれたの?』


その写真を見ながら。


私と晴香を比べてみたくてそう聞いた。


彼女からの返事はなかなか来ない。


沈黙が流れる。


そして、思わず


『どした?』


彼女に聞いた。


『なんでもない』


『もしかして言いづらい質問だった?』


『そんなことないよ』


嘘だ。


それはすぐにわかった。


けど、私は小悪魔。


どうしてもこの質問は聞きたかった。


自分のために。


『じゃあ、教えてよ』


少し明るめの口調で。


『気付いたら好きだった。祐二のどこが好きとかじゃなくて。祐二そのものが好き』


『・・・』


私は何も言い返せなくなって無言になった。


そのもの・・・か。


意外な返答。


本当は、返ってきた答えを、褒めながら内心馬鹿にしようと思っていいた。


私が好きになって、今、苦しみを背負っているのには遠く及ばないと思って。


ただ・・・。


思春期の女の子にしては完璧すぎる答え。


バカにできるようなものではなかった。


それより、よっぽど私が描いた浩平への気持ちの方がちっぽけだ。


私は、友達に対して。


親友に対して。


接し方を間違っているような気がした。


とは思いつつも。


晴香に嫉妬した。


恋愛で悩んでいる晴香に。


どうしても自分と比べてしまうんだ・・・・。






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最近、順位低いから!!w



はい。


今日は、亜美編でした。


昨日と同じシーンなので、昨日のと見比べながら見ると、お互いの気持ちを知りながら見れるので面白いかもしれません。


深い闇で晴香の嫉妬する亜美。


明日は、電話の後篇です。


まあ、内容は晴香の方で分かってるんですが、亜美の気持ちを見ていただけたらなと思います。


ところで、こういう書き方ってどうですかね?




『思春期らしくてそう言うのもいいじゃない』


亜美はカラカラと笑いながら電話越しにそう言った。


『けっこう私は真剣に相談してるんだけど?』


私はベッドに座りながら近くにあったクッションを机に向かって蹴り飛ばす。


クッションは綺麗な弧を描いて、机の上に乗った。


がしかし。


机の上に置いてあったペン立ての上に落ちたために、大きな音を立てて、たくさんのペンたちが、地面に大量に落ちた。


『何してんの?』


亜美が不審そうな声で聞いてくる。


『なんでもないよ』


私はペンを拾いながらそう言う。


『ねぇ・・・晴香?』


『何?』


「晴香は、榊原君のどこに惹かれたの?』


私の手が止まった。


一瞬考え込む。


過去まで振り返って。


どこに惹かれたか。


そう言われると、特定できるものはなにもない。


だって、彼の「何か」に惹かれたんじゃないのだから。


彼「そのもの」に惹かれたんだ。


離れていって、その存在の大きさ。


いなくなることの寂しさを知って。


不安になって。


そして、好きになった。


いや、違うかもしれない。


好きだったと気づいた・・・。


『どした?』


沈黙のままだった私に心配そうに亜美が声をかけてくる。


『なんでもない』


『もしかして、言いづらい質問だった?』


『そんなことないよ』


私はペンを拾うのを再開する。


『じゃあ、教えてよ』


亜美の声が少し明るくなった。


『気付いたら好きだった。祐二のどこが好きとかじゃなくて。祐二そのものが好き』


さっき思ったことをそのまま亜美に言った。


『・・・』


今度は亜美の返信が返ってこなくなる。


何かを考え込んでいるのだろうか?


『亜美?』


『あ、ごめん。驚いちゃってさ』


『え?何に?』


『その答えに』


『どこが?』


『なんか、大人っぽいなって。中学三年生の答えには聞こえなかった』


『おばさんって言いたいの?』


『違うよ。これは褒め言葉』


『それはどうも』


『そういえば、晴香さぁ。知ってる?』


『主語がないから何にもわからないよ』


『昨日、榊原君、告白されたらしいよ』


また・・・。


私の手が止まった。


『誰に?』


少し声が震えた。


これは・・・嫉妬。


とかかもしれない。


『二組の女の子』


『そうなんだ。で?』


『振ったって。好きな人がいるからっていったらしい』


・・・。


やっぱり。


祐二には好きな人がいる。


私には、気になる人っていったくせに。


その相手・・・。


だれなんだろう。





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小説更新しました♪


どうだったでしょうか?


久しぶり?ですがww


まあ、相変わらずあんまり進んでいないですけどww


明日、全く同じ場面を亜美側でやります。





今日は小説書けると思ったんですけど、爆睡してて・・・。



そして、今からバイトという・・・。



あ~!!!



自分で書くとかいっときながら・・・。



申し訳ありません。。



なんかなぁ・・・。



明日は、バイトないので、そこで書きためしておきます。



そして、コメント一気にみますww



コメントしてくれているみなさんありがとうございます♪



励みになるので!!



ホント嬉しいです♪



明日は晴香編です!!



是非見てください。



やばい・・・。



なんか、つまらないブログになっているww



ん~・・・。



あ!!



今日はひな祭りですね!!



皆さんの家はなんかしますか?





もうすぐ、学校卒業だぁww