ラジオ!Yotsugi Busters!! -13ページ目

ナンパ奮闘記 新章 銀座HUBの乱 06

とりあえずカラオケに移動しようということになった。移動途中、やっぱりレイクちゃんは
ウィリーさんのほうがしっくり来るようですぐさまウィリーさんの腕を組んで並んで歩いた。

僕はというとあまちゃんと並んで歩いたが、あまちゃんにはやはりエロスが感じられず、
何故か全く酔っぱらっていなかったため、ふれあうどころか人二人分くらいの間隔をあけて歩いた。

カラオケに移動して、部屋へ通された。
ここは前にミチ子と来たカラオケだ。ここに来るイコール「やれる」のである。

テンションも上がり、ブルーハーツなんかも歌ったのは覚えているが、
ここまでくると酔っぱらっていて正直何の歌を歌ったのか全く覚えていない。

前回の教訓を活かして、カラオケの酒は女には勧めても自分は飲んではいけない。カラオケの飲み放題はたいてい質の悪い酒を使っているから悪酔いしやすいのである。

女の子にジントニックをとことん勧める。もうこの時点で結構べろべろだったが僕は最後の力を振り絞って歌を歌った。Oasisを歌った記憶があるが定かではない。

ほどなくして一時間が経過、もう帰りの時間だ。さっきからずっとくっついて離れないウィリーさんとレイクちゃんを尻目に僕はすかさず伝票を持って出て行った。こういう時は気を使って二人きりにしなくてはいけない。男女の情事を邪魔しちゃやぼだ。

するとあまちゃんも一緒に僕についてきた。おそらく彼女も気を使ったんだろう。それかもしかするとレイクちゃんはいつも酔っぱらうとあんな感じで男に絡むもんだからこのあまちゃんも慣れているのかもしれない。

僕はスマートに会計をすませるとまたあの遠くにあるコンビニを目指した。あまちゃんもついて来てくれた。「何しにいくの?」とあまちゃんが聞いて来る、僕は「全員分のヘパリーゼと水を買いに行くんだ」と答えると、「優しいね」と僕を褒めてくれた。

ナンパ奮闘記 新章 銀座HUBの乱 05

しばし文学談義に花が咲く。僕はそんな嬉しそうなウィリーさんや女子たちを見ているだけで幸せだった。
すると話が少し下ネタへと傾いていった。僕も嬉々として参加。
性感帯の話になり、レイクちゃんは脇腹が弱いという。

するとウィリーさんが僕に話を振った。僕の特殊な性癖のアナニーの話を振ってきたのだ。
僕は小学2年生のころから性に目覚め、周りの誰よりも性に対しては好奇心旺盛だった。
しかし、中学と高校ともに男子校に行ってしまったため、いつまでたっても童貞をこじらせる結果となってしまったのだ。
性の好奇心は旺盛なのに誰よりもそれを実践することが遅いという運命の皮肉。

一人で性にふけっているばかりでやきもきした僕はある時、自分で女側も演じることにしたのである。
女性の感じる感覚とはどういうものなのだろうか?
すなわち異物を「入れる」のはなく「入れられる」感覚である。

それを体感すべく僕は男性の穴を探した。肛門である。
ここに何かを棒状のものを挿入すれば必然と女性の気持ちを味わえるかもしれないと思ったのが、
小学5年生の時だった。

僕は試しに図工で使った絵具用の6号丸筆を入れてみた。皆さんも試してみるといいが、
背徳心と共に得も言われぬ感覚に襲われる。引き抜くときに排泄に似た快楽を味わえるのだ。

ということを僕は嬉々として彼女たちに話した。酔っているせいで彼女たちは笑っていた。
しかし冷静になって立ち返ってみるとこれは僕にとってただのネガティブキャンペーンである。
その日に出会ったばかりの女性たちに対してどうしてこの話をしてしまったのかと今ではとても後悔している。

しかしながらこのレイクちゃんはとことんエロい。
相当酔っているようで、ウィリーさんにもたれかかってかなり密着している。
この時点でウィリーさんはもう確信している。「やれる」と。

飲みにも飽きてきた我々は店を移動することに。
寒空の中いち早く僕が外で待っていると後ろから誰かが僕に抱きついてきた。
てっきり僕は上機嫌になったウィリーさんがふざけているのかと思ったが、
振り返るとそれはレイクちゃんだった。

久しぶりに女性に抱きつかれ、しかも菜々緒なみのルックスの女性に抱きつかれて
体に拒否反応が出てしまった。童貞をこじらせるとこういう事態に陥るのだ。
今思えばもっとこの感触を堪能しておけばよかった、レイクちゃんはかなりの巨乳である。

ナンパ奮闘記 新章 銀座HUBの乱 04

結構彼女たちも長居を決めていてかなりの量を飲んでいた。
隣に座ったもののなかなか話しかけるタイミングが見つからないウィリーさん。
ほどなくしてレイクちゃんがトイレから戻ってくると「ワインをちょっと服につけちゃった」と
自慢のニットをティッシュで擦っていた。

ウィリーさんがすかさず「大丈夫ですか?汚しちゃったの?」と会話に参加、ナイスな流れだ。
レイクちゃんは笑って「ええ、大丈夫です」と会話に乗ってきた。
こうなればこっちのもの。ウィリーさんの隣はレイクちゃんで僕の隣はあまちゃんだった。
僕もあまちゃんに話しかけてこれまた意気投合。

どうやら二人は社会人だが、今時珍しい文学少女のようで、
ここでウィリーさんの目がキラリ。葛飾図書館の本を8割は読破したと言われるウィリーさんが
彼女たちの好きな作家の本やそれにまつわるトリビアなどをのべつ幕なしに語る。
「なんで知ってるの~?」とレイクちゃんはかなり上機嫌、おそらくこういう話ができる文学的教養が高い人間が
周りにいなかったのだろう。

きっと周りには休日の夜には代官山の蔦屋で理解できるわけない海外の写真家の本を広げては
眉を八の字にしかめてうんうん頷いている格好だけの勤勉青年みたいなやつしかおらず、
実際に話してみると「俺はこんなすげーんだぜ」という取るに足らない経験談を15倍くらいに誇張してひけらかす
中身がスカスカの麩菓子のような男子ばかりだったのだろう。

ところが我々は違う。実と栄養の詰まったカロリーメイト男子である。
僕も参加したいところだが、僕はまったく最近の小説などは読んでいない。
というより僕はそんなに読書家ではないのだ。

よく読書が趣味という人がいるが、聞いてみると1月に2冊読むくらいで趣味とのたまう人がいる。
正直これは趣味じゃない、1月に2冊なら僕も読んでいる。
僕が読むのは小説ではなく自己啓発本の類だ。「今はダメでもきっと大丈夫」みたいなことが帯に書いてある本ばかりを読んで、
気が付いたら30歳になっていた。それが僕である。

ナンパ奮闘記 新章 銀座HUBの乱 03

僕の対角線から見えるその女性は色っぽい細く長い髪を6:4くらいに分けて、
清潔感のあるおでこをのぞかせていた。
白いニットのトップスに合わせた同じミニスカート、
ニットの素材が彼女の豊満な胸を強調し、男性ならだれもがそこに目が行くだろう。
顔はちょうどレイクのCMに出てくる菜々緒にそっくりだった。(以後「レイクちゃん」と呼称)

その向かいに座っているのはこれまた対照的で芋っぽい子だった。
髪は明るい茶色の結構な短髪であまり化粧を施していないちんくしゃな顔だった。
タイプで言うとNHK連続テレビ小説のヒロイン顔だった。(以後「あまちゃん」と呼称)

これはまたとない大好機到来だ。
しかしながら、彼女たちの前には大きな壁がある、そうこの行き遅れシスターズを何とか蹴散らさないと
先には進めないのだ。

僕は心の中でこのシスターズへ強く念じた「早く帰りやがれ」と。
その異様な念とまなざしを感じたのか、行き遅れシスターズは「そろそろいく?」とテーブルを離れた。
僕はここぞとばかりにビールを片手に急いでテーブルを移動して彼女たちの横を確保することに成功した。

ナンパ奮闘記 新章 銀座HUBの乱 02

1月4日にも関わらずHUBは混んでいた。空いている席が3席くらいしかなく、
他は主に中高年の男女でにぎわっていた。
とりあえず空いている席に座るも左隣はカップル、右は空席でこの先の発展が望めなかった。

いつものChimay Redを注文し、ウィリーさんとしばし歓談。
最近のナンパ成功率に我々はなかなか満足していた。これもウィリーさんのおかげである。

二人でこうして話ているときにとある疑問が浮かんだ。
それは300 Barじゃなくてもナンパはできるのでは、ということだ。
確かに前回、ダストマンとやってきたときは一回300 Barに顔を出したが決して長居はしなかった。
最初のころは女と喋るチャンスを今か今かと待っていたものだった。
だが、正直最近では僕はあまりあそこのBarは気が進まない。
というのも男たちのマナーが悪すぎる。明らかに輪を囲んで僕とウィリーさんと2人組みの女子で話をして
盛り上がっているのに平気で間を割って入ってくる男たちが最近多々いる。

こんなことをされると場が白けてしまい、せっかく捕まえた女の子も急な横取りをするこの男に勿論いい顔はせず、
こいつらの妨害により結果、解散してしまうのである。
おそらくあの調子だとそろそろ暴力沙汰が起きそうな気配があったので、
我々は自然とこっちのHubで英国紳士的に飲む方を選んでいるのだろう。

するとちょうどいいタイミング隣に女子二人が座った。
「よし」と目をやると、「う~ん」といった感じだった。
どっちも結構年齢が行っている。完全に行き遅れてしまった感じがにじみ出ていて、
敢えて狙って僕たちの隣に座ったのではと思った。

ウィリーさんは僕に目で合図をする「これは無しだな」と。
僕は無言で頷いて他愛もない下ネタの会話を再開した。

うーむ、今日はこのまま何も起きないのか?
そう思いあぐねているとこの行き遅れ女子の隣の空席にまたも女子が二人席を取った。

ナンパ奮闘記 新章 銀座HUBの乱 01

どーも、オハラです。

新年一発目のナンパ奮闘記です。
今回も例にもれずウィリーさんと東銀座に向かいました。

ところが、今回我々はある変革を迎えます。
もうあの聖地に頼ることがなくなってきたのです。

取り急ぎ、いつもの居酒屋「わん」に行こうと思ったのですが、
さすがにわんのメニューにも飽きてきた我々は下町っ子がなじみやすい大衆居酒屋の方へと移動した。
今回は敢えて新橋で下車し烏森口から出てパチンコ屋の細道を奥へと進む。
するとそこは上野に似た鉄道高架下特有の大衆居酒屋がたくさん軒を並べていて、
まさに飲み屋街「新橋」が展開されていた。

2人席の狭い席でまずはビールで乾杯。
寒い中歩いてきた体に冷えたビールは格別だった。
このお店は馬肉を提供してくれるお店で、午年にちなんで馬で精をつけることに。
一皿400円前後で、どれを食べてもうまい。
しゃれた店ではないが外れは無い安心の店だ。

腹ごしらえを終えて、耳が取れそうなくらい寒い中僕たちは東銀座方面へと歩いて行った。
ところが、僕たちには一抹の不安があった。
それはこの日は1月4日、まだお店がやっていないのではという不安がよぎった。

しかしながら、意外と街には人が出ていて若い女性もたくさん歩いている。
そんな心配をよそに、飲み屋さんはたいていオープンしていて特に困ることは無かった。
まだ時刻は19時くらいだったが、一旦300 Barの前を通過、どうやら開いているようである。
だが、あまり人気が無く期待が持てなかったため、とりあえずいつものEnglish pub HUBへと向かった。

ナンパ奮闘記 銀座編 2013年最後の大傾きの巻05

路上でのナンパに成功した我々はそのまままさかの2回目のHUBに突入した。
300 Barは出会える場所だが、話を楽しめる場所ではない。
本当はあそこで出会って、こういうちゃんと座って話ができるところに移動したいものだ。

ついてきてくれたこの女性は二人ともにこやかで人懐こい性格は共通しているが、
容姿には結構違いがあった。

黒髪の女性は長めの艶のある髪をしていて、前髪を分けてあり理知的な白いおでこが見える落ち着いている女性だった。
よく見ると壇蜜に顔が似ているので仮に壇蜜と呼称。
壇蜜はおしとやかで礼儀正しく上司の言うことはなんでもハイハイ聞いてくれそうな優しい子だった。

もう一人は茶髪でこちらは若干髪が短めでげっ歯類のように顔が小さくてどちらかというと元気よく笑う女の子だった。
仮に田原と呼称。

二人とも社会人で年齢は25くらいだったと思う。
正直にいうとこの辺でもう酒が進んで記憶が曖昧であるが二人ともそれなりにかわいかったのは記憶にある。
この女性たちとの話はとても盛り上がった。というのも向こうに警戒心がほぼ無いのである。

こういうときは男性が盛り上げなければいけない。我々が何か冗談をいうとそれらにちゃんと耳を傾けてくれて、
相槌を打って、笑ってくれる。この打てば響く感覚が大事なのだ。
いつも思うがやはり大学生と社会人とのこの対応の違いに驚かされる。
社交辞令でもこうして気持ちよく酒が飲めるように取り計らうこの気配りと思いやりが大切なのだ。

ついつい上機嫌になった僕はカウンターに行って、イエガーマイスターのショットを注文。
このブログを読んでいる人ならわかると思うが、僕はテンションがあがるとイエガーマイスターを頼む癖がある。
これは僕がイギリスに留学していたときに、ハンガリー人の友達がいた。
彼はヨーロッパ人の風貌に似合わず、ビールが嫌い、というより苦いお酒が基本的に嫌いなのだ。
彼はいつもStrong Bowというサイダー(リンゴの甘い炭酸のお酒)を飲んだり、ワインにしてもポートワインという甘口のワインを飲んでいた。
そんな彼がパーティの時にみんなに好んでふるまったのがこのイエガーマイスター。
飲んでみると解るが、臭いが薬草そのものである。実は56種類くらいのハーブがブレンドされていて、
ある地域では薬酒として分類されるという。

壇蜜と田原は恐る恐るそれを一気すると「オウっ」と一瞬えずいてしまった。実はアルコールは35度、意外に強いがテキーラよりはまし。
ほどなくして、彼女たちはそろそろ帰るということになった。
自転車で来ている彼女たちはどうやら月島の方に住んでいるようだ。
帰り際に、彼女たちの自転車が止めてある場所まで歩いていると、
ウィリーさんは壇蜜とlineを交換していて、ダストマンは田原と談笑しつつちゃっかり番号を交換していた。
僕はというとしょぼーんと後ろをついて歩いていた。3人いると必ず一人はくいっぱぐれる。
すると田原はこちらに近づいてきて、「そういえば連絡先交換した?」と僕に聞いてくれたのである。

ボーイ、まいったね。

なんていい子なんだろう。僕は嬉々として番号を交換して嬉しさからその場でメッセージを送った。
「また遊びましょう」と笑顔で彼女たちは帰って行った。

こうして僕たちの年末最後の大傾きは幕を閉じた。
300Barは人が多すぎるので、これからはHUBでの活動に切り替えようと思う。

Fin

ナンパ奮闘記 銀座編 2013年最後の大傾きの巻04

ダストマンは頭に浮かんだ言葉がフィルターを通さずに出てしまう癖があり、「佐藤さん!」と叫んでその二人に近づいて行った。すると二人組は「?」を頭に浮かべてこちらを振り返った。明らかにさっきの女性とは別人である。

不審者扱いされると思ったがこの女性二人は意外と好意的で「え、佐藤さんって人を探してるんですか?」と笑いながら返してくれた。こうなればこちらの物だ。

「いやー、そうなんですよー、ちょっとそこではぐれちゃって~」ダストマンの得意の嘘800が炸裂した。ダストマンは嘘をつくことに関しては匠の域に達していて、口をついて出ることの8割が嘘なのである。つまり、我々友人に対しても平気で嘘をつくので細心の注意が必要だ。

「今日これからどこか行くんですか?」とウィリーさんが嘘を切り上げさせ、本題へとシフトさせる。「ええ、ちょっと飲もうかと思って」と言う物だからこれはまたとない好機。「じゃあ、一緒に行きましょうよ、良かったらおごりますよ」と紳士的に誘うと彼女達はとても喜んで「良いんですか~?」と快くついて来てくれた。何とも好意的で気持ちのいい対応だ。

こうして300 Barではなくまさかの路上でのナンパに成功したのである。

つづく

ナンパ奮闘記 銀座編 2013年最後の大傾きの巻03

まさに千載一遇のチャンス、オハラの人生最大の目標はコスプレイヤーとのまぐわりである。僕はすかさず間に入って話に参加。しかしながらポム子はとくにプロっぽくやっているわけではなく、時々池袋のアニメイトあたりで購入して嗜む程度だそうな。

それでもかまわぬ所存。Lineの交換を促すと渋々という感じで応じてくれた。しかしながら、このポム子の容姿を描写すると、黒髪ストレートなのだが化粧気があまり無く、一見まだ高校生かと見まがうほどだがちょうど20になったばかりで、顔面がやや広い。髪のボリュームが多いせいかと思ったが骨格からして大きいようだ。それでいて身長は160あるかないかくらいで、いわゆる寸胴体系だった。顔のランクはDプラスという感じでニコ生とかやってそうな感じのねくらな印象だった。

とりあえず、本日最初の収穫はこのポム子で、どういうわけかダストマンとウィリーさんはこの子のアドレスを聞かなかった。おそらく漂うメンヘラ臭を敏感に察知したのだろう。

また、人があふれて来てこれ以上粘っても何も起きないことを感じ取った我々は一端このBarを去ることに。外の冷たく澄んだ空気を胸いっぱいに吸って酔ったからだを引き締めるとダストマンがその異常なテンションが炸裂しはじめ、奇声をあげながら小躍りを始めた。

我々もそれに習い奇声をあげては路上を闊歩していると、次なるターゲットを発見した。自転車を押しながら歩いている二人組で、片方の女性が自転車を押している女性を「佐藤さん」という名で呼んでいたので我々もこの佐藤さんを尾行することに。

銀座に自転車で来るということはこの近辺に住んでいる、すなわち終電を気にしなくていいからまだ酒を飲みに行くはずだと後をついて行ったが、曲がり角のところで彼女達を見失ってしまった。

途方に暮れて歩いていると、気がつけばまた300 Barの方に足が向いていて、我々はこのお店に貢献しているなあと感心しているとそのBarのある高架下の通りに二人組の女子が自転車を今まさに駐輪するところだった。

つづく

ナンパ奮闘記 銀座編 2013年最後の大傾きの巻02

取り急ぎ、定番のChimay Redを注文し、席に着く。しかしながら、我々が醸し出す包茎オーラのせいで何故かいつも日が当たらない一番奥の席に通されてしまい、これでは隣の女子に話しかけるという発展も望めないのである。

仕方なしに、頼んだChimay Redをチビチビやりつつ、機をうかがうが何も生まれなかった。これは幸先があまり宜しくない。だが、今日はダストマンがついている。彼はどんな状況も覆すいわばトランプでいうとジョーカーなのだ。

こうして30分ほどこのHUBで管を巻いたが特に何も起きず、仕方なしに一端Hubを離れることに。とくに他に行く当てが無かった我々はまだ少し早いが例の300 Barへ突入を試みた。まだ9時前だったが、結構な込み具合だった。

それにしても、男の数が増えた。前回ウィリーさんと来たときはババア客の多さに面食らったがどうやら今回は比較的、年齢が下がっている。

それにしても倍率が高すぎる。男の数が半端ではないのだ。女性はやはりかわいい子順に男が群がっていて、可哀想だがババアには目もくれていない。我々も何か飲み物を買おうと列に並び、ビールをそれぞれ購入。しばし場を見渡すが、女子はほとんどとられてしまっている。

ダストマンにも焦りの表情が出て来たが、ウィリーさんがふと今まさにお酒を買ったばかりという女子に近づいて行った。20そこそこの二人組である。片方は茶髪でかなり付けまつげで盛っていて気合い充分、もう片方は対照的に黒髪で顔も薄化粧だった。

「今きたの?」という常套文句とともにグラスをすっと近づけると二人は乾杯をしてくれた。二人とも医療関係だったことを記憶している。主に会話はダストマンとウィリーさんに任せていたが、どうやらこの黒髪の方(ポム子と呼称)がコスプレを趣味でやっているというのだ。

つづく