明大のテニスサークルが昏倒事件をやらかす
どーも、オハラです。

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ニュースでもご存知だと思いますが、明大のテニスサークルが女子の酒に睡眠薬のようなものを混ぜて飲ませ、女子達は全員昏倒、中には脱糞までするほど重症の子もいるそうな。
僕は大学に入れなかったバカだけど、睡眠薬を酒に混ぜることがどんだけ危険なことかくらいは流石にわかる。
うーん、これは警察になんて説明するのかな?眠らせて強姦しようと思ったというつもりだったのでしょうか?強姦未遂罪で捕まらないのか?
こういう時、親はどう思うかが気になる。田舎を離れて東京の学生の街、御茶ノ水で新しい生活をスタートさせ、「お母さん、私今とても輝いてる!!」みたいに報告してたくせにある時ニュースを見ると路上でぶっ倒れてる我が娘。新宿の路上なんておっさんのゲロやゴキブリが徘徊してる不衛生なコンクリートだ。そこに手塩にかけた娘の可愛い顔が。
もう大学生なんて立派な大人なんだから睡眠薬を飲ませた男どもは昏倒した女子の親御さん達に菓子折もって謝りに行くべきだ。
下手したら死んでたかもしれないのに。普段意識が高いくせにこういうところは無責任なんだな。せめて、サークルを代表してリーダーくらいは行くべきだと思う。
まあ、大学のテニスサークルはたいていチャラい人が集まってる団体だから、こういう事件は後を絶たない。まあ、それでも大学という解放的な雰囲気に飲まれてしまうのだろう、もう大人でも仕事には縛られていない、みたいな感覚だろう。
ところで、最近ウィリーさんととある商売を思いついたのだ。
その草案を皆さんにこっそりお話ししたいと思う。
つづく
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ワールドカップで日本人のゴミ拾いが話題
W杯海外サポがゴミ拾いしない理由
日本時間6月15日に行われたFIFAワールドカップ・ブラジル大会の日本対コートジボワール戦の試合後、..........≪続きを読む≫
どーも、オハラです。
ワールドカップは今のところ、日本は残念な状態ですが、その日本人サポーター達の姿がクローズアップされています。
試合後のスタジアムのゴミ拾いをすすんでやる日本人、この姿に世界中の人たちが感心しているようです。
奇麗好きな日本人、礼儀正しい日本人、こういう素晴らしい精神は世界に誇って行きたいですが、日本人は誇らないのが美徳。このゴミ拾いも誰かに頼まれた訳ではないし、褒められようと思ってやっているわけではありません。
こういうとき、僕はイギリス時代の語学学校の頃を思い出します。
語学学校は様々な人種が入り乱れる場所、その一つ屋根の下で垣間見える各国の授業態度や恋愛観や生活習慣、若いうちに体験すれば「ああ、世界は広いな、色んな人がいるな」と思えるようになる。
その中で、お片づけの文化の違いには本当に驚かされた。日本人は教育の過程で学校では先生が生徒達にお片づけをするように促して、使った物は元の場所に戻す、生徒達に教室の掃除をさせるのも珍しいと言われるくらい、まあこういうところから日本人が集団生活の中で他人に迷惑をかけないようにする教育方針が徹底されていますね。つまり、日本人は使ったら片付ける、食べたり飲んだりしたらちゃんと食器も洗う、ごちそうになった時も食器を洗うまではしないけど、せめて片付けやすいように皿を重ねて置くなどの心遣いはする。
語学学校では金曜日によくパーティーをやっていた。学校が終わって19時くらいにもう一度、学校におめかししてやって来る。学校の地下に狭めの談話スペースがあって、奥には小さなキッチンもあるこの空間で、みんながそれぞれ缶ビールなどを持ち寄ってガンガンに大きな音楽をかけて踊る。お目当ての相手がいればそのままどこかにしけこむこともしばしば、これが語学学校のパーティー。
21時くらいにはパーティーはお開きになり、まだ飲み足りなければこのままタウンセンターに行き、そこで二次会だ。「よし、今日はこれまで」とホストが号令をかけると、たいていのヨーロッパ諸国出身の生徒達は「よっしゃ、行こうぜ!」とそのまま何も片付けずに行ってしまう。自分たちで飲んだビールの缶もテーブルや棚に置きっぱなし、でもこれが彼らの自然な流れなのだ。
中にはアラブ出身の人たちは大抵お金持ちの人ばかりだから片付けをしたことがない人ばかりで、そういう人は絶対に手を貸してくれない。こういうとき、パーティーのホストはだいたい日本人生徒を当てにしていて、自発的に片付けてくれる日本人達に片付けは全て任せてホストはたいてい戸締まりとかを担当する。もちろん、日本人の生徒は一人も漏れなく片付けを開始する。その手際の良さ、「俺はコップをかたすから、そっちはテーブル拭いておいて」あんなにゴミだらけだった部屋が物の10分で元の姿へ。
片付けをしてくれたのは日本人だけではなく、韓国人もすすんで片付けをしてくれた。中国人はたまたま僕の学校にはいなかったので、こういう時手伝ってくれるのかは謎である。
ヨーロッパの生徒達はさっさと二次会に行ってしまうが、中には、特に年長の人たちもそんな日本人の姿を見て「私も手伝うわ」と参加してくれることがあった。
ということで、基本ヨーロッパの人たちはお片づけをしない。理由は聞いたことがない、「何で君たちは片付けないんだい?」なんて喧嘩を売るような真似はもちろんしなかったし。でも、僕は日本人のこういうところが大好きだ。言われなくてもすすんで片付けたり、周りに迷惑をかけないように気を使う精神。
これから留学をしようとしている人たちにも学校のイベントでは片付けを積極的にやって、あのニュースは嘘ではないということを証明してほしい。そうすれば、もっと世界の関心が日本に向いてもっと多くの人が日本に観光に来てくれることだろう。
日本って良い国ですねー。
オハラ
日本時間6月15日に行われたFIFAワールドカップ・ブラジル大会の日本対コートジボワール戦の試合後、..........≪続きを読む≫
どーも、オハラです。
ワールドカップは今のところ、日本は残念な状態ですが、その日本人サポーター達の姿がクローズアップされています。
試合後のスタジアムのゴミ拾いをすすんでやる日本人、この姿に世界中の人たちが感心しているようです。
奇麗好きな日本人、礼儀正しい日本人、こういう素晴らしい精神は世界に誇って行きたいですが、日本人は誇らないのが美徳。このゴミ拾いも誰かに頼まれた訳ではないし、褒められようと思ってやっているわけではありません。
こういうとき、僕はイギリス時代の語学学校の頃を思い出します。
語学学校は様々な人種が入り乱れる場所、その一つ屋根の下で垣間見える各国の授業態度や恋愛観や生活習慣、若いうちに体験すれば「ああ、世界は広いな、色んな人がいるな」と思えるようになる。
その中で、お片づけの文化の違いには本当に驚かされた。日本人は教育の過程で学校では先生が生徒達にお片づけをするように促して、使った物は元の場所に戻す、生徒達に教室の掃除をさせるのも珍しいと言われるくらい、まあこういうところから日本人が集団生活の中で他人に迷惑をかけないようにする教育方針が徹底されていますね。つまり、日本人は使ったら片付ける、食べたり飲んだりしたらちゃんと食器も洗う、ごちそうになった時も食器を洗うまではしないけど、せめて片付けやすいように皿を重ねて置くなどの心遣いはする。
語学学校では金曜日によくパーティーをやっていた。学校が終わって19時くらいにもう一度、学校におめかししてやって来る。学校の地下に狭めの談話スペースがあって、奥には小さなキッチンもあるこの空間で、みんながそれぞれ缶ビールなどを持ち寄ってガンガンに大きな音楽をかけて踊る。お目当ての相手がいればそのままどこかにしけこむこともしばしば、これが語学学校のパーティー。
21時くらいにはパーティーはお開きになり、まだ飲み足りなければこのままタウンセンターに行き、そこで二次会だ。「よし、今日はこれまで」とホストが号令をかけると、たいていのヨーロッパ諸国出身の生徒達は「よっしゃ、行こうぜ!」とそのまま何も片付けずに行ってしまう。自分たちで飲んだビールの缶もテーブルや棚に置きっぱなし、でもこれが彼らの自然な流れなのだ。
中にはアラブ出身の人たちは大抵お金持ちの人ばかりだから片付けをしたことがない人ばかりで、そういう人は絶対に手を貸してくれない。こういうとき、パーティーのホストはだいたい日本人生徒を当てにしていて、自発的に片付けてくれる日本人達に片付けは全て任せてホストはたいてい戸締まりとかを担当する。もちろん、日本人の生徒は一人も漏れなく片付けを開始する。その手際の良さ、「俺はコップをかたすから、そっちはテーブル拭いておいて」あんなにゴミだらけだった部屋が物の10分で元の姿へ。
片付けをしてくれたのは日本人だけではなく、韓国人もすすんで片付けをしてくれた。中国人はたまたま僕の学校にはいなかったので、こういう時手伝ってくれるのかは謎である。
ヨーロッパの生徒達はさっさと二次会に行ってしまうが、中には、特に年長の人たちもそんな日本人の姿を見て「私も手伝うわ」と参加してくれることがあった。
ということで、基本ヨーロッパの人たちはお片づけをしない。理由は聞いたことがない、「何で君たちは片付けないんだい?」なんて喧嘩を売るような真似はもちろんしなかったし。でも、僕は日本人のこういうところが大好きだ。言われなくてもすすんで片付けたり、周りに迷惑をかけないように気を使う精神。
これから留学をしようとしている人たちにも学校のイベントでは片付けを積極的にやって、あのニュースは嘘ではないということを証明してほしい。そうすれば、もっと世界の関心が日本に向いてもっと多くの人が日本に観光に来てくれることだろう。
日本って良い国ですねー。
オハラ
オハラ老いにはさからえない
どーも。オハラです。
この一週間はホントに疲れました。会社の上司がまるまる一週間休んでしまったのです。
もともと少数精鋭でやってる会社ですから、一人いないだけで大変な騒ぎですね。ということでこの一週間はまるまるその人の仕事を負担することになってしまいました。
非常に体が疲れました。もう歳なんだろうな。昔みたいにイケイケどんどんではやれなくなってきました。
人間老いにはさからえない、年齢を重ねれば体は衰えるし、全て自然の流れだ。冬は寒さに震えて夏はうだるような暑さに汗をかく。
当たり前なこと。ただ仕事をする時にぼーっとするこの癖を直したいな。周りに迷惑をかけてはいけない。なんかこういいサプリとかないものですかね?
このブログによく業者の人がコメントを書き込んでくれますが、そういう有益な情報が欲しいですね。
たぶん、この記事にも「素敵なブログですね」なんて読んでもないのに書き込みする人がいると思いますが…
オハラ
ナンパ奮闘記~銀座 二人組女子攻略編03
この出会いの少ないと嘆かれている世の中で、こうして勇気を出して声をかけてきた男性が目の前にいるのだ。でも、不摂生がだるそうに適当に会話を流し、早めに切り上げてもう帰ろうという空気を出しやがるものだから、友人として小鹿もばつが悪く、一緒に帰る他ないのである。
こうして結局はこの二人を1杯飲んだら不摂生の「そろそろ帰ろう」という言葉で締めくくりHUBを去ってしまった。僕とウィリーさんは見逃さなかったが、この小鹿の方はまだ全然帰りたくなさそうだったのだ。なんというとばっちりだ。この不摂生の方も実は「彼氏」と歌っているが実は彼氏だと勝手に不摂生が思い込んでいるだけで本当はいわゆる都合の良い体目当ての女なのではないだろうか?ありのままの自分になる前に体目当てではなくありのままの自分を受け入れてくれる男性を見つけるべきだ。
それにしても、どうして女性はこの歌詞に表れているような「ありのままの自分」という言葉にかまけて努力することを嫌うのか?「ありのままの自分」つまり素材が良ければありのままで構わない、いろんな分野において女性は圧倒的に容姿が重視されることが証明されているし、それだけで大きな武器をもって生まれてきたのだ、しかし、容姿云々の話は何も女性だけでなく、男にも言えることだがまずい面で生まれてしまったらもうその自分の顔に責任を持って生きなければいけないのだ。だから、努力を怠ってはいけない。面のまずいもてない男は何故かやたらと努力をしている。妙にギターが弾けたり、サブカルチャーに詳しかったりするものだ。その点、女子はどういうわけか努力を嫌う。J popの歌詞を見ればわかるが、女性向けの歌詞はどういうわけか「変わらないでいい、ありのままの自分、弱い私でも嫌いじゃない」みたいなそんな歌詞ばかりだ。以前に日本のマンガやアイドルカルチャーを紹介する英語の雑誌を読んだが、そこに全く無名の女子高生の恰好をした日本人女性二人のユニットが紹介されていて、その紹介のしかたがかなり荒く、「いわゆるジャパンのカワイイ系のダンスと、歌詞はJ pop特有のeasy goingで人生を楽しもう、自分自身になろうみたいな内容である」という記事が載っていた。ダイエットにしても、「痩せたいでも運動したくない、筋肉つけたくない」と文句を垂れる。
このように花山薫的な一切の鍛錬や努力を否定した生き方が今日の女子である。にもかかわらず、自分からは何もせず男から何かをしてもらうことを当たり前に思っている。レディーファーストなんて間違った文化が戦後の日本で蔓延したその結果がこれなのかもしれない。
閑話休題
かなり話がそれたが、2人組の話に戻ろう。上記とはまた別の機会にHUBにて他の女二人組に声をかけた。それも例にもれず同じパターンだった。片方はまだ小便臭さの残る20そこらのどこか田舎を感じさせる女子ともう1人は一見若く見えるがよく見ると口元と目元、そしてその落ち着いたたたずまいから年齢がうかがえる女性の異色コンビだった。おそらく、仕事仲間なのだろうとすぐに想像がついた。
この田舎娘の方は正直あんまり可愛くはなかったというよりどこか子供なのである。中学生の素朴な子がそのままの容姿で大人になってしまったような感じでまったくのエロスを感じない。もう一人の女性は年齢もおそらく27歳くらいの大人の女性で、なんか年齢からくるくたびれた感じを漂わせ「手頃な男でもいないかしら」という男に一夜の期待させるエロスが感じられる。往々にして若い女性の方が可愛いものだが、このコンビにおいては年上の先輩の方が美人であった。美人というより年齢にしてはどこか童顔だった。
しばし僕とウィリーさんで様々な会話を振り、女性陣を楽しませよう盛り上げようと試みたのだが、この田舎娘の方がまるで我々に興味がなかった。一応、礼儀としてこちらはこの二人に酒をおごっているのである。それにも拘わらずこの田舎娘は話に乗ってこない、何を言っても質問しても寸言で返答し、しまいには人と酒を飲んでいるのにずっとスマホをいじっている始末。一方で先輩の方はおごってもらった礼儀とばかりにスマホを極力いじらず、ちゃんとこちらの話に載ってくれた。しかしながら、いくら3人で頑張って会話をしてもやはり、場にスマホに没頭して自分の世界に浸っているものがいるだけで妙に盛り上がりにかける、というのもこんな社交場で酒もおごってあげて率先して話を振り、気を使っているにも関わらずこの乗ってこない田舎娘がスマホに没頭してはときどき手を休めて顔を上げても店内テレビで放送されている外国のサッカー中継を興味なさげに頬杖つきながら見上げては聞こえるような声で「んふー」とため息をつかれたりでもするとどんな凄腕ホストでもお手上げ状態だ。かといって3人だけで盛り上がっていたらまるで苛めているみたいでそれも妙に気の毒だし、八方ふさがりである。
かといって、声をかけなきゃよかったかと思ったらこの先輩の方は結構乗り気なのである。できることならこのままカラオケにでもしけ込みたいという雰囲気を醸し出していた。僕とウィリーさんはとっさに悟った、おそらくこの先輩はこの田舎娘をあまり気に入っていない。きっと職場でも上司や先輩を敬うことなく失礼な発言を連発し一向に仕事も覚えず、他に年齢の近い同性がいない物だから仕方なしに先輩がこの田舎娘を飲みに誘ってみても、先輩と飲んでいるにもかかわらず目の前でスマホをいじる失礼千万な所業。そんなところに現れた我々はまさに先輩にとってはカモネギックスだ。
いっそ、この田舎娘だけ帰らせて、先輩とだけで飲みを続けるという荒業を考えたがさすがにそれは失礼だ。仕方なくぎこちない会話を続けるも予想していた通りこの田舎娘が彼氏いるアピールをし始めた。この謎の法則はなんなのか?研究して学会で発表したいものだ。でも、これも嘘っぽい。こんな話にのってこない、ずっとスマホをいじってばかりの女子を彼女にする寛大な男性が果たしているのだろうか?「好きな歌手は?」とか聞いても「たぶん知らないと思う」とか「好きな男性芸能人は?」と聞いても「言っても知らないと思う、少なくとも日本人じゃない」とか芸術的なまでに盛り上がりを否定する会話の仕方だった。
完全に気力が萎えてしまった我々はもう彼女たちから離脱することにした。酒をおごって近づいておいてこちらから離脱というパターンは無かった。もちろん先輩の方はかなり残念そうだった。おそらく、口に出しては言わないだろうが「この後輩のせいで毎回チャンスを逃す」と心でぼやいているのだろう。
他にも色々と二人組のパターンはあるが、とりあえず一人が可愛くて一人が残念という組み合わせはみなさんも思い当たる節がありませんか?
オハラ
こうして結局はこの二人を1杯飲んだら不摂生の「そろそろ帰ろう」という言葉で締めくくりHUBを去ってしまった。僕とウィリーさんは見逃さなかったが、この小鹿の方はまだ全然帰りたくなさそうだったのだ。なんというとばっちりだ。この不摂生の方も実は「彼氏」と歌っているが実は彼氏だと勝手に不摂生が思い込んでいるだけで本当はいわゆる都合の良い体目当ての女なのではないだろうか?ありのままの自分になる前に体目当てではなくありのままの自分を受け入れてくれる男性を見つけるべきだ。
それにしても、どうして女性はこの歌詞に表れているような「ありのままの自分」という言葉にかまけて努力することを嫌うのか?「ありのままの自分」つまり素材が良ければありのままで構わない、いろんな分野において女性は圧倒的に容姿が重視されることが証明されているし、それだけで大きな武器をもって生まれてきたのだ、しかし、容姿云々の話は何も女性だけでなく、男にも言えることだがまずい面で生まれてしまったらもうその自分の顔に責任を持って生きなければいけないのだ。だから、努力を怠ってはいけない。面のまずいもてない男は何故かやたらと努力をしている。妙にギターが弾けたり、サブカルチャーに詳しかったりするものだ。その点、女子はどういうわけか努力を嫌う。J popの歌詞を見ればわかるが、女性向けの歌詞はどういうわけか「変わらないでいい、ありのままの自分、弱い私でも嫌いじゃない」みたいなそんな歌詞ばかりだ。以前に日本のマンガやアイドルカルチャーを紹介する英語の雑誌を読んだが、そこに全く無名の女子高生の恰好をした日本人女性二人のユニットが紹介されていて、その紹介のしかたがかなり荒く、「いわゆるジャパンのカワイイ系のダンスと、歌詞はJ pop特有のeasy goingで人生を楽しもう、自分自身になろうみたいな内容である」という記事が載っていた。ダイエットにしても、「痩せたいでも運動したくない、筋肉つけたくない」と文句を垂れる。
このように花山薫的な一切の鍛錬や努力を否定した生き方が今日の女子である。にもかかわらず、自分からは何もせず男から何かをしてもらうことを当たり前に思っている。レディーファーストなんて間違った文化が戦後の日本で蔓延したその結果がこれなのかもしれない。
閑話休題
かなり話がそれたが、2人組の話に戻ろう。上記とはまた別の機会にHUBにて他の女二人組に声をかけた。それも例にもれず同じパターンだった。片方はまだ小便臭さの残る20そこらのどこか田舎を感じさせる女子ともう1人は一見若く見えるがよく見ると口元と目元、そしてその落ち着いたたたずまいから年齢がうかがえる女性の異色コンビだった。おそらく、仕事仲間なのだろうとすぐに想像がついた。
この田舎娘の方は正直あんまり可愛くはなかったというよりどこか子供なのである。中学生の素朴な子がそのままの容姿で大人になってしまったような感じでまったくのエロスを感じない。もう一人の女性は年齢もおそらく27歳くらいの大人の女性で、なんか年齢からくるくたびれた感じを漂わせ「手頃な男でもいないかしら」という男に一夜の期待させるエロスが感じられる。往々にして若い女性の方が可愛いものだが、このコンビにおいては年上の先輩の方が美人であった。美人というより年齢にしてはどこか童顔だった。
しばし僕とウィリーさんで様々な会話を振り、女性陣を楽しませよう盛り上げようと試みたのだが、この田舎娘の方がまるで我々に興味がなかった。一応、礼儀としてこちらはこの二人に酒をおごっているのである。それにも拘わらずこの田舎娘は話に乗ってこない、何を言っても質問しても寸言で返答し、しまいには人と酒を飲んでいるのにずっとスマホをいじっている始末。一方で先輩の方はおごってもらった礼儀とばかりにスマホを極力いじらず、ちゃんとこちらの話に載ってくれた。しかしながら、いくら3人で頑張って会話をしてもやはり、場にスマホに没頭して自分の世界に浸っているものがいるだけで妙に盛り上がりにかける、というのもこんな社交場で酒もおごってあげて率先して話を振り、気を使っているにも関わらずこの乗ってこない田舎娘がスマホに没頭してはときどき手を休めて顔を上げても店内テレビで放送されている外国のサッカー中継を興味なさげに頬杖つきながら見上げては聞こえるような声で「んふー」とため息をつかれたりでもするとどんな凄腕ホストでもお手上げ状態だ。かといって3人だけで盛り上がっていたらまるで苛めているみたいでそれも妙に気の毒だし、八方ふさがりである。
かといって、声をかけなきゃよかったかと思ったらこの先輩の方は結構乗り気なのである。できることならこのままカラオケにでもしけ込みたいという雰囲気を醸し出していた。僕とウィリーさんはとっさに悟った、おそらくこの先輩はこの田舎娘をあまり気に入っていない。きっと職場でも上司や先輩を敬うことなく失礼な発言を連発し一向に仕事も覚えず、他に年齢の近い同性がいない物だから仕方なしに先輩がこの田舎娘を飲みに誘ってみても、先輩と飲んでいるにもかかわらず目の前でスマホをいじる失礼千万な所業。そんなところに現れた我々はまさに先輩にとってはカモネギックスだ。
いっそ、この田舎娘だけ帰らせて、先輩とだけで飲みを続けるという荒業を考えたがさすがにそれは失礼だ。仕方なくぎこちない会話を続けるも予想していた通りこの田舎娘が彼氏いるアピールをし始めた。この謎の法則はなんなのか?研究して学会で発表したいものだ。でも、これも嘘っぽい。こんな話にのってこない、ずっとスマホをいじってばかりの女子を彼女にする寛大な男性が果たしているのだろうか?「好きな歌手は?」とか聞いても「たぶん知らないと思う」とか「好きな男性芸能人は?」と聞いても「言っても知らないと思う、少なくとも日本人じゃない」とか芸術的なまでに盛り上がりを否定する会話の仕方だった。
完全に気力が萎えてしまった我々はもう彼女たちから離脱することにした。酒をおごって近づいておいてこちらから離脱というパターンは無かった。もちろん先輩の方はかなり残念そうだった。おそらく、口に出しては言わないだろうが「この後輩のせいで毎回チャンスを逃す」と心でぼやいているのだろう。
他にも色々と二人組のパターンはあるが、とりあえず一人が可愛くて一人が残念という組み合わせはみなさんも思い当たる節がありませんか?
オハラ
ナンパ奮闘記~銀座 二人組女子攻略編02
今年に入り、マナーも悪ければ、野郎が増えすぎてしまった300 Barには見限りをつけた我々は最近の狩場を近所のイングリッシュパブHUBへと移したのである。こんなことを書くと今度はHUBが盛況してしまうのかもしれないが。とにかくHUBは落ち着いて飲めるし、あそこのコリドーのHUBは女性2人組が結構多くいる。
おそらくは土曜の休日に買い物をし、銀座でブラジルコーヒーを飲んだ後にちょっくら一杯ひっかけて帰ろうというプランなのだろう。だが、女子二人組でこういうバー形式の店で飲んでいる場合はやはり何か狙いがあるのだ。いわゆる女子会ならもっと長く滞在できてしかもゆっくり静かに安く飲めるチェーンの居酒屋へいくはずだが、あえてこういうバーを選んでいるのはなぜか?それはハプニング、すなわち出会いを求めているのである。
男の子も大学生くらいの社会に属していないくせにやたらと財力と体力と行動力と見栄だけは旺盛な連中は、妙に海外の学生が慣れない運転で隣町まで冒険して途中でゲイに言い寄られたり、喧嘩に巻き込まれたり、ひょんなことから童貞を卒業してしまったりしながらも最後は憧れのロックミュージシャンとの出会いを果たすみたいな青春映画に憧れたりする傾向があるように、女子も20代前半はやはり冒険したいお年頃なのである。
特に、それほど冒険もせずに大学を卒業しそのままOLにでもなってしまった24or25歳くらいはその盛りでこういう映画のワンシーンのようなバーで二人で話しているとイケメン男性(できれば白人男性)に声をかけてもらって連れ出してほしいという願望があるに違いない。もしくはまったく盛り場へは出向きもしないくせに「出会いが無い」なんてぼやきながら、たまの休日に映画館で知らない人たちと「Let It Go」を大合唱するのが関の山だ。
もちろん2人組みの女子でどちらも彼氏がいないというわけではない。片方は彼氏がいる場合も多々ある。
しかしこの時に気がかりなのが、上述したように片方が可愛くて片方はあんまでもないコンビの場合、なぜかこの可愛くない方に彼氏がいるパターンが圧倒的に多いのである。
さらに鼻につくのがこの可愛くない方の「私、彼氏います」アピールがすこぶるうざいのである。最初からそっちは狙っていないので、こちら側にしたらノーダメージなのだが、この可愛くない方がことあるごとにこちらのナンパの邪魔をしてくるのである。
先日、HUBにて隣の席のまだあどけなさの残る2人の女子に話しかけた。僕のとなりにいる女子はかなりかわいい子でウィリーさんはとても気に入っていた。ガーリーな柔らかい茶髪のショートボブに透き通るような白い肌の上を桃色のチークが彩って、ガラスでできたような艶のあるパッチリとした瞳は一点の曇りもなく、まるで神秘の森の奥深くにだけ生息する生まれたばかりの小鹿のような純粋さを感じさせた。
しかしながらウィリーさんの隣に座っている女性は…あえて説明を省かせていただく。というのもこの女性は顔に本当に特徴がなく、可愛くもなければ痛快なほどの不美人というほどでもなく、とにかく特徴が無さ過ぎて酒も入っていたことからほとんど記憶に残っていないのである。ただ、不摂生そうな感じは満面に出ていた。面倒な時は夕飯をポテトチップスだけで済ませてしまうような、それでいて一人暮らしの部屋は足の踏み場もないほど脱ぎっぱなしの服や使い切っていない化粧品などで散らかっている様が見て取れた。
そうこの不摂生の方が聞いてもいないのに「彼氏いる」アピールをしてきて、何かとわれわれの邪魔をするのだ。妙に会話にも乗ってこないし、しばらくするとタバコをふかし始めた。この増税の世の中でしかも女がタバコをふかすとは、この時点で彼女の不摂生ブリがうかがえる。この不摂生女子の妨害工作は極めて悪質でようは私は彼氏いるからこの男どもとどこかにしけ込むつもりはないし、酒おごってくれないならさっさと帰っちゃってもいいしみたいな考えなのだ。しかし、相方の小鹿の方はこの愛らしい顔にも関わらず彼氏がいないとのこと。つまり、こうしてわれわれがバーで話しかけたことは小鹿にとっては彼氏ができる千載一遇のチャンスなのである。
続く
おそらくは土曜の休日に買い物をし、銀座でブラジルコーヒーを飲んだ後にちょっくら一杯ひっかけて帰ろうというプランなのだろう。だが、女子二人組でこういうバー形式の店で飲んでいる場合はやはり何か狙いがあるのだ。いわゆる女子会ならもっと長く滞在できてしかもゆっくり静かに安く飲めるチェーンの居酒屋へいくはずだが、あえてこういうバーを選んでいるのはなぜか?それはハプニング、すなわち出会いを求めているのである。
男の子も大学生くらいの社会に属していないくせにやたらと財力と体力と行動力と見栄だけは旺盛な連中は、妙に海外の学生が慣れない運転で隣町まで冒険して途中でゲイに言い寄られたり、喧嘩に巻き込まれたり、ひょんなことから童貞を卒業してしまったりしながらも最後は憧れのロックミュージシャンとの出会いを果たすみたいな青春映画に憧れたりする傾向があるように、女子も20代前半はやはり冒険したいお年頃なのである。
特に、それほど冒険もせずに大学を卒業しそのままOLにでもなってしまった24or25歳くらいはその盛りでこういう映画のワンシーンのようなバーで二人で話しているとイケメン男性(できれば白人男性)に声をかけてもらって連れ出してほしいという願望があるに違いない。もしくはまったく盛り場へは出向きもしないくせに「出会いが無い」なんてぼやきながら、たまの休日に映画館で知らない人たちと「Let It Go」を大合唱するのが関の山だ。
もちろん2人組みの女子でどちらも彼氏がいないというわけではない。片方は彼氏がいる場合も多々ある。
しかしこの時に気がかりなのが、上述したように片方が可愛くて片方はあんまでもないコンビの場合、なぜかこの可愛くない方に彼氏がいるパターンが圧倒的に多いのである。
さらに鼻につくのがこの可愛くない方の「私、彼氏います」アピールがすこぶるうざいのである。最初からそっちは狙っていないので、こちら側にしたらノーダメージなのだが、この可愛くない方がことあるごとにこちらのナンパの邪魔をしてくるのである。
先日、HUBにて隣の席のまだあどけなさの残る2人の女子に話しかけた。僕のとなりにいる女子はかなりかわいい子でウィリーさんはとても気に入っていた。ガーリーな柔らかい茶髪のショートボブに透き通るような白い肌の上を桃色のチークが彩って、ガラスでできたような艶のあるパッチリとした瞳は一点の曇りもなく、まるで神秘の森の奥深くにだけ生息する生まれたばかりの小鹿のような純粋さを感じさせた。
しかしながらウィリーさんの隣に座っている女性は…あえて説明を省かせていただく。というのもこの女性は顔に本当に特徴がなく、可愛くもなければ痛快なほどの不美人というほどでもなく、とにかく特徴が無さ過ぎて酒も入っていたことからほとんど記憶に残っていないのである。ただ、不摂生そうな感じは満面に出ていた。面倒な時は夕飯をポテトチップスだけで済ませてしまうような、それでいて一人暮らしの部屋は足の踏み場もないほど脱ぎっぱなしの服や使い切っていない化粧品などで散らかっている様が見て取れた。
そうこの不摂生の方が聞いてもいないのに「彼氏いる」アピールをしてきて、何かとわれわれの邪魔をするのだ。妙に会話にも乗ってこないし、しばらくするとタバコをふかし始めた。この増税の世の中でしかも女がタバコをふかすとは、この時点で彼女の不摂生ブリがうかがえる。この不摂生女子の妨害工作は極めて悪質でようは私は彼氏いるからこの男どもとどこかにしけ込むつもりはないし、酒おごってくれないならさっさと帰っちゃってもいいしみたいな考えなのだ。しかし、相方の小鹿の方はこの愛らしい顔にも関わらず彼氏がいないとのこと。つまり、こうしてわれわれがバーで話しかけたことは小鹿にとっては彼氏ができる千載一遇のチャンスなのである。
続く
ナンパ奮闘記~銀座 二人組女子攻略編
どーも、オハラです。
このナンパ日記はどういう需要があるのかわかりませんが、それなりにPVがありますね。
コメントをくれる人たちはほとんど業者の方々ばかりですが。
それはさておき、銀座でのナンパ奮闘記の今日は2人組女性の生態について考察したいと思います。
基本的にウィリーさんが声をかけて僕が金魚の糞のように後からくっついていくのですが、1人の女性に野郎が2人で迫るのは下手したら警察を呼ばれる危険性もあるので、やはり2人組の女性、2対2のヴァリアブルヒーローシステムを採用しているのですが、最近とあることに気が付きました。
それは2人組の女性はおおかたどちらか一方が可愛くて、もう片方があまり可愛くないもしくは残念な顔面の女性が多いのである。
2人とも同レベルでかわいいという女性はあまり見受けられない。同レベルで微妙というのはよくあるが、片方が可愛く、片方が微妙というある意味で2人合計してプラマイ0みたいなコンビが多い。
冷静に観察すればどこを見てもプラマイ0コンビ。0、0、0、password is 0だ。
まあ、ここにはいろんな女性ならではの心理も働いていると思う。
世の男性陣は本当に気をつけなくてはいけない、女は基本的にずるい生き物なのだ。
男はいざとなったら腕っぷしで物事を解決するかもしれない、でも女性には生まれ持って戦闘力が備わっていないため、したたかに生きていかなければならない。
その術を成長過程でちゃんと身に着けるのだ。
その典型が、男を手玉にとるということなのだが、これは何も男を利用するだけでなく同性の女性ももちろん利用するパターンがある。それが「あえて自分より可愛くない女友達と遊ぶ」ということだ。
もしかしたら、親愛なる読者の皆様でも経験があるかもしれないが女の友達に「誰か紹介してくれない?」と頼むと大抵本人より可愛くない女を連れてくる。「女の可愛いと男の可愛いは違う」なんて言って片づけてしまいがちだが、そんなことはない、ただ単にこの場合は自分よりかわいい子を紹介したくないのである。
それはなぜか、自分の株を上げたいからである。あえて自分より可愛くない子を連れて行くことで、男から声をかけられた時にその男どもの対応の違いを見て優越感を覚えるためだ。男たちはこぞって自分にLine IDを聞いてくるが、友人には適当に話を合わせるだけで見向きもしない。
こうして自分は魅力がある、価値のある女であると再認識するのだ。これは仕方のないことで人は他人と比べることでしか自分の価値を把握できないのである。学校の成績を貼り出すこともその理論だし、足が速い人材を称賛することもその1つである。ゆとり教育ではかけっこが全員1等賞としており、それに対して批判する人間がいるのなら、この女性の優越の心理も肯定しなければ筋は通らない。
閑話休題
以前のブログでも書いたと思うが、片方は奈々緒でもう片方はバカリズムだったときがあった。どういう間柄なのか毎回不思議に思うが、おそらく上述した引き立て役の法則だろう。
いくつか実体験とその実例を挙げて紹介しようと思う。
続く
このナンパ日記はどういう需要があるのかわかりませんが、それなりにPVがありますね。
コメントをくれる人たちはほとんど業者の方々ばかりですが。
それはさておき、銀座でのナンパ奮闘記の今日は2人組女性の生態について考察したいと思います。
基本的にウィリーさんが声をかけて僕が金魚の糞のように後からくっついていくのですが、1人の女性に野郎が2人で迫るのは下手したら警察を呼ばれる危険性もあるので、やはり2人組の女性、2対2のヴァリアブルヒーローシステムを採用しているのですが、最近とあることに気が付きました。
それは2人組の女性はおおかたどちらか一方が可愛くて、もう片方があまり可愛くないもしくは残念な顔面の女性が多いのである。
2人とも同レベルでかわいいという女性はあまり見受けられない。同レベルで微妙というのはよくあるが、片方が可愛く、片方が微妙というある意味で2人合計してプラマイ0みたいなコンビが多い。
冷静に観察すればどこを見てもプラマイ0コンビ。0、0、0、password is 0だ。
まあ、ここにはいろんな女性ならではの心理も働いていると思う。
世の男性陣は本当に気をつけなくてはいけない、女は基本的にずるい生き物なのだ。
男はいざとなったら腕っぷしで物事を解決するかもしれない、でも女性には生まれ持って戦闘力が備わっていないため、したたかに生きていかなければならない。
その術を成長過程でちゃんと身に着けるのだ。
その典型が、男を手玉にとるということなのだが、これは何も男を利用するだけでなく同性の女性ももちろん利用するパターンがある。それが「あえて自分より可愛くない女友達と遊ぶ」ということだ。
もしかしたら、親愛なる読者の皆様でも経験があるかもしれないが女の友達に「誰か紹介してくれない?」と頼むと大抵本人より可愛くない女を連れてくる。「女の可愛いと男の可愛いは違う」なんて言って片づけてしまいがちだが、そんなことはない、ただ単にこの場合は自分よりかわいい子を紹介したくないのである。
それはなぜか、自分の株を上げたいからである。あえて自分より可愛くない子を連れて行くことで、男から声をかけられた時にその男どもの対応の違いを見て優越感を覚えるためだ。男たちはこぞって自分にLine IDを聞いてくるが、友人には適当に話を合わせるだけで見向きもしない。
こうして自分は魅力がある、価値のある女であると再認識するのだ。これは仕方のないことで人は他人と比べることでしか自分の価値を把握できないのである。学校の成績を貼り出すこともその理論だし、足が速い人材を称賛することもその1つである。ゆとり教育ではかけっこが全員1等賞としており、それに対して批判する人間がいるのなら、この女性の優越の心理も肯定しなければ筋は通らない。
閑話休題
以前のブログでも書いたと思うが、片方は奈々緒でもう片方はバカリズムだったときがあった。どういう間柄なのか毎回不思議に思うが、おそらく上述した引き立て役の法則だろう。
いくつか実体験とその実例を挙げて紹介しようと思う。
続く
オハラ、バブル世代に説教されるの巻
どーも、オハラです。
最近はナンパのことばかりなので、ちょっとした日常の心象風景を語ってみたいと思います。
というのも先日は仕事あがりに飲みに行ったのですが、ほとほと参ってしまったでござるよ。
その相手は僕が今の会社で僕の前に営業を担当していた人で、もう50半ばとかそのくらいの年齢。
結果的に僕はその人が会社を辞めたおかげで、営業の正社員に昇格できたのだが、
このおっさん(仮にターキーさんと呼称)からはある意味で反面教師的な人生の教訓を教わった。
別にターキーさんから直接「人生とは…」とご教示いただいたわけではない。
この人が会社を辞めてから現在にいたるまでの顛末をはたから見ることである意味人生勉強になったのだ。
結論を言うと「強欲な人間は失敗する」というシンプルなことだ。
まずターキーさんがまだ営業で今の会社で働いていたときは僕はバイトとして働いていた。
前回のブラック会社でひどくしごかれた僕は、もう少し余裕のある落ち着いた会社に就職することにした。
経験も何もない僕はバイトからのスタートでも全く構わなかった。
アルバイトとして時給1,000円ほどで一日約5時間ほど雇っていただいたが、任せられた仕事はバイトというよりほとんど正社員と同じで、営業のターキーさんがお客さんから生産受注やOEMの新規商品開発の話を受けてくると、その内容を僕が本社へ英語でメールや電話で指示を与え、そのプロジェクト進行を管理するというもの。
新規の商品開発の際にパッケージのデータなどがイラストレーター形式で送られてくるので、イラレが使える僕はちょっとした手直しなどを自分で処理したりとこういう場面では大活躍だった。
こういう商品企画みたいな役目をするにはイラレが使えるということはかなりの大きなスキルになると実感している。
ターキーさんはというと、お客さんと話すること以外では特に何もやっていなかった。プロジェクト進行と管理は僕が担当し、時々お客さんと直で話すこともあったので、正直ターキーさんの役目も半分くらいは僕が担っていた。さすがに出張まではついて行かなかったが。
そんなターキーさんが常々言っていたのが「この会社は給料が低すぎる」という愚痴だった。
この会社には従業員が5人しかおらずあとは台湾の製造工場に数十人在籍、つまり一応外資系企業である。
ターキーさん以外も少しその不満をもっていたようだったが、特にターキーさんは営業だったため、「俺が仕事をとってきた」感が強く出ている人なので、成果を出しているため余計にその不満がたまっていた。
僕も、この人のおかげでこんなに注文や新規プロジェクトが入っているのだ、と感心していたが、実をいうと3年前くらいから業界のブームが到来していて、自分から売り込みに行かなくてもお客さんから「これを作りたい」という話が舞い込んでくる仕組みなのだ。
こうして今僕が営業をやって、お客さんたちに話を聞いていると、前任のターキーさんの仕事ぶりなどを聞くことがあって、お客さん曰く「あの時代からブームが始まったから、正直ターキーさんじゃなくても仕事はたくさん舞い込んできていたから、とてもあの人の実力とは思えない」と言っていた。その頃からターキーさんは特に仕事ができたわけではないことがわかり始めていた。
結局、給料が上がらないことを理由にターキーさんはこの会社を去った。そして突然僕に営業として正社員に迎えるというオファーが来たのだ。まさに青天の霹靂。正社員になって給料がバイトの時より良くなって僕は有頂天だった。まあ、大卒の初任給くらいだが、それでもいいスタートだ。
ターキーさんはその後で、そのまま流れるようにうちと取引のある会社に入社した。どうやらターキーさんはその取引先にずっと自分を売り込んでいたようで、念願かなって拾ってもらったそうな。この時にきな臭いものを感じた。このターキーさんはうちの工場の新商品を他のお客さんを無視して、この会社だけを優先して売り込んでいた。結果他の取引先から後で滅茶苦茶怒られた。そしてこのタイミングでターキーさんはやめて、その新商品を持って行った取引先に拾われる、しかも役員待遇だった。全てつじつまが合う話だ。
「俺、ここで働いているんだ」と満面の笑みで名刺を持ってきたのが、ターキーさんが辞めて2か月後くらいだった。水を得た魚のように給料も倍以上に跳ね上がって、テンションもうざいくらい跳ね上がっていた。
でもこの人は結局同じ業種に入ったので、新しい会社に入っても結局取引するお客さんはほぼ同じ人ばかり。つまり、他の取引先はみんな「ああ、やっぱりターキーさんはあの時に新商品を優先して持っていくかわりに、あの会社に入れてもらったんだな」ということがバレバレでかなり陰口をたたかれていた、そんな状況でよく同じ業界にいれたものだと思った。
しかし、ターキーさんのテンションの高さはそう長く続かなかった。転職して一年後にターキーさんの会社はある大手企業の子会社となってしまったのだ。この時から、あんなにテンションの高かったターキーさんだったが「オハラ君、今度飲みに行こうよ」とかなり沈んだテンションで僕を酒に誘っては「俺の会社がやばい」とぼやいていた。正直メシウマな状況だった。強欲な人間に天罰がくだったんだなと思った。
結局ターキーさんの会社は完全に買収されるような形で大手企業の一部になり、この時にたくさんの人が退職していったそうだ。クビにされたわけではなく、自主的な退職に追いやったらしい。給料が極端に低くなり、このまま会社に在籍しても親会社が全部仕切ってしまって、自分たちに未来が無いと踏んだ人たちは次々にやめていった。正直この頃はたくさんの担当者が辞めていったので、僕も仕事が進められずかなり迷惑だった。
ターキーさんもすぐにやめていった。給料が倍になって喜んでいたのはほんの1年も続かなかった。こうして晴れて無職になったターキーさんは同じ業種内の他の取引先を当たった。「デヘヘ、すんませんが雇ってくれませんか?」といろんな取引先を回ったが、先の新商品の優先のことがあるから誰も彼を信用しなかった。平気でこういう暗躍をする人材を自社に置いておくにはあまりにリスクがある。強欲な人間に突き付けられた厳しい現実がそこにはあった。
あろうことか、ターキーさんはうちの会社にも「もう一回雇ってくれ」と頼みこんできたのだ。正直、僕はその光景を目の当たりにして引いてしまった。「こんな給料の安い会社辞めてやる」と啖呵を切って出て行ったくせに、どの面下げて戻ってきたのか?もちろん、うちは雇わなかった。
結局、うちの社長のお情けで、社長が営業しているもう1つの小さな会社に雇ってやった。もちろん激安な給料からスタート。そして現在に至る。
ターキーさんがあの会社をクビになって迷走しているときに、取引先のお客さんたちから「うちにターキーさんが雇ってくれ」と懇願してきたという話をよく聞いた。取引先のお客さんは口をそろえてお断りしていた。そのお客さんたちからいろいろと話を聞いたのだが、一応お情けで面接くらいはしてあげたという会社がいくつかあったそうだが、その時の希望年収の欄に「年収800万」と書いてあったそうだ。ターキーさんは50歳中盤で娘もいてマイホームも高い車、そして小さい犬も飼っていると前に聞いたことがある。そのすべての生活水準を崩したくないターキーさんが導き出したギリギリのラインが年収800万なのだ。
それを聞いた取引先のお客さんたちはみんなあきれ返ったという、正直ターキーさんにそんな価値は無いと。
外資系に勤めていたのに、英語もできないし、何か特殊なスキルがあるかというと1つもない。ずっと営業でやってきてバブルの恩恵を受けてこの歳までなんとか業界に生き残ってきたが、それももう限界である。せいぜい自慢できるのは業界に知り合いが多いくらいだ。これがまだ30後半や40代くらいなら経験もあるし、即戦力ということで雇う価値はあるかもしれないが、もう50を過ぎたスキル無しのおっさんで「裏切る・寝返る」という札付き。ましてや営業ならば最初は最低限の年収から初めて、たくさん仕事を取ってきて成果をだしてから年収800万とステップアップするならわかるが、まだ何もしていないのに「僕は年収800万の価値がある」と断言している様にみんなあきれ返っていたという。
ターキーさんとお酒を飲む機会が何度かあったが、いわゆる考えが典型的なバブルを経験したサラリーマンで、若い世代のことを何も理解していないおっさんだった。ターキーさんの口癖は「今の若い奴は大企業しか狙わないからだめなんだよ。中小から初めてキャリアアップしたらええやん」だった。今は中小企業でも雇い口が極端に少なく、派遣切りやせっかく入った会社がブラック企業だったなどという若者の悩みをまるで理解していなかった。
金銭の感覚もバブルだった。「俺は一時、年収1,500万円まで到達したことがある。だから妥協しても年収700万か800万までだ」と豪語していた。うーん、まるで自分を客観視できていない。今の世の中で年収800万円がどれだけ大変なことか。第一、このおっさんにその価値があるのか?一度、儲けていい暮らしを手に入れてしまうと、もう生活水準を下げることができないのだろう。そんなおっさんには僕はなりたくない。
さらに、いろんな話を聞いていくと、どうやら僕の会社に在籍していたとき、あまりに給料が低いと文句を垂れて、仕方なく社長の懐からいくらか毎月上乗せしていたらしいのだ。外資系なので、台湾の社長の決定権が無ければ給料は上げられない。許可が下りなくて、それでもブーブーうるさかったターキーさんを見かねて社長がいくらか包んでいたというのだ。
推測するに、この時のターキーさんの基本給はおそらく30万は越えていたはずだ。そこに上乗せして、最終的に50万くらいになっていたという噂だ。なんて強欲なんだろう。今の時代、何のスキルもない人が月30万円ももらえたら御の字じゃないか。この話が本当かどうかは知らないが、なんだか僕の価値はそれ以下なんだなと落胆してしまった。
そして、先日僕はターキーさんと久しぶりに飲みに出かけた。「最近仕事はどうだ?売り上げは?」なんて話をしながらビールをぐびぐび。酒がまわってくると決まってこのターキーさんは僕に「転職しろ」と説教を始めるのだ。どうも僕は説教をされやすい体質のようだ。前にもブログで書いたが、僕は友達からも説教をよく食らう。たぶん言い返さないし、弱そうだからだと思う。
「お前は今の会社に甘んじていて良いのか?」「35歳までしか転職はうまくいかんぞ」「このままの給料でお前に嫁さんでもできたらどうする?」などなどのもっともらしいことを言っては僕を辟易させる。確かにこのままずっと大卒初任給のままは嫌だけど、ただ今の時代、転職もなかなか楽じゃない。もしかしたら、一生を棒に振るかもしれないのだ。もっとも癪に障るのが、転職にもろ失敗したターキーさんにとやかく言われたくないのだ。
「正社員にようやくなれたと浮かれていたけど、それでいいのかよ?ステップアップするんじゃなかったのか?っはっきり言って今のお前は現状に甘んじているだけだね」と僕にもっともらしいことを浴びせかけた。僕はこみ上げる怒りをなんとかこらえながら無理に笑ってごまかした。この時点でもうこのターキーさんと酒を飲みに行くことは二度とないと心で誓った。「俺はもういい歳だし、定年まであっという間だから別に現状に甘んじてもいいけどさ、お前はまだまだこれからだろう?」この蚊帳の外から突いてくるような態度がまたむかつく。
この人は本当に今の若い世代の現状を理解できていないんだと思う。今の若い世代であまり「出世してやる」みたいに燃えている人は少ないと思う。むしろ将来に何も希望が持てない人でいっぱいだと思う。
不景気、雇用不足、政治不信、消費税増税、少子化、高齢化社会、原発問題、もうすぐ起こる大地震など。
希望の持てる要素がないのだ。
「最近の若い者は」なんて言わずに、もう少し若い世代のことを理解してほしい。
お年寄りが多いから、そっちばかりを優遇する世の中のシステムが構築されてしまっているけど、
若い人たちのことをもう少し考慮してほしい。問題を後回しにしてきた結果が今の日本の宙ぶらりん状態なのだから。
オハラ
最近はナンパのことばかりなので、ちょっとした日常の心象風景を語ってみたいと思います。
というのも先日は仕事あがりに飲みに行ったのですが、ほとほと参ってしまったでござるよ。
その相手は僕が今の会社で僕の前に営業を担当していた人で、もう50半ばとかそのくらいの年齢。
結果的に僕はその人が会社を辞めたおかげで、営業の正社員に昇格できたのだが、
このおっさん(仮にターキーさんと呼称)からはある意味で反面教師的な人生の教訓を教わった。
別にターキーさんから直接「人生とは…」とご教示いただいたわけではない。
この人が会社を辞めてから現在にいたるまでの顛末をはたから見ることである意味人生勉強になったのだ。
結論を言うと「強欲な人間は失敗する」というシンプルなことだ。
まずターキーさんがまだ営業で今の会社で働いていたときは僕はバイトとして働いていた。
前回のブラック会社でひどくしごかれた僕は、もう少し余裕のある落ち着いた会社に就職することにした。
経験も何もない僕はバイトからのスタートでも全く構わなかった。
アルバイトとして時給1,000円ほどで一日約5時間ほど雇っていただいたが、任せられた仕事はバイトというよりほとんど正社員と同じで、営業のターキーさんがお客さんから生産受注やOEMの新規商品開発の話を受けてくると、その内容を僕が本社へ英語でメールや電話で指示を与え、そのプロジェクト進行を管理するというもの。
新規の商品開発の際にパッケージのデータなどがイラストレーター形式で送られてくるので、イラレが使える僕はちょっとした手直しなどを自分で処理したりとこういう場面では大活躍だった。
こういう商品企画みたいな役目をするにはイラレが使えるということはかなりの大きなスキルになると実感している。
ターキーさんはというと、お客さんと話すること以外では特に何もやっていなかった。プロジェクト進行と管理は僕が担当し、時々お客さんと直で話すこともあったので、正直ターキーさんの役目も半分くらいは僕が担っていた。さすがに出張まではついて行かなかったが。
そんなターキーさんが常々言っていたのが「この会社は給料が低すぎる」という愚痴だった。
この会社には従業員が5人しかおらずあとは台湾の製造工場に数十人在籍、つまり一応外資系企業である。
ターキーさん以外も少しその不満をもっていたようだったが、特にターキーさんは営業だったため、「俺が仕事をとってきた」感が強く出ている人なので、成果を出しているため余計にその不満がたまっていた。
僕も、この人のおかげでこんなに注文や新規プロジェクトが入っているのだ、と感心していたが、実をいうと3年前くらいから業界のブームが到来していて、自分から売り込みに行かなくてもお客さんから「これを作りたい」という話が舞い込んでくる仕組みなのだ。
こうして今僕が営業をやって、お客さんたちに話を聞いていると、前任のターキーさんの仕事ぶりなどを聞くことがあって、お客さん曰く「あの時代からブームが始まったから、正直ターキーさんじゃなくても仕事はたくさん舞い込んできていたから、とてもあの人の実力とは思えない」と言っていた。その頃からターキーさんは特に仕事ができたわけではないことがわかり始めていた。
結局、給料が上がらないことを理由にターキーさんはこの会社を去った。そして突然僕に営業として正社員に迎えるというオファーが来たのだ。まさに青天の霹靂。正社員になって給料がバイトの時より良くなって僕は有頂天だった。まあ、大卒の初任給くらいだが、それでもいいスタートだ。
ターキーさんはその後で、そのまま流れるようにうちと取引のある会社に入社した。どうやらターキーさんはその取引先にずっと自分を売り込んでいたようで、念願かなって拾ってもらったそうな。この時にきな臭いものを感じた。このターキーさんはうちの工場の新商品を他のお客さんを無視して、この会社だけを優先して売り込んでいた。結果他の取引先から後で滅茶苦茶怒られた。そしてこのタイミングでターキーさんはやめて、その新商品を持って行った取引先に拾われる、しかも役員待遇だった。全てつじつまが合う話だ。
「俺、ここで働いているんだ」と満面の笑みで名刺を持ってきたのが、ターキーさんが辞めて2か月後くらいだった。水を得た魚のように給料も倍以上に跳ね上がって、テンションもうざいくらい跳ね上がっていた。
でもこの人は結局同じ業種に入ったので、新しい会社に入っても結局取引するお客さんはほぼ同じ人ばかり。つまり、他の取引先はみんな「ああ、やっぱりターキーさんはあの時に新商品を優先して持っていくかわりに、あの会社に入れてもらったんだな」ということがバレバレでかなり陰口をたたかれていた、そんな状況でよく同じ業界にいれたものだと思った。
しかし、ターキーさんのテンションの高さはそう長く続かなかった。転職して一年後にターキーさんの会社はある大手企業の子会社となってしまったのだ。この時から、あんなにテンションの高かったターキーさんだったが「オハラ君、今度飲みに行こうよ」とかなり沈んだテンションで僕を酒に誘っては「俺の会社がやばい」とぼやいていた。正直メシウマな状況だった。強欲な人間に天罰がくだったんだなと思った。
結局ターキーさんの会社は完全に買収されるような形で大手企業の一部になり、この時にたくさんの人が退職していったそうだ。クビにされたわけではなく、自主的な退職に追いやったらしい。給料が極端に低くなり、このまま会社に在籍しても親会社が全部仕切ってしまって、自分たちに未来が無いと踏んだ人たちは次々にやめていった。正直この頃はたくさんの担当者が辞めていったので、僕も仕事が進められずかなり迷惑だった。
ターキーさんもすぐにやめていった。給料が倍になって喜んでいたのはほんの1年も続かなかった。こうして晴れて無職になったターキーさんは同じ業種内の他の取引先を当たった。「デヘヘ、すんませんが雇ってくれませんか?」といろんな取引先を回ったが、先の新商品の優先のことがあるから誰も彼を信用しなかった。平気でこういう暗躍をする人材を自社に置いておくにはあまりにリスクがある。強欲な人間に突き付けられた厳しい現実がそこにはあった。
あろうことか、ターキーさんはうちの会社にも「もう一回雇ってくれ」と頼みこんできたのだ。正直、僕はその光景を目の当たりにして引いてしまった。「こんな給料の安い会社辞めてやる」と啖呵を切って出て行ったくせに、どの面下げて戻ってきたのか?もちろん、うちは雇わなかった。
結局、うちの社長のお情けで、社長が営業しているもう1つの小さな会社に雇ってやった。もちろん激安な給料からスタート。そして現在に至る。
ターキーさんがあの会社をクビになって迷走しているときに、取引先のお客さんたちから「うちにターキーさんが雇ってくれ」と懇願してきたという話をよく聞いた。取引先のお客さんは口をそろえてお断りしていた。そのお客さんたちからいろいろと話を聞いたのだが、一応お情けで面接くらいはしてあげたという会社がいくつかあったそうだが、その時の希望年収の欄に「年収800万」と書いてあったそうだ。ターキーさんは50歳中盤で娘もいてマイホームも高い車、そして小さい犬も飼っていると前に聞いたことがある。そのすべての生活水準を崩したくないターキーさんが導き出したギリギリのラインが年収800万なのだ。
それを聞いた取引先のお客さんたちはみんなあきれ返ったという、正直ターキーさんにそんな価値は無いと。
外資系に勤めていたのに、英語もできないし、何か特殊なスキルがあるかというと1つもない。ずっと営業でやってきてバブルの恩恵を受けてこの歳までなんとか業界に生き残ってきたが、それももう限界である。せいぜい自慢できるのは業界に知り合いが多いくらいだ。これがまだ30後半や40代くらいなら経験もあるし、即戦力ということで雇う価値はあるかもしれないが、もう50を過ぎたスキル無しのおっさんで「裏切る・寝返る」という札付き。ましてや営業ならば最初は最低限の年収から初めて、たくさん仕事を取ってきて成果をだしてから年収800万とステップアップするならわかるが、まだ何もしていないのに「僕は年収800万の価値がある」と断言している様にみんなあきれ返っていたという。
ターキーさんとお酒を飲む機会が何度かあったが、いわゆる考えが典型的なバブルを経験したサラリーマンで、若い世代のことを何も理解していないおっさんだった。ターキーさんの口癖は「今の若い奴は大企業しか狙わないからだめなんだよ。中小から初めてキャリアアップしたらええやん」だった。今は中小企業でも雇い口が極端に少なく、派遣切りやせっかく入った会社がブラック企業だったなどという若者の悩みをまるで理解していなかった。
金銭の感覚もバブルだった。「俺は一時、年収1,500万円まで到達したことがある。だから妥協しても年収700万か800万までだ」と豪語していた。うーん、まるで自分を客観視できていない。今の世の中で年収800万円がどれだけ大変なことか。第一、このおっさんにその価値があるのか?一度、儲けていい暮らしを手に入れてしまうと、もう生活水準を下げることができないのだろう。そんなおっさんには僕はなりたくない。
さらに、いろんな話を聞いていくと、どうやら僕の会社に在籍していたとき、あまりに給料が低いと文句を垂れて、仕方なく社長の懐からいくらか毎月上乗せしていたらしいのだ。外資系なので、台湾の社長の決定権が無ければ給料は上げられない。許可が下りなくて、それでもブーブーうるさかったターキーさんを見かねて社長がいくらか包んでいたというのだ。
推測するに、この時のターキーさんの基本給はおそらく30万は越えていたはずだ。そこに上乗せして、最終的に50万くらいになっていたという噂だ。なんて強欲なんだろう。今の時代、何のスキルもない人が月30万円ももらえたら御の字じゃないか。この話が本当かどうかは知らないが、なんだか僕の価値はそれ以下なんだなと落胆してしまった。
そして、先日僕はターキーさんと久しぶりに飲みに出かけた。「最近仕事はどうだ?売り上げは?」なんて話をしながらビールをぐびぐび。酒がまわってくると決まってこのターキーさんは僕に「転職しろ」と説教を始めるのだ。どうも僕は説教をされやすい体質のようだ。前にもブログで書いたが、僕は友達からも説教をよく食らう。たぶん言い返さないし、弱そうだからだと思う。
「お前は今の会社に甘んじていて良いのか?」「35歳までしか転職はうまくいかんぞ」「このままの給料でお前に嫁さんでもできたらどうする?」などなどのもっともらしいことを言っては僕を辟易させる。確かにこのままずっと大卒初任給のままは嫌だけど、ただ今の時代、転職もなかなか楽じゃない。もしかしたら、一生を棒に振るかもしれないのだ。もっとも癪に障るのが、転職にもろ失敗したターキーさんにとやかく言われたくないのだ。
「正社員にようやくなれたと浮かれていたけど、それでいいのかよ?ステップアップするんじゃなかったのか?っはっきり言って今のお前は現状に甘んじているだけだね」と僕にもっともらしいことを浴びせかけた。僕はこみ上げる怒りをなんとかこらえながら無理に笑ってごまかした。この時点でもうこのターキーさんと酒を飲みに行くことは二度とないと心で誓った。「俺はもういい歳だし、定年まであっという間だから別に現状に甘んじてもいいけどさ、お前はまだまだこれからだろう?」この蚊帳の外から突いてくるような態度がまたむかつく。
この人は本当に今の若い世代の現状を理解できていないんだと思う。今の若い世代であまり「出世してやる」みたいに燃えている人は少ないと思う。むしろ将来に何も希望が持てない人でいっぱいだと思う。
不景気、雇用不足、政治不信、消費税増税、少子化、高齢化社会、原発問題、もうすぐ起こる大地震など。
希望の持てる要素がないのだ。
「最近の若い者は」なんて言わずに、もう少し若い世代のことを理解してほしい。
お年寄りが多いから、そっちばかりを優遇する世の中のシステムが構築されてしまっているけど、
若い人たちのことをもう少し考慮してほしい。問題を後回しにしてきた結果が今の日本の宙ぶらりん状態なのだから。
オハラ
ナンパ奮闘記~人形町 場外乱闘編
どーも、オハラです。
以前のブログにも書きましたが、年末に銀座で友人3人で暴れまわっているときに、
ナンパをした2人の女性がいました。
黒髪女性の壇蜜に似ている女の子ともう一人はげっ歯類のような小柄な田原という女性。
この内、僕は田原とだけ番号を交換していました。
実はこの田原からお誘いがあったのである。
その日は平日の木曜日で、そろそろ眠気が襲ってきそうな15時くらいにいきなりメールが入りました。
「今日の夜あいてる?よかったら会おうよ」と。
ボーイ、まいったね。
その日は実は他に予定が入っていたがもちろんキャンセルをした。
久しぶりに女性からのアプローチで僕のテンションはマックス付近まで上昇。
しかもこの日は2月13日、バレンタイン間近だ。きっと彼女はワインの色したサンセットパークで、
チョコより甘いキッスをしてくれるに違いない。
待ち合わせは20時、しかも人形町だった。
随分遅い時間の集合だったが、まあ仕事が遅く終わるのだろうと思っていた。
そんな遅くまで仕事があるのにもかかわらず僕に会いたがるとは…とその時までは浮かれていた。
そして運命の20時、人形町駅すぐ近くのエクセルシオールカフェで集合。
彼女は一番奥の席にちょこなんと座ってスマホを眺めていた。
僕は心臓が口から飛び出そうなほど緊張していたが、平静を装い「お待たせ」と席に着いた。
彼女はにこっと笑って「久しぶり」と答えた。
150cmあるかないかの小柄な体に小さな顔に小さな口から時々のぞかせる八重歯が愛らしく、
眼はナチュラルな茶色目で琥珀のように輝いていた。
ボーイ、まいったね。
彼女は実は1才くらいしか歳が違わない。こんなに若く見えるのだがもうアラサーなのだ。
本当に最近は見た目が若い人が増えた。30で未だに彼女がいない僕には朗報だ。
僕は彼女を退屈させまいとありとあらゆる面白話を思い出して、時々アレンジを加えながら彼女を笑わせた。
僕は大人数は苦手だが2人きりでこうして女性と話す時は誰よりも饒舌になるんだ。
混じりけのない彼女のイノセントな「ウフフ」という心地のいい微笑を聞くたびに僕の心と股間は膨らむばかりだった。
しかしながら、腹が減った。何しろ20時過ぎたがまだ何も口にしていない。
「そろそろご飯食べようよ、近くに飲み屋さんがあるはず」と僕が腰を上げると、
「え、私食べちゃったよ?」と答えた。
田原はどうやら20時まで仕事だったのではなく、夕飯を食べて空いている時間が20時からだったのである。
つまり仕事なんてとっくに6時半くらいには終わっているのだ。
疑問でいっぱいだった。これから20時に会う男性と一緒に食事すればいいじゃないか?
一人で食べるより、こんな僕でも一緒の方が楽しいだろ?むしろこうしてコーヒー屋で話をするなら、
初めから軽く飲んでおつまみでもつまみながら腹を満たしたほうが一石二鳥じゃないか?
どういうつもりでこの子は僕を呼んだのだ?それとも「夜に誘うイコール飲みプラスご飯」という僕の図式がおかしいのか?
高校生じゃないんだから、なんでコーヒー1杯で2時間もここで話こまなきゃいけないのだ?
彼女の魂胆がなかなか見えない中、僕はふと彼女の怪しい言動に気が付き始める。
それはやたら「自分は変われた」「今は新しい自分になれた」というJ POPの歌詞みたいな言葉が多いのである。
だんだんと僕の宗教勧誘レーダーが反応し始めてきた。何度もいうが僕は過去のトラウマからどんなにそれが素晴らしい物でも、
宗教だけはお断りだ。例え絶世の美女に勧誘されても僕は入らないし、さっさと会話を切り上げて立ち去るくらい冷静でいる自信がある。
警戒しつつ話をすると「一年前は本当に死んだ方がましだと思っていた」とか「昔の自分が嫌い」といういよいよ危ない話になってきた。
やたらこの「一年前の自分」を推してくるので「何かあったの?」と聞いても語らない。
さも、「聞いてほしい」という空気を出しながら、なぜか語ろうとしない、うざいやつだ。
すると「すいません、閉店のお時間です」と店員がお片付けを始めた。
僕たちはコートを羽織り外へ出た。寒空の中「今日は楽しかったね」と彼女はにこやかに言うが僕にとっては猜疑心でいっぱいで、とても楽しい会合とはいえなかった。
そそくさと僕は立ち去ろうとすると「ねえ、次はいつ空いてる?」とか「オハラに会わせたい人がいるの」とかやたらしつこく誘ってきた。
きっと上映会だ。教祖様の光を放つような伝説がこだわった映像と共に紹介されて、
その後は満面の笑みで入信書を書かされるんだ。
「まあ、考えとくね」僕は無理に笑ってごまかした。しかしながら、まだ誘ってきやがる。
「なんで、行こうよ!自分を変える第一歩だよ?」一言一句がいちいち宗教臭い。
しつこいし人の話を聞かない、B型特有の性格むき出しだ。
「うん、考えとく考えとく」とから返事だけをしてその場を去った。
本当に人ってわからない。彼女は何者なんだろうか?
宗教関連な気もしたが、初詣には増上寺に行ったと言っていたからその線はもしかしたら薄いかもしれない。
おそらく社会人自己啓発セミナーか何か?その繋がりで知り合ったグループかもしれない。
もしくはマルチ商法か?不景気で本業だけじゃ食っていけないから、副業でまったく欲しくないような商品を人に
売りつけているのだろうか?
そういえば最近、副業をするOLが増えたという。
昼間はOLで、夜は風俗や水商売をやっているなど。
主に性的サービスのものに魅かれる女性が多く、昼間はつまらないペーパーワークをこなし、
特に秀でたものがあるわけでもないのに「私の時間と才能を無駄使いしている」とか「退屈な毎日に刺激がほしい」などという
理由から風俗に行くことも特に気にしない、むしろ少しアウトロー的なことをやっている私に酔う傾向がある。
もしもあなたの周りに女子大生がいるのなら聞いてみてほしい、
最近の女子大生は本当に水商売や風俗でお小遣いを稼いでいる人が多いのだ。
特に地方出身の一人暮らしをしている子が家賃やお小遣いを稼ぐ目的でやっているという。
しかも興味深いのが、「長年、お金と労力をかけて磨いてきた自分の美貌を彼氏のためだけにしか披露しないのはもったいない」
という自己顕示欲から風俗で働く女性も多いそうな。
すごい時代だ。別に借金とか特別な理由があるわけではないのだ。
病気などをもらったらどうするのだろう?
閑話休題
とにかく田原は僕を謎のセミナーに参加させようとしている、これは危険だ。
いったいこの子は何者なのだろう?
あれからもう3か月以上が経過したがめっきり連絡が来なくなった。
最後に連絡が来たのは2月に記録的な大雪が降ったあの日の早朝、電話が入ったのだが時刻は朝7時で、
土曜日の朝にそんな時間に電話をするとは迷惑千万、女性からの着信にも関わらず僕は無視を決め込んだ。
9時頃に目が覚めて、寒い中「雪かきでもしなければなあ」と朝食を食べながらぼーっとしていると、
あの着信のことを思い出した。「さっきは出れずにごめん。どうしたの?」とメールをすると、ほどなくして返信がきた。
どうやらこんな大雪の朝に田原はいつもの謎のメンバーたちと一緒に南砂町の方でフットサルをしていたので、
僕も誘おうと電話をしたというのだ。
何なのだこの女は?大雪の早朝にフットサル?誰が行くか?しかも南砂町って、当日の早朝に誘ってOKっていけるほどの距離じゃないし、外は雪で電車もうまく動いていないし、もういろんなツッコミが頭に浮かんでパンクしそうだった。
そもそも電話することか?せめて前の日にメールでも流しておけばいいことじゃないか?
こういう女の思わせぶりな行動が男を狂わせる。
田原の恋愛遍歴をこの前のカフェで聞いてみたが、それなり過去に男はいたらしいが、どれも長続きしなかったそうな。
最後はたいていケンカ別れをしたとのこと。
こういうのは女にも原因はあるのだ。
とにかくもう田原とは連絡もしていない。いったいあの謎の集会へのしつこい勧誘はなんだったのか?
永遠に謎である。
みなさんも「変われるよ」とか変な集まりにしつこく勧誘してくる女には気を付けよう。
オハラ
以前のブログにも書きましたが、年末に銀座で友人3人で暴れまわっているときに、
ナンパをした2人の女性がいました。
黒髪女性の壇蜜に似ている女の子ともう一人はげっ歯類のような小柄な田原という女性。
この内、僕は田原とだけ番号を交換していました。
実はこの田原からお誘いがあったのである。
その日は平日の木曜日で、そろそろ眠気が襲ってきそうな15時くらいにいきなりメールが入りました。
「今日の夜あいてる?よかったら会おうよ」と。
ボーイ、まいったね。
その日は実は他に予定が入っていたがもちろんキャンセルをした。
久しぶりに女性からのアプローチで僕のテンションはマックス付近まで上昇。
しかもこの日は2月13日、バレンタイン間近だ。きっと彼女はワインの色したサンセットパークで、
チョコより甘いキッスをしてくれるに違いない。
待ち合わせは20時、しかも人形町だった。
随分遅い時間の集合だったが、まあ仕事が遅く終わるのだろうと思っていた。
そんな遅くまで仕事があるのにもかかわらず僕に会いたがるとは…とその時までは浮かれていた。
そして運命の20時、人形町駅すぐ近くのエクセルシオールカフェで集合。
彼女は一番奥の席にちょこなんと座ってスマホを眺めていた。
僕は心臓が口から飛び出そうなほど緊張していたが、平静を装い「お待たせ」と席に着いた。
彼女はにこっと笑って「久しぶり」と答えた。
150cmあるかないかの小柄な体に小さな顔に小さな口から時々のぞかせる八重歯が愛らしく、
眼はナチュラルな茶色目で琥珀のように輝いていた。
ボーイ、まいったね。
彼女は実は1才くらいしか歳が違わない。こんなに若く見えるのだがもうアラサーなのだ。
本当に最近は見た目が若い人が増えた。30で未だに彼女がいない僕には朗報だ。
僕は彼女を退屈させまいとありとあらゆる面白話を思い出して、時々アレンジを加えながら彼女を笑わせた。
僕は大人数は苦手だが2人きりでこうして女性と話す時は誰よりも饒舌になるんだ。
混じりけのない彼女のイノセントな「ウフフ」という心地のいい微笑を聞くたびに僕の心と股間は膨らむばかりだった。
しかしながら、腹が減った。何しろ20時過ぎたがまだ何も口にしていない。
「そろそろご飯食べようよ、近くに飲み屋さんがあるはず」と僕が腰を上げると、
「え、私食べちゃったよ?」と答えた。
田原はどうやら20時まで仕事だったのではなく、夕飯を食べて空いている時間が20時からだったのである。
つまり仕事なんてとっくに6時半くらいには終わっているのだ。
疑問でいっぱいだった。これから20時に会う男性と一緒に食事すればいいじゃないか?
一人で食べるより、こんな僕でも一緒の方が楽しいだろ?むしろこうしてコーヒー屋で話をするなら、
初めから軽く飲んでおつまみでもつまみながら腹を満たしたほうが一石二鳥じゃないか?
どういうつもりでこの子は僕を呼んだのだ?それとも「夜に誘うイコール飲みプラスご飯」という僕の図式がおかしいのか?
高校生じゃないんだから、なんでコーヒー1杯で2時間もここで話こまなきゃいけないのだ?
彼女の魂胆がなかなか見えない中、僕はふと彼女の怪しい言動に気が付き始める。
それはやたら「自分は変われた」「今は新しい自分になれた」というJ POPの歌詞みたいな言葉が多いのである。
だんだんと僕の宗教勧誘レーダーが反応し始めてきた。何度もいうが僕は過去のトラウマからどんなにそれが素晴らしい物でも、
宗教だけはお断りだ。例え絶世の美女に勧誘されても僕は入らないし、さっさと会話を切り上げて立ち去るくらい冷静でいる自信がある。
警戒しつつ話をすると「一年前は本当に死んだ方がましだと思っていた」とか「昔の自分が嫌い」といういよいよ危ない話になってきた。
やたらこの「一年前の自分」を推してくるので「何かあったの?」と聞いても語らない。
さも、「聞いてほしい」という空気を出しながら、なぜか語ろうとしない、うざいやつだ。
すると「すいません、閉店のお時間です」と店員がお片付けを始めた。
僕たちはコートを羽織り外へ出た。寒空の中「今日は楽しかったね」と彼女はにこやかに言うが僕にとっては猜疑心でいっぱいで、とても楽しい会合とはいえなかった。
そそくさと僕は立ち去ろうとすると「ねえ、次はいつ空いてる?」とか「オハラに会わせたい人がいるの」とかやたらしつこく誘ってきた。
きっと上映会だ。教祖様の光を放つような伝説がこだわった映像と共に紹介されて、
その後は満面の笑みで入信書を書かされるんだ。
「まあ、考えとくね」僕は無理に笑ってごまかした。しかしながら、まだ誘ってきやがる。
「なんで、行こうよ!自分を変える第一歩だよ?」一言一句がいちいち宗教臭い。
しつこいし人の話を聞かない、B型特有の性格むき出しだ。
「うん、考えとく考えとく」とから返事だけをしてその場を去った。
本当に人ってわからない。彼女は何者なんだろうか?
宗教関連な気もしたが、初詣には増上寺に行ったと言っていたからその線はもしかしたら薄いかもしれない。
おそらく社会人自己啓発セミナーか何か?その繋がりで知り合ったグループかもしれない。
もしくはマルチ商法か?不景気で本業だけじゃ食っていけないから、副業でまったく欲しくないような商品を人に
売りつけているのだろうか?
そういえば最近、副業をするOLが増えたという。
昼間はOLで、夜は風俗や水商売をやっているなど。
主に性的サービスのものに魅かれる女性が多く、昼間はつまらないペーパーワークをこなし、
特に秀でたものがあるわけでもないのに「私の時間と才能を無駄使いしている」とか「退屈な毎日に刺激がほしい」などという
理由から風俗に行くことも特に気にしない、むしろ少しアウトロー的なことをやっている私に酔う傾向がある。
もしもあなたの周りに女子大生がいるのなら聞いてみてほしい、
最近の女子大生は本当に水商売や風俗でお小遣いを稼いでいる人が多いのだ。
特に地方出身の一人暮らしをしている子が家賃やお小遣いを稼ぐ目的でやっているという。
しかも興味深いのが、「長年、お金と労力をかけて磨いてきた自分の美貌を彼氏のためだけにしか披露しないのはもったいない」
という自己顕示欲から風俗で働く女性も多いそうな。
すごい時代だ。別に借金とか特別な理由があるわけではないのだ。
病気などをもらったらどうするのだろう?
閑話休題
とにかく田原は僕を謎のセミナーに参加させようとしている、これは危険だ。
いったいこの子は何者なのだろう?
あれからもう3か月以上が経過したがめっきり連絡が来なくなった。
最後に連絡が来たのは2月に記録的な大雪が降ったあの日の早朝、電話が入ったのだが時刻は朝7時で、
土曜日の朝にそんな時間に電話をするとは迷惑千万、女性からの着信にも関わらず僕は無視を決め込んだ。
9時頃に目が覚めて、寒い中「雪かきでもしなければなあ」と朝食を食べながらぼーっとしていると、
あの着信のことを思い出した。「さっきは出れずにごめん。どうしたの?」とメールをすると、ほどなくして返信がきた。
どうやらこんな大雪の朝に田原はいつもの謎のメンバーたちと一緒に南砂町の方でフットサルをしていたので、
僕も誘おうと電話をしたというのだ。
何なのだこの女は?大雪の早朝にフットサル?誰が行くか?しかも南砂町って、当日の早朝に誘ってOKっていけるほどの距離じゃないし、外は雪で電車もうまく動いていないし、もういろんなツッコミが頭に浮かんでパンクしそうだった。
そもそも電話することか?せめて前の日にメールでも流しておけばいいことじゃないか?
こういう女の思わせぶりな行動が男を狂わせる。
田原の恋愛遍歴をこの前のカフェで聞いてみたが、それなり過去に男はいたらしいが、どれも長続きしなかったそうな。
最後はたいていケンカ別れをしたとのこと。
こういうのは女にも原因はあるのだ。
とにかくもう田原とは連絡もしていない。いったいあの謎の集会へのしつこい勧誘はなんだったのか?
永遠に謎である。
みなさんも「変われるよ」とか変な集まりにしつこく勧誘してくる女には気を付けよう。
オハラ
ナンパ奮闘記~池袋、漢江の奇跡編
どーも、オハラです。
最近はウィリーさんとよくナンパに出かける小生ですが、
ソロ活動を開始することに決めました。
今年の目標それは「ソロ活動」です。
とは言うものの、たった一人で300 barに行ったり、
街コンに参加するほどの勇気は無いので、自分の得意とする英会話を利用した、
催しに参加しようと決めました。
実はひっそりと以前から目を付けていたのですが、
巷には英会話カフェなるものが存在し、英語を喋りたいだけならここに行って一時間1000円くらいを
支払えば英会話の練習になるというものがあるらしい。
正直言って、いわゆる駅前留学タイプの英会話スクールは半年間集中コースのような
超真面目なスクール以外は「週末はどうだった?」という会話をして終わりで、
ほとんどテキストは進まないのである。だったら、こっちのカフェの方が安上がりだ。
調べてみると池袋にある英会話カフェにてパーティをやるとのこと。
19時~22時までやっているらしく、酒も飲み放題だそうな。
会費はおよそ3000円。3時間英語を話せて、酒飲み放題と考えるとかなりお得である。
早速僕はその会に参加した。もちろん英語なんてそっちのけだ。
僕の狙いはガールハントである。
ラブホが立ち並ぶ裏路地の方にそのビルはあった。
きわめて普通のビルでこの4Fにその英会話カフェが構えてあった。
入口もきわめて普通の雑居ビルオフィスのような門構えで非常に入りずらい。
本当に場所があっているのかすごく不安になる作りだ。
恐る恐るドアを開けるとそこは長方形のよくある中小企業が借りているようなワンフロアくらいの広さで、
ソファがずらっと縦に4つずつ対になるように並べられ、既に男性の先客が2人ほどいただけで、まだ他には客がいなかった。
受付にはどうやらここのホストのような人物がいて、ジョン・レノンに紅葉狩りが大好きな50手前のマハトマ・ガンディの顔を足したみたいなにこやかなおっさんが僕を出迎えた。会費の3000円を支払うと僕は先客の2人の中へ入っていった。
一人は30半ばくらいの安住アナウンサーのような男性で、もう一人はイギリス人男性だった。
どうやらマンチェスター出身らしく、ちょっとアクセントがきついというより口調が早すぎる。
イギリス人の田舎や地方出身の人間はこういうインターナショナルな場での会話でも容赦しない。
ついていくのがやっとだった。
しばし歓談していると次々と新しい客が入ってきた。
新しい客が来ると他に人がいないものだから必然的に僕たちの輪に入ってくる。
2人ほど女性が入ってきた。二人とも見た感じ25くらいの容姿だ。
僕の隣に座った子は長くちょっと茶色の入った魅力的な髪をして、前髪は上の方で縛ってかわいい丸いおでこを見せており、
おしゃれな縁の細い眼鏡をかけていた。顔は優しい顔した米倉良子というはんなり顔で、その実彼女は京都出身だという。
笑うと綺麗に生えそろった白いツヤツヤの歯が見えてとてもチャーミングな女性だった。
もう一人はセミロングヘアの小柄な女性で、顔面がかなり独特だった。
小学校で図工の時間に彫刻刀で自分の顔を掘って、版画を作ろうみたいな授業の時に、
絵心のない女子が自画像を掘ると目が鋭いクレオパトラみたいになってしまうことがあったが、
まさにあんな目つきの女性だった。つまり可愛くは無い。
この時点で僕のターゲットは隣の米倉良子だ。
やんわりとした声とにこやかな笑顔で発音のしっかりした英語を話す彼女。
どうやら昔カナダに留学していたらしい。
ボーイ、まいったね。
彼女の愛らしいおでこと物腰柔らかな振る舞い、笑うと見える綺麗な白い歯に僕はまいってしまった。
ああ、今日は参加して良かった。きっとこれは僕が靖国を参拝した時に得た英霊の導きだ。
僕はこの子に会うためにこの夜会に参加したのだ、いやきっと生まれてきた理由はここにあるのだ。
この池袋のラブホと進学塾が乱立するこの場こそが僕の人生の桶狭間だ。
このパーティではどういうわけか「すきやき」がふるまわれた。
すきやきと言ってもスーパーで買ってきた安い牛肉と白菜をホットプレートでタレと併せただけの簡素なもので、
発泡スチロールの更に盛りつけられ適当に配られるのだが、
米倉はそれを大事に両手で受け取ると、割りばしを親指に挟みながら両手を優しく合掌しちょこんと申し訳程度にあたまを下げて、
「いただきます」のポーズをとってからそれをおいしそうに頬張る。
ボーイ、まいったね。
僕はこういう愛らしいポーズをとる女性が大好きなのだ。
女子側からはあざといと思われて人気はないのかもしれないけど、それでも男は勘違いするのだ。
さて問題はここからどうやって米倉の番号をゲットするかだ。
なんとか外人を交えながらスムーズに会話は進んでいるものの、なかなかプライベートに踏み込めない。
すると米倉はトイレに立った。この間になんとか彼女に接近する方法を探しあぐねていると、
この米倉の席に女が一人座った。これは困った展開だ。
どう考えてもあのはんなり米倉が「そこ、私の席なんだけど?」みたいに言ってどかしたりはしないだろう。
つまりトイレから帰ってきたら米倉は自分のグラスをもって違うテーブルに行ってしまうのだ。
もうあの愛らしい「いただきます」が拝めないのだ。
この女をなんとかどかさなければならぬ。どうもこの女は僕の対面にいるイギリス人男性と知り合いの様で、
座るや否や「ハーイ」と親しげに話し始めた。
華奢で栗毛色の長い髪の背中を見ると一見「おや、かわいい」と思ってしまうが、振り向くと化粧っけのない
ぬぺっとした顔した女だった。「ふざけるな、俺の米倉を返せ」と心で念じるとちょうど米倉がトイレから帰ってきた。
米倉は自分の席にこののっぺりデボチカがいることを確認すると自分のグラスをもって、案の定他のテーブルへ移動してしまった。
米倉は僕から見える向かいの壁の6人くらいの席の丸テーブルに笑顔で入って良き「May I join you?」なんていいながら、
男率高めのそのテーブルに溶け込んでいった。
それみたことか。こののっぺりデボチカを何とかしてどけようとしたが、
「ハーイ」と僕にも品を作り始めた。
よく話を聞くとこの子は中国人だった。留学で日本に来ているらしい。
こういう人には僕は頭が上がらぬ。この子は中国語も英語も日本語も頑張って話せるようになったのだ。
それは偉いが僕の恋路を邪魔することは許さぬ。
とりあえずこの女と日本のマンガのことなどで話をつないだが、
いまいち盛上がりに欠ける。というよりどうもこいつはイギリス人と話がしたいようで、
最終的に僕には背を向けてあとはそのまま僕は一人ぽつねんとなってしまったのである。
ああ、あちらのテーブル席へ行きたい。
米倉と話がしたい。あんなにあのテーブル席で隣の童貞男子と楽しそうにしているのに、
嫉妬心を覚え始めた。よしと勢い勇んで僕はトイレに立ち、その帰りにソファ席に戻らず、
テーブル席に何気なく参加し米倉のとなりについた。
米倉はにこっと笑って会釈したが、10分もしないうちに今度は米倉がトイレに立った。
どうやって今夜彼女から番号を聞き出すか?
そうこうしているうちに米倉はトイレから帰ってきた。
もうこうなったら一気に勝負に出ようと僕が前かがみになると、なんと米倉は今自分が座っていた
この折り畳み式の椅子をがっとつかむとそのまま、まるっきり部屋の対角線上の反対側のテーブルまでわざわざ引きずっていき、
そこのテーブルの会話に参加し始めた。
僕は愕然とした。いくらなんでもこの仕打ちは失礼だ。
そんなに僕と話をするのが嫌なのか?中学校の教室での出来事ならわかるけど、もう25歳を超えたいい大人なのだ。
席を移動するにももっといいやり方があるだろう?どうしてそんなあからさまに僕を避けるのだ?
僕が何か悪いことでもしたのだろうか?無理矢理セクハラでもしたか?乳房に触ったりでもしたか?
僕が癇に障ることでも言ったのか?生理的に僕を受け付けないのか?そんなに僕は醜いか?
なんだかどっと疲れてきた。酔いが回り始め、呼吸があらくなってきた。もう缶ビール8杯目くらい飲んでいるのだ。
悲しみに陥っていると、このテーブルにいる残り2名の男女、25くらいの若い男と40overのおばちゃんのカップルだが、
そいつらもこの席を離れて行ってしまった。この6人も座れるテーブルに佇んでいるのは僕1人だけだった。
周りを見ればみんなソファ席で楽しそうに酒を飲んでは英会話を話して楽しそうにしていた。
どうして僕はいつもこうなのだろう?僕が何か悪いことをしたのだろうか?
神様が意地悪をして僕に人を寄せ付けないようにしているのだろうか?
どこに行ってもみんな僕を避ける。日本語で僕を理解できないのなら英語でコミュニケーションをしてやると
意気込んで英語を勉強するためドーヴァー海峡の向こうまで行ったんだ。だがそれでも僕を遠ざける。
前にこういう英語の集いである日本人の女から突然嫌われたことがあった。
最初の内はとてもにこやかで感じのいい女だったのだが、次の集まりから突然僕を無視し始めた。
何も悪いことをしていないのに。他の人から理由を聞いたが、どうやら僕の方が英語がうまく喋れるから僕を嫌いなのだという。
なんていう言いがかりだ。海外の滞在期間や勉強量などからどう考えたって僕の方が喋れるに決まっているじゃないか?
それに僕がここまで喋れるようになるまでどれだけ大変な思いをしてきたのか、わかって言ってるのか?
変な発音だ、何言ってるかわからない、などさんざん嘲笑されて大恥もかいてまくしたてるように早いネイティブの人間の言ってることを
何とか理解しようと全神経集中し、留学から襲ってくる孤独にいつも苛まれ、片耳が一時聴力不良になるくらい苦労して、
手に入れたこの英語力に言いがかりをつける気か?
醜いのはそっちの方だ。そんなことで人との出会いを遮断してしまうなんて器が小さすぎる。
このままもう消えてしまいたい気持ちだった。誰も僕と話たがらないのならもうこのまま小さくなって消えてしまいたい。
それでもきっと誰一人として僕の消失に気が付かないのだろう。それほど僕は影が薄いのだ。
時々、僕は自分が本当に生きているのか疑問に思うことがある。
本当はもうとっくにイギリスに行く途中の飛行機が墜落し、僕はもう死んでいるんじゃないかと思う。
Yotsugi Bustersのメンバーならわかるのだが、彼らと楽しく居酒屋で飲んでいても、僕だけ頼んだお酒が来なかったり、
家族と食事に行っても同じ結果が多いのだ。究極的な例では、ある時僕が夜道を歩いていると向こうから二人乗りの自転車が走ってきた。
高校生カップルのようで、後ろに座っていた女が僕の方ではなく違う方向を向きながら彼氏と話していた。
この自転車とのすれ違い様、女は向こうを向いていた顔をこちらにくるっと向けると「きゃあ!!」と大声を出した。
そのまま自転車は過ぎ去ったが、「びっくりした、こんな夜道で幽霊かと思った」と去りながら大声で話ている。
これでは街も歩けない。
膝を抱えそうなくらい縮こまっていると「大丈夫ですか?」と先程の受付のガンディーがにこやかに話しかけてくれた。
ボーイ、まいったね。
さすがは偉大なる魂、僕をこんな笑顔で支えてくれるあなたは現代のガンディーだ。
あまりに寂しくしている僕を見かねて彼は気を使って話しかけてくれた。
今日は初めて来たのか?お住まいはどこか?などの当たり障りのない会話だった。
「はは、ちょっと初めてで緊張しちゃって」と僕も笑顔を繕った。「そうですか、また次も是非いらしてください」と
ガンディーは笑った。「ええ、もちろんですよ」と僕は大嘘をこいた。二度と来るものか。
これ以上ガンディーに気を遣わせては悪いと思い、僕はお酒を注文しに席を立った。
すると僕の前に2人ほどのおばちゃんが並んでいる。1人はさっきの丸テーブルで最後まで話し込んでいた20代男と40overのカップル、
その40overの方だった。もう一人は、なんか水商売のにおいがぷんぷんのこれまた40overだ。
どうやらカクテルみたいなものを頼もうとしているが、もうほぼ売り切れで無いという。
だんだんとイライラしてきた僕は「そのジンをコーラで割ればいいじゃないっすか?」ジンコークだって立派なカクテルだ。
するとこのおばちゃん二人は「ごめんなさいね」と待たせたことを詫びてきたが、「いいんですよ」と優しく笑い返すと、
このおばちゃん二人はどうやら僕に興味を示しだしたようで、「どこから来たんですか?」と話が始まった。
とりあえず座りましょう、とそばにあったテーブルに腰を掛けた。
ここのエリアはさっきの米倉が逃げ込んだところだ。隣のテーブルを見ると米倉が楽しそうに金髪の白人女性と談笑していた。
もう目もあわせぬ、勝手にするがいい。案の定、米倉はまた僕が追っかけてきたと勘違いをして、腕時計を一瞥し立ち上がった。
これはもう帰宅するサインである。
僕は目の前のこのおばちゃんたちに集中した。二人とも近くで見れば見るほどかなりのBBAだが、
ここまでくると背に腹は代えられず、もうこのBBAどもと話こみ、あわよくばしけこんでしまおうと考えたのである。
僕は最近では女性との交流が極端に減ったせいで、熟女に目覚めてしまったのである。
事の発端は去年まで通っていた英会話スクールで、クラスメイトが全員40overのBBAなのだが、その一人がその中ではまあ優秀なBBAで、
色気のある声と出産を経験していない為にこの年齢でもある程度、体系の維持に成功し、その落ち着き払った態度にもかかわらずいつでも臨戦態勢という宮本武蔵の自画像のような巧みな佇まいから僕は妙な性的興奮を覚えていた。
他に女性との交流もない当時の僕は唯一その女性と週にただ1回出会うことが楽しみで、
その会った日には熟女物の動画を見ることがこの無機質な人生の中で唯一、昂揚感のあるスリルを味わえる瞬間だった。
しばしこのおばちゃんたちと歓談していると、となりの米倉が帰った影響でその話し相手だった金髪白人女性がこちらに参加してきた。
見た目は透き通るような白い肌にグレーの目、パーティの時にここぞとばかりにボディコンのような恰好をしてくるのが、
白人女性の特徴だ。
まだ19歳のようで見た目はかわいくてこちらに参加してくれたことには喜びを覚えたが、
こういう英語圏特有の女性にありがちな気取った態度が僕は大嫌いだった。
彼女はオーストラリア出身らしい、世界共通語である英語が母国語の女性でこういう金髪の白肌と容姿に恵まれた女性は
あまり自分から話に参加するという姿勢を見せず、むしろ「私を楽しませなさいよ」という態度が多いのだ。
英語圏から来ていないスウェーデンやハンガリーなど、容姿は白人の金髪と恵まれているにも関わらず、
みんなで話をするときはみんながわかりやすいように気を使って話をするし、理解してもらおう心を通わせようと笑顔で対応してくれる。国際交流にはそういう思いやりの姿勢が必要だ。なのにこの女性ときたら、もうちょいこちらの身になってもらいたい、私たちは母国語が世界共通語ではないのだ。
イギリス留学しているときにわかったが、一度もイギリスを出たことが無いティーンネイジャーなどは世界中の人間は誰でも英語が喋れると勘違いしていて、容赦ない早口と聞きなれない英語表現で迫ってくる。それでこちらが「アウアウ…」と返事に困っていると「なんだ喋れないのか」とあまり親身になって話してくれない。なんだか言葉と文化の壁の高さを思い知った悲しい思いだった。
この19歳女性も例にもれず退屈そうにどこか別の席に移ってしまった。話す話題がなかったら相手に興味を示せばいい。「普段何してるの?」「好きな音楽は?」とか、人は自分に興味を持ってくれる人を好きになるのだ。彼女は全く僕に興味がないのだと悟った。
そして目の前のBBAへ目線を移すと、2人いたはずのBBAが一人になっている。
「もう一人は?」と聞くと「もう帰っちゃった」と言った。この女性は年齢は40over確実で化粧では隠し切れない目じりの皺や法令線とやたら鋭く光る猫のような釣り目が特徴的で、ちょっと水商売をにおわすお召し物でさっきから聞いてると何か英語のイントネーションがおかしい。
「出身はどこですか?」と聞くと「韓国」と答えた。この女性は日本で韓国語を教えている先生だそうな。道理で発音がFor Exampleを「フォーエグジャンプル」とか聞きなれない発音をするわけだ。
韓国と聞いて少し身構えてしまった。昨今の韓国のニュースや歴史認識問題などが取り上げられ日韓間に緊張が走っているが、僕にも少し思うところがある。
実は僕はこの英語パーティに来る前に久しぶりに英語の教材CDでも聞いて耳をならしておこうと2002年くらいに購入した英語教材CDを取り出して聞いてみた。
この教材の名前は「英語は絶対に勉強するな」というもので、僕が買ったのは初級編だ。
この教材は付属しているCDを何べんも聞き込み、そのまま日常表現などを覚えるのと同時に耳をならしてしまうというコンセプトの教材。
改めて今回聞いてみると、10年前はよく何の会話をしているのかわからなかったが、今となっては内容がよくわかる。その中で、1つ気になる部分があった。
それは主人公のアメリカの学生、Robert君がhistoryを授業で勉強するシーンなのだが、そこで先生が「今日はアジアについて勉強しよう、韓国と日本について授業をします」という。
するとここでアメリカ人の先生が驚くべき発言をする。
「私が若い頃はアジアについては特に学ばなかった、でも今は国際社会が進み、アジアもとてもわれわれの国にとっては重要な存在である」
ここまではいいとして、
「それにこの韓国と日本にはとても興味深い歴史がある」と述べ、
「ほとんどの日本の歴史と文化は韓国から来ている」と断言しているのだ。
極めつけは最後に「もっと重要なことは韓国は日本のheadだった」と断言している。
このHeadについてはどう翻訳するかは定かではないが、その通りhead、つまり首領や支配者などの意味があるだろう。
2002年の頃の僕には聞き取れずにふつうに聞き流していたが、この頃から韓国の歴史認識がこのような認識だったことが証明されている。この教材を日本で販売しようとしたときに修正をしなかったのか?ちゃんと出版社は確認をしたのだろうか?
もう予想できていると思うが、この「英語は絶対勉強するな」の作者はチャニング・チャン(発音は違うかもしれないが)どうやら韓国人のようである。韓国でバカ売れした教材シリーズらしい。
12年前に買った教材なので、もしかしたらこの初級編はもう別物になっているかもしれないが、僕の家にまだ取ってあるCDが動かぬ証拠だ。
もう10年も前からあの日本への歴史認識問題は始まっていたのである。それを改めて知って、僕はこの日すこし韓国人に対しての警戒心が強かったが、このことでいざこざや争いを起こしてしまってはそれこそメディアの思うつぼである。
この女性はとても親切で頑張って自分の意思を伝えようとしていた、それだけで人柄十分伝わってきた。
あまり韓国本国のことは詳しく知らないが、学校の教育では本気で日本の歴史が間違いであるということを教え込んでいるところもあるらしく、とあるテレビの特集では戦後に立ち上がるために「日本なんかに負けてたまるか」というなにくそ根性でのし上がってきたようである。
僕がイギリスで知り合った韓国人はみんないい人だった。おいしい韓国料理をごちそうになったし、日本が嫌いとかそんなことは一切言わなかった。留学へ行くからには国際情勢に詳しい必要がある、つまり僕が出会った韓国人たちは歴史認識が正しかったか間違っていたかはわからないが、少なくとも日本国旗に目の前で火をつけたりするような人はいなかった。
しばらくこのBBAと話をしていると、僕の中で不思議な感情が芽生え始めた。この猫のように暗闇で鋭く光る彼女に少しずつ魅かれてきていたのだ。もう今日はこの女性とこのまましけ込んでもいいかもしれない、僕のこの孤独な闇を埋めてほしい。そして互いに裸になり日韓関係の改善を図ろう、そう思い始めたが「さて、みなさん」と先ほどのガンディーが大声で叫び、「本日はお集まりいただき、ありがとうございました。またのおこしをお待ちしております。」と深々と頭を下げた。
その瞬間、僕は我に返った。いけないいけない、さすがに外人のBBAに手を出すのはレベルが高すぎる。僕は「楽しかったです、ありがとう」と言ってその場を去った。BBAは何か言いたげだったが、僕は構わず、振り返らずそのまま歩き続けた。
外に出ると冷たい風が吹き付ける冬の池袋、ラブホ街を何食わぬ顔で歩く女子高生たち。
人ごみに紛れて得も言われぬ安堵感を覚えた僕は自分に問うた。
「僕はどこに向かっているのだろう…」
Fin
最近はウィリーさんとよくナンパに出かける小生ですが、
ソロ活動を開始することに決めました。
今年の目標それは「ソロ活動」です。
とは言うものの、たった一人で300 barに行ったり、
街コンに参加するほどの勇気は無いので、自分の得意とする英会話を利用した、
催しに参加しようと決めました。
実はひっそりと以前から目を付けていたのですが、
巷には英会話カフェなるものが存在し、英語を喋りたいだけならここに行って一時間1000円くらいを
支払えば英会話の練習になるというものがあるらしい。
正直言って、いわゆる駅前留学タイプの英会話スクールは半年間集中コースのような
超真面目なスクール以外は「週末はどうだった?」という会話をして終わりで、
ほとんどテキストは進まないのである。だったら、こっちのカフェの方が安上がりだ。
調べてみると池袋にある英会話カフェにてパーティをやるとのこと。
19時~22時までやっているらしく、酒も飲み放題だそうな。
会費はおよそ3000円。3時間英語を話せて、酒飲み放題と考えるとかなりお得である。
早速僕はその会に参加した。もちろん英語なんてそっちのけだ。
僕の狙いはガールハントである。
ラブホが立ち並ぶ裏路地の方にそのビルはあった。
きわめて普通のビルでこの4Fにその英会話カフェが構えてあった。
入口もきわめて普通の雑居ビルオフィスのような門構えで非常に入りずらい。
本当に場所があっているのかすごく不安になる作りだ。
恐る恐るドアを開けるとそこは長方形のよくある中小企業が借りているようなワンフロアくらいの広さで、
ソファがずらっと縦に4つずつ対になるように並べられ、既に男性の先客が2人ほどいただけで、まだ他には客がいなかった。
受付にはどうやらここのホストのような人物がいて、ジョン・レノンに紅葉狩りが大好きな50手前のマハトマ・ガンディの顔を足したみたいなにこやかなおっさんが僕を出迎えた。会費の3000円を支払うと僕は先客の2人の中へ入っていった。
一人は30半ばくらいの安住アナウンサーのような男性で、もう一人はイギリス人男性だった。
どうやらマンチェスター出身らしく、ちょっとアクセントがきついというより口調が早すぎる。
イギリス人の田舎や地方出身の人間はこういうインターナショナルな場での会話でも容赦しない。
ついていくのがやっとだった。
しばし歓談していると次々と新しい客が入ってきた。
新しい客が来ると他に人がいないものだから必然的に僕たちの輪に入ってくる。
2人ほど女性が入ってきた。二人とも見た感じ25くらいの容姿だ。
僕の隣に座った子は長くちょっと茶色の入った魅力的な髪をして、前髪は上の方で縛ってかわいい丸いおでこを見せており、
おしゃれな縁の細い眼鏡をかけていた。顔は優しい顔した米倉良子というはんなり顔で、その実彼女は京都出身だという。
笑うと綺麗に生えそろった白いツヤツヤの歯が見えてとてもチャーミングな女性だった。
もう一人はセミロングヘアの小柄な女性で、顔面がかなり独特だった。
小学校で図工の時間に彫刻刀で自分の顔を掘って、版画を作ろうみたいな授業の時に、
絵心のない女子が自画像を掘ると目が鋭いクレオパトラみたいになってしまうことがあったが、
まさにあんな目つきの女性だった。つまり可愛くは無い。
この時点で僕のターゲットは隣の米倉良子だ。
やんわりとした声とにこやかな笑顔で発音のしっかりした英語を話す彼女。
どうやら昔カナダに留学していたらしい。
ボーイ、まいったね。
彼女の愛らしいおでこと物腰柔らかな振る舞い、笑うと見える綺麗な白い歯に僕はまいってしまった。
ああ、今日は参加して良かった。きっとこれは僕が靖国を参拝した時に得た英霊の導きだ。
僕はこの子に会うためにこの夜会に参加したのだ、いやきっと生まれてきた理由はここにあるのだ。
この池袋のラブホと進学塾が乱立するこの場こそが僕の人生の桶狭間だ。
このパーティではどういうわけか「すきやき」がふるまわれた。
すきやきと言ってもスーパーで買ってきた安い牛肉と白菜をホットプレートでタレと併せただけの簡素なもので、
発泡スチロールの更に盛りつけられ適当に配られるのだが、
米倉はそれを大事に両手で受け取ると、割りばしを親指に挟みながら両手を優しく合掌しちょこんと申し訳程度にあたまを下げて、
「いただきます」のポーズをとってからそれをおいしそうに頬張る。
ボーイ、まいったね。
僕はこういう愛らしいポーズをとる女性が大好きなのだ。
女子側からはあざといと思われて人気はないのかもしれないけど、それでも男は勘違いするのだ。
さて問題はここからどうやって米倉の番号をゲットするかだ。
なんとか外人を交えながらスムーズに会話は進んでいるものの、なかなかプライベートに踏み込めない。
すると米倉はトイレに立った。この間になんとか彼女に接近する方法を探しあぐねていると、
この米倉の席に女が一人座った。これは困った展開だ。
どう考えてもあのはんなり米倉が「そこ、私の席なんだけど?」みたいに言ってどかしたりはしないだろう。
つまりトイレから帰ってきたら米倉は自分のグラスをもって違うテーブルに行ってしまうのだ。
もうあの愛らしい「いただきます」が拝めないのだ。
この女をなんとかどかさなければならぬ。どうもこの女は僕の対面にいるイギリス人男性と知り合いの様で、
座るや否や「ハーイ」と親しげに話し始めた。
華奢で栗毛色の長い髪の背中を見ると一見「おや、かわいい」と思ってしまうが、振り向くと化粧っけのない
ぬぺっとした顔した女だった。「ふざけるな、俺の米倉を返せ」と心で念じるとちょうど米倉がトイレから帰ってきた。
米倉は自分の席にこののっぺりデボチカがいることを確認すると自分のグラスをもって、案の定他のテーブルへ移動してしまった。
米倉は僕から見える向かいの壁の6人くらいの席の丸テーブルに笑顔で入って良き「May I join you?」なんていいながら、
男率高めのそのテーブルに溶け込んでいった。
それみたことか。こののっぺりデボチカを何とかしてどけようとしたが、
「ハーイ」と僕にも品を作り始めた。
よく話を聞くとこの子は中国人だった。留学で日本に来ているらしい。
こういう人には僕は頭が上がらぬ。この子は中国語も英語も日本語も頑張って話せるようになったのだ。
それは偉いが僕の恋路を邪魔することは許さぬ。
とりあえずこの女と日本のマンガのことなどで話をつないだが、
いまいち盛上がりに欠ける。というよりどうもこいつはイギリス人と話がしたいようで、
最終的に僕には背を向けてあとはそのまま僕は一人ぽつねんとなってしまったのである。
ああ、あちらのテーブル席へ行きたい。
米倉と話がしたい。あんなにあのテーブル席で隣の童貞男子と楽しそうにしているのに、
嫉妬心を覚え始めた。よしと勢い勇んで僕はトイレに立ち、その帰りにソファ席に戻らず、
テーブル席に何気なく参加し米倉のとなりについた。
米倉はにこっと笑って会釈したが、10分もしないうちに今度は米倉がトイレに立った。
どうやって今夜彼女から番号を聞き出すか?
そうこうしているうちに米倉はトイレから帰ってきた。
もうこうなったら一気に勝負に出ようと僕が前かがみになると、なんと米倉は今自分が座っていた
この折り畳み式の椅子をがっとつかむとそのまま、まるっきり部屋の対角線上の反対側のテーブルまでわざわざ引きずっていき、
そこのテーブルの会話に参加し始めた。
僕は愕然とした。いくらなんでもこの仕打ちは失礼だ。
そんなに僕と話をするのが嫌なのか?中学校の教室での出来事ならわかるけど、もう25歳を超えたいい大人なのだ。
席を移動するにももっといいやり方があるだろう?どうしてそんなあからさまに僕を避けるのだ?
僕が何か悪いことでもしたのだろうか?無理矢理セクハラでもしたか?乳房に触ったりでもしたか?
僕が癇に障ることでも言ったのか?生理的に僕を受け付けないのか?そんなに僕は醜いか?
なんだかどっと疲れてきた。酔いが回り始め、呼吸があらくなってきた。もう缶ビール8杯目くらい飲んでいるのだ。
悲しみに陥っていると、このテーブルにいる残り2名の男女、25くらいの若い男と40overのおばちゃんのカップルだが、
そいつらもこの席を離れて行ってしまった。この6人も座れるテーブルに佇んでいるのは僕1人だけだった。
周りを見ればみんなソファ席で楽しそうに酒を飲んでは英会話を話して楽しそうにしていた。
どうして僕はいつもこうなのだろう?僕が何か悪いことをしたのだろうか?
神様が意地悪をして僕に人を寄せ付けないようにしているのだろうか?
どこに行ってもみんな僕を避ける。日本語で僕を理解できないのなら英語でコミュニケーションをしてやると
意気込んで英語を勉強するためドーヴァー海峡の向こうまで行ったんだ。だがそれでも僕を遠ざける。
前にこういう英語の集いである日本人の女から突然嫌われたことがあった。
最初の内はとてもにこやかで感じのいい女だったのだが、次の集まりから突然僕を無視し始めた。
何も悪いことをしていないのに。他の人から理由を聞いたが、どうやら僕の方が英語がうまく喋れるから僕を嫌いなのだという。
なんていう言いがかりだ。海外の滞在期間や勉強量などからどう考えたって僕の方が喋れるに決まっているじゃないか?
それに僕がここまで喋れるようになるまでどれだけ大変な思いをしてきたのか、わかって言ってるのか?
変な発音だ、何言ってるかわからない、などさんざん嘲笑されて大恥もかいてまくしたてるように早いネイティブの人間の言ってることを
何とか理解しようと全神経集中し、留学から襲ってくる孤独にいつも苛まれ、片耳が一時聴力不良になるくらい苦労して、
手に入れたこの英語力に言いがかりをつける気か?
醜いのはそっちの方だ。そんなことで人との出会いを遮断してしまうなんて器が小さすぎる。
このままもう消えてしまいたい気持ちだった。誰も僕と話たがらないのならもうこのまま小さくなって消えてしまいたい。
それでもきっと誰一人として僕の消失に気が付かないのだろう。それほど僕は影が薄いのだ。
時々、僕は自分が本当に生きているのか疑問に思うことがある。
本当はもうとっくにイギリスに行く途中の飛行機が墜落し、僕はもう死んでいるんじゃないかと思う。
Yotsugi Bustersのメンバーならわかるのだが、彼らと楽しく居酒屋で飲んでいても、僕だけ頼んだお酒が来なかったり、
家族と食事に行っても同じ結果が多いのだ。究極的な例では、ある時僕が夜道を歩いていると向こうから二人乗りの自転車が走ってきた。
高校生カップルのようで、後ろに座っていた女が僕の方ではなく違う方向を向きながら彼氏と話していた。
この自転車とのすれ違い様、女は向こうを向いていた顔をこちらにくるっと向けると「きゃあ!!」と大声を出した。
そのまま自転車は過ぎ去ったが、「びっくりした、こんな夜道で幽霊かと思った」と去りながら大声で話ている。
これでは街も歩けない。
膝を抱えそうなくらい縮こまっていると「大丈夫ですか?」と先程の受付のガンディーがにこやかに話しかけてくれた。
ボーイ、まいったね。
さすがは偉大なる魂、僕をこんな笑顔で支えてくれるあなたは現代のガンディーだ。
あまりに寂しくしている僕を見かねて彼は気を使って話しかけてくれた。
今日は初めて来たのか?お住まいはどこか?などの当たり障りのない会話だった。
「はは、ちょっと初めてで緊張しちゃって」と僕も笑顔を繕った。「そうですか、また次も是非いらしてください」と
ガンディーは笑った。「ええ、もちろんですよ」と僕は大嘘をこいた。二度と来るものか。
これ以上ガンディーに気を遣わせては悪いと思い、僕はお酒を注文しに席を立った。
すると僕の前に2人ほどのおばちゃんが並んでいる。1人はさっきの丸テーブルで最後まで話し込んでいた20代男と40overのカップル、
その40overの方だった。もう一人は、なんか水商売のにおいがぷんぷんのこれまた40overだ。
どうやらカクテルみたいなものを頼もうとしているが、もうほぼ売り切れで無いという。
だんだんとイライラしてきた僕は「そのジンをコーラで割ればいいじゃないっすか?」ジンコークだって立派なカクテルだ。
するとこのおばちゃん二人は「ごめんなさいね」と待たせたことを詫びてきたが、「いいんですよ」と優しく笑い返すと、
このおばちゃん二人はどうやら僕に興味を示しだしたようで、「どこから来たんですか?」と話が始まった。
とりあえず座りましょう、とそばにあったテーブルに腰を掛けた。
ここのエリアはさっきの米倉が逃げ込んだところだ。隣のテーブルを見ると米倉が楽しそうに金髪の白人女性と談笑していた。
もう目もあわせぬ、勝手にするがいい。案の定、米倉はまた僕が追っかけてきたと勘違いをして、腕時計を一瞥し立ち上がった。
これはもう帰宅するサインである。
僕は目の前のこのおばちゃんたちに集中した。二人とも近くで見れば見るほどかなりのBBAだが、
ここまでくると背に腹は代えられず、もうこのBBAどもと話こみ、あわよくばしけこんでしまおうと考えたのである。
僕は最近では女性との交流が極端に減ったせいで、熟女に目覚めてしまったのである。
事の発端は去年まで通っていた英会話スクールで、クラスメイトが全員40overのBBAなのだが、その一人がその中ではまあ優秀なBBAで、
色気のある声と出産を経験していない為にこの年齢でもある程度、体系の維持に成功し、その落ち着き払った態度にもかかわらずいつでも臨戦態勢という宮本武蔵の自画像のような巧みな佇まいから僕は妙な性的興奮を覚えていた。
他に女性との交流もない当時の僕は唯一その女性と週にただ1回出会うことが楽しみで、
その会った日には熟女物の動画を見ることがこの無機質な人生の中で唯一、昂揚感のあるスリルを味わえる瞬間だった。
しばしこのおばちゃんたちと歓談していると、となりの米倉が帰った影響でその話し相手だった金髪白人女性がこちらに参加してきた。
見た目は透き通るような白い肌にグレーの目、パーティの時にここぞとばかりにボディコンのような恰好をしてくるのが、
白人女性の特徴だ。
まだ19歳のようで見た目はかわいくてこちらに参加してくれたことには喜びを覚えたが、
こういう英語圏特有の女性にありがちな気取った態度が僕は大嫌いだった。
彼女はオーストラリア出身らしい、世界共通語である英語が母国語の女性でこういう金髪の白肌と容姿に恵まれた女性は
あまり自分から話に参加するという姿勢を見せず、むしろ「私を楽しませなさいよ」という態度が多いのだ。
英語圏から来ていないスウェーデンやハンガリーなど、容姿は白人の金髪と恵まれているにも関わらず、
みんなで話をするときはみんながわかりやすいように気を使って話をするし、理解してもらおう心を通わせようと笑顔で対応してくれる。国際交流にはそういう思いやりの姿勢が必要だ。なのにこの女性ときたら、もうちょいこちらの身になってもらいたい、私たちは母国語が世界共通語ではないのだ。
イギリス留学しているときにわかったが、一度もイギリスを出たことが無いティーンネイジャーなどは世界中の人間は誰でも英語が喋れると勘違いしていて、容赦ない早口と聞きなれない英語表現で迫ってくる。それでこちらが「アウアウ…」と返事に困っていると「なんだ喋れないのか」とあまり親身になって話してくれない。なんだか言葉と文化の壁の高さを思い知った悲しい思いだった。
この19歳女性も例にもれず退屈そうにどこか別の席に移ってしまった。話す話題がなかったら相手に興味を示せばいい。「普段何してるの?」「好きな音楽は?」とか、人は自分に興味を持ってくれる人を好きになるのだ。彼女は全く僕に興味がないのだと悟った。
そして目の前のBBAへ目線を移すと、2人いたはずのBBAが一人になっている。
「もう一人は?」と聞くと「もう帰っちゃった」と言った。この女性は年齢は40over確実で化粧では隠し切れない目じりの皺や法令線とやたら鋭く光る猫のような釣り目が特徴的で、ちょっと水商売をにおわすお召し物でさっきから聞いてると何か英語のイントネーションがおかしい。
「出身はどこですか?」と聞くと「韓国」と答えた。この女性は日本で韓国語を教えている先生だそうな。道理で発音がFor Exampleを「フォーエグジャンプル」とか聞きなれない発音をするわけだ。
韓国と聞いて少し身構えてしまった。昨今の韓国のニュースや歴史認識問題などが取り上げられ日韓間に緊張が走っているが、僕にも少し思うところがある。
実は僕はこの英語パーティに来る前に久しぶりに英語の教材CDでも聞いて耳をならしておこうと2002年くらいに購入した英語教材CDを取り出して聞いてみた。
この教材の名前は「英語は絶対に勉強するな」というもので、僕が買ったのは初級編だ。
この教材は付属しているCDを何べんも聞き込み、そのまま日常表現などを覚えるのと同時に耳をならしてしまうというコンセプトの教材。
改めて今回聞いてみると、10年前はよく何の会話をしているのかわからなかったが、今となっては内容がよくわかる。その中で、1つ気になる部分があった。
それは主人公のアメリカの学生、Robert君がhistoryを授業で勉強するシーンなのだが、そこで先生が「今日はアジアについて勉強しよう、韓国と日本について授業をします」という。
するとここでアメリカ人の先生が驚くべき発言をする。
「私が若い頃はアジアについては特に学ばなかった、でも今は国際社会が進み、アジアもとてもわれわれの国にとっては重要な存在である」
ここまではいいとして、
「それにこの韓国と日本にはとても興味深い歴史がある」と述べ、
「ほとんどの日本の歴史と文化は韓国から来ている」と断言しているのだ。
極めつけは最後に「もっと重要なことは韓国は日本のheadだった」と断言している。
このHeadについてはどう翻訳するかは定かではないが、その通りhead、つまり首領や支配者などの意味があるだろう。
2002年の頃の僕には聞き取れずにふつうに聞き流していたが、この頃から韓国の歴史認識がこのような認識だったことが証明されている。この教材を日本で販売しようとしたときに修正をしなかったのか?ちゃんと出版社は確認をしたのだろうか?
もう予想できていると思うが、この「英語は絶対勉強するな」の作者はチャニング・チャン(発音は違うかもしれないが)どうやら韓国人のようである。韓国でバカ売れした教材シリーズらしい。
12年前に買った教材なので、もしかしたらこの初級編はもう別物になっているかもしれないが、僕の家にまだ取ってあるCDが動かぬ証拠だ。
もう10年も前からあの日本への歴史認識問題は始まっていたのである。それを改めて知って、僕はこの日すこし韓国人に対しての警戒心が強かったが、このことでいざこざや争いを起こしてしまってはそれこそメディアの思うつぼである。
この女性はとても親切で頑張って自分の意思を伝えようとしていた、それだけで人柄十分伝わってきた。
あまり韓国本国のことは詳しく知らないが、学校の教育では本気で日本の歴史が間違いであるということを教え込んでいるところもあるらしく、とあるテレビの特集では戦後に立ち上がるために「日本なんかに負けてたまるか」というなにくそ根性でのし上がってきたようである。
僕がイギリスで知り合った韓国人はみんないい人だった。おいしい韓国料理をごちそうになったし、日本が嫌いとかそんなことは一切言わなかった。留学へ行くからには国際情勢に詳しい必要がある、つまり僕が出会った韓国人たちは歴史認識が正しかったか間違っていたかはわからないが、少なくとも日本国旗に目の前で火をつけたりするような人はいなかった。
しばらくこのBBAと話をしていると、僕の中で不思議な感情が芽生え始めた。この猫のように暗闇で鋭く光る彼女に少しずつ魅かれてきていたのだ。もう今日はこの女性とこのまましけ込んでもいいかもしれない、僕のこの孤独な闇を埋めてほしい。そして互いに裸になり日韓関係の改善を図ろう、そう思い始めたが「さて、みなさん」と先ほどのガンディーが大声で叫び、「本日はお集まりいただき、ありがとうございました。またのおこしをお待ちしております。」と深々と頭を下げた。
その瞬間、僕は我に返った。いけないいけない、さすがに外人のBBAに手を出すのはレベルが高すぎる。僕は「楽しかったです、ありがとう」と言ってその場を去った。BBAは何か言いたげだったが、僕は構わず、振り返らずそのまま歩き続けた。
外に出ると冷たい風が吹き付ける冬の池袋、ラブホ街を何食わぬ顔で歩く女子高生たち。
人ごみに紛れて得も言われぬ安堵感を覚えた僕は自分に問うた。
「僕はどこに向かっているのだろう…」
Fin
ナンパ奮闘記 新章 銀座HUBの乱 07
こんなに酔っぱらって二人きりなのに僕たちは手をつなぐどころか距離を置いて歩いていた。親愛なる読者の皆様は「なにやってんだオハラ、お前もあまちゃんを物にしろよ」とイライラしていると思うが、残念ながらこの子はそういう感じじゃない。というより無理にでもぐいっと引き寄せたりしたらマジトーンで「いや、やめて」と言われそうな感じの純朴な子なのだ。
そしてもう一つ理由がある。はっきり言って僕のタイプじゃない。あまちゃんと書いているから読者様は能年玲奈みたいな容姿を想像しているかもしれないが、実際は冷静に見ると茶髪の少しウェーブのかかったボブヘアーをしたバカリズムに顔がそっくりなのだ。
あっちは菜々緒、こっちはバカリズム、エロスを感じない理由がよくわかるだろ?
飲み物を購入して、急いでカラオケに戻る。するとまだ二人は降りて来ていなかった。寒空の中外で待つこと5分、彼らが既にカップルよろしくの腕を組んで外に出て来た。
後で聞いたのだが、ヘパリーゼを買いに僕が走っている間に、あのカラオケの部屋でいきなりウィリーさんのイチモツをくわえられたらしい。レイクちゃんは自分からそのニットの服をたくし上げて豊満な胸を露にしてくるほどの淫乱ぶりで、この場でセックスを要求されたようだがさすがに店員が間もなく片付けに来てしまうので、理性の働いたウィリーさんは口だけでフィニッシュをさせて降りてきたそうな。何ともうらやましい話だ。
これがこの日の収穫。こうしてレイクちゃんはあまちゃんと一緒にタクシーで帰宅し僕とウィリーさんは帰路についた。
300 Barはもう古いのかもしれない。時代はEnglish Pub HUBである。
まあ女子もああいうBarに友達と行って何かハプニング的なことを望んでいるのだろうなあ…
Fin
そしてもう一つ理由がある。はっきり言って僕のタイプじゃない。あまちゃんと書いているから読者様は能年玲奈みたいな容姿を想像しているかもしれないが、実際は冷静に見ると茶髪の少しウェーブのかかったボブヘアーをしたバカリズムに顔がそっくりなのだ。
あっちは菜々緒、こっちはバカリズム、エロスを感じない理由がよくわかるだろ?
飲み物を購入して、急いでカラオケに戻る。するとまだ二人は降りて来ていなかった。寒空の中外で待つこと5分、彼らが既にカップルよろしくの腕を組んで外に出て来た。
後で聞いたのだが、ヘパリーゼを買いに僕が走っている間に、あのカラオケの部屋でいきなりウィリーさんのイチモツをくわえられたらしい。レイクちゃんは自分からそのニットの服をたくし上げて豊満な胸を露にしてくるほどの淫乱ぶりで、この場でセックスを要求されたようだがさすがに店員が間もなく片付けに来てしまうので、理性の働いたウィリーさんは口だけでフィニッシュをさせて降りてきたそうな。何ともうらやましい話だ。
これがこの日の収穫。こうしてレイクちゃんはあまちゃんと一緒にタクシーで帰宅し僕とウィリーさんは帰路についた。
300 Barはもう古いのかもしれない。時代はEnglish Pub HUBである。
まあ女子もああいうBarに友達と行って何かハプニング的なことを望んでいるのだろうなあ…
Fin