ノイミー6周年コンサート。

始まる前からとにかく楽しみで楽しみで。

 

でも,実は少~しだけ,ほんの少~しだけ心配していたこともあったんです。

それは昨年のあのツアーをどうやって越えてくるんだろう?ってことでした。

 

昨年のツアー。

ニアジョイにも珠里依ちゃんという推しができて,ノイミーを追いかけるのはほどほどにしておこうと考えつつ参戦したツアー初日@東京ガーデンシアター。

“同じクラス”をテーマに,大きな会場でも本当に同じクラスにいる元気で可愛い女の子という親近感を感じさせてくれる,そして何よりもアルバムを引っ提げてのツアーということで多くの新しい曲たちとの出会いで盛り上がる,本当に素晴らしいツアーでした。

結果的にはファイナルの横アリと,追加公演ファイナルの幕張に参戦したのみではありましたが,初日昼公演開演前の,ノイミーに対する少し落ち着いた気持から一転して,終演後は何とか他の開場にも参戦できないかと必死になって画策したものです。

 

そして幕張から約2か月。

そこから新たなCD発売もない中で,どうやってあれを超えてくるんだろうか?

いや,絶対にノイミーのライブは楽しいはずということは分かっていますし,そこについては絶大なる信頼感があるのですが,それでもやっぱりあの完璧だと思えたツアーを…。

なんてことを少し思っていました。

 

 

しかし,いざ始まってみると。

昨日書いたように,周年らしい,特別感のあるセットや衣装だったということももちろんありますが,まだまだノイミーの楽曲の,そしてメンバーの引出しはたくさん残っていたんだなということを感じました。

 

 

まずは初手の「最強のラブソング」。

この曲はツアーファイナルの横アリのあとに発表されていたため,私がコンサートで聞けたのは幕張でのみ。

幕張メッセはやはり展示場ということもあり,どうしても音響に難があることから,正直音楽と歌唱とコールがごちゃごちゃっとしていて少し消化不良なところがあったんです。

が,SSAは音響がしっかりとしていて,音楽とメンバーの歌唱や煽り,そしてファンのコールがバチっとはまって。

きっとこのあとのノイミーのコンサートでは,中盤の聞かせたい,カッコイイ系パートから切り替えるときに重要な役回りを持つ1曲になるんだろうななんてことを思いつつ,1曲目からぶち上っていきました!

 

 

そして「す,好き」や「シンフォニー」といったツアーでも盛り上がった,安心信頼の2曲を挟み「ミラクル」。

あまり記憶力が良くなく,前にいつ聞いたのかとかは覚えてませんが,久々にコンサートで見た気がするこの楽曲。

いや,めちゃめちゃいい曲ですよね?

私,今までどうして気付いていなかったんだろう??

モニターに映る歌詞を見ながら涙があふれてきました。

 

 負けそうな日もあるよ(だけど)

 叶っていない夢もあるし

 もうちょっと あと一歩 続けたい

 

 でもね ここからみんな見ると(不思議)

 キラキラして 光っていて

 ここに立ちたいって 泣けてきちゃうんだ

 まだ一緒にいたいから

 

こんなこと歌われたら涙腺ガバガバのおじさんはもう泣いちゃいますよ…。

“同じクラス”というツアーコンセプトでは確かにセトリ落ちするというのもわかりますが,この曲を落とせるノイミーの強さを改めて感じたところです。

 

 

さらに「ヒロインとオオカミ」,「ハッピー探検隊」「ウルキス」という,体力とともにIQも削られる曲たちが続きます。

今回は「ウルキス」の途中で尾木ちゃんがガチ恋口上を煽るという特別イベント付き。

もう本当にIQがゼロで「なんでやねーーん」「そうなのーー」と言い続けるロボットのようになってしまいます。

 

この演出,テンション上がりましたよ。

というのも,昼公演では「ポニキュル」,「初恋カムバック」といったガチ恋を打てる曲がセトリ落ちをしていて,もう飢えというか渇きというか…。

今回の周年ではガチ恋は打たせてもらえないのか…。そんなタイミングでの尾木ちゃんの煽り。

しかも結局煽りながら尾木ちゃん自身が最後までガチ恋口上をやっているという状況。

いやいや,ヲタクはきっかけさえくれれば狂ったようにやりますから笑

 

 

そして,ここから少し落ち着いたパートに入っていきます。

が,やはりそこには一歩,また一歩と確実に進んでいっているノイミーちゃんたちの姿がありました。(続)

週末,ノイミー6周年コンサート,そしてイコラブアリーナツアー2025初日@SSAに行ってまいりました。

 

いや~,体力削られました笑

まずは2日目のイコラブ昼公演が終わった時点でほぼほぼ声が出なくなる事態。

帰りの新幹線では金沢についてももう立ちたくないという気持ち。

そして朝起きたら肩,腰,足首が痛く,昨日久々の草野球でもしてきたかな?ってくらいの疲労感笑

 

ただ,そんなことはどうでもいいくらいの幸せな時間でした。

あの幸せをもらったんだから,肩や腰や足首くらいくれてやるよっ!の気持ち。

公演の前後にいろいろな人とお話しできたり,仲間と飲みながら語らったり,すべてが幸せな時間でした。

 

 

さて,本当ならしっかりとレポ的なものを書いていくべきなのかもしれませんし,それがこの2日間を目撃したものとしての責務だとも感じつつ,もう逐一振り返ることができないくらいの密度の2日間でした。

今日からまたしばらくいろいろと書いていきたいと思いますが,時系列に沿ったものではなく,自分が見て,感じて,考えさせられたことについて,テーマ的なものでくくりながら少しずつ書いていければと思っています。

 

 

今日のテーマは「普遍性」と「特殊性」。

 

ノイミー2公演,イコラブ2公演の計4公演。

どの公演も本当に素晴らしく。

あぁ,やっぱりノイミー好きだ!

あぁ,やっぱりイコラブ愛してる!

そんなことを何度も,いや,ずっと思えた時間でした。

 

どちらがいいとか,どちらが好きとか,そんなことは言えませんし言うつもりもありません。

比べられないくらいどちらも良かったです。

ただ,敢えて比べるような表現をするのであれば,ノイミーには周年コンサートらしさ,イコラブにはツアーらしさがギュッと詰まったコンサートだったなと感じています。

 

 

ノイミーのコンサートは,“ノイミーワンダーランド“をテーマにウェスタン風のセットや衣装からスタート。

遊園地のアトラクションよろしく,前半に「最強のラブソング」からの「す,好き」「ヒロインとオオカミ」といった,ツアーでは後半に温存していた沸き曲たちを惜しみなく配置し一気にボルテージをマックスに。

中盤では昼は「月下美人」から,夜は「モーメンタリ」から,久々の「空白の花」への流れがあまりにも美しくて。

そして,机といすを使った演出で魅せた「チョコメラ」が1つのクライマックス!

後半に向けて「はにショ」や「まほろば」,「ラスラス」といった,盛り上がるエモーショナルな曲を繋いだうえでのなんかちゃんのあらためての“東京ドーム宣言”。

そして大きなステージへ連れて行くと約束をしてくれる「君僕」。

アンコールラストは国家で締め。

演出を含めて,お誕生日をお祝いする,周年らしい特別な一日,いわば特殊性を感じさせてくれる素晴らしい周年コンサートでした。

 

 

一方のイコラブちゃんは。

基本的なステージの構成,メインステージに巨大なスクリーン(杏ちゃんSHOWROOMで幅100mあるとのことを言っていました),花道にセンターステージ(ムービングステージ)とバックステージという点は変わっていないものの,前日メインステージにあったセットは撤去されていて,ガランとしたシンプルなメインステージへ。

セトリも(まだこれから参戦の方もいるかと思うので,細かくは言いませんが…)“エンターテインメントの復活”というテーマ・背景はあり,その流れでの手遅れcautionのポジションシャッフルと言ったある種のサプライズはあるものの,奇をてらわない極めてシンプルな構成。

ただ,そのシンプルな構成でも十二分の満足度を保障してくれるがイコラブの強さ。

ここまで積み上げてきたものを普段通りの力で発揮して,最高の満足感を与えてくれる。

そして,シンプルな味付けだからこそ,何度でも味わいたい,ツアーを追いかけていきたいと思わせる,ある種の普遍的なイコラブステージだったのかな?と思っています。

 

 

いや,お祭りだったノイミーステージと,これからを大いに期待させるスタートとなるイコラブのステージを,2日間で,しかもSSAで味わえたこと。

大満足な2日間です。

 

 

そして,ノイミーは6月からのツアーが発表。

イコラブもここから3カ月にわたるツアー。

まだまだこれからの楽しみが続きます。

 

 

 

もしこれをお読みになっていて,まだイコラブツアーどうしようかな?って思っている方,まだイコラブのコンサートに参加したことないよって方がいたら一言だけ。

このツアー,いつも通りのイコラブの,でも最高のイコラブの時間が過ごせますよ!

自信を持ってお勧めします!!

 

是非この感動を味わいませんか??

 

MV公開!!

 

いや~,お待ちしました。お待ちすぎたのかもしれません。

先んじてTVサイズの音源の後悔はあったものの,やはりイコラブの楽曲は1曲を通してのストーリーが大切。

そしてイコラブはダンスも1つの物語を表現するものだと思っているので,早くライブでダンスを1曲通してみるのが楽しみでもあります。

 

SSAのオープニングでこの曲だったりするのかな?

いや,別にオープニングじゃなくてもいいんですけど,オープニングだとするとフルスロットルで行かなきゃいけないので,しっかりとコールのシュミレーションもしておかねば!!

 

 

MVが公開され,X上でもFFさんたちが沸き上がっているのを見るとやっぱりうれしいもんですよね。

私はアイドルの応援って,ある種の集団トランス状態になっているのが幸せだと思っているんです。

いや,もちろんそういった中で冷静な意見を表明されることも大切でしょうし,それを否定するという主旨ではないんですが,やっぱりみんなでワッショイワッショイと推しを担ぎ上げているときが,そして,それを推しが喜んでくれているときが一番幸せなんですよね。

MVが公開されて,「どの場面の誰々がいい!」みたいなことを言い合っている昨日の夜はとっても楽しく,酒も進みました♪

 

 

MVのストーリーとしては高校時代の片思い相手だった生徒会長の結婚式に出席した舞香ちゃんとイコラブメンバー。ひょんなことからタイムスリップをし,イコラブメンバーの手助けで舞香ちゃんが高校時代のやり直し(副生徒会長に当選,等愛大学への合格)を経て,戻ってくると戻ってきた世界でも恋は成就し,花嫁が舞香ちゃんに入れ替わってしまうというもの。

X上では“過去改変型NT〇”などというワードも出ておりました笑

 

もちろん,この花嫁衣裳姿に対するご意見や,そもそも結婚といったものを扱うことに対するご意見,一部にはもし自分が花嫁の立場だったら凹むという(もちろん冗談でしょうが)ご意見なども見られましたが,まぁこの辺は個人個人いろいろな思いはあるでしょうからここでどうこう言うつもりもありませんし,ごもっともとすら思っています。

 

 

さて,このMVの核になっている“Time Slip”。

そして今回のツアータイトル“Timeless Tales”。

英語に強くないので,“Timeless”をどのように解するべきか,正直何とも言えないのですが,私自身は「不朽の」というニュアンスなのかな?と思っているので,そうなるとこの二つの語はニュアンスが異なるのかな?とも思います。

が,それでもやはり今回のMVとツアーにともに“Time”がかかわってきているのは決して偶然ではないのでしょう。

いや,偶然だとしても何かそこには関係を見出したいと思ってしまうんです。

 

そこに,私の尊敬する先輩ブロガーぬくぬくさんの昨日のポスト。

これを見てハッと思い出したことがあったんです。

 

 

昨年の5月,イコラブクロスライブに参戦したときのこと。

この時期,仕事でとあるデータを分析するということをしていまして,どうも上手く結果が出ない,相当な期間温めてきた自分の考えが誤っていたんだということを突き付けられていた時期だったんです。

少し煮詰まっていた中で,バタバタと横浜へと遠征に出かけ,2日間3公演を楽しみました。

この時間だけはそれまでの悶々とした日々のことを忘れて,イコラブとの,そしてノイミーやニアジョイとの楽しい時間・空間だけを楽しむことができました。

そしてリフレッシュした状態で金沢に戻り,新たな気持ちで再度分析に取り掛かり,データの加工に関してこれまで考えてこなかった方法で試してみたところ,自分が想定していたものに近い結果を導くことができたんです。

そのときも,あぁ,やっぱり頭の中を空っぽにする時間って大切だなぁって感じたところではありました。

 

これって,クロスライブの前後で,同じものに取り組んでいたはずが,全く違った結果を導き出せたという点においては,なんかこのMVにちょっと似てない?って思いまして。

いや,そりゃMVの舞香ちゃんはタイムスリップの前と後で,同時点である現在で完全に異なる立場になっているんだから違うよと言われればそこまでなんですけど。

ただ,例えば考え方だったり,感じ方だったり,そういった小さなこの変化がライブの前後で非連続に起こることって多々あるんじゃないかな?って思うんですよね。

そしてもしかしたらそれは我々だけじゃなくて,ステージに立ってくれているメンバーに関しても。

ステージに立つ前と後で,感じ方や考え方が非連続に変わることなんて言うのもあるんじゃないかな?

このMVと自身の昔の記憶を合わせてそんなことを考えていたMV公開の夜でした。

 

 

さて,いよいよ4日後に迫ったツアーの開幕。

このツアーが終わった時,メンバーも,ファンも,それぞれがポジティブな意味で非連続な変化がある。

そんなツアーになればいいな。

なんてことをふと考えました。