俵山温泉 町の湯〈「町の湯」単独源泉・1号浴槽はかけ流し〉@山口県長門市俵山 | いろいろアウトな日々

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ただ、一さいは過ぎて行きます。

 
2020年のお話です。
 
はい、それでは今日もまた
2020年8月10日(月・祝)~8月12日(水)
山口~島根・2泊3日温泉一人旅レポ、

今回から2日目8月11日(火)の

お話になります。

 

2日目8月11日は早朝5時半に起床。

相変わらず忙しないんですよ!(爆)

 

トイレ、喫煙等を済ませ、

宿泊している『たまや旅館』を出て

僕が向かった先は……

 

 

 

 
そう、「俵山温泉」の外湯
『俵山温泉 町の湯』です。
※写メは前日に撮影。
 
 
ちなみに公式サイトの紹介文は……
俵山温泉の原点はこの「町の湯源泉」にあります。古くから療養泉として親しまれ多くの入浴者が訪れます。源泉は施設内の敷地から湧出、源泉かけ流しの温泉です。優れた泉質を有し、温泉による健康維持及び回復への効果、実績もあります。施設は平成5年に改築、旅館街の中心に位置し、早朝から夜間まで湯治客で賑わいます。「正の湯泉」を活用した家族湯もあります。
となっています。
 
あ、町の湯「家族湯」の
「正体」がバレちゃったね!(苦笑)
 
でも、俺がこのことを知ったのが
この日の朝のことでして、
マジで前日まで知らなかったのです。
 
なので、「正の湯源泉」が
唯一使われているのは
『白猿の湯』の飲泉所だけだと
勝手に思い込んでいて、
白猿の飲泉所が休止中だったので
ずいぶんへこんでいたんですが。
 
 
 
町の湯の営業時間は朝6時から。
僕は前日に確認済みでした。
※写メは前日に撮影。
 
 
 
で、僕は営業開始10分前の
午前5時50分に到着。
 
到着時はまだ
館内の照明は消えていたのですが、
上の写メに写っている係の方?が
「まあ、もういいか」みたいな感じで
照明を点けて迎え入れてくれました。
 
やったー、いちばん乗りだ!
普通は誰しもそう思うよね?(苦笑)
 
でさ。
 
僕は町の湯では
「家族湯」にも入ろうと思ってて。
ただ、家族湯は予約が必要。
 
前日、白猿の湯の帰りに
町の湯「家族湯」の予約をしようとしたら、
「翌日(この日)朝6時以降に
電話予約してください」と
言われてしまって。
 
当日じゃないと予約は無理みたい。
(未確認です)
 
で、電話じゃなくて
朝6時に直接やって来たわけです、
正確には5時50分だけど(笑)。
 
町の湯「家族湯」の営業時間は
8:00~21:00ですので、
(2020年12月現在・公式サイト調べ)
無事、朝いちばんの8時に予約完了。
 
で、今から
通常の方の浴場?に先に入ろう、
というわけなんですね。
 
あ、通常の浴場の入浴料は480円。
券売機で購入します。
(2020年12月現在・公式サイト調べ)
 
 
 
通常の浴場入口。
 
ちなみに家族湯は
ここのすぐ右側にひとつ、
2階にもうひとつと、2つあります。
 
どちらを選べばいいか、については、
また後日、家族湯の記事で。
 
 
 
脱衣場です。
 
って、あれ?あれ?あれ?
もう誰かの衣類が脱いであるやん?
 
 
 
もうすでに
3人入っとるやないのー!!!(爆)
 
思わず脱衣場からのぞいてみると、
浴槽に2人、洗い場に1人、
すでに先客が3人おられます。
 
俺が来たのは営業10分前だよ?
電気も消えてたんだよ?
 
なんやねん、このジジ様たちは!(爆)
 
あ、ちなみに
町の湯の通常浴室の浴槽は2槽式。
 
ジジ様2人がつかっている
向かって左側の浴槽が1号浴槽で、
誰もいない右側が2号浴槽です。
 
このことからもおわかりの通り、
町の湯は1号浴槽の方が
湯使いがいいんですよ。
 
このことを覚えておいてください、
と言いますのも、
このすぐ後客が3人来て
ロクに写メが撮れなかったので。
 
 
 
思わず時計を見た(笑)。
 
ねー?
家族湯の予約をしていたので
2~3分過ぎちゃってるけど、
俺が来たのは間違いなく
5時50分だったわけです。
 
あのジジ様たちは
いったい何時から入ってるねん!(大爆)
 
 
 
町の湯の通常浴槽では
敷地内から湧出する自家源泉
「町の湯泉」の単独利用です。
 
白猿の湯のように
混合泉は使われていません。
 
1号浴槽がかけ流し(消毒あり)、
2号浴槽は一部循環かけ流し(消毒あり)、
となっています。
 
なので、
1号浴槽の方が湯使いがいいわけです。
 
ただ、また後述しますが、
2号浴槽の一部循環というのも
時間帯による気もしますが……
 
 
 
 
 
 
 
 
源泉名:町の湯泉
泉質:アルカリ性単純温泉
泉温:41.3℃
pH値:9.9
 
加水・加温なし、塩素消毒ありです。
 
 
 

脱衣場側にかけ湯槽。
 
 
 
洗い場にはシャワーとカラン。
源泉が出るかは未確認です。
 
バスアメも置いてありました。
 
 
 
1号浴槽の湯口です。
 
湯口ジジイがいましたので(笑)、
お願いしてちょっとの間だけ
横にずれていただきました。
 
 
 
投入される源泉は41.2℃。
掲示の温度と0.1℃しか違いません。
 
 
 
タマゴ臭がはっきり!
タマゴ味も強いですね~、
味の輪郭がくっきりしています。
 
匂い、味ともにタマゴテイストは
白猿の湯の「川の湯泉」よりも
こちら「町の湯泉」の方が
強いような気がしました。
 
もちろん、個人の印象ですし、
俺の言うことなどアテにならん(笑)。
 
あ、あと、塩素臭・塩素味は
僕には感じられませんでした。
 
 
 
1号浴槽と2号浴槽との仕切りには
スリットが切られていて、
1号浴槽から2号浴槽へと
お湯が流れ込んでいました。
 
 
 
1号浴槽の浴槽内温度は40.3℃
 
 
 
ニュルニュルです!
 
ニュルニュルのトロトロ、
まるでローションのような
強烈ツルスベ湯ですね。
 
さすがpH値が10近いだけある!
 
白猿の湯の1号湯、すなわち
川の湯単独源泉の浴槽よりも
さらにツルスベ感が強いかも?
 
いやー、
これは思っていた以上ですね、
実に素晴らしいお湯です!
 
 
 
手前(右側)が2号浴槽、
奥(左側)が1号浴槽です。
 
2号浴槽の方が1号浴槽より
一段低くつくられていますね、
湯面が2号は低くなっているでしょう?
で、仕切りに切られたスリットから
1号→2号とお湯が流入しています。
 
あとね。
 
接写は撮れなかったのですが、
2号浴槽の縁全体からお湯があふれ
オーバーフローしているのが
おわかりいただけるでしょうか?
 
このことを覚えておいてください。
 
 
 
 
2号浴槽には
いらんもんが付いています。
(個人の感想です笑)
 
 
 
2号浴槽の湯口です。
 
そう!
僕の入浴時には2号浴槽は
源泉投入されてなかったんですよ。
 
なのに、
かなりの量のお湯、言い換えれば、
1号浴槽への源泉投入量と
同じくらいと思われるお湯の量が
2号浴槽の縁全体から
しっかりとオーバーフローしている。
 
これはいったい
どういうことでしょう?
 
掲示では2号浴槽は
「一部循環かけ流し」となっていました。
 
しかしながら、
(僕の入浴時に限っては)
2号浴槽も循環はしていなかった、
そう思えてなりません。
 
もしかしたら、
一部循環かけ流しの「一部」とは
「一部の時間帯」という
意味なのかも知れませんね。
(未確認です)
 
まあ何だ、仮に2号浴槽が
循環していなかったとしても、
より湯口に近い1号浴槽の方が
新鮮なお湯であることは
間違いありません。
 
 
 
2号浴槽の浴槽内温度は39.8℃。
1号浴槽より0.5℃下がっています。
 
浴感に関しては、これはもうね、
俺みたいなもんの肌感覚では
違いはほとんどわかりません(苦笑)。
 
先入観がありますから、
1号の方がツルスベ感が強いかな?
といった程度です。
 
少なくとも僕の入浴時に限っては
2号浴槽も十分いいお湯でしたよ。
 
ただ、もちろん僕は
1号にばかりつかってましたが(笑)。
 
 
 

お湯から上ったよ。
 
電気が点いたロビーです(笑)。
左側がエントランス、右側が受付。
 
写メ正面に何かありますね?
 
 
 
 
町の湯にも飲泉所があるんですよ。
 
 
 
 
 
 
 
源泉名:正の湯泉
泉質:アルカリ性単純温泉
泉温:36.4℃(利用場所:36.4℃)
pH値:9.9
 
そうです!
町の湯の飲泉所も
「正の湯泉」なんです!
 
まとめましょう。
正の湯源泉が使われているのは
①白猿の湯の飲泉所
②町の湯の飲泉所
③町の湯の家族湯
この3カ所というわけです。
 
しかも飲泉所ですから、当然ながら
加水・加温・循環(笑)・消毒一切なしの
源泉そのままです、これは貴重!
 
 
 
おお、正の湯源泉も
タマゴ臭・タマゴ味ともに
はっきりくっきりですね!
 
ただ、
町の湯源泉に比べてどうか?
と聞かれたら、
俺にはわからん!(大爆)
 
目かくしして飲んだら
間違える自信があります(笑)。
 
 
 
これは何だろう?
源泉と水道水の経年変化の比較かな?
 
水道水の色がエグイことになってる、
ということだけはわかりますね。
 
 
 
浴場の外です。
手前(左)が蕎麦屋、奥(右)が町の湯。
 
 
 
蕎麦屋のさらに左側から
裏?に回り込んで行くと……
 
 
 
「町の湯泉」の源泉湧出地があります。
ボーリングしていない自噴だとか。
 
 
 

こちらは逆方向からのアングル。
手前が町の湯、奥が蕎麦屋。
※写メは入浴前午前5時50分頃の撮影
 
写メ真ん中・下側に
板壁で覆われた場所があって
扉が開いていますね?
中は暗くなっています。
 
板壁の場所の隣が
ガラスブロックになっています。
 
このことを覚えておいてください。
ゆうても忘れるでしょうから、
この写メはまた後日出します。
(勘が鋭い方はもうおわかりかな?笑)
 
 
 
実はこの扉の奥こそが
「正の湯泉」の湧出場所なんです。
※写メは入浴後に撮影
 
そう、正の湯泉はまさに
町の湯の建物内から
湧出しているわけなんですよ!
 
町の湯泉と同様、正の湯泉も
ボーリングなしの自噴です。
 
あ、電気は
常連湯治客のおっさんが
勝手に点けてくれました(笑)。
 
このおっさんは俵山温泉に
広島から20年間ずーっと通っていて、
1回の湯治で10日~2週間滞在するとか。
 
 
 
おっさんが言うには
「正の湯と町の湯がいちばんいい。
神経痛のシビレが止まる」
とのこと。
(おっさん個人の感想です笑)
 
でね。
 
正の湯泉はやっぱり
湧出量が少ないんだそうですよ、
なので、白猿の湯の飲泉所、
町の湯の飲泉所、そして、
町の湯の家族湯でしか
使えないそうです。
 
もっと言えば、
「正の湯泉に入浴できるのは、
唯一、町の湯の家族湯だけ」
ということですね。
 
そっかー、
宿で朝飯食って8時になったら、
いよいよ町の湯の家族湯で
「正の湯泉」に入れるわけか、
これは楽しみだなあ。