個人セッション（単発）開催のため、少しお時間をいただいておりましたが、
前回のブログ
↓↓↓↓↓
こちらの解説ですね！
それを、今回はしていきたいと思います。
いつもご覧いただきありがとうございます。
何歳からでも絶対に幸せな恋愛・結婚が叶う「花嫁心理学」
マリアージュカウンセラー斎藤芳乃です。
改めまして…前回の記事では、
「わずか１週間ほどで劇的に生きる世界が変わった」
というクライアントA様の奇跡体験談をご紹介させていただきました。
これは、いわゆる「引き寄せ」と呼ばれる状態のものです。
自分の潜在意識の状態が劇的に変わったからこそ
引き寄せる現実（人間関係）も変わった
というメカニズムになっています。
そして、ここからが大切です。
いったいどうしたらそこまで潜在意識の状態が劇的に変わるの？ということですが…
実は、ここでは、A様の抱えていた「潜在意識の状態がおかしくなってしまっていた」という問題を解決していきました。
A様の抱えていた問題とは、
「本当の自分とは、まるで別人のようになってしまう」
という、いわゆる「別人格問題」でした。
本来のA様は、前回の奇跡体験談でのお言葉のように…
とても聡明で、丁寧で、女性らしく、知性あふれ、一つ一つを客観的に捉えられる、物静かな優しい女性です。
文章からも、それが見て取れます。
しかし、個人セッションでのA様は、その状態とはまるで別人のように…
◯混乱していて、話がまるでまとまらない
◯感情が先に来てしまい、怖い、怖い、どうしよう、どうすればいいのというように、パニックに近い状態
◯客観的に、冷静に考える、ということがまるでできない状態
◯ただ、世界や人に対して「怖い！苦手！逃げたい！」という感情だけで動き、実際に、人間関係ですぐに逃げ出してしまっていた
というようなことが起きていました。
本来のA様とは、ほとんど別人の状態です。
このように、人は、目に見える部分ではもちろん「その人は1人」なのですが、潜在意識レベルで見ていくと、
「まるで本来の自分とは別人のように、人格が分裂し、その人格が主で生きてしまっている」
ことがあります。
そもそも、なぜA様が、このように「恐怖・怯え・萎縮・子供のようなパニック」の人格になってしまっていたかというと…
それは、やはり、子供自体の親子関係が原因でした。
あまりにも厳しく、あまりにも否定的に、あまりにも強制的に支配的な環境で生きていたため…
本来の、ありのままの伸び伸びした、美しい才能あふれる自分として生きるのではなく…
「親から言われたことを気にして、怯え、萎縮し、パニックになりながら、縮こまって生きる人格」
が定着してしまったのです。
このように、子供自体の体験がベースになって、私たちは
「本来の自分ではない、副人格」
を作り出してしまうことがあります。
正確には、副人格で生き続けてきたあまりに、本来の人格を忘れて、副人格でしか生きられなくなってしまった、という状態ですね。
すると、もう潜在意識は、恐怖・怯え・萎縮・子供のようなパニック状態が定着し続けますから、
結果的に大人になってからも、「その副人格＝子供時代の怯えたままの自分でしか、世界と人と接することができなくなってしまう」のです。
そして、あらゆる人間関係において…（恋愛でもそうです）
主人格ではない、副人格の怯えた自分が怯え、判断能力も自尊心も下がり、上手な対応もできず、ずっとずっと苦しい人間関係をループし続ける
ということが起きてしまうのです。
けれど、こうして「過去のことが原因で、人格が変わってしまっているケース」であっても、
「そもそもの自分の人格＝主人格」に戻ることができれば、その現実を変えることはできるんですね。
なぜなら、その「怯えた人格」は、あくまで本当の自分ではなく…
本当の自分は、もっと別の人格だから。
セッションでは、この人格を戻す、という部分を一緒にさせていただきました。
子供のままの怯えた人格であるA様、でも、その合間に、チラッと本来のA様の知的な部分が現れる瞬間があったのです。
そこを見逃すことなく、「本当のA様は、今の知的なA様ですよね」と切り込んでいくことで…
「え、あ、そういえば、そうです…」
と、A様は、どんどん本来のご自身の人格を取り戻していきました。
◯怯えていた自分が確かにいる…でも、
本来の知的な主人格で考えれば、きちんと周囲の人にも怯えずに対等に接することができるよね。
◯あまりにも怒られすぎたために、自分はダメ、本当に何をしても最悪だと責め続けてきたけれど、
本来の穏やかな主人格で考えれば、「そこまでダメじゃなかった。私には良いところもある」と受け止めることができる。
◯自分は愛されるには値しない、もう絶望しかない存在だと怯えていたけれど、
でも冷静な主人格で考えれば、「私は愛あふれる、とても優しい、人の立場を理解できる配慮できる素晴らしい女性だ」というように、認めることができる。
こうして、副人格から本来の人格を取り戻されることによって、一瞬で潜在意識の状態が変わり、その結果、主人格に相応しい現実が引き寄せられてきたのです。
当然ですね、怯えて、あらゆるものを攻撃し、否定している子供の状態…
一方で、
穏やかで、愛に溢れ、知性に溢れ、人を許すことも、配慮も、理解することもできる状態。
引き合う人間関係も、目に入る情報も、好きになってくれる相手も、全く変わってくるのは当然です。
このように、潜在意識の書き換えは、一瞬で起きることがあります。
潜在意識の書き換え＝人格の入れ替わり。
そして、人格とは、
ペルソナと呼ばれる言葉にもあるように、1人の中にもさまざまな種類が眠っている。
例え荒ぶって攻撃的だとしても、それが本来の人格だとは言い切れませんし、
例えば暗い、消極的、という側面があったとしても、それが自分の全てか、というとそうではないのです。
私の場合も、こうしたプロセスを経験しています。
今では考えられないと思いますが、私も人が大変怖く、普通にコンビニや書店の店員さんに何かを聞くのも怖い、話しかける時に吃ってしまう、
それくらい、怯えていた過去がありました。
その時はA様のように、「あまりにも責められて、萎縮し、子供のような状態になってしまっていた」のです。
けれど、段々とその状態から自分を取り戻していくことで…
人前でお話をさせていただくことも、店員さんや見知らぬ方とお話をさせていただくのも、まったく苦手ではない、むしろ「よく懐く」と言われるような状態に変わっていきました。
特に、話し方教室に行ったり、コミュニケーションを学んだことはありません。
それでも、自分の潜在意識の状態が変わることによって、自然に自分自身も表現も変わっていったのです。
たくさんのクライアント様をセッションさせていただいていると、多くの方が、A様と同じように、「自分からずれてしまっている」ことが少なくありません。
そして、本当の自分ではない自分を自分だと思い込み、「私なんて」と苦しんでしまっている…
それは、本当にもったいないことです。それだけで人生の時間が無駄になってしまいますから…
でも、そうした状態にいたとしても、「その嫌な、自分が好きではない、生きづらい自分が本当の自分ではない」ということは、信じてほしいと思います。
「本当の自分なんているの？？」とか、「自分探しなんて笑」というようにいう人の意見は、聞く必要がありません。
本当の自分とは、他の誰かや強制に屈しない、純粋な本質そのものの自分であり、その自分は、誰の中にも眠っているのです。
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