愛されたいし、幸せになりたい!
そう心から願っているのに、なかなか現実にならない…
そんなとき、「頭では」確かに愛されたいと「考えて」いるし、幸せになりたいとも「考えている」。
けれども実際には、
「心の奥底では、愛されたいと願っていいと、自分に許可していない」
「私なんかがどうせ愛されるわけがないと、心の底から信じている(信仰)」
からこそ、現実が変化しない…ということが起きていることに、気づいてあげていますか?
いつもご覧いただきありがとうございます。
何歳からでも絶対に幸せな恋愛・結婚が叶う「花嫁心理学®︎」
マリアージュカウンセラー斎藤芳乃です。
なぜ、そう言い切れるのかというと、潜在意識のメカニズムとして
心で本当に「思えたこと」(潜在意識レベルで、自然に深く思えていること)は、必ず現実化する
からです。
そして、
「思考(頭での考え=顕在意識)と心(潜在意識)は別」
だからこそ、
やっている「つもり」なのに、現実が変わらなくて辛い。
自分を大事に思っている「つもり」なのに、現実が変わらない。
許可している「つもり」なのに、現実が動かない。
といった苦しみが生まれるんですね。
思考では、ちゃんと「考えて」いる
でも、心は「思えていない」
今回は、こうした潜在意識と顕在意識の葛藤が不幸を引き起こすということについて…
先日ご紹介させていただきましたセッションコース「毒親から解放される」奇跡体験談をお読みくださいました、M様よりいただいた気づき体験談をご紹介させていただきますね。
毒親から解放される奇跡体験談は、下記からお読みいただけます
***M様からの気づき体験談***
芳乃先生、こんばんは。
お元気でしょうか。
何度か講座を受けさせていただいた、Mです。
今日は、3/25のブログに掲載されていたクライアントさんの奇跡体験を読んで、思うところがあり、感想を送らせていただきました。
読んでいて、自分のことかなと思うほど共感し、涙が止まりません。
前向きな気持ちになれず自分をいたわることができないことや、生きていていいと思えないこと、特に違う人格かと思うような自分がいることに先生が気づかれて指摘されたところなど、夢中で読みました。
何日か経って読んでもまだ涙が出るくらい、まるで自分がセッションを受けているようでした。
私も自分の中が極端で、分裂気味で、苦しくて。
少し前向きな気持ちになったかと思えば、まったく生きる気力がなくなったり、
周囲から愛されるどころか邪魔者扱いされ、
そしてそのことに対して怒りがまたわいてきて、
ずっと同じことを繰り返していることに気づいているのに、
変われない自分がまたいやになって、
こんな自分なんて誰も愛さないよと毒づいて見捨てる行為をしていました。
でも、この体験談を読んで、あぁそうだった、「こんな自分でも愛されたい」って思う自分をもう一度見つけてあげられました。
私は何度も本心を見失ってしまうんだなと改めて感じています。
やっと、自分を助けてあげたい、と心底感じました。
ずっと自分はダメな、かわいくも優しくもない、人を不幸にしてしまう人間だ、最終的には人から嫌われる人間だ、と思い込んで40年も生きてきたことが、今悲しくてたまりません。
もし友達が同じことを言っていたら、全力で否定するのに、同じことを自分にはしようともしなかった。そうしていいと許可することも思いつかなかった(講座でなんどかやってるのに、そう思えなかったのです)。
何よりずっと自分は汚い悪い最低の人間なんだと思ってきました。
それが自分の本質なんだと。
だからこそ、前向きになる自分は偽物だと全否定してしまってたんだなと気づきました。
前向きになって行動を始めようとすると、
「自分がそんなことしてできるわけないでしょ」
「どうせすぐやめるのに」
「似合わない似合わない」
「自分のこと忘れたの?いい人間になれるとでも思ってるの?」
というような声がすぐに浮かぶほどに。
(※この部分が、まさに「乗っ取られ」て分裂している部分ですね:斎藤)
でも、今は、前向きになれる健やかな心の自分の存在も信じてあげて、
生きていたくないと思ってしまうほど傷ついてきた自分もケアしてあげたい。
自分をけなすことは得意でも、自分を認めてほめることをずっと許せなかった。
それをもう許せるなって思えました。
書きながら涙が止まらないのですが、自分にとってすごく、はっとすることだったので、この体験談を聞かせてくださったクライアントさんと先生にお礼が言いたくてメッセージしました。
気づかせてくださって、ありがとうございました。
***********
M様、こちらこそありがとうございます…!
「セッションの疑似体験ができるように」との思いで、こちらの記事を書かせていただきましたので、それを受け取ってくださり、、、
こんなにも潜在意識の書き換えを行ってくださり、本当に嬉しいです。ありがとうございます。^^
M様が書いてくださったこと、
これが、最初に解説させていただいた
「頭(顕在意識)と心(潜在意識)の葛藤・喧嘩」
なんですね。
頭では、理解しているつもり。(そして、ご本人も本当に一生懸命で真剣、不真面目だから「つもり」になっているのではない)
でも、心は、以前のまま。(信仰レベルで不幸を信じきっている・洗脳状態)
これは、ご本人の努力が足りないから変われない、ということではなく
下記のブログの奇跡体験のように、「より、不幸の刷り込みをされてきた」からこそ、起きることなのです。
10年近くこのお仕事をさせていただいていますが、統計的に、なかなか現実が変わらない、変われないと苦しんでいる方のほとんどが、実はこのパターンに当てはまるのではないかと仮説を立てています。
繰り返し繰り返し、ダメだと言われる経験が長かった。
そして、その状態から変われないように、巧妙に「心理的な罠」をしかけられてきた。
だからこそ、
まるで自分が変わるといけないことのように、罪悪感を植え付けられてしまい、結果的に不幸である方が罪悪感を感じずにすむので、不幸に戻ってしまう。(その方が安心)
(もちろん、不幸は苦しいのですが、でもそれよりも、自分が幸せになってしまって感じる罪悪感の方が、辛いのです)
自分が少しでも楽になってしまうと、もうその瞬間に相手が敏感にその「平穏」や「内側からの自信」を感じとり、
「お前が自信なんて持つなよ!」とばかりに再びこき下ろされたり、「そんなの傲慢」と遠回しに非難されるために、それを避けるために再度、自信がない苦しい状態になる。(その方が攻撃を回避できる)
(そして、その心理的なワナをしかける相手側は、「ああ、またこの人、やっと自信を失ってくれた!」とばかりに、ホッとして自分の価値を確認する)
相手(毒親)の心理的な罠に操作されて、自分の心の状態を
「常時、不幸に保たないといけない」
なかなか変われない、とても家庭環境が複雑だったクライアント様ほど、本当にとんでもないことですが、こういったことが起きていることが多いのです。
だから、変われない、というよりも
変わることが生命の危機になるほど、相手から攻撃を(無意識に)受けてしまっているからこそ、
それを回避するために、自分が変わらない状態になって、毒親からのさらなる攻撃を避けている、
そんな状態になっているといった方が正しいかもしれません。
ですので、こうしてM様のように、
深く、深く、自分の状態に気づくこと…
そこから一気に、「知識での、きちんとしたロジック」で自分を守りながら、
同時に、「少しずつ生きる世界を変えていく」こと。
このプロセスが、とても大切になります。
子供時代から毒親にしかけられる心理的なワナを回避して幸せになることは、本当に大変な葛藤を生みます。
そんな時、つい「変われない私が悪い」と自分を責めがちですが、それはどうかやめてあげてくださいね。
呪い、という言葉が当てはまるほど、とてもとても強い心理的な支配を受けてきたからこそ、そこから出られない。
その自分を、まずはどうか理解してあげてほしいと思います。
自分の苦しみに、寄り添ってあげること。
それは、自己憐憫ではなく、正しい自尊心です。
そこから、本当の生きたい人生は始まっていくのです。
次回は、奇跡体験談を引き続きたくさん…!いただいているのですが、より変化を促進させていくために、「変われない人の特徴と潜在意識のトラップ」について簡単に解説させていただきますね。
運命の人と出会うための特別講座 4月中旬開催予定(延期になりました)
引き寄せマスタリー講座・4月中旬よりプレ講座開催予定
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