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何歳からでも絶対に幸せな恋愛・結婚が叶う「花嫁心理学」
マリアージュカウンセラー斎藤芳乃です。
それでは今回は、恋愛できない原因となっている「潜在意識レベルの心の制限」と、潜在意識のメカニズムを読み解き、
「自分が決めつけているからこそ、現実がそれにしかならない」
ことについてお伝えしていきたいと思います。
まずはじめに、私たちの現実は、私たちがどんなことを思い込んでいるか…によって左右されます。
そして、自分の心に「きっとこうなるに違いない」という強い思い込み=制限がかかっていると、「自分の行動や発言・思いを制限する」だけではなく、現実でどんな出来事を引き起こすのか…ということも決まってしまうんですね。
恋愛での例えをあげていきますと、
「私はもう40を超えているし、若くないから、誰も声をかけてくれないに決まっている」というように強く自分が思い込んでいれば、
「声をかけられる」ということを許可しておらず、制限をかけているため、そのとおりの現実が引き起こされます。
「どうせ道や電車の中で、素敵な出会いなんてあるはずがないよね」と強く思い込んでいれば、
「例え道でも、電車でも、素敵な出会いがあることもある」ということを許可していない=出会いに対して制限をかけているため、そのとおり、出会えない現実がやってきます。
言い換えると、あらゆる可能性がこの世界にもかかわらず、それを自分の思い込みから拒絶していると、潜在意識は「拒絶したとおりの世界」を創ってしまうのです。
本当ならば、人は誰しも、あらゆる可能性を持っています。
しかし、なぜこうした自分を苦しめるような、自分の未来を狭めてしまうような制限を作り出してしまうのでしょうか?
これは、「社会の意見」だったり、「親の生き方」だったり、「一般常識」であったり…あらゆる「周囲からの情報」に強い影響を受けているんですね。
例えば、父親がとても優しくない人で、いつもお母さんが泣いているような家庭だったとします。
そして、親戚や友人もそういった傾向があったとしたら、「ほらね、男ってやっぱり男尊女卑な人が多いし」というように思い込んでしまうんですね。
その結果、「男=女性をないがしろにする人ばかり」という思い込みができあがると、実際に素晴らしい人がいてもその人と関われなくなり、ないがしろにする人とばかり引き合うことになります。
あるいは、「40過ぎたら結婚が難しい」「40以上の女友達みんなが、結婚できないと嘆いている」というような状況だと、
「やっぱり40過ぎたら結婚できないんだ」と思い込み、自分で自分を卑下するようになり、恋愛に対して諦めを持つようになり、実際に結婚できない現実を作り出してしまうんですね。
過去が原因であったとしても、周囲の人の影響が強かったとしても、どちらにせよ、こうした「どうせ○○に決まっているよね」「どうせ○○だよね」という強い思い込みを作ってしまえば、
そのせいで自分に制限をかけ、幸せを遠ざけてしまうのです。
つまり、周囲がきっかけなのですが、自分で自分のことを洗脳してしまうようになるのです。
こうした場合には、自分が「どうせ○○だよね」と決めつけていることを、ひとつひとつ変えていく必要があるんですね。
そのためには、まず、自分自身がどんなことを決めつけているのかを知ることが大切です。
現実で声をかけられないのであれば、「私はどうせ声をかけられない」と思い込んでいるかもしれませんし、「私はどうせ恋愛できない」と思い込んでいるかもしれません。
容姿や若さなどを気にする男性とばかり関わってしまうのであれば、「どうせ男は顔で決めるのよね」「若い方がいいに決まってるのよね」と思い込んでいるかもしれません。
真剣に結婚を考えてくれない人とばかり関わってしまうのであれば、「私は結婚にふさわしい人間じゃない」と無価値感を感じているのかもしれませんし、
「どうせ男なんて皆遊びで付き合う人ばかりで、真面目な人なんていないに決まっている」と思い込んでいるかもしれません。
「男性に対する決めつけ」や、「女性としての自分(自己価値)に対する決めつけ」、「恋愛ってこうでしょう」という決めつけ、「出会いってこういうものだ」という決めつけを見ていくことが大切なんです。
そして、解決のステップとしては、自分がこうした強い思い込みを持っていると分かったら、次は「本当はその思い込みばかりじゃない」という例を自分に教えていくことが大切です。
なぜかというと、私たちの思い込みというのは、「その実例や価値観しか知らない」ことで起きているからです。
「男ってこうだよね」という思い込みを持っている人は、「そういったネガティブな男性と関わることが多かった」からこそ、思い込みを持つようになります。
「出会いってこういうものだよね」という思い込みを持っている人は、「そういう出会いのパターンしか知らない」ために、出会いに対する決めつけを持つようになります。
ですので、自分が知っている事実以外のことを「自分の潜在意識に教えてあげる」ことで、
「ああ、私は今までこんなふうに思い込んでいたけれど、本当はそうじゃなかったんだな」と思えるようになるんですね。
こうして「違うパターンの実例」に触れた瞬間に、私たちの潜在意識は書き換わり、新しい思い込みにふさわしい現実を引き寄せてくれるようになります。
イヤな現実があるということに怯んでしまうことなく、イヤな現実があるということは、それだけ自分が自分に「幸せな現実が起きる」ことに対して制限をかけている=最初から自分が決めてしまっているのかもしれない。
時にはこんなふうに、シンプルに考えてあげてみてくださいね。
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