心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
私たちは時に、とても苦しいことがあると…
「自分ではそうしたくない!」と思っていても、どす黒いネガティブな感情でいっぱいになってしまうことがありますね。
それは、どんなに素晴らしいと思える人であったとしても、誰もが同じです。
一方で、こんな自分でいることを恥じ、
「私ってなんて嫌な女なんだろう」
「どうして綺麗になれないんだろう」
「なんでいつも恨んでばかり、怒ってばかりなんだろう」
と、こうした感情を抱いてしまう自分に嫌悪感を抱いて哀しくなってしまったり…
でも、そんなときほど、こうやって考えてほしいんです。
「私はこんな感情を持ちたくて持っているわけではない」と。
これは、けっして同情や慰めではなく、「誰もがこんな感情を持ちたくない」んですね。
けれど、時にあまりにも卑劣なこと・理不尽なこと・辛いことが重なると、その「周囲の出来事や、周囲の人の態度」に引っぱられてしまい、どす黒い自分になってしまった。
なので、まずは
「こんな感情を持ちたくないのに、綺麗でいたいのに、私はこんな感情を持たざるを得ないほど、苦しい・厳しい状態に置かれていたのだ」
と、自分を理解してあげてください。
そのうえで、
「このどす黒い私は、あれだけ厳しい環境にいて、あれだけ辛い人間関係に囲まれていたからこそ、抜けられないものだった」
「でも、それが本当の私ではない」
ということを、しっかりと感じてみてください。
人がネガティブな感情を(持ちたくないのに)持ってしまうとき、そこには必ず「まわりに引っぱられている自分」がいます。
怒るようなことをされるからこそ、怒らざるを得ない。
苦しく理不尽なことを続けられるからこそ、落ち込み、自暴自棄にならざるを得ない。
でも、もしその人がいなかったとしたら…決して自分は、そんな状態にならないのだと、しっかり理解してあげてほしいんですね。
こうして理解することで、その環境や理不尽なことをする人間に引っぱられることなく、落ち着いて、「本当の、良心的で綺麗な自分」がきちんと見えてきます。
これが「心に境界線を引く」ということです。
そして、こんなふうに境界線を引くことができれば、きちんと「誰がネガティブさの根源なのか?」ということが見えてきますね。
それが分かったら、あとは離れるだけ。
(対処する、という方法もありますね)
離れたらやっと、「本当の私」を感じられるようになります。
私は、とても怖かったし痛かったからこそ、怒ったり、恨んだり、ドロドロとした感情を抱いてしまった。
でも、本当の私は、相手を大切に思っていたからこそ、それだけ傷ついたのだ。
でも、本当の私は、相手を許そうとしていたからこそ、それだけ辛かったのだ。
でも、本当の私は、できるだけ穏便に、優しくいようとしていたからこそ、相手が何も理解してくれない理不尽な態度がやりきれなかったのだ。
愛そうと、許そうとしていた。
ただ、(相手の影響で)それができなかっただけ。
だとしたら、
「私は、怖く、怯えながらも、相手を大切に想い、懸命に我慢し、できるだけ許そうとし、優しくいようとしていたのだ…」
という「あなたの真実」が見えてくると思います。
この「あなたの真実」が、「本当の価値」なんですね。
こうして自己価値を取り戻していけば、「この自己価値」にふさわしい現実が起きるようになります。
だからこそ、まずはネガティブな感情を抱えているから…といって、その嫌な自分が本当の私だと思い込むことをやめてみてくださいね。
本日は、「愛の引き寄せ7つのレッスン」をお読みくださり、こうして苦しい過去やネガティブな感情を乗り越えて、本来の愛情深さ、清らかさ、純粋さ、強さを取り戻し、現実を変えつつあるM様からの美しい体験談をご紹介させていただきたいと思います。
***「愛の引き寄せ7つのレッスン」M様からの体験談***
昨年の12月に、両家公認のもと同棲していた元彼と大喧嘩になり、警察沙汰になったほど手酷く別れ絶縁し、彼への恨みや苦しみ、悲しみ、そしてちょうど仕事も悪い方向へ進んでいたこともあり毎日絶望しながら1日を過ごしていました。
その中で「復縁」関連のワードで様々なブログを読んでいると斎藤芳乃さんのブログに辿り着きました。
実は以前にも何かのきっかけで斎藤さんのブログや書店で本を見かけたことはあったのですが、申し訳ながら、その時の私は一度もブログを訪問したり本を手にしたりすることはしなかったのです。
それでも何故か、シンデレラの本の表紙を鮮明に覚えていたり何ともなしに頭にふと思い浮かぶくらいには、心の奥で気になっていたのだと思います。
そしてたどり着いた先月、初めてきちんとブログを拝見し斎藤さんの優しい文章に涙が溢れ、まだ他人任せな部分も多いですが私もどうか変わりたいと思い、今月の品川の講座とメルマガに申し込みをさせていただきました。
そのメルマガの中に「あなたが本当に心から憧れる物を手に入れてみましょう」というアファメーションが届いた瞬間、これだ!手にして良かったんだ!と仕事の昼休み、大雨の中をわくわくしながら書店まで走りました。
その書店で最初に見つけたのがこの本でした。
読んでいくうちに涙が溢れ、まるで私のことを言われているかのような文章ではフラッシュバックの様に過去の記憶が流れては大泣きし、そこでようやく「私は復縁したいと言いながら、彼への復讐のことしか考えていなかった」ことにも気付きました。
どうせうまくいかない。
彼の両親にも濡れ衣を着せられて、精神障害者扱いされ、同棲していた家はあっという間に解約されて、絶縁している。
どうせ許されっこない。
そして私も絶対に許せるはずがない。
同じくらい辛い理不尽な目に合わせないと気が済まない。
それにもし仮にお互い許しあえたとしても彼の職業柄、私となんかじゃ結婚なんて認められるわけがない。
結婚できたとしても彼は会社を辞めるか一生昇格できなくなるしかない。
そんなのはいやだ。
だから復縁なんかしたくない。
他にもこういった「周囲の環境で復縁したくない理由」や、私の予定をいつも蔑ろにされて苦しかった、私にとって大切な話ほど聞き入れてもらえなかったなどの「私の気持ちに関する理由」がたくさん見えてきました。
それと同時に、本当はもっとこうしたかったという思いや、彼に愛されていた事実を思い出すことも増えました。
私も彼と笑顔でいたかったことも。
まだ少ししか読めていませんが、斎藤さんのブログを見かけて一ヶ月ですが少しずつ恨みなどの黒い部分が薄れていくのがわかります。
そして自分を褒めるようになって思いきり掃除をしてみたり、今まで「私のキャラじゃないから」といつも断られていたものを「でも私だってやっていい」と自分に許可を出して一人挑戦してみたり、思いきり自分を労ってみたり。
まだまだ回りに左右されてしまう事の方が多いですし、特別何かあったわけではないのですが、別れたばかりのあの頃に比べると見違えるほど今幸せを感じています。
こうして文を書いている間にも、明日の仕事を助けてくれる人から、気遣いと更なる手助けの連絡が届きました。
一度断ってしまいましたが「受け取っていいんだ」と思い直し、気遣いありがとうと差し伸べられた手を掴み直すことが出来ました。
私の助けを快く引き受けてくれる人たちがいて、優しい人たちがいて、私はそんな優しい人たちに愛され助けられていい。
これから講座までに、他に購入させていただいた本を読んで少しずつ上を向きながら愛される人生を送っていけたらと思います。
斎藤さんのブログと出会えて良かったです。
心からありがとうございます。
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M様、こちらこそ…とても辛い中で、たくさんの書籍の中から著書を手にしてくださり、本当に本当にありがとうございます。
辛い中で、こんなふうに御自身と向き合う勇気を持つ…ということは、筆舌に尽くしがたいものだったと思います。
けれど、こんなふうに…本来の愛情深い、ピュアに相手を信じていたM様、強く、知性にあふれたお姿を取り戻してくださり、本当に嬉しいです。こちらこそ感謝いたします。
そして、最後に書いてくださったように、それでいいんですね。
「愛されていい」し、受け取っていいし、今まで理不尽だったこと・それ以上に優しかったM様は大切にされていい。
もう、遠慮することなく、最大限価値を取り戻してあげていいんです。
どうか、こうしてつかみかけた美しい価値ある自分の姿を、もう手放さないでください。
しっかりと「これが私なんだ」と、「自分が知っている自分」を感じ、そこに真実があると信じてください。
講座では、さらにM様がしっかりと御自身の美しさを潜在意識に焼き付けられるように、精一杯お手伝いさせていただきますね。
変わりつつあるM様が、さらなる幸せを手にされますことを心から応援しております。
M様の体験談、本当に素晴らしかったですね。
そして、こんなふうに、私たちの自己価値ってうつろいやすいのです。
あの人が、とか、表面的なことに囚われてしまえば、あっというまに見えなくなるもの。
多くの方がそうやって翻弄されています。それは、とても生きづらいですよね…
でも、あなたは「周囲の人が判断しているような人ではありません」。
「ドロドロした私」が、本当のあなたでもありません。
そして、「あなたはあなたのすべてをちゃんと知っています」。
だから、大丈夫。
M様のように、心の奥底に潜んだあなたの純粋な愛や真実に気づいてあげてくださいね。気づくだけで、変わります。
それは必ず、すでにあるものですから。
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