自分で自分を馬鹿にする・下げる。そんな会話をしていませんか?自ら不幸を招く「下げ会話」を手放そう | 斎藤芳乃オフィシャルブログ「Mariage School 心の花嫁学校」Powered by Ameba

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いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。




人生を変えたいと願うとき、多くの方が「私は◎◎も××もダメだから変えなければ…」と、「たくさんのことを変えなければならない」と思ってしまっておられます。



けれど、実は多くのことを変える必要はなく、むしろたったひとつの会話癖を見つけるだけで、人生を変えることは可能なんですね。




今回は、少し視点を変えて、自分自身の口癖から「人生を変えるポイントを見つける方法」をお伝えしていきたいと思います。






まず、人と交流するとき(コミュニケーションするとき)、実は、誰しも「会話の癖」を持っています。




それが、「可愛くお願いができる」「いつも朗らかでポジティブだ」「楽しい話題ばかり話している」というような、自分が幸せになれるようなコミュニケーション方法なら問題ないのですが、


人間関係で悩んだり、苦しんでしまう人ほど、「自分を苦しめる会話の癖」を持っているんですね。





たとえば…目上の人に対して、つい緊張しておどおどしてしまって、怒鳴られてばかりだったり…

つい誰にでも良い顔をしてしまい、なんでも「はいはい」と応えてしまって、嫌なことでも引き受けてしまったり…




人間関係で何度も同じような辛い目に遭ってしまう人ほど、こうした「ネガティブな会話癖」があることによって、自分を不幸にしてしまっていることも多いんですね。






そして、こうした不幸な会話癖は、子ども時代の出来事が起因していることがほとんどです。




あるクライアント様の例を、掘り下げて書いてみますね。




そのクライアント様は、「人間関係がうまくいかないんですう~!」という感じで、とても明るく…ノリの良い話し方をされる方でした。



「わたし、いっつも、好きな人には好かれなくって~☆もう、まいっちゃうんです~!」と、ご自身の悩みをお話されているときも、少し脳天気な感じで笑いながらお話をされます。




そして、いかに自分が普段だめなのか、いかに自分が馬鹿なのか、できない人間なのかということを、笑いながらどんどん話していきました。そして、最後に、「先生、ほら、私ってこんなにダメなんです~!」と言って笑います。



このとき、私は、真剣な顔で「本当は、●●さんは、そんなふうに笑いたいわけではありませんよね。どうしてそこまで、笑う必要があると思っていらっしゃるのですか?」と尋ねました。




なぜなら、このクライアント様は…当時、3ヶ月待ちで予約がとりづらかった私の個人セッションに、「わざわざ」お申し込みしてくださっていたのです。



つまり、この方は、それだけ苦しんでセッションにいらっしゃったということで、潜在意識のレベル(=行動レベル)で見れば、苦しいし、真剣なのは明らかなんです。




でも、こうして言葉では自分を茶化して笑わなければならない…苦しいと言えない。ここに、すでに「行動と本心の不一致」という「矛盾」があったんですね。







すると、その方はたちまち泣きだし、「私は本当は、笑いたいわけではないんです…」と言って、話を始めてくださいました。




子どもの頃から、実は、父親と母親が仲が悪かったということ。


険悪な家庭の雰囲気をどうにかしようと、二人を仲良くさせようと、ずっと自分が「ピエロ」のふりをして、二人を笑わせようとしていたこと…



ご両親は、ピエロになったクライアント様を見て、時には怒り、時には笑い、時には馬鹿にすることで、険悪なムードを改善するようになりました。



こうしたことを繰り返すうち、いつのまにか、こうして誰に対してでも「ピエロ」を演じて、人を喜ばせるコミュニケーションばかりをとるようになってしまったんですね。




その結果、大人になってからも、「ピエロ」になるということを繰り返し、「ピエロになって、馬鹿にされたり、人から後ろ指を指されることで、周囲を一致団結させる」というコミュニケーションパターンをとるようになってしまったのです。






こうしたことをしていても、ご本人は心が安らぐことはありません。



むしろ、自分を馬鹿にさせて、犠牲にさせて、そして人を喜ばせているのですから、傷ばかりが深くなっていきます。




でも、自分ではこうしたコミュニケーションに気づかずにいたため、「よかれと思ってしても、最後には人から嫌われる」「でも何をどうしたら改善できるのか分からない」という人生になってしまっていたのです。




このように、本当に恐ろしいことですが、人は、無意識のレベルで、自分が知らないうちに自分を苦しめる行動や会話をしてしまっていることが本当に多いのです。






このクライアント様の不幸のパターンを止めるためには、「自分を笑わせる、自分を馬鹿にさせる」ということを、「自分自身がやめる」ということが必要でした。




つまり、「自分で自分をピエロにしない」=「笑うのではなく、真剣に一人の人間として扱ってもらう」必要があったのです。




そのためには、自分がピエロ的な振る舞いを止めるだけではなく、「私は傷つけられて良い、笑われて良い人間ではない」ということをしっかり人に伝えていくことが重要だったんですね。




ですので、セッションでは、「今まで言ったことがなかったことを言うようにしてください」ということが課題になりました。



それは、「私だって笑われたら傷つく」ということでした。



「私もあなたと同じ人間です。だから、笑われたり馬鹿にされたら苦しいです」という主張をしていくことが、彼女にとって不幸のパターンを変える鍵だったのです。







セッションの後、彼女は、人から馬鹿にされ、笑われたときに、「でも、私だってそんなこと言われたら傷つくよ」「明るくしていても嫌なこともあるよ」ということを人に伝えてみました。




すると、今まで「こいつは何を言っても笑っているし、傷つけてもいい人間だ」と思っていた周囲の人間がハッと気づき、「ごめん、そうだよね…」というように、態度を翻してくれたそうです。




セッションから2週間後には、彼女から「周囲の人間は、私を馬鹿にするのではなく、明るく頑張っている子だと認めてくれるようになり、優しく接してくれるようになりました。」というお礼のメールをくださいました。



生きることが嬉しい。褒められることが嬉しい。そのメールには、本当に美しい、彼女らしい、純粋な言葉を伝えてくださっていました。






このように、私たちが人間関係で不幸な関係に苦しんでいる時というのは、「何か足りていない、伝えていないこと」があると考えてあげてください…



それは、彼女のように「馬鹿にされたら苦しい」と伝えることかもしれませんし、あるいは「これをやってほしい」とお願いすることかもしれません。


残業を断ってみることかもしれませんし、「あなたが好き」と愛情を示すことかもしれません。あるいは、依存していたのならば「ごめんなさい」と謝ることかもしれません。




あなたの言葉は、あなたの人間関係を創り出しています。



あなたがあなたの本心と向き合い、誤魔化すことなく伝えてあげることができれば、今までの不幸を、その瞬間、「あなたの力」で180度変えることができるのです。







あなたはどんな本心を抱えていますか?


そして、それをどれだけ、見過ごしてきてしまっていたでしょうか?



あなたの想いに触れた言葉を話すとき、そこには力が宿り、必ずあなたの人生を変えてくれます。



ゆっくりでも大丈夫、どうか勇気を出してご自身の気持ちに触れ、そして「あなたが人生で伝えていない、足りていないこと」に触れ、幸せになることを心よりお祈りしております。













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