智頭駅から岡山方面を目指します!
★指定券(3枚目)
乗り放題でなければ乗車する機会はなかなかないと思ったので!
3列車目は「スーパーいなば」です。
★DEC700形とキハ187形
珍しい並びが見れました。
乗車し智頭駅から上郡駅までは先程も通った智頭急行線を通って行きます。
★キハ187形 車内
上郡駅で進行方向が変わるので座席を転換させる必要があります。
★JR山陽本線
山陽本線の中でも昔の山陽本線らしい区間を通って行きます。
★JR山陽本線 西岡山駅
相生駅で分かれた赤穂線と再び合流します。
★JR山陽本線 西川原駅
西川原駅が見えてくると、いよいよ次は終点の岡山駅です。
智頭駅から1時間22分。
15時44分に岡山駅へ到着しました!
★岡山駅で見た115系電車
ここからは在来線では行きにくい新尾道駅へ向かいます。
新尾道駅へ行く「こだま号」は毎時50分。
乗り換え6分は厳しいので、少し岡山駅で撮影しながら1時間待つことにしました。
★指定券(4枚目)
指定券取り放題なので、もちろん指定席で行きます!
こちらでも検札印を押していただきました。
「JR西日本博多新幹線列車区」山陽新幹線の検札印には日付印字がないのですね〜
乗車時間は33分。新尾道駅に到着です。
★山陽新幹線 新尾道駅ホーム
引退が決まった500系新幹線に乗車することができました!
★山陽新幹線 新尾道駅ホーム
駅係員控室が新幹線カラーになっていますね。
それでは改札階に行ってみましょう。
★山陽新幹線 新尾道駅改札口
自動改札機が2台と精算所ありました。
改札を出場すると・・・
★山陽新幹線 新尾道駅改札口
みどりの窓口は2023年2月に閉鎖され代わりに、みどりの券売機プラスと受取機が設置されていました。
新尾道駅以外に、みどりの窓口がない山陽新幹線の駅は東広島駅・新岩国駅・厚狭駅・新下関駅があります。
みどりの券売機プラスが導入されるのは、労働人口減少による労働者確保のため駅に常駐する係員は運転取扱業務(ホームの安全確認)やお客様サポート(介助)などに専念するために、出札業務(切符の販売)などお客様自身でも行えることは、お客様にやってもらいインターネット予約も向上させ割引証などによる係員確認が必要なものは、テレビ電話で遠隔センターと通話し販売する形態にしようとしているんですよね〜
しかし新幹線は滅多に利用しない方が遠出をするケースも多いでしょう。
券売機プラスのテレビ電話機能では、不慣れなお客様の案内も行われていますが、これが予想以上に多くコールセンターが混んでしまい本来の割引証提示で切符を買いたい人が呼びたしボタンを押しても電話が繋がらない。
そして後ろに並んでいる客は自身の操作で切符を買えるものの先客がいて、買えない。
結果的に、それを見た改札口の係員が出てきて付き添いで券売機の操作をしている光景をよく見かけます。
さらに酷いときは、改札口係員が立ち合いでオペレーターが切符を販売するのを見かけることもありました…
なんて非効率なんだ〜
小さな駅で係員不在時間帯が多い。また無人駅などに券売機プラスを導入するのは、係員はいないけど利便性を維持できて良いシステムだと思います。しかし新幹線駅など拠点駅ではどれだけ乗降数が少なくても窓口を維持してほしいもんです…
新幹線駅にはそれなりに係員さんもいらっしゃると思うんですけどね〜
どうなんでしょうか。
★山陽新幹線 新尾道駅券売機
指定席券売機のアシストマルス搭載(みどりの券売機プラス)と受取機が設置されているので、券売機プラスの呼び出しボタンを押して割引切符などを購入している人がいてもクレジットカードを利用して切符購入またはネット予約の受け取りはできるようになっています。
山陽新幹線で一番乗降客の少ない新岩国駅でも近距離券売機で新幹線の乗車券と自由席特急券が購入できましたが、それもないのですね。
以前にも何度かご紹介しています。
㋰の表記が発行される駅では、乗車券販売に制限があるとみなされ車内や拠点駅などで買替できる制度がありますが、近距離券売機ですらないと券売機プラス営業時間帯及び補充券発行が必要な場合はどのような対応になるのでしょうね〜
改札を出まして・・・
★尾道観光物産館
物産館や観光案内所などはあるんですが、コンビニや駅弁屋さんなどJRが運営する店舗は一切ありませんでした。
ここで山陽新幹線について少し歴史をご紹介します。
皆さまご存知。1964年に東京駅から新大阪まで東海道新幹線が開通しました。
そして1972年に新大阪駅から岡山駅まで開通し1975年に岡山駅から博多駅まで全通したわけであります。
ですが新尾道駅の開業は1988年。つまり山陽新幹線の開通時には、まだなかったんですよね〜 JR西日本が発足した翌年にできたということになります。
当初の計画では広島駅から福山駅間に新幹線駅ができる話があったんですが、これは三原駅周辺の用地買収が困難だと、考えられたためなんですが、思ったより用地確保が上手くいったので新尾道駅周辺ではなく三原駅に山陽新幹線の駅ができることになりました。
ちなみに新尾道駅から三原駅までは11.5kmで所要時間は6分。実は熱海駅から三島駅間より短いんですよね〜
そして三原駅からもう一つのお隣である福山駅までは20.1kmで所要時間は7分。
どちらにも近い新幹線駅。なかなか珍しいでしょう!
本当に必要なのかと思ってしまいますが…
実は新尾道駅は、新幹線駅として四国の玄関口でもあるのです。更に山陰方面へのアクセスでもあると便利で三原市や福山市を除く多くの近隣自治体の寄付金によって造られた請願駅なのです。
山陽本線(在来線)尾道駅とは列車での接続は行われていませんが、路線バスを利用し15分で移動できます。
今回せっかく新幹線も乗り放題のチケットをゲットできたので行ってみたかった場所の1つです。
新幹線単独駅なので「青春18切符」など普通列車しか利用できない企画乗車券では来ることができません。
かと言って三原駅や福山駅からは駅間が近すぎて、別に乗車券と特定特急券を買うのも勿体ないです。だからといってバス利用も面倒ですし… 今回行くことができて良かったと思っています。
★山陽新幹線 新尾道駅 待合室
請願駅だけあって地元アピールの展示品がたくさんありました。
それでは駅舎を見ていきましょうか。
★山陽新幹線 新尾道駅 駅舎
JR発足後にできた駅ですから他の山陽新幹線の駅よりは比較的新しい造りでした。
そして駅舎下へ行くと変わったエレベーターがあったんです。
★山陽新幹線 新尾道駅 エレベーター(1階)
今の時代ほとんどの駅にあるエレベーターですが、3階に行くには鍵が必要なようですね。
★山陽新幹線 新尾道駅 エレベーター(2階)
2階はボタンを押すだけで行けます。出ると先程の改札階です。
と言うことは3階はホーム階。
なんと改札内にエレベーターがなくホーム階に行くには、これに乗る必要があります。
ですが自由に行き来できるとなると不正乗車し放題になりますから、鍵がかけられていたわけですね〜
★山陽新幹線 新尾道駅 エレベーター(3階)
3階ホーム階からエレベーターで上り下りするときはインターフォンで係員さんを呼び出す必要がありますが、ホームの立番の方が操作されるようなので出発してから暫く時間がかかると書かれていました。
そして切符はエレベーターを乗る際に回収となるようです。途中下車などの場合はどのような取り扱いになるんでしょうね〜
★山陽新幹線 新尾道駅 階段
ちなみに新尾道駅は上りエスカレーターしかないので注意が必要です。
新尾道駅は山陽新幹線の中でも特徴的な駅でしたね〜
せっかく新幹線も乗り放題なので他にもある山陽新幹線の新幹線単独駅を散策していきます。
★指定券(5枚目)
ところが5列車目は、博多方面に行く新幹線ではなく大阪方面に行く新幹線です。
今回利用しているのは、JR西日本の特急(新幹線)を含む全線が3日間乗り放題で指定券も取り放題!
つまり宿泊をすれば別途料金がかかります。
なので今回は0泊3日旅行にしたんです!
なので今から一旦大阪へ帰ります。
乗車時間はお隣の福山駅までなので7分程。
ここでも検札印をいただきました!
「JR西日本大阪新幹線車掌所」
先程も記載しましたが、私は新尾道駅には駅弁販売がなくともコンビニは、あると思っていましたが駅中にはなく外も歩いて15分の場所にしかなく飲食類の調達を全くしていません。
福山駅に着くのは18時28分。
乗り継ぐ「のぞみ号」は18時41分発。
13分で飲食物の調達をしたいと思います!
★福山城
いい感じに見えました。
つぎはゆっくり来てみたいですね〜
★指定券(6枚目)
無事、調達できて乗り継げました。
そして購入した駅弁はこちら!
★特製幕の内 福山弁当
福山城が描かれた弁当とても美味しかったです(^^)
そして19時43分。新大阪駅に到着。
まだまだ在来線は混んでいる時間ですよね〜
★指定券(7枚目)
高槻駅まで「はるか」の指定を先程の智頭駅で取りました!
しかし・・・
この日遅れていて乗るはずの1本前。
はるか48号がまだ到着していませんでした。
今回使用している切符は指定券の交付がなくても自由席を利用できるので1本前の列車に乗車です。
★高槻駅と281系電車
まだ271系に乗ったことないので、7号車自由席を狙いましたが残念ながら281系。
近年中に引退が決まっているので、乗れるのも今後貴重になると思いますから、これはこれでいいでしょう!
本来なら高槻駅で改札を出ずに茨木駅に戻れば重複乗車で不正利用ですが、フリー切符なので関係ありません。
高槻駅から始発の普通列車に乗車し混雑することなく茨木駅に戻って1日目の行程が終了しました!
旅はまだまだ続く・・・