みなさんこんにちは!よしひろよしちゃんです。
2024年3月に竣工したJPタワー大阪。
ここには2012年まで大阪中央郵便局がありました。
かつて局内には大阪鉄道郵便局も入居していて鉄道郵便輸送の拠点にもなっていた重要な場所でしたが、時代はトラック社会となり都心部に大きな郵便局がある必要は無くなったのです。
そこで2009年頃から再開発の計画がスタートし2024年3月に超高層ビルが完成。
グランドオープンは同年7月の予定になっています!
★JPタワー大阪
高さ188.00メートル・地上39階・地下3階建てです。
★JPタワー大阪 看板
地下1階〜地上6階までは商業施設「KITTE大阪」で100店舗程度が入居する予定になっているそう。
地上5階〜8階の一部には劇場「SkyシアターMBS」座席1200席。
地上7.8階と29階〜38階はJR西日本グループのホテルが運営する「THE OSAKA STATION HOTEL Autograph Collection」(大阪ステーションホテルオートグラフ コレクション) が入居。
地上11階〜27階はオフィスなどを想定した賃貸フロアになっています。
そして元々は大阪中央郵便局でしたから、郵便局ももちろん。かなり小さくなりますが1階にできますよ〜
★JPタワー大阪 歩行者デッキ
このJPタワー大阪のアクセス方法は大阪駅や梅田駅などから連絡橋や地下道で繋がっています。
一番便利なのは2023年のダイヤ改正時に開業した大阪駅西口です。
★JR大阪駅西口
この大阪駅西口側からJPタワー大阪に入ると懐かしい構造物が見えます!
★JPタワー大阪(大阪中央郵便局旧局舎遺構)
冒頭で書きました。2012年に解体された大阪中央郵便局の旧局舎。解体の話が出たときに保存を求める声がたくさんあったことから、一部分の外壁が残されたのです。
2012年から残された外壁に仮囲いがされ保管されていましたが、今回JPタワー大阪が開業したことで安住の地を手に入れた訳ですね〜
先程も記載しました。大阪中央郵便局の旧局舎は1939年に建てられ鉄道郵便輸送も担った貴重な建物であります。
鉄道遺産としても末永く保存されることを願いたいですね!
★JPタワー(東京中央郵便局旧局舎)
同じような取り組みは、JR東京駅前にあるJPタワー(東京)でも行われていて、こちらにも1917年に建設された東京中央郵便局(東京鉄道郵便局)の貴重な外壁が残された上に高層ビルが建てられています。
★京都中央郵便局
そしてJR京都駅前には、まだ大きな郵便局が残っています。
この建物は1961年に完成。
1965年まで鉄道郵便輸送が行われていたので、鉄道郵便を知っている建築物ですね。
貴重と言えるかわかりませんが、この建物も解体され大阪駅や東京駅のように商業施設と一体型の地上14階。地下4階の大規模複合ビルに建て替えられる予定だそう。
これとは別に京都にはレトロな郵便局舎がありますよ〜
★中京郵便局
1902年に竣工した建物ですが老朽化を理由に解体が決まりますが、こちらも保存を求める声が多く日本初のファサード保存が実用されました。
いろいろな郵便局紹介になりましたね〜
JPタワー大阪で大阪中央郵便局旧局舎の外壁を見た後は新大阪駅に向かいました。
普段であれば安くて便利なJR東海道本線を利用しますが今回は地下鉄御堂筋線で移動します。
それは御堂筋線を撮影するためでした。
★地下鉄御堂筋線新大阪駅 XT線
2024年北大阪急行箕面延伸時のダイヤ改正で平日日中、多くの北大阪急行所属車両は新大阪駅〜天王寺駅間の折り返し運用が増えたんです。
北大阪急行車なのに北大阪急行線に入らない不思議な運用なんですよね〜
多くの鉄道会社では他社から乗り入れる鉄道車両を自社線で走らせる場合、貸付料を支払いますが、お金を直接やり繰りすると面倒くさいので交互に乗り入れることで相殺しているのです。
今回の延伸でOsakaMetroの車両が北大阪急行線(他社線)に入線する距離と時間が増えるため一部の北大阪急行車両は御堂筋線内完結の運用に入り車両貸付料の相殺が上手く行われているのでしょうか。
とにかく今までは珍しかった北大阪急行車両が新大阪駅のXT線(留置線)に停まっているのは、とても違和感ですね!
御堂筋線を撮影し最後に新大阪駅で入場券を購入して新幹線ホームに入りました。
実はまだ新幹線N700S系のトップナンバーを全て撮ったことがなかったんです…
トップナンバーと言っても定義が幾つがあります。
N700S系が営業運転を開始したのは2020年7月のことですが、それより2年前の2018年夏頃にはN700S系の車両は導入されていたんです。
★N700S系 J0編成(先行試作車)
こちらが2018年に登場したN700S系で一番最初に製造された編成です。
先行試作車と呼ばれ名前の通り試作品として製造された車両であります。
N700Sを営業運転をするのに辺り量産製造をする前に先行試作車を数年前に製造して試験走行を行うのです。通常鉄道車両は製造順に1から車番がつくことが多いですが、先行試作車は900や9000番台となることが多く編成番号は0になってますね。
先行試作車は量産車が登場して営業を開始すると営業できるように改造されたり、または役目を終え解体されるのが大半なんですが…
N700Sの先行試作車(J0編成)は一度も営業列車としては運行されておらず現在も試験車両として走行を続けているそうです。
なおN700Sの1代前の車両であるN700系にも先行試作車がありました。
その車両(N700系X0編成)は2019年頃まで試験車両として活躍しましたが、N700S J0編成が試験走行を開始して役目を終えました。
一部車両がリニア鉄道館にて展示されています。なおリニア鉄道館にはN700系のほかにも700系.300系などの先行試作車が展示されています。
上記写真を撮影したのは2020年2月とかなり昔です。まだ1編成しかないので、見かけては珍しく撮影していたのが懐かしいですね〜
そして先行試作車(J0編成)での試験走行などを基に改良されて営業運転車両向けに製造されるのが量産車であります。
★N700S系 J1編成(量産車)
2020年3月に製造された量産型のトップナンバーです。こちらはJR東海車。
つまり西日本の量産型トップナンバーもあるわけですね〜
★N700S系 H1編成(量産車)
JR西日本は東海より約1年遅れた2021年1月に量産型トップナンバーが登場しました。
まだありますよ〜
西九州新幹線で活躍しているのもN700S系ということは!? こちらにもトップナンバーがある訳ですね〜
これを全部集めるのは、なかなか大変でした…
せっかくなので、N700S系の1世代前のN700A系の写真もご覧ください!
★N700系 X1編成(東海の量産車トップナンバー)
★N700系 K1編成(西日本の量産車トップナンバー)
★N700A系 G1編成(東海の量産車トップナンバー)
★N700系8000番台 R1編成(九州の量産車トップナンバー)
ここで気づいたのは7000番台(西日本車)のトップナンバーを撮ってないんですよね〜
またSNSなどを確認して撮影したいと思います!
ご覧いただきありがとうございました。
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