北大阪急行箕面延伸〜大阪関西万博2025まで1年!  | よしひろ よしちゃん 鉄道写真館

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みなさんこんにちは!よしひろよしちゃんです。 

今回は2024年3月23日に延伸開業した北大阪急行「北大阪急行電鉄南北線」千里中央駅から箕面萱野駅間についてもご紹介します!

そして遂に大阪関西万博開催まで1年を切りましたね〜

ということで今回は久しぶりに万博に関するお話しもできればと思います!

まず地下鉄西中島南方駅からスタートです!

★OsakaMetro 西中島南方駅
1964年に梅田駅から新大阪駅間が開通したときに開業した駅であります。

駅名が特徴的ですよね〜
当駅は2つの地名が合体した先駆けと言われています。

駅をつくるときに何駅にしようかと考えれば地元民は自分たちの地名をつけたいですよね〜

喧嘩を防ぐために地名を合体する!
いい発想だと思います。

大阪ではこのほかに太子橋今市駅や千林大宮駅のほか喜連瓜破駅が有名ですね。


★OsakaMetro御堂筋線 21系電車
西中島南方駅から日中は新大阪行と箕面萱野行が交互に発着しています。

箕面萱野行は日中1時間に7本程度運行されていて比較的便利な路線でしょう。

待っていたらすぐにきますが、1本見送りました。何故なら行先表示器がLED仕様だったからです。

次にやってきたのが上記写真のOsakaMetro御堂筋線 21系電車です。御堂筋線及び北大阪急行線では唯一の幕車であります。

といっても編成は多いので遭遇率は高めですね。

西中島南方駅から乗車するとミナミ(難波周辺)や天王寺から乗車したビジネスマンや観光客がたくさん乗っていました。


★OsakaMetro 新大阪駅
西中島南方駅を出るとすぐに東海道・山陽新幹線と接続する新大阪駅に到着します。

ここで新幹線利用客は降りていきますが、乗車率は高めですね〜

さすがベッドタウンだけありますなぁ。

新大阪駅を出ると大阪市内最後の駅「東三国駅」に停車し御堂筋線の終点である「江坂駅」に到着します。




★OsakaMetro/北大阪急行 江坂駅
御堂筋線の終点で北大阪急行線の起点です。
つまり社境駅で乗務員交代が行われます。

OsakaMetroの管理駅ですが住所は大阪府吹田市です。

OsakaMetroの前身は大阪市営地下鉄なのでこの駅で終わりということですね〜



ここからは北大阪急行の路線となります。
1970年の万博会場は吹田市の万博記念公園で開催されました。

このときに御堂筋線を延伸して万博会場へ繋げる依頼を大阪府などが大阪市営地下鉄にしたそうですが、大阪市外になること。また当初は建設してもそこまで儲からないと考えられていたため賛同しなかったようです。

そこで阪急電鉄が建設に手を挙げてグループ会社の北大阪急行電鉄を設立しました。


★北大阪急行 初乗りの乗車券
結果的に予想を遥かに超える来場者が乗車したので今でも日本一安い1区間運賃として有名なんですよね〜

1970年に江坂駅から仮駅の千里中央駅を経由して万博博中央口駅までが開通します。

仮駅の千里中央駅から万博博中央口駅間は万博閉幕後に中央環状線(都市高速道路)の建設が決まっていたため、すぐに線路は撤去されてしまいました。


仮駅の千里中央駅から万博博中央口駅間については以前に詳しくご紹介しているので、併せてご覧いただければと思います。

江坂駅を出ると次駅は緑地公園駅です。





★北大阪急行 緑地公園駅
この駅は万博閉幕から5年後の1975年に開業しました。

新御堂筋を挟むように駅があり半地下構造になっています。


★緑地駅ビル
1979年竣工のビルで北大阪急行の本社も入居する緑地公園駅前ビルです。

ちなみに当駅は大阪府豊中市の駅であります。

緑地公園駅を出ると次駅は桃山台駅です。
ここからいよいよ「千里ニュータウン」に入っていきます。







★北大阪急行 桃山台駅
当駅も新御堂筋を挟むように駅があります。
列車を待っていると車の走行音で賑やかです。

当駅構内には北大阪急行唯一の車両基地があります。




★北大阪急行電鉄 桃山台車庫
当車両基地には8000形ポールスター(8901F)のカットモデルが保存されています。

そして流石ニュータウン。
駅舎?ではないですが改札口と集合住宅が繋がっていました。



★北大阪急行 桃山台駅
雨に濡れず家に帰れるのは羨ましいですね〜


★阪急バス桃山台案内所
駅前からはニュータウン各地へ向かう路線バスが数多く発着しています。

そして桃山台駅を出ると千里中央駅に到着。
つい最近までは、ここが終点だったので列車突き抜けていくのにとても違和感ですね〜



★北大阪急行電鉄 千里中央駅
一旦ここで下車して万博記念公園を目指します!



★たこ焼き 和楽路屋
北大阪急行千里中央駅改札前にあるたこ焼き屋さん「和楽路屋」のたこ焼きはとても美味しいんですよ〜


★千里セルシー(閉業中)
2018年の大阪北部地震の影響で臨時休館。そして建物の老朽化や耐震強度の低下などを理由に閉業となりました。

これまで千里中央は千里ニュータウンの中心地として数多くの商業施設が立地しバスターミナルもあって大拠点でしたが、今回の箕面延伸や万博記念公園内などに商業施設(エキスポシティ)が開業したことにより拠点機能が失われつつあることが懸念されています。

今後再開発が行われる予定ですが、どのように行われるのでしょうか。


★大阪モノレール ※写真はイメージ
千里中央駅から万博記念公園駅までは大阪モノレールで約5分です。



★万博記念公園の桜
ちょうど桜シーズンで綺麗に咲いていました!

以前に万博記念公園での楽しみ方について詳しくご紹介しましたが、あれから2025年の万博に興味を持ってもらうために、あちこちリニューアルが行われたようなので再び散策しようとやってきました!

現在唯一残っているパビリオン旧鉄鋼館はEXPO'70パビリオンとして活用され万博で展示されたものや貴重な資料が展示されています。

この旧鉄鋼館の隣に新たな建物が造られ展示スペースが広くなりました。


★EXPO'70パビリオン 館内
前回来たときは展示物がぎゅうぎゅうに並べられていましたが、拡張したからでしょうか。

スッキリしていました。

そして気になる新館に入っていくと・・・



★EXPO'70パビリオン 新館内
1970年の万博開催時に使われた制服の展示がありました!

前来たときも、こんな展示ありましたが階段室の一角に狭々と飾らせていたと思います。

新たな展示空間が設けられ見やすく展示品も大切に保管できるようになったんでしょうね〜

このあと2階へ進むと当時スタンプラリーで使われたものでしょうか?




★EXPO'70パビリオン 新館内
ハンコや前回も出てきたリニアモーターカーの模型が展示されていました。

そして1階に降りると迫力があるものを見れましたよ!


★太陽の塔 黄金の顔
今も太陽の塔テッペンには黄金の顔がありますが、こちらの新館内に展示されているものが1970年万博開催時に設置されていた黄金の顔だそう。

知らなかった!
50年間同じものを使い続けているのだと思っていましたが違うんですね〜






★EXPO'70パビリオン 新館内
このほかにも様々な1970年大阪万博に関する資料が展示されていました。

そして以前に紹介できていなかった1970年の大阪万博を感じ取れる場所に向かいます!


★エキスポシティ
同じ万博記念公園内にありますが太陽の塔などがある自然文化園の外へ出てエキスポシティへ向かいます。

エキスポシティ内に入ると2つ道がある左側を進むとエスカレーターがあるので、それを1階だけ上ると見えてきました。


★万博食堂
ここでは1970年大阪万博で提供されていた料理が再現されていています!


★万博食堂で注文したカレーライス
看板にも書かれている通り、大阪万博を味合うことができました〜

それでは千里中央駅に戻り先へ進みます!

千里中央駅を出ると次駅は箕面船場阪大前駅です。




★北大阪急行電鉄 箕面船場阪大前駅
先程の千里中央駅もそうでしたが当駅は地下駅になっています。

阪大前とつく駅名が多くなりました。
阪急石橋阪大前駅
大阪モノレール阪大病院前駅
大阪モノレール柴原阪大前駅

4つ目になります。


★北大阪急行電鉄 箕面船場阪大前駅
8000形は箕面延伸まで残ると思ってなかったですね〜

全て9000形に置き換わるのかと思っていました。

ここで北大阪急行電鉄に所属する車両と活躍する車両をご紹介します。

●所属する車両


★北大阪急行電鉄8000形電車
ポールスターの愛称で親しまれています。
創業期から活躍した2000形を置き換えるために製造されました。

一時期は9000形に置き換えられていく予定で一部は置き換えられましたが、計画が変わったようでリニューアル工事を受けて今も元気に活躍しています。





★北大阪急行電鉄9000形電車
ポールスターⅡの愛称で親しまれています。
8000形の置き換え及び今回の延伸に伴う増備により製造されました。

塗装は2種類あります。
また箕面延伸を記念して現在は箕面の紅葉をイメージしたラッピング列車も走っていますよ〜

●乗り入れる車両


★OsakaMetro御堂筋線 21系電車


★ OsakaMetro御堂筋線 31系電車
北大阪急行の起点、江坂駅から箕面萱野駅まで乗り通しても僅か8.4km。

それに対して乗り入れ先の御堂筋線は24.5kmなので北大阪急行線内でも遭遇率が高いのは御堂筋線の車になります。

そして箕面船場阪大前駅を出ると再び地上に出て終点の箕面萱野駅に到着です。


★北大阪急行電鉄 箕面萱野駅
箕面の山をバックに大都会を走る御堂筋線の車両が走る姿は違和感満載ですね〜






★北大阪急行電鉄 箕面萱野駅
思っていた以上に利用者がいてビックリ!



★萱野三平記念館(涓泉亭)
駅前には駅名由来にもなった萱野三平記念館があります。

この方のお墓は高輪ゲートウェイ駅近くにある泉岳寺にあるんですよね〜

今回は北大阪急行線の延伸区間や万博開催まで1年を切ったということでEXPO'70パビリオンの新館についてもご紹介しました。

いかがだったでしょうか?
そして個人的にビックリしたのが御堂筋線の時刻表はダイヤ改正後も発行されていたことです。しかも表紙が21系から31系に変わりました。

★OsakaMetro御堂筋線 時刻表
近年、各鉄道会社では時刻表配布をやめる会社が多いので今では珍しい存在になったと思います。

最後に2024年2月1日に撮影した大阪関西万博2025の開催予定地である夢洲の建設状況をご覧ください!






★夢洲
ニュースでも流れている通り、大屋根が完成間近ですね〜

撮影は以前にご紹介した咲洲庁舎から〜


良かったら閲覧いただき約1年前と比較してみてくださいね〜

工事は遅れているようですが、かなり進んでいますよ〜

来年が待ち遠しいです!

ご覧いただきありがとうございました。
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