大阪関西万博2025をより楽しむために!(夢洲) | よしひろ よしちゃん 鉄道写真館

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ヨシ!いろんなとこ!旅しよう!

よしひろよしちゃんです。

当ブログでは、以前に万博についてさまざまな内容をご紹介してきました。


これまでは主に1970年に大阪府吹田市の万博記念公園で開催された万国博覧会についてでしたが今回は2025年に開催予定の大阪・関西万博をより楽しもう!ということで開催予定地の夢洲を見に行きます。

2025年に万博が開催される夢洲のアクセスルートの1つはOsakaMetro(大阪地下鉄・大阪メトロ)中央線です。

中央線だけあってOsakaMetroの全線と接続しています。

近鉄けいはんな線と相互直通運転を行い長田駅から高井田駅(JR高井田中央駅)でおおさか東線と乗換でき森ノ宮駅・谷町四丁目駅など大阪城周辺を通って本町駅や堺筋本町駅などビジネス街を抜けて弁天町駅から港方面に向かい大阪港駅を通って行きます。弁天町駅くらいから埋立地となっています。





★OsakaMetro中央線20系電車


★OsakaMetro中央線24系電車
万博開催までに新型車両に置き換えが決まっているので大阪市交通局時代の車両を見れるのは今のうちです。

夢洲を見る前に大阪港駅で降りてみます!



★海遊館
ご存知の方も多いでしょう。
海遊館が大阪港駅から歩いてすぐの場所にあります。



★天保山
そして海遊館のお隣にあるのは天保山公園でごく普通の公園に見えますが、山でもあります。

山と言ってもすぐ頂上です。
1分もかかりません!




★天保山 頂上
山頂4.53m日本一低い山とされています。

散歩がてらに登れるほど簡単な山ですが山には違いありません!

山岳救助隊も存在し近隣の商店街では登山証明書を貰うこともできます。

★天保山 登山証明書


★オムたこ焼き
登山証明書を発行していただいた、たこ焼き屋さんに面白いメニューがありました!

たこ焼きにオムレツをのせてオムたこ焼き!
めちゃくちゃ美味しかった!

天保山頂上からは大阪湾に続く安治川が見え向こうにはUSJ(ユニバーサルシティ)が見えます。

大きな川があるので目の前にあるものの歩いて行くことはできません。

また弁天町駅近くまで行かないと歩道橋がありません。

でも大丈夫!
渡る方法がありますよ。
渡し舟があるんですよね〜





★天保山渡船場:築港側
大阪市営で道路(公道)扱いとなっているので誰でも無料で利用可能です。


★大阪市の公営渡船
歩行者と自転車が利用可能で、ここ築港(天保山側)と桜島(USJ側)を結ぶ船は日中は30分間隔で運行されています。

所要時間は約2分。あっという間の船旅です。夏でも船内はとても涼しいんですよ!


★天保山渡船場:桜島側
ここから約5〜10分程歩くとJR桜島線の桜島駅があります。

この辺りから既にUSJの敷地が見え目の前にジェットコースターもよく見え叫び声もよく聞こえるんですが、桜島駅側にあるのは従業員用の通用口なので、ここから15分ほど歩く必要があるんですよね。

天保山から船と歩きで30分あればUSJに行けます。地下鉄で弁天町駅を経由するより便利で早いでしょう。

桜島駅はJRの駅で乗車券ルールにある特定の都市区内ゾーン(大阪市内)であるため長距離乗車券や青春18切符などで乗車及び下車することができます。



★JR桜島駅
日中はユニバーサルシティ駅を通り西九条行が発着していますが、朝夕時間帯は大阪環状線と直通運転があり大変便利です。

また一時期は桜島駅から万博会場がある夢洲まで延伸される話もありましたが、とくに動きはなく万博までに建設されそうにありませんが、新大阪駅から東海道支線(梅田貨物線)を経由し西九条駅から桜島駅まで乗り入れ船で夢洲まで輸送する計画もあるんだとか。

せっかくなので、ここから桜島線に乗り終点の西九条駅を目指します。

西九条駅まで先程、天保山から渡った安治川に沿って走ります。

西九条駅から先程まで乗ってきた中央線が走る弁天町駅方面へ行く場合は安治川を渡る必要があります。大阪環状線で西九条駅から弁天町駅へ行く場合は1駅で専用の橋梁があるため何ら問題ありませんが歩いて行く場合、天保山と同じく歩道橋がないのです。


西九条駅から少し歩くと難波方面へ行く阪神なんば線の橋梁が見えて、その隣に怪しげな古めかしいビルがあります。



エレベーターと階段があって地下に繋がっているようなので、降りて行きます。

すると地下道になっていて安治川を渡れるんですよね〜



ここは安治川トンネルと言い1944年に日本初の沈埋トンネルとして開通しました。

このトンネルがあることで先程の渡し舟と同じく遠い橋まで迂回せず移動が便利です。

地下トンネルと言うこともあり警備員さんが巡回されています。優しい方で安治川トンネルについていろいろご説明していただけました。ありがとうございます!

疑問はなぜ橋ではなくトンネルになったのか?ですよね〜

諸説ありますが戦前に造られたもので、ここが橋だとわかりにくくするためだったそうですね!

★安治川トンネル
確かに地上から見ると川沿いにビルがあるようにしか見えませんね。

上手く考えられたと思います。




★安治川トンネル
歩行者用(自転車含む)エレベーターと車両用エレベーターそして歩行者用階段が設置されています。

階段は24時間利用可能でエレベーターは夜間停止となります。

なお自動車用エレベーター昔は動いていましたが排気ガスやエレベーターの待ち渋滞が問題となり1977年に使えなくなりましたが、まだ当時のまま残っています。





★木津川 渡し舟・水門
水の都「大阪」と言われるだけあって、海辺や川沿いには面白いものがたくさんあります。今回ご紹介しているスポット以外にもオススメの場所がたくさんあるので皆さんも良かったら散策してみてください!

安治川トンネルを渡り、15分程歩いて先程一度通った地下鉄中央線の弁天町駅を目指します。



★JR弁天町駅
JR弁天町駅前と言えば!覚えている方も多いでしょう。



★旧交通科学博物館
鉄道や自動車などの資料を展示した交通科学博物館がありました。

2014年に閉館し京都にある梅小路蒸気機関車館と一体化し京都鉄道博物館になりました。













★京都鉄道博物館まで陸送・搬入
私も何度か旧交通科学博物館から京都鉄道博物館まで展示車両を陸送や搬入する瞬間を撮影に行きました。懐かしい思い出ですね!

そんな旧交通科学博物館ですが現在は更地になっていますが、弁天町駅は今後万博会場へ行く拠点になりますから、どのように活用されるのか期待したいと思います。

かなり話が逸れましたね。
地下鉄中央線に乗り大阪港駅の隣駅かつ当路線の現在は終点であるコスモスクエア駅を目指します!

大阪港駅から咲洲という埋立地に向かい海を渡るため地下の少々長いトンネルを通っていきます。





★コスモスクエア駅
中央線の終点コスモスクエア駅に到着です。

急にカッコいい名前の駅になりましたね!笑
コスモス=宇宙
スクエア=空間

近未来的な駅名です!

現在は当駅が終点で将来的に隣駅に夢洲駅が開業する予定です。

既に万博開催決定前から将来の開発を見据えてトンネルは掘り終わっていて、レールを敷けば列車を走らせれる状態になっているそう。

そして当駅は南港ポートタウン線(ニュートラム)との乗換駅であります。




★ニュートラム200系電車
現在は全てこの形式に統一されています。




★ニュートラム100A系電車

かつては100A系そして初代100系が活躍していました。





★ニュートラム100A系電車
クリスマスにはイルミネーション列車が走ったことも。

コスモスクエア駅から1駅乗ると「トレードセンター前駅」です。

この1駅はとても駅間が短いです。
コスモスクエア駅・トレードセンター前駅どちらからも行けます。歩いてすぐに大阪府庁咲洲庁舎があります。


★大阪府庁咲洲庁舎 
通称: 大阪さきしまコスモタワーと呼ばれ最上階の55階は展望台(有料)になっています。


★展望台入場ゲート
1階にチケット売り場と入口がありエレベーターで52階まで登ります。


★咲洲庁舎 52階
52階から展望台の55階まではエスカレーターで上がります。


★大阪府庁咲洲庁舎 展望台
地上252mからの景色です!
展望台としては日本で4番目、西日本では2番目の高さです。

2014年に「あべのハルカス」が開業するまでは西日本及び大阪で一番高い建物だったそう。

今いる場所は咲洲です。







★夢洲
展望台からは2025年大阪・関西万博の会場になる夢洲が目の前に見えます!

この間、起工式が行われたばかりなので、まだ更地が目立っていますが工事車両がたくさんいて、これから近未来的な建物が続々とできていくんでしょうね〜

今回のメインはここです!
双眼鏡やカメラの光学ズームを使えば建設の進行状況を観察して2年後の万博をより楽しみたいと思っています!

また進行状況をどこかのタイミングでご紹介します。

なお夢洲には一応路線バスが走っているんですが、本数はとても少なく現在はコンテナターミナルとコンビニがぽつんとあるだけで、今はめちゃくちゃアクセスしにくい場所なので直接行くのは大変だと思います。

よく知り合いにツーリングで夢洲へよく行くよ!って方がいらっしゃいますね。自動車やバイクでは、そこそこ行きやすい所だそう。

今いる咲洲と夢洲は地下トンネルで結ばれていて夢洲から更に橋で舞洲に繋がっています。

★舞洲
ここは舞洲スポーツアイランドやキャンプ場そしてコンテナターミナルがあります。

そしてこの周辺では大阪シティバス(旧大阪市バス)の教習車がよく走っています。





★大阪シティバス 教習車
通行量などを考えたときに練習しやすい環境なのでしょうね。近くに港トレーニングセンターもあります。


★淀川の終点
そして舞洲から橋でUSJのある桜島と繋がっています。


約1年前に東海道五拾三次の旅をしたときにご紹介した琵琶湖から流れる瀬田川から淀川までの起点をご紹介しました。反対に淀川の終点を見ることができます。




★天保山と桜島周辺
そして先程ご紹介した天保山と桜島周辺の景色が見えます!

上から見ても天保山は山に見えませんね〜


★OSAKA BAY TOWER
更に向こうを見ると高層ビルのOSAKA BAY TOWERが見えます。私の一番好きな放送局「ラジオ大阪OBC」の本社があるビルです。

あの辺りが弁天町だとわかります。


★咲洲庁舎:展望台からの景色
このほか大阪平野を一望できます!


★あべのハルカス
一位の座を取られた「あべのハルカス」も見えます。


★IKEA鶴浜と東京インテリア
家具専門店の大型施設として有名で休日に行かれたことがある方も多いでしょう。


★インテックス大阪(大阪国際見本市会場)
大阪オートメッセや大阪モーターショーそして去年は鉄道技術展も開催されました!



★大阪モーターショー






★大阪オートメッセ
イベント会場で使われるほか、記憶に新しいのはG20大阪サミットがインテックス大阪で開催され当時のトランプ大統領などたくさんの要人が訪れた場所です!


このようにIKEA鶴浜とインテックス大阪は展望台から見ていると近距離なんですが、橋がないので自動車で行っても歩いてもえらい時間が掛かってしまうんです。

改めてトンネルや渡し舟があることにありがたみを感じますよね〜

インテックス大阪のほかにもう一つイベント施設と商業施設が一体となったATCホールがあります。

★ATCホール
ここでは正月とゴールデンウィークなどにトミカ・プラレール博が開催されるので行かれたことがある方も多いと思います。


★OsakaMetro南港検車場
外からはあまり見えませんが、上からならニュートラムの車両基地を一望できます。


★OsakaMetro南港検車場
よく見ると全車引退した100A系が片隅に留置されています。

初代の100系は緑木検車場に保存されていますが、こちらはどうなるんですかね〜




★大阪港フェリー乗り場(さんふらわあ)
このほか展望台から見えませんが、咲洲周辺にはトラックターミナルやコンテナターミナルそしてフェリーターミナルなどがあり面白いこと光景が見れることもあります!







★アチハ商事 鯉のぼり
先程紹介しました。鉄道陸送をはじめ重量物のトレーラー輸送やクレーン重機を扱うアチハ株式会社のクレーン鯉のぼりは、とても迫力があって名物となっています。

今回は2025年に万博が開催される夢洲と周辺の名所をご紹介しました!

皆さまも一度万博前に下見をされてみては、どうでしょうか?

ご覧いただきありがとうございました。
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