らくラクびわこに乗ってみた!〜らくラクシリーズ | よしひろ よしちゃん 鉄道写真館

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みなさんこんにちは!よしひろよしちゃんです。 

2024年3月16日のダイヤ改正で、これまで大阪都市部から東海道本線の京都・米原方面を結んでいたビジネス特急「びわこエクスプレス」これがリニューアルされ種別名称も「らくラクびわこ」に変更となりました。

今回はリニューアルした特急「らくラクびわこ」に乗ったのでご紹介します。


これまで活躍していた特急「びわこエクスプレス」のほか通勤ライナー列車などをご紹介しているので併せてご覧いただけると嬉しいです!

リニューアルされ時間も変わっているので注意する必要があります。

これまで(びわこエクスプレス)は大阪駅を20時36分に出発する2号(草津行)と21時36分に出発する4号(米原行)の2本が夜に運行されていました。

今回の改正で大阪駅を19時20分に出発する2号(米原行)と20時36分に出発する4号(草津行)に変更されています。

これはコロナ禍を経て、帰宅時間が早くなる傾向にあるからなんでしょうか?

わかりませんが、これまで21時台に利用していた乗客からすると不便にも感じられますね。


★らくラクびわこ 特急券
前回乗車したのも今回乗車したのも2号ですが時間が異なっていることがわかります。


★特急らくラクびわこ 681系電車
なんとビックリ!681系しかも白鷺色なんです。

北陸新幹線が開通し近いうちに多くの車が引退すると言われています。

今回の新幹線延伸開通で敦賀駅から直江津駅方面まで北陸本線は廃止され第三セクター鉄道となり特急などは基本的に廃止されました。

つまりJR西日本の交流電化区間は新幹線を除くと津幡駅構内(七尾線起点)のみになった訳です。

ということで681系についている交直流機能の交流が不要なので、一時的に運用を離脱し機能を撤去して289系化すると考えられています。

なので2024年3月に北陸新幹線は開業しましたが当面の間は681系が運行継続をすると予想できますね。


なおこれまで「びわこエクスプレス」米原行は683系9両だったんですが、特急白鷺の間合い運用のため変更になったようです。

これまで一部のサンダーバードで使われる車両と白鷺で使われる全車両は金沢に配置されていましたが、3セク化により全車が京都(向日町)に転属となりました。

しかし白鷺が走る区間では京都駅を経由しません。ここで大阪から米原までを走る「らくラクびわこ」を事実上の送り込み及び返却を兼ねて白鷺色の車両が担当しているんだそう。


★大阪駅に停車する681系電車
北陸方面を走る特急車両が大阪駅10番線に入ることめ珍しいですし、何より白鷺色の681系が京阪神にいる光景が貴重だと思います!

今のところ改正後は、毎日681系で運行されていますが683系などの改造工事が終われば順次運用を離脱するのではないでしょうか。

撮影した日もダイヤ改正から1週間ほど経っていましたが数人の撮っている方がいらっしゃいましたね〜

一般人からすれば従来の形式から古い車に置き換わり、コンセントがないなどのサービスダウンに感じる方もいらっしゃるかもしれませんがマニアには嬉しい運用でしょう!


★らくラクびわこ 表示幕
以前までの「びわこエクスプレス」幕には琵琶湖が描かれていましたが、らくラクシリーズに合わせたためか描かれてなかったです。

らくラクシリーズとはJR西日本が運行する特急列車のうち通勤特急として扱われている列車の愛称であります。

2024年現在は今回ご紹介している「らくラクびわこ」のほか新大阪駅及び大阪駅から天王寺駅を経由し奈良駅を結ぶ「らくラクやまと」京都駅及び新大阪駅・大阪駅から神戸駅及び姫路駅までを結ぶ「らくラクはりま」です。


★287系 らくラクやまと 回送
らくラクやまと号は2024年のダイヤ改正で誕生しました。

正確には誕生ではなく復活なのかもしれません。

「らくラクびわこ号」の前身である「びわこライナー」誕生と同時期に「やまとじライナー」も誕生しましたが不調だったようで、廃止されてしまいます。

なので数十年ぶりの復活で奈良県内を走る唯一のJR特急です。

このほか2023年秋頃から通勤時間帯を中心に一部の快速列車で有料座席「うれシート」が導入されています。




★289系 らくラクはりま 回送
「らくラクはりま号」は2019年のダイヤ改正に誕生しました。

当初は姫路駅〜大阪駅間での運行でしたが2021年に新大阪駅まで延長及び新快速が停まらない(陽)大久保駅が停車駅に追加されます。

そして2024年の改正で京都駅〜網干駅間に運行が拡大されたのです。

通勤に充実したひとときを〜

がコンセプトで楽に切符が買えて、楽に乗れて、楽に過ごして、楽に行ける。


★「らくラクびわこ」と新快速列車
「らくラクびわこ」が運行される時間帯はものすごく混雑していました。

追加料金を払わず満員電車に乗るか…
追加料金を支払い快適に移動をするか…

つい最近まで京阪神圏には着席ニーズに応えた有料通勤列車は「特急びわこエクスプレス」だけでした。

また急行(特急)列車で乗車するのに特別料金が必要な鉄道会社はJRのほか「近鉄特急」や南海の一部特急だけでしたが、現在はかなり増えています。

これは人口減少により通常運賃だけでは、どうしても収入が減ってしまいます。

そこで1人の乗客からサービスを向上し利益を上げることを想定しているのです。

長年関西人はケチだからお金を払ってまで乗らない!と長年言われてきましたが、近年は感染症流行で生活様式が変わったこともあるのか。近畿圏でも着席ニーズが高まっていると言われています。


★Aシートを連絡した225系電車
近畿圏では南海と泉北高速鉄道によって運行されている「泉北ライナー」を2015年に運行を開始して以降、京阪がプレミアムカーを導入しJR西日本は一部の新快速列車に有料座席「Aシート」を導入しました。

そしていよいよ我らが阪急電鉄も2024年夏から一部の特急列車などに有料座席「PRiVACE」(プライベース)の導入が決まっています。

つまり関西の大手鉄道会社で有料座席が導入されていないのは阪神だけになるんですね。

阪神も少し前に試験導入されたことがあるので近々導入されるかもしれません。

「PRiVACE」の詳細はまだまだ不明な点が多いですが少しずつわかってきました!



★阪急新2300系電車
この1000系のような9000系のような顔をしたのは、2代目2300系電車です。

当形式は全車がクロスシートのようですね。

初代2300系は正雀車庫で保存されており運が良ければ新旧並びを見ることもできますよ!


★有料座席PRiVACE(プライベース)
2番ドア1枚だけの豪華な特別車が3号車?に連結されています。

最初見たときはエッ!?と思いましたね。



★阪急9300系電車
現在、京都線の特急主力車両の9300系は最古参の車でも2003年製造。

20年を超えていますが、まだまだ新しいと思います。


★阪急6300系電車
また9300系の1世代前の6300系の一部列車は嵐山線で活躍していますが、京都線の特急列車置き換えは徐々に行われていました。

このときも2ドア車両から3ドア車両へと規格が異なるため若干ややこしい部分もありましたが…

今回は有料シート導入だから一気に置き換えるのか。それとも一部9300系は改造して利用するのか。マニア内ではいろんな憶測がありましたが、先日答えがでました!






★正雀車庫に並ぶPRiVACE(プライベース)
なんとPRiVACE(中間車両)だけが先に搬入されたのです。

どうやら9300系に新2300系の一部を組み込んで運行するようですね〜

阪急のこれまでの歴史にこんなことはなかったと思いますよ〜

今後どうなるのかますます気になります。

そして新2300系が全て導入されると9300系はどうなるのでしょう。

ロングシート化なのか嵐山線転属なのか。
気になるところです。

しかしどこの鉄道会社も有料シートに力を入れていますね〜

このほかにも様々なサービスが用意されていますよ!また機会があればご紹介したいと思います。


★京都駅に停車する681系(らくラクびわこ)
これからの時代どのように鉄道を利用すれば良いのか。考えさせられますね〜


★みどりの券売機プラスに並ぶ利用客(吹田)
今年も定期券購入で行列ができるシーズンに突入しました。


しかし!もう並ぶのは時代遅れかと思います。通学定期は一部を除きネットで事前に予約して購入できるようになったんです。

並ばなくても上記写真なら左側の券売機プラス機能がない券売機でも買えます。

つまり並ぶ必要はありません!



★指定席券売機の画面
また2024年4月1日、指定席券売機に払い戻し機能が追加されました。

・乗車券・料金券の利用前日までの払い戻し
(新幹線は当日も可能)

・誤購入(無手数料で10分以内)の払い戻し

・クレジットカード購入の切符の払い戻し

この3つに対応したため、基本的に払い戻し時窓口に並ぶ必要がなくなりました。

これからの時代は窓口購入(コールセンター呼び出し含む)は割引乗車券(学割)購入や乗車変更(乗変)・特別列車の切符手配のほか企画切符(一部)のみとなるはずです。

しかし滅多に鉄道を利用しない方も多いと思われるので、簡単な切符でも窓口に並ばれる方が多く窓口混雑やオペレーター混雑は当面続くと思われますが・・・

常連客は券売機やネット予約を駆使することで快適に利用できるでしょう!

今回はJR西日本で2024年のダイヤ改正時に導入された「らくラクシリーズ」のほか阪急の有料シート「PRiVACE」そして券売機の新機能についてご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

ご覧いただきありがとうございました。
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