新快速有料座席Aシート | よしひろ よしちゃん 鉄道写真館

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みなさんこんにちは!よしひろよしちゃんです。

今回は2019年3月のダイヤ改正から運行を開始した新快速有料座席Aシートをご紹介します。

以前にもご紹介したのですが2022年3月のダイヤ改正で利用方法が変わったので改めてご紹介いたします。


★Aシート車両
他の車両と車体色が異なっています。
ひと目見て、特別車両に見えますが現在でも誤乗車が多く。えー新快速ってタダじゃないの〜!?などと叫ぶ客を見かけます。

●Aシートとは
2019年度のダイヤ改正から運行を開始したJR神戸線・JR京都線・琵琶湖線(東海道線)の一部、新快速に連結している有料座席のことです。
Aシートの由来はJR神戸線・JR京都線・琵琶湖線の路線記号のAや関西弁のええ(よい)から名付けられました。

●Aシートに乗るには
Aシートは事前予約制で窓口や指定席券売機のほかJR西日本の予約サイトe5489で予約できます。

座席指定料金は840円と割高ですがe5489のチケットレス券(企画乗車券)の購入で600円にて乗車することが可能です。




★Aシート座席指定券
Aシートを連結した新快速列車はほんの一部のみであるため事前に時刻表やHPなどで確認し予約する必要があります。また平日と土休日では運行時間が異なります。


★ 新快速有料座席Aシート車両
車両は223系1000番台を改造しています。
車体は521系のような色をしており、真ん中の扉は封鎖されています。


★223系1000番台
Aシート車両以外は通常の塗装です。
4両編成2本の門司駅寄りがAシートに改造された編成になっており、毎日4両編成1本と通常の8両編成の223系や225系と連結をして12両編成で走行します。

なお上記写真は網干総合車両所て撮影しました。今ご紹介しました通りAシートの後部に別編成を連結をし走行しますので滅多にAシートが一番前に出ることはありません。
 
Aシート車両の車内はこんな感じ。

★Aシートの車内
座席は特急車両683系電車などと同じ物になっています。



★Aシートのデッキ
仕切りがあり、デッキにはトイレと車椅子スペースがあります。223系1000番台は和式トイレですが、Aシート工事の際に洋式トイレにリニューアルされました。
また仕切りより外は無料エリアのためAシートを利用していない乗客もトイレなどデッキは利用することができます。


★荷物スペース
デッキ横(東京方面のデッキ横)には荷物スペースがあり自由に使うことができます。



★Aシートの座席
リクライニング・テーブル・コンセント・Wi-Fiなどが装備されています。(テーブルがない座席が1席あります。)


★Aシートの車内案内図
トイレ・車椅子スペースの反対側は乗務員室となっています。乗務員室と言っても普通の223系の運転台があるだけで通常はAシートの係員が待機しています。


リクライニング・テーブル・コンセント・Wi-Fiなどが装備されているほか、通常の新快速は混雑していてトイレに行きづらいですが、座席人数しか人はおらず、行きやすいのもいい所です。

なお2019年3月のAシート導入当初は、現在のように窓口や指定席券売機・ネット予約といった座席指定制ではありませんでした。

★Aシート 乗車整理券
駅やネットでの販売ではなく車内で車掌から乗車整理券を購入する形でした。

●乗車整理券とは
指定席券と違い特別料金を払い発券される券ですが座席が指定されていません。

つまり先着順だったのです。

★Aシート 指定席モケット
そして2020年12月から現在採用されている指定席が一部座席で発売が始まり、指定席モケットが設置されていました。

そして2022年3月のダイヤ改正を機に全車指定券となったのであります。


★Aシート ノーマルモケット
なお現在は全席指定のため従来のAシートモケットに戻っています。

いかがだったでしょうか?
私鉄王国関西で私鉄との競合のために速達列車を追加料金なしで乗車ができる列車として誕生して50年。

近年は座りたいというニーズが高まり、お金を払いサービスを受けるというものAシートのほか京阪プレミアムカーや泉北高速鉄道の泉北ライナーなど関西でも近年は需要が高まっています。

Aシートは先着制から事前予約制に変わり好評であることが、なんとなくわかりますが未だに本数は増えていません。
これから先どのように変化するのでしょうか?
今後に期待ですね。


ご覧いただきありがとうございました。
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