小さな企業が高収益化を目指す

戦略コンサルタント

「勝手に社外取締役」の木村よしまさです。

 

紅葉

 

紅葉がそろそろ見頃になってきている大阪です。

 

皆さまの地域はいかがでしょうか?

 

日本は四季折々の自然が楽しめる、

素晴らしい国ですね。

 

ありがたいことです。

 

今日は、取締役として体験したことの

番外編をお届けします。

 

 

  戦略的中期経営計画

 

前回の記事で、

実際の計画書を基に説明できたらと書きました。

 

前回の記事はこちらからどうぞ

 

 

今日は私が作成している、

「戦略的中期経営計画」に基づいて、

簡単に説明していきますね。

 

売上数字はぼかしてあるので、

ご容赦ください。

 

戦略的中期経営計画

 

これが私が作成した戦略的中期経営計画です。

 

これは、サマリーです。

 

実際はこの後に詳細が約12頁にわたり続きます。

 

 

戦略的中期経営計画の内容

【ミッション】

経営理念と行動指針です。

 

当社はどのようことを実現したいのかを

言い表した言葉が経営理念になります。

 

そのために大切にしたい価値観が、

行動指針になります。

 

これは右に進むか左に進むか迷った時に、

この価値観で判断をして

進むべき方向を決めていきます。

 

【自社の現状】

自社・顧客・競合を分析した3C分析です。

 

サマリーには、自社の分析結果だけを記入しています。

 

【SWOT分析】

強み・弱い・機会・脅威、を記入し、

内部、外部の環境分析を行います。

 

【事業ドメイン】

ここには自社が、

誰に・何を・どのようにして

提供するのかを記入します。

 

自社の事業領域を説明しています。

 

当社の場合は、

誰に・・・・・・・・小さな企業に

何を・・・・・・・・社長のための「3つの見える化」戦略

どのように・・・企業の付加価値向上を目指した伴走

になります。

 

【経営ビジョン】

自分が描く自社の将来像ですね。

 

私は、

「小さな企業に最も必要とされる存在になる」

という将来像を描いています。

 

この程度のものなら作成できる!

と思われたのではないでしょうか?

 

自分なりに作成に、

挑戦してみてください。

 

 

今日はここまでです。

 

また続けます。

 

 

 

 

小さな企業が高収益化を目指す

戦略コンサルタント

「勝手に社外取締役」の木村よしまさです。

 

 

昨日の月食は見ることができましたか?

 

私は、見れませんでした。

 

忘れていました。

 

忘れるくらいだから,

あまり興味がなかったのかも・・・。

 

 

今日は、取締役として体験したことの続きです。

 

 

  年間計画の作成

 

 

 中期経営経営計画を完成させたら、

それで終わりではないですよね。

 

それを活かしていかなければ何の意味もありません。

 

活かすとは、

計画を実行して収益を上げて行く事

に他なりません。

 

よくあることですが、

目的と手段を取り違えないように気をつけてください。

 

 

では、完成させた後はどうするのか?

 

中期経営計画は3年間の計画になっていました。

 

それを年度別の計画に落とし込みます。

 

 

 

年度別の計画に落とし込むには、

次の作業が必要となります。

 

・取り組む順番の明確化

・計画の遂行責任者の決定

・各計画に対して具体的な行動を設定

・今期の達成目標の決定  

                          等

 

大まかにしか書いていませんが、

以上のような手順を踏んで行きます。

 

ようするにこの1年間は何をするのかを

具体的にわかるようにしていきます。

 

 

具体例があるとわかり易いですね。

 

この当時の計画書は保管していないので、

現在私が作成している「戦略的中期経営計画」に基づいて、

説明していけたらいいですね。

 

次回は資料を用意して、

説明できるようにします。

 

 

初めて取り組んだ時には、

この作業も大変でした。

 

目標に対して結果が期待できる行動目標

作成するのが大原則です。

 

仮説を立てたり、

数字を組み立てたり、

シュミレーションをしてみたり、

と色々な作業が必要になります。

 

最初の頃は、

仮説を立てることすら四苦八苦していました。

 

 

目標に到達するには、

どのような手順を踏んでいくのがいいのか。

 

もちろん目標の難易度によっても変わってきます。

 

 

富士山に登るのと、

エベレストに登るのとでは、

準備からして違ってきますよね。

 

もちろん装備も行動計画もスパンも。

 

 

このあたりを考えずに、

短絡的に考えていました。

 

笑い話みたいですが、

例えば売上を上げるための施策として、

得意先一律10%アップにするとか。

 

そんなのは計画とは言わずに、

単なる思い付きと言うのでしょうね。

 

今ではそう思えますが、

その当時はそういう発想で精一杯でした。

 

 

今日はここまでです。

 

 

小さな企業が高収益化を目指す

戦略コンサルタント

「勝手に社外取締役」の木村よしまさです。

 

 

今日は、過去記事のリブログです。

 

自分の夢を生きよう!

 

 

私の人生の指針となっています。

 

本当に自立して自由に生きるとは、

今年も残すところわずかとなった時期に、

見直してみたいと思います。

 

 

 

 

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小さな企業が高収益化を目指す

戦略コンサルタント

「勝手に社外取締役」の木村よしまさです。

 

 

 決算期になると、

 

貸借対照表や損益計算書を作成しているが、

これって、どのように利用すればいいの?

 

損益計算書の利益だけ見て満足してませんか?

 

 

そんな方へ!

 

業務改善のための経営分析サービス

のご案内です。

 

 

貸借対照表や損益計算書は、
税務署に提出ために作っているわけではありません。

 

そこに並んでいる数字を分析して、

経営計画や経営改善に活かすために作成をしています。

 

作ってファイルにして、

棚の隅に立てかけてあるだけでは、

めちゃくちゃもったいないですよ!

 

 

貸借対照表や損益計算書は宝の山です。

 

 

これを活かしてこそ、

事業の活性化、収益力の向上につながってきます。

 

当ブログでは「財務戦略」と題した記事をアップして、

経営分析の方法を解説しています。、

 

財務戦略1.事業を行う上で数字(財務)を重視していますか?

 

財務戦略2.まずは、経営分析とは何かを知ろう!

 

財務戦略3.経営分析 収益性の指標
 

でも、実際に自分で経営分析をするのは、

ハードルが高いな!

 

 

そう感じられる方も多いと思います。

 

今回、少しハードルが高いなと

感じておられる方々向けに

業務改善のための経営分析サービス

を提供します。

 

このサービスでは、

あなたの事業を数値面から分析して、

分析結果として、

収益性・安全性・効率性・生産性の指標と

強みや弱みのレポートを提供します。

 

 

業務改善のための経営分析サービスとは

一念発起して起業をして、

順調に進んできているけれど、

何となく先行きに不安を感じることってありませんか?

 

利益は出ているけれど、

支払いのための資金が少なくて慌てた時があったり、

利益が出ている割にはお金が残っていなかったり。

 

大事なことは、
✅お金の流れを把握すること
✅利益の源泉を把握すること
✅自社の支払い能力を把握すること
✅事業につぎ込んだ資本が効率良く運用されているか把握すること
✅自社の生産性はどれくらいの水準かを把握すること
です。
 
これらのことを把握出来ていれば、
強みと弱みが見えてくるので、
経営計画に反映して行動計画を立てて実行(PDCA)していけば、
自ずと答えがでてきて、
先行きの不安を感じることは無くなってきます。
 
 
でも、どのようにして
お金の流れや利益の源泉、支払い能力、資本の運用状況
等を把握することができるのかと
これまた不安になりますよね。
 
今から分析の方法を習得して、
自分で分析してみるのが一番だとは思います。
 
しかし、ハードルは高いですよね。
 
自分で学習をして分析が出来るようになるには!
 
 
そこで、当社があなたのビジネスの経営分析を行い、
・収益性
・安全性
・効率性
・生産性
各項目の計算結果及びそれを分析したレポートを
作成するサービスが
「業務改善のための経営分析サービス」
になります。
 

 

 経営分析とは

 

経営分析とは、

簡単に言えば、貸借対照表や損益計算書などから

自社の経営状態をどのようになっているのかを

見える化することです。

 

 

あなたは、自社の経営状態を把握していますか?

 

損益計算書の当期純利益だけで判断をしていると危ないですよ!

 

貸借対照表や損益計算書などの数値は、

自社の経営方針(戦略)や経営者の行動の結果を

数値として表したものになります。

 

これらの諸表を基にして、

収益性・安全性・効率性といった指標から、

自社の経営状態などの結果を客観的に把握し、

経営改善や将来の経営戦略、成長戦略に

つなげていくための手法となります。

 

 

 経営分析がなぜ必要なのか?

 

あなたは、自社の強みや弱みを把握していますか?

 

頭の中でちゃんと把握しているよ。

 

そう言われるかもしれませんが、

主観的にそう思っているだけになりかねません。

 

 

強みや弱みはこれからの成長を考えるうえで、

欠かすことができません。

 

それを客観的な数字に表すことで、

主観的な要素を取り除いて

強みや弱みを的確に把握することができるようになります。

 

こうして把握した自社の状態を客観的に把握することで、

有効な経営計画の策定や改善

実施することが可能となります。

 

 

 経営分析のメリット

 

経営分析とは、

財務諸表から自社の経営状態を

主観的ではなく客観的に把握することだと説明してきました。

 

経営分析のメリットは2点あります。

 

・強みを活かし弱みをカバーすることで企業体質の強化につながる

 

・客観的な経営状態を踏まえたうえでの経営戦略を構築できるので、実効性のある経営計画作成が可能になる。

 

企業体質の強化と実効性のある経営計画の作成・実施で、収益力が向上します。

 

 

 経営分析を行う4つの視点

 

1.収益性分析

「収益性」とは、

企業がどれくらい稼ぐ力を持っているかを

計るための指標です。

 

収益性は会社の存続に関わる重要な部分です。

 

もしも指標が悪い場合は、

早急に対策を練らなければなりません。

 

【収益性分析の指標】

 売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率、売上高当期純利益率

 

2.安全性分析

「安全性」とは、

企業の支払い能力や財務面での

安定性を計るための指標です。

 

経営の健全性を見て行きます。

 

例えば、返済能力のバランスが適格かどうかなどを

判断する指標になります。

 

【安全性分析の指標】

 流動比率、当座比率、固定比率、固定長期適合率、自己資本比率、負債比率

 

3.効率性分析

「効率性」とは、

自社の資本が、

どれだけ有効活用されているかを計る指標です。

 

少ない資本で多くの売上高を獲得していれば効率性は高くなります。

 

【効率性分析の指標】

 総資本回転率、売上債権回転率、棚卸資産回転率、有形固定資産回転率

 

4.生産性分析

「生産性」とは、

会社の重要なリソースである

「ヒト」「モノ」「カネ」

どれだけ有効活用しているかを計る指標になります。

 

生産能力がどれくらいの水準にあるのかが明確になります。

 

【生産性分析の指標】

 労働生産性、資本生産性

 

 

 経営分析サービスの具体的内容

 

以上、簡単にどのように分析をするのかを見てきました。

 

数値的にはこれらの指標を提供し、

各指標の意味するところをレポートとして提供します。

 

※指標のサンプル

 

※レポートのサンプル

上記のような分析結果を提供いたします。

 

 

業務改善のための経営分析サービス 詳細

 

【必要書類】

 各コースとも3期分の貸借対照表・損益計算書
 起業後間もなくで、3期分の諸表が無い場合はある分だけで結構です。

 

Aコース

【金額】 8,800円

【内容】 数値分析

      収益性・・・売上高総利益・売上高営業利益・売上経常利益

      安全性・・・流動比率・当座比率・負債比率

      効率性・・・総資本回転率

      生産性・・・労働生産性

     レポート

      A4用紙2~3枚程度のレポート

 

Bコース

【金額】 28,800円

【内容】 Aコースの内容(レポートは4~5枚)

     キャッシュフロー計算書作成

     分析後に30分のオンライン説明会を実施

 

Cコース

【金額】 48,800円

【内容】 Bコースの内容

     事前ヒアリング30分の実施

 

Bコース・Cコースには、

キャッシュフロー計算書とその分析レポートをお付けいたします。

 

お申し込みはこちらからどうぞ お申し込みフォーム


 

 

 

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すべてオンライン(ZOOM)での開催です。

【日時】
10月26日(水) 13:00~16:00 (募集終了)
11月 2日(水)  13:00~16:00
11月 5日(土)   10:00~13:00 

各回とも4名までとさせていただきます。

【価格】
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モニター価格として、上記3日間は¥3,000として提供させていただきます。
 

 

 

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「勝手に社外取締役」の木村よしまさです。

 

 

 財務戦略シリーズを久しぶりに投稿します。

 

前回は、

財務戦略2・・・まずは経営分析とは何かを知ろう

を投稿しました。

 

 

企業にとって大事な経営資源として

人・物・金・情報

があります。

 

その内の一つである「金」に関することは、

財務戦略になります。

 

 

前回は収益性の説明をしました。

 

それでは、収益性が良いのか悪いのかは

どうして判断するのかを今日は説明していきます。

 

 

重要なことなので学習してくださいね。

 

 

  収益性の指標

 

 

企業の利益は損益計算書を見ればわかりますよね。

 

では、その利益が企業にとって順当なものかどうか、

言い換えれば企業の利益を獲得する能力のことです。

 

例えば100円の利益を得るのに、

100万円の売上が必要なA社と

1000円の売上が必要なB社を比較すると

明らかにB社の方が利益獲得能力は高いですよね。

 

じゃあ、自社はどれくらいの能力があるのか?

と問われてもピンときません。

 

そこで判断基準になってくる指標があります。

 

細かく言えば色々とあるのですが、

ここでは入門編としてわかりやすい指標を紹介します。

 

 

売上高総利益率(%)= 総利益率÷売上高×100

 売上高に対する総利益の割合で、
 一般的には粗利益率と呼ばれています。

 

 売上総利益は売上高から売上原価を引いたものなので、

 売上原価を減らせば売上総利益は増えて、

 売上高総利益率が向上します。

 

売上高営業利益率(%)= 営業利益率÷売上高×100

 売上高に対する営業利益の割合で、

 本業による収益性を示す指標になります。

 

 営業利益は売上高から売上原価及び販売費、一般管理費を引いたものなので、

 販売費、一般管理費を減らせば営業利益は増えて、

 売上高営業利益率は向上します。

 

売上高経常利益率(%)= 経常利益率÷売上高×100

 売上高に対する経常利益の割合で、

 受け取った利息や支払った利息など

 企業の通常の経営活動による収益性の指標になります。

 

 経常利益は営業利益に営業外収益を足して営業外費用を引いたものなので、

 営業外収益を増やすか営業外費用を減らすと経常利益は増えて、

 売上高経常利益率は向上します。

 

売上高当期純利益率(%)=当期純利益率÷売上高×100

 売上高に対する当期純利益の割合で、

 特別損益、支払った税金までを含めた企業活動全体の結果を表す指標になります。

 

 

指標は高いに越したことはありません。

 

売上高総利益率は高いのに売上高営業利益率が低い、

あるいはその反対。

 

売上高営業利益利益率は高いのに、売上高経常利益率は低い、

あるいはその反対。

 

と数字を分析すると色々な点が見えてきます。

 

例えば、

売上高総利益率は高いのに売上高営業利益率が低い場合は、

販売費や一般管理費を使い過ぎている

といった分析ができます。

 

そうすると利益を増やすためには、

どのような手を打って行けばいいのかが見えてくるようになります。

 

 

是非一度損益計算書を引っ張り出して、

計算をしてみてください。

 

新たな発見がありますよ。

 

 

今日は、ここまでです。

 

 

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