今日は、ふと思いついたことを書いてみます。
財務関係のちょっとややこしい話になりますが、
絶対に役立つ情報です。
自分のビジネスは小さいから、
あるいは1人でやっているから
関係ない。
とは、思わないでください。
企業規模の大小に関わらず、
これも原理原則です。
儲けた金額ばかりに目が行ってませんか?
財務3表ってご存知ですよね?
貸借対照表 (B/S)
損益計算書 (P/L)
キャッシュフロー計算書 (CF)
この3表に優劣はありません。
それぞれの表にポジションがあり、
会社の成績を表しています。
でも、ほとんどの経営者は、
損益計算書だけを重要視してしまいます。
それは、なぜか?
端的に今現在、
儲かっているのか儲かっていないのかが、
分かるからです。
危ないですね。
損益計算書だけでは、
本当の会社の姿は見えてきません。
財務3表とは、を簡単に説明
①貸借対照表
創業から現在までに積み上げてきた
今現在の会社の状況を表しています。
資産がいくらあり、
資金調達はどのような形で行ってきたのか。
そして今現在、
それらの状況はどのような形になっているのか。
簡単に言えば、
一目瞭然にこれらのこと知ることができるのが、
貸借対照表です。
②損益計算書
今年1年(今期)の会社の通知簿ですね。
売上がいくらで、
費用がいくらかかり、
今期儲かったのはこれだけ。
ということを表しています。
一番気になる資料ですよね。
ただし、それだけの利益が、
手元に残っているかは別問題です。
だから、黒字倒産ということも起こってしまいます。
③キャッシュフロー計算書
これは、正味の現金がどれだけあるのか、
を示した表になります。
前期から今期に、
現金がどのように動いて、
そして現在はどの程度あるのか?
銀行預金残高と現金在り高を確認すれば、
すぐにわかるよ。
と思われることでしょう。
じゃあ、前記や前々期から
どのようにお金が動いてきたのかを
明確に把握できているでしょうか?
どうですか?
たぶんキャッシュフロー計算書を作られている方は、
少ないと思います。
経営改善を図ろうとすれば、
重要な資料になってきます。
ここまで、簡単に財務3表の説明を書いてみました。
まずは、それぞれの役割があり、
どの表も同レベルで大事だということを
感じてみてください。
経営改善のコンサルティングを行う場合にも、
まずは、数字の分析から行って行きます。
このシリーズも続けていきます。