苦手意識を手なずける・・・無理なく練習を続けていくために | 世にも型破りな英会話コーチングーー時にジャズを楽しみながら♬

世にも型破りな英会話コーチングーー時にジャズを楽しみながら♬

型破りを狙ったことはないのですが、
こうやれば楽しい、
これは絶対知っておいて!
を教えているうち
型破りの異名を取ったという・・・
これが英会話の常識になるよう活動していきます!

 

太陽のジャズシンガーひろちゃんです。

「型破り」と言われた私の教え方を常識にして、

一人でも多くの人が、「英語楽しい!」に目覚めるのを目指します!

 

「英会話コーチ」とは?について簡単に書いた記事はこちら

私のプロフィールとブログの目的はこちら

 

今日の話は前回の記事を踏まえての内容なので、是非前回の記事(1と2があります)を読まれてから、こちらを読んだ方が良いと思います。

 

今日は、前回提案した方法で成功させて行くためのコツや注意点を、心と体の側面から少しお話ししたいと思います。

 

1)自己イメージが大切であるという話

 

最近はありがたいことに、ポジティヴ指向がすっかり定着して来ましたね。

これは英語の練習にも是非取り入れたい要素で、英語を確実に身につけて行くためには、ポジティヴな自己イメージを持つということがとても大切になってくるんです。

 

意識は大きく顕在意識、潜在意識、無意識に分かれているということも、最近よく言われるようになりましたが、今日は、学習に関係する顕在意識と潜在意識の簡単なお話をしますね。

 

顕在意識というのは、私達が普段把握している意の範囲。思考したり、意志決定したりしている範囲の意識で、全体の3%しかないと言われています。

それに対して、潜在意識というのは、普段把握していない意識の範囲。全体の97%を占め、これが顕在意識や感情に多大な影響を与えると言われています。

 

要するに私達が日頃把握できる顕在意識は意識の氷山の一角に過ぎなくて、実は潜在意識の方が圧倒的に力が強い。

だから、顕在意識でこうしようと思っても、潜在意識が全く違う方向を向いていたら、絶対潜在意識の方が勝つんです。

つまり頭ではこうしようと思っていても、本音の本音でイヤだ!と思っていれば、イヤだ!と思っていることが圧倒的に実現する。

 

英語で挫折してしまった人、好きだけど苦手という人は、是非ご自分を振り返って頂きたいのですが、英語を勉強した時に、「私は英語がダメ」とか「苦手」と自分で決めてしまったことはありませんか?だとしたら、潜在意識がご自分のことをそう認識してしまっている可能性があります。

 

もちろん、色んなイヤな経験、苦しい体験をしてのことなので、それを一朝一夕でひっくり返すことは無理でしょう。だからこそ、毎日少しずつ英語を練習することでその自己イメージを意識的に塗り替えて行くことがとても重要になって来ます。

 

前回私が、達成感を大事にしてくださいと言いましたが、それもこうした心理的影響を考えてのこと。

1回1回の練習を、自分はちゃんとやった、

先週言えなかったところが、今週言えるようになったなど、

今日はあまり上手に出来なかったけれど、とにかくやったことはやった

 

こうしたご自分の小さな進歩を決して見逃さず、きちんと味わって、喜んで、どんどん身体にしみこませてあげてください。

いいですか?これは小さなことのようでいて、後々とても大きな差を生むんですよ。

英語だけでなく、これから実技を伴う勉強をするときには、きっと役に立つことだと思います。

 

それと、もう一つ、日々の練習と平行してやって欲しいことは、

英語が出来るようになった自分をありありと先取りイメージしておくこと。

 

もうイメージとして自分を「英語が苦手な人、出来ない人」って捉えてしまっている人は、英語が出来た時の自分ってイメージしにくいし、イメージしたことさえないという人が結構いるんですよ。

 

なので、是非普段から英語が出来たらどんなに楽しいだろうなぁとか、何をしようかなぁとか、積極的に考えるようにして頂きたいのです。

その時、妄想で構わないので、英語で堂々とネイティヴと渡り合っている姿をありありとイメージしてみてください。

映画などを見て、好きな女優さんを自分に置き換えてみるとのも良いですよね。

 

実はですね、潜在意識というのは、騙して行くことで、手名付けられるんです。

そもそも現実と妄想の区別がないので、多少白々しいことをしても、ちゃんと錯覚してくれるんですよ。むしろ騙されたがっているという話も聞いたことがあるぐらいです。

 

妄想するだけなら、失敗したり傷ついたりする心配はないでしょ?

是非やってくださいね。

 

2)ホメオスタシス(恒常性維持機能)とどう付き合うか

 

あまり専門用語を出したくないのですが、ホメオスタシスという言葉は、みなさん、どこかでお聞きになったことがあるのではないですか?

恒常性維持機能って、大事な身体の役割で、現在の一定の状態を保とうとする機能のことです。

 

例えば、冷房の部屋から暑い室外に出たとき、汗をかいて体温を一定に保とうとするとか。

 

一番分かりやすいのは、身体が飢餓状態になると、基礎代謝を下げることで、餓死しないようにするとか。

・・・だから、ダイエットして、最初は順調に体重が減るけれども、一定のところまで落ちると、体重が減らなくなって挫折してしまうって、よくある話ですよね💧

(えぇえぇ、たっぷり経験しましたとも!笑笑)

 

言い換えれば、そうやって身体を守ってくれる大事な機能ということも出来るんですが、

これも英会話の練習とか、運動するとか、新しい習慣を取り入れる際、挫折してしまわないためにも、是非頭に入れておいて頂きたい点。

 

いわゆる3日坊主というのも、意志が強いとか弱いでなく、この「戻そうとする機能」から説明出来ると、私の星読み(新しいタイプの星占い)の師匠で、心理学の専門家でもある森野御土日古さんは言っていました。

彼によれば、新しいことを始めるとか、新しい習慣を作るって、人の心や体にとって、そのぐらい負担をかけることなんだそうです。

 

だから、さぁ英会話を始めるぞ!って一大決心して、教材など買い揃えても、翌日いざ始めようとすると、ダラダラしてちっとも始められないとか、

1日目2日目は、1時間とか2時間とかド~~~ッと勉強したのに、

3日目にはイヤになって、「自分は何やっても三日坊主だ」と落ち込むとかいうことがあったとしても、

 

それって、生理機能ですから。

身体がそういう風に出来ているのだから仕方ない。

意志が弱いからじゃないんです。

 

・・・・私、この話を聞いて、本当に楽になったんですよ。ああ、自分はダメ人間じゃなかったんだって。

英会話だけは何故かつつがなく続けていますが、他の習慣作りにかけては、自慢じゃないけど、私も山ほど失敗していますから!

 

まして、「苦手」と思っていることを習慣にしようとする場合、顕在意識と潜在意識の話でも言いましたように、頭では「やらなきゃいけない」と思っていても、本音の本音が「無理だ、イヤだ」と思っていたら、絶対本音が勝ちますから。

 

こういう精神面、肉体面での理解を踏まえた上で、森野さんはどうすれば良いと言っているかというと、

コツはやっぱり、

「上手に潜在意識を騙す」こと

なんだそうですよ。

 

例えば毎日ランニングをすると決めたら、

初日にやることは、まず着替えて外に出て、45秒ぐらい近所を走って帰ってくる・・・・それだけだそうです。・・・そう、たったの45秒!

それで、「やった~!」と充実感を感じて終わる。

 

それを週5日、3週間ぐらい続けるって言っていたかな・・・

そして、少しずつ走る距離や時間を増やして行くことが大事だそうです。

(今は削除されてしまった動画の中で言われていたことなので、記憶から話しています)

 

週5日というのは、言い換えると、「毎日やると決めても、週のうち2日やり損ねていい、失敗してもいい」と決めてやるということなんだそうです。

 

私が週5日英語を練習しましょうと言ったのは、イスラエルの英会話授業の割合から考えた結果、偶然一致しただけなのですが、

もう一つ思っていたのは、「毎日やる」と決めてしまうと、出来ない日が出て来た時、がっかりが先になって、やる気が出なくなってえしまうんじゃないかと思ったからなのでした。

他の日はちゃんとやっているのに、出来なかった日ばかりを気にして、それが挫折感に繋がって行くというのを、私も経験したことがあるんです。

 

どんどん勢いがついて、もし毎日出来てしまうなら、毎日やればいいです。でも、人間ですから、いつか出来ない時も来るでしょう。その際に、出来ていた時を基準に自分を裁くのではなく、ずっと出来ていたのだから、必ずまた出来ると思って、一度気持ちを立て直した上で続けて頂きたいんです。

それはもちろん、練習日数が週5日を割った時も同じ。

一週間のうち、英語が出来たのが4回になってしまっても、3回になってしまっても、常に4回出来た、3回出来たの方に注目して、とにかく止めないこと。

 

最初は10分を目安にしたのも同じ理由からです。

何なら、1分CDを聞いて、その日は終わり!というのを3週間続けるというのでも全然構わないと思いますよ。とにかく、ちょっとずつ脳を騙しながら、英語をやってる行為を身体に植え付けて行くことが大事なんじゃないかと思うんですよ。

一つのこと、それもあまり得意でなかったり慣れなかったりすることに意識を持っていって、それを実行するって、ものすご~~くエネルギーが要るって、私も体感で知っています。

なので、私がした提案でも大変だったら、そこは上手に調整しながら続けて行ってくださいね。

 

最近はよく、新しい習慣は21日で形成されるから、とにかく21日間頑張れって言いますが、もしそれでやれてしまう人は止めませんから、どうぞガンガン進んでください。笑笑

 

いきなり1~2時間やりたくなってしまう人も同じです。

(これ、私。笑笑)

やりたいものはしょうがないので、やっても良いです。

 

でも、21日を目指して頑張る人も、1~2時間やりたくなってしまう人も、そのペースを保てなくなったときに、出来た時を基準にしてしまって、「ダメだ」なんてレッテルをくれぐれも自分に貼らないように注意してください。

その時もやっぱり、自分に無理ないペースを上手に探してください。

 

では、ここまで勉強の仕方ばかりお話ししてきたので、次回は何かフレーズを用意して、実際に練習してみましょうか。

準備に少しだけ時間を頂きますが、楽しみに待っていてくださいね!

 

日頃の思いを綴った心と魂方面のブログも書いています。

よろしかったらお読みください。

ひろちゃんの ホッとなひととき