太陽のジャズシンガーひろちゃんです。
「型破り」と言われた私の教え方を常識にして、
一人でも多くの人が、「英語楽しい!」に目覚めるのを目指します!
昨日はこれから新しく始める「英会話コーチ」とは?について簡単に書きました。
その記事はこちら
今日は、私の簡単なプロフィールと、このブログの目的を書いておこうと思います。
私は去年の6月まで、某大手英会話学校で非常勤講師を19年間勤めました。
学生時代に英語を教えていたのが、そのまま職業になったようなもので、その時から数えれば、優に半生を越えて、英語を教えています。
英語は小学校3年生から習い始めました。
日本のアメリカンスクール出身の大学生で、日本語は話すことしか出来ないという日本人女性が先生でした。
その頃は児童英語がまだまだ珍しくて、教え方のノウハウもありませんでしたから、
レッスンは決して面白かったと言えるものではありませんでしたが、
中学に入る頃までには、英語の綴りと音の関係は分かっていて(今で言うフォニックス)、
知らない単語でも聞けば何となく書くことは出来ました。
入った中学は私立のミッションスクールで英語に力を入れている学校でしたが、フォニックスができていたおかげで、中学からいきなり文法中心の英語教育をされても、そんなに苦労なくついて行くことが出来ました。
なので、英語がとりわけ興味があった訳でもなかったけれど、自然と得意科目になったのだと思います。
中学では故高松宮杯全国英語弁論大会にも出場しました。
学生時代、初めて英語を教えた時、
中学に入った時点で、英語の綴り方が分かっていないと、どのくらい英語が大変なものになってしまうのかを目の当たりにし、そこからフォニックス指導に興味を持ち始めました。
そして90年代、児童英語ブームが始まった頃、日本の児童英語界の第一人者である松香陽子さんのフォニックス指導を学んだのががきっかけで児童英語教授法に夢中になり、
もっと本場の教授法も知りたくなって渡英しました。
帰国後、19年間勤めることになる某大手英会話学校に非常勤として勤務。
その間に私立の女子中学で教える経験もしました。
そこで学んだことは、あまりにたくさんあって、とてもここでは書き切れませんが、笑笑
まず1つは、松香メソッドやイギリスで学んだ児童英語の教授法が、思いの外、中高生や大人の生徒さんの役に立って、学生さんや大人を教えるのがものすごく面白かったことでした。
児童英語のノウハウのおかげで、英語に苦手意識がある生徒さんに、難解な文法もよく噛み砕いて分かりやすく説明出来た。
・・・これは自分の財産であり、このブログで大いに発揮して行きたい技術でもあります。
そのおかげで、キッズからビジネスマンクラスまで、どのレベルも自在に教えることができ、後半はほとんどネイティヴしか担当できないクラスも積極的に教えさせてもらって、
「面白い、分かりやすい」という評判を得ていました。
ハイレベルになればなるで、生徒さんの質問も、表現の微妙なニュアンスの違いなど、どんどん高度な内容になってくるので、生徒さんも日本語で質問する必要が出て来ますし、日本人による専門的な解説も必要だと私は思ったのです。
もう一つは、
会話学校のレッスンや学校の授業について行かれない人は、どこが分からなくてついて行かれないのかをつぶさに見て、サポートしてこられたということ。
その経験を通して、学校や会話学校について行くためには、レッスン内容とは別に、
さらにまたその基礎になる力が必要であることに気付きました。
例えば、発音のコツはもちろんのこと
そもそも代名詞って何なのか
一般動詞とBe動詞はどう違うのか
自動詞と他動詞って?
普通の過去形と完了形はどう違うのかなどなど。
こういう点は、組織規模で行われる英語教育では、どうしても抜け落ちてしまいがちで、
しかもこうしたことが分からないから授業について行かれなくなったり、レッスンで思ったような効果が得られなかったりすることって多々あるんです。
そうした死角に入って見過ごされがちな部分を、日本語との違いを意識しながらきちんと体感として落とし込むところまで出来ると、
ほとんどの人は、苦手でしかなかった英語が楽しくなり、どんどん力を伸ばして行くことが出来ました。
「中学の時にこれさえ分かっていれば、私はあんなに英語で苦しむことはなかった!」と、生徒さんに何度言われたことか!
そんな風に、「英語を学ぶからには、ここだけは絶対分かっていて欲しい」「こんな風にやれば、勉強がとても楽になる」という、自分にとってはごく当たり前なことを教えていたつもりが、
気付いたら皮肉にも「型破りな先生」という異名を取るようになっていました。
次々色んな教材を進められるままに買ってしまったけど、
どれも中途半端で終わってしまった。
きちんとレッスンに通っているのに、
先生に言われた通り一生懸命にやってきたのに、
時間とお金がかかるばかりで、今一つ英語が何なのかつかめている気がしない。
それで出来ないということは、自分にはやはり向いていないのではないかと思い始めた。
またはそう思って英会話を止めてしまった。
こんな挫折感を抱えている方、トラウマに近い悩みをお持ちの方、きっとたくさんいらっしゃると思います。
それでも、このページを読んでいただいているということは、心のどこかでやはり、英語に対する思いがあるからなのではないでしょうか。
もし私にチャンスをいただけるなら、そういう方にこそ、このブログを読むことで、
いっぱい「な~んだ!」を経験して、
身体を緩め、
安心して英語・英会話学習を進めていただきたい。
そうすることによって、過去の挫折も失敗ではなくなるんです!
英語だって、日本語と同じ言語の一つ。英語を話す人も、日本語を話す私達と同じ人間です。
その視点に立って考えると、意外とシンプルな仕組みが見えて来て、難しいと思っていたものが簡単になったり、
これまで「丸暗記してください」としか言われなかったものも、腑に落ちて覚えられ、使える英語になって行くものなのです。
真実は常にシンプルです。
誤解のないように言っておきますが、私は学校教育や英会話学校など、組織規模で行われている英語教育を否定するつもりはありません。
むしろこのブログでお話しするポイントを押えて勉強していただければ、
英会話学校に通っていらっしゃる方でしたら、そこでさらなる効果が出せるようなる、
これから中学に入るお子さんをお持ちの方でしたら、中学の英語が始まる一番大事な時期に、ご家庭でしっかりとしたサポートが出来るようになるのではないか・・・そう思っています。
組織には組織の得意分野がありますが、私もまた、私にしか提供できないものがあると思っています。双方の利点が最大限に生かされて、何より日本から一人でも英語に苦手意識を持った方が減ることを願ってやみません。
もちろん、テレビ・ラジオ講座や会話教材などを使って独学で英語を学ぼうとされている方も応援していますよ。
時にジャズの話なども交えながら、是非一緒に英語を楽しみましょう!
「世にも型破りな英会話」
英会話コーチ
なんばひろこ略歴
国際基督教大学言語科日本研究卒業
同大学院比較文化学科修士課程修了
英国 Warwick 大学大学院修士課程修了
児童英語教授法および
アカデミックライティング(英語論文の書き方)指導法専攻
19年勤めてきた大手英会話学校を去年6月に退職
今後ジャズボーカルと英会話コーチをメインに活動する予定
日頃の思いを綴ったスピリチュアル寄りのブログも書いています。
よろしかったらお読みください。