北浜で暮らす主婦のブログ -24ページ目

北浜で暮らす主婦のブログ

ブログのタイトルを「あしたはどんな日?」から変更しました。

大阪・北浜&堺筋本町をうろうろしています。

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まこも茸と温泉卵のトリュフソースがけ!しかも生トリュフつき!激うまです。瓦町1丁目ジョルノにて
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昨日は夫のクライアントのゴルフコンペでした。会場のアゼリアゴルフクラブは夫が仕事で関わり始めた頃は実はあまりいいゴルフ場とは言い難い状態でした。が、経営陣はじめスタッフの必死の努力の結果、本当にいいゴルフ場になりました。大阪市内からも箕面のトンネルのおかげで45分で行けますのでお薦めです。

ってゴルフ場のはなしはいいとして、昨日の成績です。昨日の前半はめちゃくちゃ調子がよく、ショットは曲がらない、アプローチは寄る、パットは入るの三拍子!で結果は120人中4位!見事「かにしゃぶセット」をゲット!
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新地にクライアントさんとのみに行っていた夫が完全な酔っ払いと化して帰宅したのが11時45分。
最近は新地へ行ってもその日のうちに帰ってくることが多くなりました。
わたし「え、どうしたん?えらいはやいやん」
夫「ふふふ。そうやろー」
わたし「また夜中の3時とかに帰ってくるかと思ってたよ」
夫「そんなん言うンやったら、今から飲みにいこか?」
わたし「え、いこか。」
夫「おーし、行こ!!」
ってなわけでしばらくは「今から呑みにでるぞ!」とさわいでいましたが12時10分頃から完全に眠りこけていました。はああ。

写真は、眠りながらも「もう少し飲む」と言うので開けたワインです。おいしかった。
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平野町2丁目のG.BACCANO5執念です。なぜかここのシェフは私のことを「兄貴」と呼びます…




今日は「イオン化粧品シアターブラバ」にてスーパーエキセントリックシアターの「昭和クエスト」を鑑賞。
とにかくめちゃくちゃ面白かったです。


簡単にあらすじを言うと・・・。


文部科学省の肝いりで「昭和クエスト」というゲームが作られる。
そのゲームは中学生にとって教育的効果もあるということで3人の中学生が
モニターとなり、そのゲームをやってみる。そのゲームの舞台は昭和41年。
3日間で昭和41年の日本で何事かを成し遂げ規定のポイントをゲットすれば勝ちというルール。


内容的にはきわめて演劇的かつ普遍的なテーマをちゃんと踏襲している。
しかし、そこはSETのこと、ここかしこに三宅裕司カラー満載の笑いがちりばめられる。
特に文科官僚役の三宅裕司と中学教師役の小倉久寛の掛け合いは絶品。
久々におなかが痛くなるほど笑いました。


アンコールのときに「大阪は笑いに厳しいから緊張しました」と三宅さんがおっしゃっていましたが、
どうしてどうして、あそこまで笑いを追及した舞台は大阪でもめったにお目にかかれません。


ここ何年も芝居は大阪の「ファントマ」しか見ていませんでしたが、やはり全国レベルの劇団はそうなるだけの理由があります。
食わず嫌いしてないでもっといろいろみてみようと思いました。

ひさびさに、5月に出版した「大地の慟哭」ネタです。

出版から半年が過ぎましたが、この本を見てくれた知人から連絡が来たり、

まったくしらなかった大学の同窓生の方から激励のメールをいただいたりと

今でも少しずつ影響はつづいているのですが、今日は本当にうれしいことがありました。


今でも一週間に一度くらい「大地の慟哭」に関する記事を探して、現在の状況をみているのですが、

10月に入ってまたまたブログなどで取り上げて下さる件数が少しずつ増えています。


この本を訳しているときからこの作品は息の長い書籍になるだろうとおもっていたのですが、

ありがたいことにその予感はほぼ当たってるといってもいいでしょう。


で、今日みてみると、ある方のブログにこの本に関する記事 がありました。

もちろん、私のまったく知らない方のブログです(とゆーか、ブログの筆者のプロフィールがないのでわからないのですが)。


で、その記事で文章を褒めてくださっていたのです。

この本の日本語文は基本的に私が書いたものです。

ほかの共訳者ふたりの豊富な知識をもとに、原著の内容を日本語に直していく作業は開始前に想像していたよりずっと大変な作業でした。それだけに、この記事を読んだ瞬間、感涙してしまいました。

がんばってよかった。

そしてこれからももっといい訳本を出していきたいとしみじみ思った瞬間でした。


こういうのが「ご褒美」っていうのかな。

約束の7時半にあと30分となったので、キラキラ光る浦東の夜景をあとにタクシーで南京東路へ。

目的地は天津路「新光酒家」。この店に来るのはなんと4回目。
5年前の秋、上海在住の某社長につれて来ていただいたのが第1回目。このときの衝撃はすごかった。南京東路から一筋北に入った裏路地にこの店はある。薄暗い路地、狭い玄関、そしてドアを開けた瞬間に立ち込める黒酢のにおい。一緒に来た友人は明らかに険しい表情になっていた。しかし、紹介者の方は先に席について待っておられる由。私達は怪訝に思いつつ、「あの人がいいとおっしゃるなら・・・」と思い3階へ。そして私の心と舌を今日まで鷲掴みにして話さないこの「新光酒家」との出会いの宴が始まったのだ。

・・・と思い出話はこのくらいにして、まずはこの写真から。










凄いっしょ????
上海蟹の紹興酒漬け「酔蟹」です。去年は人数分取れなくて涙を呑んだのでなんと大阪から電話で人数分の「酔蟹」を予約していたというわれながら凄い執着振りです。
これがさぁ、うまいんだわ。あまくてとろとろで、やや退廃の味がして、本当に人間やめてしまいそうな美味さ。ほかの店でも食べたことがありますがこの店の酔蟹は味の深さが違います。この料理のためだけに一年間がんばっているといっても過言ではありません。

もちろん、この店の料理はこれだけではありません。

蟹のハサミだけをゆでたもの
蟹の足とアスパラの塩炒め
蟹の身と卵とみそをいためたもの(とろとろ)
蟹の身と雄のゼラチンとみそをいためたもの(これももっととろとろ)
ふかひれと蟹の卵のスープ
蒸し蟹


など盛りだくさん。もちろん、楽しい話も、紹興酒も進みました。

とにかく美味い。上海の物価上昇の所為か去年より6割ほど高かったけど、
それでも満足です。

ただ、しいて言えばふかひれと卵のスープに関して言えば去年のほうがおいしかったです。
今年は寒くなるのが遅かったのでまだ十分育ってないのかもしれません。

おいしいお食事のあと、リズボクサーズはマッサージ、ほかのメンツはバーへと散っていったのでした。たのしかったあああ。

今年で3回目となりました「上海かにかにツアー!!!!」


なんと今回の参加者は15人!!もはや小さなツアー旅行を凌駕する規模になって参りました。


今回の参加者は以下の通り。


ハバネロちゃん
ご存じ美味しいもの大好きリズボクサー。上海ももはや4回目となり、慣れたもの??


Iku-tちゃん
こちらもご存じ美味しいもの大好き浪速の社労士。2年ぶりの参加で、上海の発展ぶりに (☆0 ☆ ) 。


ジェニちゃん
今年も元気でおしゃれなジェニファー嬢。今回も買い物の鬼に???


マダムよう
いつもお世話になっている同じマンションの理事会仲間のマダム。なにごとも楽しむことの出来る好奇心の固まりです。

Chyeちゃん
マダムのお嬢様。超かわいい外見ながら実はバリバリのキャリア専門職。


Mr.Coba
同じくマンション理事会仲間の建築士さん。2年ぶりの参加です。

Ms.Coba
Mr.Coba夫人。彼女も建築関係者とあって服のセンスもよく、今回は買い物上手ぶりを発揮。


Iさん
今回初参加の某メーカー社長。おっとりしたお姿ながらディスポーザーとも呼ばれる大食漢。


I夫人
私のイメージの中の芦屋の奥様そのものの人。でもきさくでとってもかわいい方です。

ジャズ氏
このブログ頻出のロイヤルホースオーナー。情報網、行動力ともにさすがです。


KMさん
買い物部隊の諜報部長として今年も大活躍!


Yさん
こちらもこのブログ既出の北新地「四音」をはじめとする数軒の飲食店のオーナー。食物のスペシャリストです。


Kyocoさん
Y夫人。美味しいものを見つける嗅覚はさすが!


RAKUEN
美味いもの大好き弁護士。今回は上海の弁護士事務所を訪問し、上海進出の足場がため???


yongjing
インチキガイド&お世話係。ことしはバイトの二人のおかげで楽させて貰いました。

はああ。こうなると参加者を書くだけで一仕事ですね。

10月12日 朝7時

関空4階の出発ロビーに集合。体調がすぐれないハバちゃんではあるが、しばしの逡巡の末、参加を決意。

昨年とは違い出発カウンターは結構空いていてサクサクと進む。今回、私とRAKUENはゴルフクラブを持って行っていたので荷物を預けるまで大変だったものの、その後は身軽になり既に食い意地満開モード。この食い意地満開モードに拍車をかけたのが、今年も Y さんがご用意下さった「えんどう」のお寿司。今年は前もって準備してくださっていたご様子。ありがたい。そして、これもまた Yさんがはいっている関空クラブのラウンジでまずはのんびり朝ご飯。朝7時からビールを飲み旅行への期待で胸ふくらます中年集団( Chyeちゃんをのぞく)。さぞや異様に映ったことだろう。

そうこうするうちに出発時間に。9時発 CA163で一路上海へ。

 CA の飛行機は小さくてもちろん機内食も日本人好みではない。しかし、良いことが一つある。ちいさいので搭乗人数が少なく、中国への入国手続が凄く早くできるのだ。去年のように1時間ちかくかかることもなく、すっとに入管を通り、荷物をうけとり、旅行社の手配してくれたガイドさんと合流。

 15人もいるありがたさで、バスはもちろん私たち専用。まるで修学旅行のように今後の計画を立てつつ一路「花園飯店」へ。このホテルは実は最初に行ったとき(このときは泊まったのではなく買い物に行ったのだが)、イマイチ気に入らなかったのだが、最近では機能的でいいホテルだと思っている。コンシェルジェさんもものすごく細やかで感動した。このホテルに泊まったら是非コンシェルジェ嬢にいろいろとお世話になることをお薦めします。必ずや的確できめ細かな対応をしてくれます。

 一旦それぞれの部屋に入った後1時にロビー集合。そこにガイドを務めてくれる同済大学のゆーこちゃんとしまやんが合流。ゆーこちゃんは今年で二回目なのでこちらもいろいろたのみやすい。まだ若いのに商人センス抜群で去年も大変助けて貰った。しまやんはその友人で上海滞在4年目の21歳。なかなかのイケメンで女性陣の受けも GOOD.なぜか上海の大学で英文学を専攻している変わり種(?)。

昼ご飯は2年前に行って美味しかった「荷軒」。ホテルから北へ5分ほどのところにあるのだが、何せガイドさん込みで17人の大所帯。コンシェルジェにたのんで席を取っておいて貰う。

美味しかった。もちろんビールも進んだ。


龍豆の炒め物
白菜の甘酢炒め


など、この店はお値段は安いのに激うま☆☆☆

その後ホテルに戻って南京西路の「淘宝城」へ。ここでは私は気に入るものが見つからず、ちょっとうろうろしただけであとをゆーこちゃんとしまやんに託してRAKUEN、iku-tちゃんと一緒に本屋へGO!!


タクシーで南京東路の「上海書城」へ。今回はイマイチ「お、これや!」という本には出会えなかったものの、一応「今いちばん売れてる本」を数冊買う。その後地下鉄に乗って(改札が通すヤツじゃなくて「かざす」タイプになってた!!!定期とかじゃなくてもかざすだけ!でも切符もカードくらい大きい)浦東の「陸家嘴」へ。なぜわざわざ浦東まできたかというと5時に友人の弁護士事務所を訪ねることになっていたからだ。陸家嘴の駅から公園の横を通って友人の勤める事務所のあるビルへ。行ってみると31階のワンフロア全部がその事務所になっている。友人の他にもう一人のパートナー弁護士さんとしばし会談。聞くとその事務所には50人も弁護士さんがいて、クライアントの90%は日本企業だとか。ここでもこの上海という街の特殊性を感じる。この町ではこのように外国企業に特化した経済が確立しているのだ。
友人が6時から別件が入ったというので6時頃においとまして今上海で最も背が高いビル「金茂ビル」へ。何もかもだだっ広いこの国では道路を横断するところを間違うと酷い目に遭う。すぐそこに見えているのに公園をぐるっと一周してやっと到着。そして「世界で一番高いところにあるバー」クラウド9へ。87階のバーへ行き(ここは予約ができないので何度も入れないという憂き目に遭っているのだ)モエ・エ・シャンドンのロゼで乾杯☆☆やっぱりこれでなくっちゃ。
シャンパンの上品な香りと暗めの照明が相まって最高の雰囲気。


87階からの夜景とおしゃれな雰囲気、美味しいお酒を充分堪能してから我々はこの度の目的地「新光酒家(天津路)へと向かうのであった。

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先ほど上海から帰ってきました。めちゃ楽しい旅でした!詳細は明日からちびちび書くとして、今日のお昼を食べた福臨門でレシートの通し番号で10元あたりました!楽しい旅の締め括りにふさわしい出来事でした。値段は少額でもやはり「当たり」ってうれしいですね!

【読んだ本】『「世界征服」は可能か?』岡田斗司夫


「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61)/岡田 斗司夫
¥798
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前に書いた『いつまでもデブと思うなよ』に続いてオタキングこと
岡田斗司夫の作品の紹介です。

この本は一見おちゃらけていますが実は「悪」とはなにか、
「幸せ」とは何かを考察している本です。

最初は単純に「怪獣物の敵はどうして地球を征服しようとするんだろう?」という疑問から始まります。
そのことを考えているうちに著者・岡田斗司夫は「じゃ、支配するって何よ?」という疑問に突き当たり、おまけに親切にも私たち読者に「あなたはこのような支配者になるタイプですよ」ということまで教えてくれます。
このあたりまでは単なる特撮マニアのオタク野郎の戯れ言です。
きっとコミュケのウルトラマンコーナーとかではこう言った熱い議論が交わされていることでしょう(苦笑)。
ところが後半からはぐぐぐっと哲学的とも言える内容まで踏み込んできます。このあたりのちょっと強引だが真理をついた分析は岡田斗司夫の真骨頂ですね。

オタクの方はもちろん、ぐちゃぐちゃと物事を考えるのが好きな方にも楽しんでいただける一冊です。