BS ランドマスターの塗装剥離と組み上げ(クロスバイク3台はドナドナ) | 休業日報

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地味な自転車や機械、軽トラの事。

朝から修理したクロスバイク3台をジモティに出したら問い合わせで忙しい。


今年は町会の班長さんなので、今日は町会費の回収に行くつもりだったが仕方がない。


ご近所さんが自転車の修理を頼みに来てそのままクロスバイク買って行ったり、よく分からん程に忙しい。


現役時代にこのくらい忙しかったらなあ・・・。


なんて思ったら少し複雑な気分(笑)


まあ、おかげ様で全てのクロスバイクの行き先が1日で決定。


空き時間にBS ランドマスターの作業を捩じ込む。


アルミフレームに吹いてあるクリアを落として腐食痕を削り落としやすくします。





ホルツの剥離剤が使いやすく、自転車には丁度良い量ですね。





私は常に在庫してます。


テキトーに塗ってしばらくすると塗装が浮き上がってくるので、ヘラでこそげ落とし残った塗装と剥離剤を拭き取ってやります。


塗装の種類などによっては軽くやすりをかけておいた方が剥離剤を節約出来たりします。


綺麗に落としたい時は2回くらい繰り返します。





綺麗に剥離が済んだらフレームの中までしっかりと流水で洗い流します。





くすんだクリア層が無くなったのでだいぶ光沢が出てきましたが腐食痕は変化ありません。





1000番と2000番の耐水ペーパーで研ぎ出し。


完全な鏡面を目指しても良いし、腐食痕が消えるまで削るのもアリですが私はメンドーなのでサラッと研ぐだけ。





その後、ピカールやWENOLで磨き込めばそれなりに綺麗。






WENOLはちょっとお値段高めですが、時計修理のお師匠様が使っていたので今でも愛用しています。


クリアを吹いて光沢を保護する人もいますがそこら辺は好み。


私はクリア吹かずにくすんできたら再度磨いてやる派。


研磨後の近接撮影をし忘れたので前回の写真。





他のパーツも分解、清掃錆落とし、グリスアップ。


思った以上にカッコよくなった気がする。





また台数が増え過ぎて手放したくなった時の為に元々のシフターとVブレーキ仕様のまま。





自分で乗る機会があるかどうかはまた別のお話・・・。