2本引きブレーキレバーを作る(おまけのダイレクトプル方式カンチブレーキ化) | 休業日報

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地味な自転車や機械、軽トラの事。

片手の不自由な方や、サイクルポロなど常時片手を離して乗る時の為に、2本引きブレーキレバーは市販されてます。


色々と改造をするのに欲しくなった。


仕入れれば良いだけなんですけど、自作します。


せっかくマディフォックスに乗ろうとしたら、雨が降ってきちゃったんで、時間もありますし。





昔、作ったレバーもあるんですけどそっちは前後でレバー比が変わっちゃうタイプなので、セッティングがキッチリ出ないとか色々あります。





今回作るのはレバー比が変わらないDIA-COMPE TECH-77Wの様なタイプです。


そこら辺からテキトーなパーツを集めてきます。





切ったり削ったり・・・。





穴を開けたり・・・。





爪楊枝は位置合わせの目印に挿してるだけです。


それらを組み合わせていきます。





難しい加工は無い。


作っている途中で、カンチブレーキをアーチワイヤーを使わず動かしてみたくなった。


大した意味はありません。


2本引きワイヤーを各アームに直接接続すれば可能な筈。


アーチワイヤーがシートチューブを回り込んでいく方式とは見た目が似てますが全く違います。


直接引くと効きは若干、弱くなると思われるがタッチが良くなるなど、何らかのメリットが出てくる可能性に期待。





ダイレクトプル用のアウター受けを急場凌ぎで作る。


今回のレバーとアウター受けの作成でアジャスターを5個とか使ってる。


こう言った、どうでもいい物は中古でもあると便利。


いざ買おうとすると面倒。





左側のワイヤー止めには、前に買って置いた中華ワイヤーストッパーを2丁掛け。


レバー側もなかなか奇妙な感じ。


どうせすぐに戻すので、元のレバーは外さない。





結果は予想通りちょっと効きが弱くなっただけで何の事は無い、普通のカンチブレーキのままでした。


前後2本引きレバーを使ったら、ブレーキワイヤーが4本這い回りメカニカルな雰囲気が出て面白いかも。





ブレーキの効きが変わらなかったら1台くらいそんな仕様にしてもよかったが、フルアウターなのとアームの移動量が大きくなる為に性能がイマイチですからねえ。





作っているうちに、何か面白い追加実験が閃くかと期待したが今回は思いつかない。


2本引きレバーを作るのが目的なのでいいんですが。





レバーは完成したけど、コレを使う予定の自転車はまだ無い。