万博にかかる費用について国、府、市で会場建設費を含めどれくらいのボリューム感になるのか等について、金曜日にある程度の資料が出そろったため、現時点の議論をそれら資料とともに記載します。

 

まずは以下、引用資料についてリンク先

 

大阪府大阪市 万博推進本部資料

 

国 推進本部 資料

 

府市 推進本部 資料

 

国土交通省 インフラ整備事業

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001420670.pdf

 

アジア太平洋研究所 経済波及効果

 

 

 

 

(1)会場建設費の増高について   

 

会場建設費の増高について、この間の建設資材の物価上昇や人件費の高騰など、この数年の上昇率は非常に高く、従前の想定を大きく超えるものとなっています。

 

当然これは万博建設に限らず、公共工事なども事業費が上振れしており、多くの自治体も発注工事などについて上振れの課題に直面しているところかと思います。

 

 

 

物価上昇と労務単価の上昇を踏まえて事業費のめどとして527億円上振れするものです。

 

 

 

 

あわせてこの間の工事の効率化などにより約148億円の事業費については圧縮しています。

 

当然ですが今後も事業全体を通してさらなる効率化を図るよう努めていきます。

 

会場建設費は最大で2350億円(国・府市・経済界 1/3ずつ負担)となっており、当たり前ですが、今後、安全性や万博の趣旨を損なわないようにしつつも事業全体をとおして効率化(経費節減)を目指します

 

また災害やさらなる物価上昇などを想定し130億円の予備費を計上していますが、あくまで予備費ゆえ執行しなければ使わないお金です。こちらも当然ですが、使わなければ130億円は2350億円から減になります。必ず使い切る、というものではありません。

 

 

(2)会場建設費を含む事業費について(令和5年度現在)

 

次に万博関連の事業費について全体イメージをご説明します。

国・府市の事業費について現時点でのものを取りまとめた形になっています。

 

まず下記が国の試算。

会場建設費(最大)2350億円の3分の一分にあたる783億円に加えて日本館の事業費などがこれに加わります。

 

いずれも令和5年度の当初予算・補正予算で計上したもの、というくくりであり、現時点版になります。

足し合わせると1620億円(~令和5年度予算計上分)になり、報道で出ている数字はこれになります。

 

 

(資料引用)国 推進本部 資料

 

 

そして同様の定義で大阪府・市により算出されたものが下記。

 

 

こちらも会場建設費2350億円の3分の1負担にあたる783億円に加えて大阪ヘルスケアパビリオンや周辺環境整備にかかる事業費などが加算され、全体イメージとして令和5年度当初予算・補正予算計上ベースで府と市合わせて1112億円となります。

 

(資料引用)府市 推進本部 資料

 

 

さて府市の万博推進本部会議の当日の会議において、令和5年度予算計上分以外にも、まだ議会の議決は経ていないものの、今後計上される見込みが高いものについても概算でこれに加えるべし、という議論になりました。

 

国の算出範囲が令和5年度当初・補正予算分であり、府市としてもこれに合わせた金額は1112億円としているところではありますが、上記の議論の経緯から、府市における今後の事業見通し分を加えたものが、下記の表になります。

 

 

 

令和5年度当初予算・補正予算での計上分に加えて、現在ある程度発生の蓋然性が高い令和6年度の当初予算(債務負担行為含む)の金額265億円を加えたものを追加で公表したところです。

 

 

(資料引用)府市 推進本部 資料

 

以上がここまでの万博にかかる事業費の議論の経過になります。


引き続き工事進捗を注意深く確認するとともに、事業全体を通じて効率化を進めて参ります。

 

 

(参考)万博経費9.7兆円ってなに?


さて、ときどき一部メディアや政治家がいう万博経費9.7兆円とはなにか。


それが下記の(1)になります。

 

国の万博関連経費におけるその他費用で記載されたものです。

 

国との要望活動などで万博との関連で議論されることはあるものの、表中記載「大阪・関西万博のための新規または追加的なものではない」のとおり、万博の開催がなかったとしても行われる予定の事業になります。

 

この数値は、万博開催の有無にかかわらず必要となる事業費なので、個人的にはあくまで「その他・参考値」です。

 

 

ではどんな事業があるのか、具体の事業名も記載がありますのでご参考に。

 

 

国 推進本部 資料

 

ちなみにすでにネット上でも多くの方にご指摘頂いていますが、四国などの道路事業も含まれます。

 

参考

国土交通省 インフラ整備事業

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001420670.pdf

 

 

 

 

なによりそれぞれの地元の方がご存じかと思いますが、万博開催のずっと以前から要望活動など行われてきている路線であり、万博の開催の有無にかかわらず実施の検討が進められる路線になります。

 

ほななんで万博関連経費に計上すんねん的な疑問も湧きますが、あとで事業費の隠蔽だ等の批判がおきないように極限まで直接的牽連性のないものもできるだけ幅広く含んで記載したのかなと邪推いたします。

 

 

(3)万博に一人〇〇万円ってどういうこと

 (以下、議会で質問のあった会場建設費2350億円について特定の式で割り戻した数値19000円を例に)


事業費を人口で割り戻した数値ですが、別に実際に19000円支払うわけでも、本来受け取る19000円が受け取れなくなるわけでもありません。

 

万博負担一人19000円、4人家族で76000円、とかいわれると「え、それだけ支払うの?」という誤解を招くことに繋がります。

 

一部メディアや一部政治家はこのミスリードにつながることを知ってか知らずか(知っててやってるなら相当に悪質ですが)こういう報じ方をされることが残念です。

 

単純にこの理屈でいくと年間100兆円の国家予算の大阪市民負担は一人100万円となり、年間3兆8千億円の大阪市全会計予算の市民一人あたり負担額は120万円ですので、一人220万円を年間負担しています。うちは5人家族なので、1100万円年間負担していることになります。払えねぇ。府の歳出分も加算されるからもっとか。地方交付税とか公債とかぶっとばした計算ですが、そもそもがこの議論は乱暴な議論なのでご容赦ください。

 

歳入の構成は市民税以外にも法人税や地方債、公債などで構成されており、事業歳出を人口で割り戻したところで一人当たり支払う金額ではなく、また当該事業が実施されなかった場合でも事業を構成する関連事業(街づくり・インフラ・研究開発費)が行われることが想定されるため19000円の機会損失ともなりえません。考え方によっては歳出の財源が基金になった場合後年の税収でカバーされると考えると負担なく実施できます、ということさえ可能になります。いずれにせよ議論として非常に不安定で根拠に欠くものです。

 

重要な議論は、事業費が全体として適切に計上されたのか、執行されるのかをチェックすることであり、一人当たり金額に割り戻して議論することは、経費の適正な執行を議論する上で本質的ものではありません。

 

繰り返しになりますが「万博費用一人当たり〇〇万円、4人家族で〇〇万円」という金額は事業費を人口に割り戻しただけの安直な計算であり、実際に支払うものでもなければ直接受給する当該金額のサービスが削減されるという性格のものでもありません

 

 

 

(4)万博の経済効果を算出すんのか

 

費用面に加えて経済波及効果がどの程度あるのか、今後専門家等にご意見を伺い算出する予定です。万博開催にかかる負の経済効果となり得る交通渋滞などにかんして渋滞緩和施策も事業費として計上していますし、正の経済波及効果を見える形で並べて議論することは万博の効果を考えるうえで重要な議論かと思います。

 

 

さて直近では民間のシンクタンクも経済効果を算出くださってます。

 

経済効果を生産誘発額でみれば、基準ケースでは2兆3,759億円、拡張万博ケース1では2兆7,875億円、拡張万博ケース2では2兆8,818億円と試算 引用↓

 

 

 

こういった議論も踏まえて、改めて経済効果の議論は年明けに行う予定です。楽しみです。

 

上記の波及効果の算出にあたっても、拡張万博としてより大阪関西に滞在いただいた場合さらに効果は伸びますし、日本中で連携して消費効果を広めることで波及効果も広がることになります。

 

すなわち、万博の開催まで、観光事業振興や他府県との連携をより密にすることで万博の効果をさらに強めることが可能となると考えられます。

 

経済波及効果の議論に合わせて、今後さらに、より効果を広げていくためのヒントも探っていきたいと思います。

 

 

(5)入場者見込み2820万人は多すぎか

 

こちらもすでSNS上でも多くの方が過去の万博と比較頂いてますが、決して頓珍漢な数字ではありません。

ちなみに大阪で1990年に行われた国際花と緑の博覧会では2312万人の方がお越し頂きました。2005年に愛知でおこなわれた愛・地球博は2204万人。

 

ちなみに10年ほど前(2010年頃)までは、大阪にお越し頂いていたインバウンド(来阪外国人観光客)はだいたい年間200万人程度。


いまでは(コロナ前で)年間1200万人にまで急増しています。コロナが落ち着きコロナ以前の水準に戻りつつありますので、過去の大阪の状況と比しても観光需要としてまだまだ可能性があるところです。

 

いずれにせよ、一人でも多くの方に起こし頂くことができるよう発信をしていきます。

 

 

 

(6)ほんで万博でなにすんねん

 

まずは会場のフライスルー動画。ぜひご覧ください。

 

 

こういった会場のなかで様々なテーマからパビリオン、ショーやイベントなどが開催されます。

自動運転バスや空飛ぶクルマ、ゼロカーボンの取り組みや再生医療など、世界中の最先端の技術が夢洲に集います。

 

 

159の国々が、それぞれの国の予算でパビリオンなどを出展し、それぞれの国の予算で人を派遣し、それぞれの国の最先端の技術や文化を展示してくれます。

 

各国のレストランなども予定されており、日本にいながら各国の料理を食べることもできます。

各国のPVもできてきていますね。 こちらはイタリア館。

 

 

こちらはオランダ館。

 

ほんでもってベルギー館

 

オーストリア館、音楽のイメージがデザインイメージにそのまま活きてますね

 

ドイツ館。コンセプトもしっかりしてます。

 

最後にサウジアラビア館。

レセプションにも伺いましたが、日本に初来日の方々も、日本文化と経済に非常に高い関心を寄せていただきました。

そういった意味で万博はすでに始まっています、投資のチャンスを呼び込む工夫が必要。

 

 

 

世界が直面する課題を共有し、ひとつになり、最先端技術でつながり、文化でつながり、命を紡いでいく。

また多くのビジネスチャンスを日本の未来につなげていく。

 

 

今後も引き続き、万博のメッセージ、発信してまいります。

 

 

 

  犯罪被害者等へ理解促進をはかるための啓発事業について

大阪市では犯罪の被害にあわれた方々のおかれている状況や支援の必要性等について考えていただき、理解を深めるきっかけとなる啓発事業を実施しています。



1125日から121日まで府、堺市、大阪府警察や認定NPO法人 大阪被害者支援アドボカシーセンターと共催し、 企業とも連携した啓発活動を実施します。


1125 ()はセレッソ大阪と連携した取組として、 セレッソ大阪のホームでの試合開催に合わせて、 ヨドコウ桜スタジアム前に啓発ブースを設けてパネル展示、パンフレットや啓発グッズを配布します。


122 () は包括連携企業のイオン株式会社と連携した取り組みとしてイオン鶴見緑地のグリーンコートにおいてパンフレットや啓発グッズの配布、また当日は、白バイやマスコットキャラクターとの写真撮影ができます。


1127日から121日までは大阪市役所 1 正面玄関ホールにて、実際の事件の内容や被害にあわれたご家族ご遺族からの声やメッセージ等を紹介したパネル展示を実施します。



  活動を通じて

多くの市民の皆さんに「犯罪等の被害にあわれた方々のおかれた状況や支援の必要性について考えていただき、 理解を深めるきっかけとして頂きたいと考えております。


また、相談窓口や支援制度があることを、この機会に是非知っていただくとともに、 犯罪等の被害にあわれた方々へ十分な配慮をいただけることを期待しています。

  大阪市の被害者支援



大阪市が和24月に施行した「大阪市犯罪被害者等の支援に関する条例」 では、犯罪被害者等に情報提供や助言を行う窓口の設置や見舞金の支給、医療費の助成などの支援を行うと定めています。 


「初期段階におけるアウトリーチ支援」として関係機関からの情報提供を基に市役所から被害者へ連絡をとり、 状況を伺うことで早急な支援を実施しています。


「大阪市犯罪被害者等支援のための総合相談窓口」では、 犯罪等の被害にあわれた方やそのご家族ご遺族からの相談をお受けし、状況などに応じて大阪市の各種支援事業の案内や関係機関の紹介などを行っております。


また重大な犯罪等の被害にあわれた方やそのご遺族へ見舞金の支給や日常的な支援として、家事を行うホームヘルパーの派遣や配食サービスの提供などを行っております。


他に、精神医療費の助成や新たな住居への転居費用などの助成を行っています。


そのほか区役所や関係機関での手続きが必要な場合には、 職員による同行支援など寄り添った支援を行っております。


以上のとおり、また、下記について上限や条件などございますが支援メニューを備えております。


・見舞金による支援

・ホームヘルプ (家事代行サービス

・弁護士による法律相談

・精神医療(精神科等を担当する医師によって病院又は診療所への 通院により行われる医療を受けた場合の費用

・新たな住居へ転居するために要する費用 (転居に係る運送費用及び荷造り等のサービスに係る費用



大阪市としては、犯罪等の被害にあわれた方々に少しでも早く、 再び平穏な日常生活及び社会生活を取り戻していただきたいと考えております。

万博にかかる会場建設費の上振れについて精査結果の詳細説明が本日行われましたので、その概要について取り急ぎご報告いたします。


まず足元の資材や労務費高騰の中、建設費上振れの議論になりますこと、大変申し訳なく存じます。


物価高騰に対しても適切に議論した上で対応し、万全の状態で万博を迎えることができるよう今後も関係者一丸となり取り組んでまいります。


大阪関西万博推進本部 第6回

以下、資料については下記サイトより引用

(このブログ記事では取り急ぎ説明概要のご報告ですが、おって本日の会議録も上記URLに載ってきますし、今後議会へもご説明いたします。)


まず会場建設費については

物価上昇による +527億円

各種調整による −157億円

予備費による  +130億円


計       +500億円

と示されていました。順に内容についてみていきます。


前提として、直近2年間の資材価格高騰と労務費上昇の数値を日本建設業連合会より引用いたします。


物価上昇について、当初事業費での想定数値(下図上段表黄色部分と資材上昇率、労務上昇率)と比してこの2年間の上昇率は大きく上回っています。


当初事業費の1850億円にも150億円分の物価高騰対策は参入していたものの、493億円と上回る結果となりました。


1850億円のままでは493-150の343億円分の事業費が執行できない状態となります。


押し出された事業費についても必要不可欠なものであるため、この押し出された343億円に対して物価影響額を算出すると184億円と算定されます。


これを加えたものが物価上昇にかかる必要経費である527億円となります。



次にこの間の工事見直しや合理化などにより157億円の工費が圧縮されることとなります。


本来趣旨など陳腐化させることなく効率化により157億円が圧縮されたこととなります。


また予備費についても建設費の一定割合を予備費計上することは通常の民間発注工事でもなされているため、その例に則り全体工事費の一定割合を予備費として計上します。


527億−157億円+130億円=+500億円となりこれが従前の建設費1850億円に乗っかり2350億円となる、というのが今回の計上の内容になります。


これに加えて、府市側からも別の角度からこの数値を検証しました。


下記が本件の算出イメージ図となります。

押し出された著しい物価高騰により押し出された事業費343億円と、それに対する物価高騰分を加えた物価影響と、効率化による圧縮157億円および予備費が記載されています。


これに対して、日本建設連合会なら公表している直近2年の資材と労務の合成単価(事業費の構成から加重平均し年当たり換算した額算出)を算出(9%)します。



府市発注の公共事業における物価上昇率の合成単価と比してもその数値は合理的なものと判断されます。


また予備費についてヒアリングや文献などから建設費6%の算出が妥当なものであると判断できます。


また当然ながら本件に限らず、また、もちろん大阪に限らず各種公共工事は軒並み上振れしており、足元の資材、労務費高騰を勘案すると合理的に算出されたものであると本日判断いたしました。


今後は議会等でも説明を行いご理解頂けるよう努めてまいります。


取り急ぎ本日の会議の概要についてご報告まで。


メルボルン姉妹都市45周年 

メルボルン市姉妹都市提携45周年事業の代表団としてメルボルンに伺いました。日程の報告メモ。 



現地で聞いた話しなど元に記載します。帰りの機内でメモ打ってますので詳細のリサーチに至ってない点もあります。ご容赦ください。 


サリー・キャップ市長はじめ皆さまに本当に感謝。 

メルボルンめっちゃ温かい街。人がとにかく温かい、あと明るい。世界で住みやすい都市上位常連なだけあります。 


南半球なのでいま春。めっちゃ気温寒かった。人がとにかく温かかった。 

サリーキャップ市長とはほぼ毎日会いました。 

明るくて聡明で、本当に市民に愛されてる市長なんだと実感。素晴らしい方。 

日程パンパンで外を散策する時間は全くなかったですが移動の車窓から見える街はとても美しかったです。 

河があり舟運も盛ん。ただ橋梁が低く船の構造に課題あり。大阪市と似てます。 


クリケット大好き。スポーツ大好き。コメディ大好き。この点も共通点と感じました。 

クリケット優勝したら鳥人間コンテストみたいなイベントあって河に飛び込んでいくらしい。よく似てんな。 


市内主要部にニュートラムが張り巡らされててさらに主要エリアは「無料」。乗り放題。これはびびった。 



メルボルン市都市圏としては人口増加中。インフラ整備が追いついていないのが課題のようで、至る所で工事してました。街は拡大中。 

印象的だったのは「160カ国の人が暮らしておりもはや「外国人」という発想がない」とのこと。 

当然ですが英語圏で英語しゃべれればどこの国の人でも自由に暮らしてるイメージ。ただビザにはそれなりにハードルがある模様。 

あととても安全な街で、夜の移動も含めて不安は全然ありませんでした。 


シカゴ行っても思いましたがやっぱり英語大事。 

当たり前だけど世界中多くの人間が既に英語で世界を駆け回ってる。このままだと日本だけ世界から取り残されねぇか、と感じます。 


そもそもあんだけ英語勉強して、なんで英語しゃべれないんだ私は。 


英語教育ちゃんとしとかないと次の30年でますます日本は世界からおいていかれるんじゃないかと危機感。 

世界は広い。中学生の日記みたいな報告でごめんなさい。 
でもまじで世界は広いから、日本の教育や生活にしんどくても、世界は広くていろんな価値観で前向きに楽しく動いてる。オンラインもあるし、いまは簡単に世界と繋がれる。 

若い方々には是非世界に目を向けてほしい。 


もし英語を話せたら。ほとんどストレスなく海外に行き、また活躍のチャンスをかなり得られる。世界にどんどん挑戦できる。 

英語はできたら勉強しといた方がいい。あととにかく話せた方がいい。文法めちゃくちゃでも発音めちゃくちゃでもいいから、語彙と、とにかく話すことが大事だと感じる。 

翻訳機とかもいいけど、日常生活の会話でいちいち翻訳機使えねえからやっぱりしゃべれた方が絶対いい。世界と繋がるためにも、日本が世界から取り残されないためにも。 

バイトの時給は3000円くらいらしい。報酬は残業したら2倍。クリスマスなどは3倍くらいになるようです。物価もそれなりに高いけど。駅スーパーのサンドイッチが900円、50mlの水が200円くらい。 

起業、スタートアップの環境は桁違いに整ってる。とにかく社会が変革の中でチャレンジを受け入れいて若年世代の挑戦に対して社会環境も整備されてる。 


以上、まず雑感、感じたこと。 

以下、各イベントのご報告。 
記載時間は現地時間 


10月23日(月) 
  サリーキャップメルボルン市長表敬訪問 
10月23日(月)16時00分 

姉妹都市45周年。今後のさらなる連携強化と、姉妹ストリート協定更新調印式。 


成長する街の取組について伺いました。かつてしんどい時期もあったが、中心部に居住環境整備政策をとったことで人口が増えた。 


新産業やイノベーションに力をいれることで就労環境を作ることも意識。 

2025年大阪・関西万博もPR。二週間前に西村経産大臣も訪豪しており、その際にもパビリオンイメージを公表頂いてました。万博について力強いメッセージを頂く。 


その後、大阪市と姉妹都市に関する所蔵品の展示室を視察。 


  大阪写真展視察 
10月23日(月)18時00分 

大阪市に所在する上田安子服飾専門学校の海外提携校であるメルボルン市の写真学校(PSC フォトグラフィー・スタディーズ・カレッジ)の生徒が撮影した写真会を視察。 

日本とオーストラリアの生徒が交流し、写真展示。こういった交流の積み重ねが文化の交流となるし双方の知見を共有することでアートを高めていく。 


   日豪ビジネス協会との経済交流 
10月23日(月)19時00分 

英語プレゼン1発目でした。たどたどしいイングリッシュスピーチを温かい目で見守ってくれました。 



日豪ビジネス協会会員企業と交流。メルボルンにも多くの日系企業があり活躍されてます。 

あ、思い出した、走ってる車はかなりが日本車でした。日本メーカーばっかり。 

イノベーション関連でも話が盛り上がりました、何人かの方から大阪とイノベーションで何か一緒にできないかとお声がけ頂きました。 

あとで書きますがスタートアップ支援やイノベーション創出には力を入れたいと感じます。シカゴでもメルボルンでもスタートアップのインキュベーション施設はかなり整っていて、投資環境含めてやっぱり遅れをとってると感じます。 


さて、オーストラリアパビリオンは設計会社のバカン社と日建設計さんが合同で設計頂いてます。素晴らしいイメージ。当日もパビリオンイメージをプレゼン頂きました。 


オーストラリアの万博担当大臣も出席されており、メルボルンへ 同行したミャクミャクと一緒に大阪・関西万博の PR も行いました。 

初のミャクミャク&市長外交。ミャクミャク大人気。みんな私のことは忘れてもミャクミャクは覚えてるんだろうな。いやいいんだよそれで。なんせミャクミャク大人気。 

 

ホテル着いたの23:00。 
食事食べれず駅のスーパーで購入。 


ビーフストロガノフ900円くらい、おいしかった。 
翌日の準備して就寝2:00。 


10月24日(火)
  ビクトリア州政府大臣との意見交換 
10月24日(火)10時00分 


ティム・パラス経済成長担当大臣と経済交流の観点で意見交換。 

大阪のビジネスポテンシャルと、大阪市で実施しているインセンティブについて PR。 


Xにも固定Xしてますが、言いにくいな、固定ツイートしてますが、大阪市に進出頂いた法人に各種インセンティブを設けてます。 

州経済成長大臣にはこのメニューについてご紹介。ぜひ大阪に進出頂きたい。 


  姉妹ストリート視察 
10月24日(火)11時 

姉妹ストリート提携を結んでいる御堂筋とスワンストリート との記念プレートを新設頂きました。これも本当に嬉しい。多くの人に見てもらえる場所に設置してもらい感謝。 



スワンストリートは車の通行を規制し歩行空間の確保、またトラムに交通手段を変えてきました。車は通ってないけどトラムが通ってます。人、歩く人が中心のまちづくり。 




デザイン性の高いベンチの設置。ステンレス製で腐食や汚れが少なく維持管理も楽。でもデザイン性も高い。 

あと歩道エリアにカフェテラスの出店、歩道でのミュージシャンの演奏など、歩道を人の通行のみならず観光スポットとして活用。 


歩行空間を確保しながら、特定エリアを占用して飲食や音楽など。メルボルン市の許認可。とにかくおしゃれ。 


これもぜひ、同じく歩行者空間化を進めている御堂筋の取組みの参考にしたい。 

 メルボルン大学訪問訪問 
10月24日(火)13時30分 



メルボルン大学のJustin 副学長、Mike McGuckin 教授(医歯保険学部副学部長)、Alastair Sloan 教授(歯科学校長)、Roy准教授などもご参加頂き、大阪市の5G X LAB OSAKA(ファイブジー・クロス・ラボ・オオサカ)とを5G 等の通信でつなぎ、XR 技術を活用した、遠隔による歯科医療教育支援の実証実験。 


先日のXラボ視察時にもプレゼン頂いた岡崎先生よりプレゼン。遠隔地においても高度な医療技術を享受できる可能性を感じます。 

特段あらたに設備などは不要で、既存のCTデータから歯の状態を3D化し、また広く共有できる。 

難しい症例の共有や、遠隔地でも高度な医療診断を受けられる可能性。 

これほんと思うんだけど、歯に限らず医療全般にレセプトデータとしてこうした情報も全てデータ化して全ての医療機関でいつでも見れれば、初診の適切な判断や診断時間の短縮など医療費の効率化や、遠隔地でも高度な先進医療に当たれる可能性も高い。 

これから5Gを超えて通信技術が進化して、ダヴィンチなどの医療設備と連携したら遠隔地でも高度な施術が可能になる。 

可能性に溢れてるし、やっぱり患者データは早期にデータ化して全ての医療機関で共有してほしい。 

メルボルン大学とはこれからも先進的な取組を推進できるよう連携を深めていきたい。 

 



  ビクトリア州総督表敬訪問 
10月24日(火)16時30分 

Margaret Gardner ビクトリア州総督を表敬訪問。行政権の長ではなく州の象徴のような方。謁見は緊張しました。 


メルボルンと大阪、オーストラリアと日本の歴史的な繋がりについて。EXPOにも高いご関心をお寄せ頂いておりました。 

オーストラリアの強みである医療・バイオ研究と日本の先進技術について連携の可能性を改めて認識。 

 
  在メルボルン日本総領事館との意見交換会 
10月24日(火)18時00分 

総領事公邸 にて、在メルボルン法人の方々など現地在住の方々との意見交換。 

メルボルン市の施策や交通手段、物価・賃金状況など、様々な観点で現地事情を聴取。 


こちらでも万博の話題はみなさんご関心が高く引き続き、現地でも PR 頂くようお願いしました。 

この日もホテル着が23時くらい、翌日の準備した上で就寝は2:00くらいでした。 

準備て、翌日の会議の予習や英語スピーチの練習です。日を追うごとにリスニングもスムーズになってきたのを感じますが帰国したらまた一才忘れるんだろうな。 


10月25日(水) 
  データ・イン・ザ・パーク視察 
10月25日(水)10時00分 

バーララング・マー公園では最新のICT技術を活用し利用者数や人流などを記録するセンサーや公園の遊具やベンチなどに振動を感知するセンサーを設置。 

取得データを公園内の環境改善や利用促進、維持管理に活用されてます。 

 



維持管理の面では、使用頻度などから老朽化や破損などを予測して効率的な管理を。夜のベンチ利用頻度などの状況から福祉関連事業とも連携。 

また、公園などに植えられている市内全ての樹木について調査しIDを設定。1本1本の情報をホームページで公開しており、お気に入りの樹木に市民がメールを送信できるとのこと。 

今後は大阪でもICT技術を活用し公園利用者のサービス向上や効率的な管理をはかるほか、情報発信を強化して樹木をはじめ都市の緑の理解を深めてもらうための取組みを行っていきたい。 


  メルボルン市再開発視察 
10月25日(水)10時30分 

メルボルン市で都市デザイン部長の経歴もあるロブ・ムーア氏からヤラ川周辺のメルボルン市の再開発プロジェクトについて説明を受けました。 

 川沿いに4キロのプロムナード(遊歩道)を整備する、グリーンラインプロジェクトや、ドックランズという港湾地区で、民間と連携したウォーターフロント再開発の状況を視察。 

 





桟橋も含めて長期の定借を事業者と締結し周辺のまちづくりを行なっておられました。ヨットなどと併せて住宅を保有している方も多そう。

   All Energy Australia でのプロモーション 
10月25日(水)13時40分 

Melbourne Convention and Exhibition Centre にてオーストラリア最大級の環境見本市。ジョナサン・スピア博士、インフラストラクチャービクトリア CEOなどとともに大阪市の先導的な脱炭素の取り組みについて英語でプレゼン。きつかった。 


年間を通じて水温が一定の地下水を用いた事業など、大阪市のカーボンニュートラルに向けた現在の取り組みについてご説明しました。 


質疑応答では、2025万博での環境施策の取り組みについて質問を受けました。 

プレゼンで説明した大阪市の取り組みの他に、実証段階にある様々な新技術が導入され、まさに万博会場がショーケースになることをお伝えしました。 

その後、展示会場内を視察。 


ビクトリア州政府のブースで太陽光や風力発電などのエネルギー政策について聴き取り。 

地理的環境の優位性だけでなく、環境政策が地政学や経済に深い関連がある事など実感。 

他のプレゼンテーターも述べられていたが、より戦略的に環境施策を進めていくことが今後の環境施策、経済施策に非常に重要であることを、まさにブースを回りながら実感しました。 

太陽光発電などの再生可能エネルギー以外にも蓄電やバッテリーについて、我が国の優位性を活かした環境施策の必要性を感じた次第です。 

この点は自治体として環境政策を模索していきたい。 

  メルボルン市主催  姉妹都市提携45周年記念レセプション 
10月25日(水)18時00分 

市民のクリケットの聖地でもあるメルボルンクリケットグラウンドのDining Room にて、メルボルン市主催の姉妹都市45周年記念レセプション。 



サリー・キャッ プ市長をはじめとするメルボルン市関係者、ビクトリア州関係者、在メルボルン日 本国総領事、地元企業・大学関係者などと交流。 

レセプションではまたまたミャクミャクも登場。ミャクミャクまじで大人気。写真ラッシュでした。大阪・関西万博のPR。 



ホテル着22:30くらいだったかな、就寝は同じく2:00くらい。翌日の準備けっこう大変。


10月26日(木) 
  BPC ラウンドテーブル会議 
10月26日(木)9時45分 

メルボルン市役所市議会議場 にてBPC(ビジネスパートナーシティ)提携都市14都市のうち9都市の代表が出席。 




「環境・ビジネス・イノベーションの融合による都市の繁栄」をテーマ に各都市がプレゼン。 


大阪市で進むうめきたや中之島の開発、OIH(大阪イノベーションハブ)の取り組みや5Gクロスラボなどの紹介に加えて、万博PRも。 




  Stone & Chalk 訪問 
10月26日(木)11時 

豪州最大のスタートアップハブであるStone & Chalk 社にてFrancis 部長、Eike Zeller 部長から施設の案内を受けつつ複数のスタートアップから取り組みの聞き取り。 


新規事業であれば分野は問わず現在は50 社が入居。 

空間提供のみならず段階に応じた支援プログラムや交流の場の提供。イノベーションを促進する土壌づくりが整っていることを感じます。 







入居企業 4 社を訪問し大阪との連携など意見交換。インセンティブについてもアピールしてきました。 

あと過去の複数の万博でもシステムの一環を担った法人さんと意見交換。ありがたい。 


  メルボルン港グループとの意見交換 
10月26日(木)12時30分 

Port of Melbourne 事務所にてメルボルン港グループShaun Mooney 氏らと意見交換。 



来年はなんと大阪港との提携が50 周年を迎えることになります。大阪港との姉妹港交流、メルボルン港の先進的な取組について説明を受けました。 

またメルボルン港の港湾施設のゼロカーボンに向けた取り組みは大変興味深いものでした。 

興味深いのはビクトリア州としてゼロカーボン達成を法制化しているため、もはや市民レベルで環境施策の意識の高さを感じました。 

 

あとこちらも大変重要なのが、万博に合わせて開催される 「2025 年メルボルン大阪ダブルハンドヨットレース」! 


3月中旬ころから順にオーストラリアを出発して20-40日かけて、万博の期間中に会場である夢洲に到着されます。 



ヨット到着時の桟橋(夢洲北部に設置予定)など受入環境整備について説明を行いました。 

2025万博開催時に、世界中から参加したヨットがオーストラリアから夢洲に到着します。 

ヨットにはレギュレーションとして海洋プラスチックの調査機器も設置して環境問題提起もされるとのこと。 

いろいろな国のヨットが海を通り、万博会場に到着する、非常に楽しみです。 


  Medtech Actuator 訪問 
10月26日(木)15時30分 

Medtech Actuator 社にてBuzz Palmer CEO、 Vishaal Kishore Deputy CEOはじめ意見交換。 

メッドテック社の活動や理念などについてなどについて聴取。先進的な取り組みを進める素晴らしい会社。 

日本のメディカル分野で早期ステージのイノベーションに特化した活動を展開。 

特にアジア太平洋地域におけるイノベーションに可能性を感じているとのこと。大阪への拠点開設を強くアピールしました。 

今後は万博を見据えて大阪でのイベント開催も予定されており、連携の可能性を模索していきたい。 

 
  答礼レセプション兼BPCラウンドテーブルレセプション 
10月26日(木)18時30分 

メルボルン市関係者、BPC ラウンドテーブル出席者など最後のレセプション。こちらにもサリーキャップ市長にお越し頂き意見交換。 

またまたミャクミャクも登場、大阪・関西万博の現地へのPR。 

いずれの会議においても、オーストラリアも参加する2025万博への前向きな想いを頂きました。 


22:00ホテル着。荷造りして就寝0:30 
翌27日、本日朝5:50のバスでホテル発。眠い。 


  振り返って 

記載してきたように、循環型社会の実現や医療についてもオーストラリアは高い技術と関心があり、それを産業として展開しつつあります。 

持続可能な環境を作るという思いもさることながら、こういった施策を進めつつ戦略的に経済戦略を進めるなど深い考えもあり、日本として国や地域も遅れを取らないように先手を打たねば、また次の30年も日本は世界に取り残されます。 

2025万博ではオーストラリアのパビリオンも循環型社会などを念頭においたパビリオンをイメージしており、世界の技術に触れる機会であるとともに、世界に技術をアピールする戦略的機会でもあります。 

次の30年、50年に向けて子供達に新たな可能性に触れ、可能性に溢れる未来に向けて夢を現実として描いてもらうためにも、また、日本が世界をリードするというメッセージを強く打ち出すためにも万博に向けた戦略的メッセージ展開の必要性を感じます。 

現地の島田総領事は大変なお人柄で現地の方々から愛されておられますが、総領事が外交官になる動機は1970万博に参加されたこと。 

当時食べられた外国パビリオンのカレーが、日本のカレーと違いとても辛くて衝撃を受けた。多くの海外の人と会い、そこで「世界には多くの可能性と選択肢がある」ことを万博で認識し、外交官を目指されたとのこと。 


万博記念公園HPより引用 

 
建築家の安藤忠雄さんは講演で、「世界一のものに、実際に触れることの大切さ」を語られました。 

2025万博では世界最大級の木像建設物となる円形の大屋根が設置されます。 

そこで実際に見て、触れて、味わって、話して、考えて、感じることがある。次に繋がることがある。 

各国のパビリオンでは次の50年に向けた先進的取り組みが展示されます。 
そこに触れ、感じることで未来に繋げる。 

冒頭述べたように、世界には無限の可能性がある。 

万博の効果は時間軸、物理的な活動域など拡張的に捉えることでより経済効果を生み出すことができる。でも経済効果が全てじゃない。 


世界に触れて、観て、味わって、新しい世界の可能性を感じることができる。 

各国が次の世界をリードするためテクノロジーを示す、そして他国と繋がる。 

日本で窮屈になったりしんどくなったり、もしかして未来を感じられなくなっていたとしても、そこにくることで世界中の人々に触れ、会話し、世界最高峰の技術や建設に可能性を感じ、そこから未来へ夢を紡いでいくことができる。 



70年大阪万博も愛知万博も超える多くの国々がすでに2025大阪関西万博に参加予定で、かつ既に多くの国ではそこに住む人々によって、万博にむけたその活動が加速しています。 

オーストラリアのメルボルンにて、現地の方々と話し、改めてそれを感じました。 




そして街づくりやスタートアップ、社会インフラ整備など、様々な議題からメルボルン市やビクトリア州、また現地経済界や市民の方々など、多くの方々と意見交換ができ、新たな選択肢の可能性など協議することができました。 


世界で最も住みやすい都市ランキングにおいて、メルボルンとともに一位になろうと誓ってきました。 

課題は多い、一つずつ解決策を進め、子どもたちがそこに未来を感じる都市として成長していきたい、そのための施策を加速させたいと思います。 

話がそれたり長文になったり、すいません。 
取り急ぎの報告メモとして。 
日本食食べたい。 


明日は大阪・堺G7貿易大臣会合、歓迎セレモニー。 

 

10月以降の新型コロナ対応について

 

 

 

○国の方針 (概要)

 

医療提供体制 

 

来年4月からの通常体制への完全移行に向けて、本年10月から来年3月まで移行計画を延長 
 ・冬の感染拡大に対応するため、 期間・対象者を重点化した上で確保病床の仕組みも継続可能
  (フェーズに応じた確保病床への支援)
 ・外来や救急への影響緩和のため、地方自治体の受診相談機能は継続
 

高齢者施設等 における対応 

 

これまでの医療機関との連携体制の確保等の取組や位置付け変更後の状況等を踏まえた見直しを行った上で、高齢者施設等への支援は継続
 

公費支援の取扱い 

 

患者の急激な負担増が生じないように配慮しつつ、見直しを行った上で継続
 ・コロナ治療薬の費用について、 自己負担なしの扱いから、一定の自己負担を求めつつ公費支援を継続
  (自己負担額に上限を設定)
 ・入院医療費について 高額療養費制度の自己負担限度額からの減額幅を見直して公費支援を継続
  (公費支援を2万円から1万円に)
 

 

○大阪府の方針 (概要)

 

  医療提供体制

 

重症、中等症Ⅱ等の患者も含め、 確保病床によらない形での受入を基本
 ・冬の感染拡大期において、 一部の患者で入院調整が困難となることが想定されるため、 感染拡大のフェーズに応じて一定の病床を確保
 ・原則、 医療機関間による入院調整とするが、入院調整困難事例 (重症・中等症 Ⅱ 患者や妊産婦、 小児、 精神、 透析患者等) は、 大阪府移行期入院フォローアップセンター (医療機関に委託) で一元的に対応 (保健所による入院調整支援は終了)
 

  高齡者施設等対策

 

・高齢者施設等における感染予防、 感染制御対策 (定期検査、 感染対策研修・訓練等)を継続 
・保健所による感染拡大防止の相談対応等を継続
・スマホ検査センター、 往診協力金は終了
 

  府民への注意喚起

 

・冬の感染拡大に備え、引き続き・療養状況をモニタリング・見える化し、 府民等へ注意喚起
・有効な基本的感染対策を周知
 

 

○大阪市の方針

 

国・府の方針を踏まえ、 9月末までの取組を継続し、引き続き移行期間 (R6.3末まで延長)に着実に対応
 

 

  高齢者施設等への対応

 

継続 
重症化リスクの高い者が多い高齢者施設等を引き続き支援
 早期把握・・・ 専用メール、 コールセンター等で把握
 感染制御・・・電話等による疫学調査、市独自の感染制御支援チームの派遣
 相談体制・・・直通電話を継続し、 相談対応 (保健所による入院調整支援は終了)
 集中検査・・・陽性者発生時の入所者検査、 施設従事者への定期検査
 ワクチン接種・・・接種支援を実施
 

  相談体制

 

継続
受診相談機能 (体調急変時等の専門相談) を維持し、 一般相談 (医療機関案内等) にも対応 受診相談センターで派遣看護師等による相談対応
 相談実績から最大回線数を88回線から20回線とし、24時間対応を継続 
 (※受電率が低下した場合は、 契約変更により最大50回線を確保)
 

  医療体制

 

変更
入院調整は原則、医療機関間による対応とし、調整困難事例は大阪府移行期入院フォローアップセンター (医療機関に委託) で一元的に対応 (保健所による入院調整支援は終了)
 

  ワクチン接種

 

継続
令和5年秋開始接種
9/20 (水) から高齢者施設入所者の接種開始 
9/25 (月) から取扱医療機関 (約1,700か所) で順次接種開始