メルボルン姉妹都市45周年 

メルボルン市姉妹都市提携45周年事業の代表団としてメルボルンに伺いました。日程の報告メモ。 



現地で聞いた話しなど元に記載します。帰りの機内でメモ打ってますので詳細のリサーチに至ってない点もあります。ご容赦ください。 


サリー・キャップ市長はじめ皆さまに本当に感謝。 

メルボルンめっちゃ温かい街。人がとにかく温かい、あと明るい。世界で住みやすい都市上位常連なだけあります。 


南半球なのでいま春。めっちゃ気温寒かった。人がとにかく温かかった。 

サリーキャップ市長とはほぼ毎日会いました。 

明るくて聡明で、本当に市民に愛されてる市長なんだと実感。素晴らしい方。 

日程パンパンで外を散策する時間は全くなかったですが移動の車窓から見える街はとても美しかったです。 

河があり舟運も盛ん。ただ橋梁が低く船の構造に課題あり。大阪市と似てます。 


クリケット大好き。スポーツ大好き。コメディ大好き。この点も共通点と感じました。 

クリケット優勝したら鳥人間コンテストみたいなイベントあって河に飛び込んでいくらしい。よく似てんな。 


市内主要部にニュートラムが張り巡らされててさらに主要エリアは「無料」。乗り放題。これはびびった。 



メルボルン市都市圏としては人口増加中。インフラ整備が追いついていないのが課題のようで、至る所で工事してました。街は拡大中。 

印象的だったのは「160カ国の人が暮らしておりもはや「外国人」という発想がない」とのこと。 

当然ですが英語圏で英語しゃべれればどこの国の人でも自由に暮らしてるイメージ。ただビザにはそれなりにハードルがある模様。 

あととても安全な街で、夜の移動も含めて不安は全然ありませんでした。 


シカゴ行っても思いましたがやっぱり英語大事。 

当たり前だけど世界中多くの人間が既に英語で世界を駆け回ってる。このままだと日本だけ世界から取り残されねぇか、と感じます。 


そもそもあんだけ英語勉強して、なんで英語しゃべれないんだ私は。 


英語教育ちゃんとしとかないと次の30年でますます日本は世界からおいていかれるんじゃないかと危機感。 

世界は広い。中学生の日記みたいな報告でごめんなさい。 
でもまじで世界は広いから、日本の教育や生活にしんどくても、世界は広くていろんな価値観で前向きに楽しく動いてる。オンラインもあるし、いまは簡単に世界と繋がれる。 

若い方々には是非世界に目を向けてほしい。 


もし英語を話せたら。ほとんどストレスなく海外に行き、また活躍のチャンスをかなり得られる。世界にどんどん挑戦できる。 

英語はできたら勉強しといた方がいい。あととにかく話せた方がいい。文法めちゃくちゃでも発音めちゃくちゃでもいいから、語彙と、とにかく話すことが大事だと感じる。 

翻訳機とかもいいけど、日常生活の会話でいちいち翻訳機使えねえからやっぱりしゃべれた方が絶対いい。世界と繋がるためにも、日本が世界から取り残されないためにも。 

バイトの時給は3000円くらいらしい。報酬は残業したら2倍。クリスマスなどは3倍くらいになるようです。物価もそれなりに高いけど。駅スーパーのサンドイッチが900円、50mlの水が200円くらい。 

起業、スタートアップの環境は桁違いに整ってる。とにかく社会が変革の中でチャレンジを受け入れいて若年世代の挑戦に対して社会環境も整備されてる。 


以上、まず雑感、感じたこと。 

以下、各イベントのご報告。 
記載時間は現地時間 


10月23日(月) 
  サリーキャップメルボルン市長表敬訪問 
10月23日(月)16時00分 

姉妹都市45周年。今後のさらなる連携強化と、姉妹ストリート協定更新調印式。 


成長する街の取組について伺いました。かつてしんどい時期もあったが、中心部に居住環境整備政策をとったことで人口が増えた。 


新産業やイノベーションに力をいれることで就労環境を作ることも意識。 

2025年大阪・関西万博もPR。二週間前に西村経産大臣も訪豪しており、その際にもパビリオンイメージを公表頂いてました。万博について力強いメッセージを頂く。 


その後、大阪市と姉妹都市に関する所蔵品の展示室を視察。 


  大阪写真展視察 
10月23日(月)18時00分 

大阪市に所在する上田安子服飾専門学校の海外提携校であるメルボルン市の写真学校(PSC フォトグラフィー・スタディーズ・カレッジ)の生徒が撮影した写真会を視察。 

日本とオーストラリアの生徒が交流し、写真展示。こういった交流の積み重ねが文化の交流となるし双方の知見を共有することでアートを高めていく。 


   日豪ビジネス協会との経済交流 
10月23日(月)19時00分 

英語プレゼン1発目でした。たどたどしいイングリッシュスピーチを温かい目で見守ってくれました。 



日豪ビジネス協会会員企業と交流。メルボルンにも多くの日系企業があり活躍されてます。 

あ、思い出した、走ってる車はかなりが日本車でした。日本メーカーばっかり。 

イノベーション関連でも話が盛り上がりました、何人かの方から大阪とイノベーションで何か一緒にできないかとお声がけ頂きました。 

あとで書きますがスタートアップ支援やイノベーション創出には力を入れたいと感じます。シカゴでもメルボルンでもスタートアップのインキュベーション施設はかなり整っていて、投資環境含めてやっぱり遅れをとってると感じます。 


さて、オーストラリアパビリオンは設計会社のバカン社と日建設計さんが合同で設計頂いてます。素晴らしいイメージ。当日もパビリオンイメージをプレゼン頂きました。 


オーストラリアの万博担当大臣も出席されており、メルボルンへ 同行したミャクミャクと一緒に大阪・関西万博の PR も行いました。 

初のミャクミャク&市長外交。ミャクミャク大人気。みんな私のことは忘れてもミャクミャクは覚えてるんだろうな。いやいいんだよそれで。なんせミャクミャク大人気。 

 

ホテル着いたの23:00。 
食事食べれず駅のスーパーで購入。 


ビーフストロガノフ900円くらい、おいしかった。 
翌日の準備して就寝2:00。 


10月24日(火)
  ビクトリア州政府大臣との意見交換 
10月24日(火)10時00分 


ティム・パラス経済成長担当大臣と経済交流の観点で意見交換。 

大阪のビジネスポテンシャルと、大阪市で実施しているインセンティブについて PR。 


Xにも固定Xしてますが、言いにくいな、固定ツイートしてますが、大阪市に進出頂いた法人に各種インセンティブを設けてます。 

州経済成長大臣にはこのメニューについてご紹介。ぜひ大阪に進出頂きたい。 


  姉妹ストリート視察 
10月24日(火)11時 

姉妹ストリート提携を結んでいる御堂筋とスワンストリート との記念プレートを新設頂きました。これも本当に嬉しい。多くの人に見てもらえる場所に設置してもらい感謝。 



スワンストリートは車の通行を規制し歩行空間の確保、またトラムに交通手段を変えてきました。車は通ってないけどトラムが通ってます。人、歩く人が中心のまちづくり。 




デザイン性の高いベンチの設置。ステンレス製で腐食や汚れが少なく維持管理も楽。でもデザイン性も高い。 

あと歩道エリアにカフェテラスの出店、歩道でのミュージシャンの演奏など、歩道を人の通行のみならず観光スポットとして活用。 


歩行空間を確保しながら、特定エリアを占用して飲食や音楽など。メルボルン市の許認可。とにかくおしゃれ。 


これもぜひ、同じく歩行者空間化を進めている御堂筋の取組みの参考にしたい。 

 メルボルン大学訪問訪問 
10月24日(火)13時30分 



メルボルン大学のJustin 副学長、Mike McGuckin 教授(医歯保険学部副学部長)、Alastair Sloan 教授(歯科学校長)、Roy准教授などもご参加頂き、大阪市の5G X LAB OSAKA(ファイブジー・クロス・ラボ・オオサカ)とを5G 等の通信でつなぎ、XR 技術を活用した、遠隔による歯科医療教育支援の実証実験。 


先日のXラボ視察時にもプレゼン頂いた岡崎先生よりプレゼン。遠隔地においても高度な医療技術を享受できる可能性を感じます。 

特段あらたに設備などは不要で、既存のCTデータから歯の状態を3D化し、また広く共有できる。 

難しい症例の共有や、遠隔地でも高度な医療診断を受けられる可能性。 

これほんと思うんだけど、歯に限らず医療全般にレセプトデータとしてこうした情報も全てデータ化して全ての医療機関でいつでも見れれば、初診の適切な判断や診断時間の短縮など医療費の効率化や、遠隔地でも高度な先進医療に当たれる可能性も高い。 

これから5Gを超えて通信技術が進化して、ダヴィンチなどの医療設備と連携したら遠隔地でも高度な施術が可能になる。 

可能性に溢れてるし、やっぱり患者データは早期にデータ化して全ての医療機関で共有してほしい。 

メルボルン大学とはこれからも先進的な取組を推進できるよう連携を深めていきたい。 

 



  ビクトリア州総督表敬訪問 
10月24日(火)16時30分 

Margaret Gardner ビクトリア州総督を表敬訪問。行政権の長ではなく州の象徴のような方。謁見は緊張しました。 


メルボルンと大阪、オーストラリアと日本の歴史的な繋がりについて。EXPOにも高いご関心をお寄せ頂いておりました。 

オーストラリアの強みである医療・バイオ研究と日本の先進技術について連携の可能性を改めて認識。 

 
  在メルボルン日本総領事館との意見交換会 
10月24日(火)18時00分 

総領事公邸 にて、在メルボルン法人の方々など現地在住の方々との意見交換。 

メルボルン市の施策や交通手段、物価・賃金状況など、様々な観点で現地事情を聴取。 


こちらでも万博の話題はみなさんご関心が高く引き続き、現地でも PR 頂くようお願いしました。 

この日もホテル着が23時くらい、翌日の準備した上で就寝は2:00くらいでした。 

準備て、翌日の会議の予習や英語スピーチの練習です。日を追うごとにリスニングもスムーズになってきたのを感じますが帰国したらまた一才忘れるんだろうな。 


10月25日(水) 
  データ・イン・ザ・パーク視察 
10月25日(水)10時00分 

バーララング・マー公園では最新のICT技術を活用し利用者数や人流などを記録するセンサーや公園の遊具やベンチなどに振動を感知するセンサーを設置。 

取得データを公園内の環境改善や利用促進、維持管理に活用されてます。 

 



維持管理の面では、使用頻度などから老朽化や破損などを予測して効率的な管理を。夜のベンチ利用頻度などの状況から福祉関連事業とも連携。 

また、公園などに植えられている市内全ての樹木について調査しIDを設定。1本1本の情報をホームページで公開しており、お気に入りの樹木に市民がメールを送信できるとのこと。 

今後は大阪でもICT技術を活用し公園利用者のサービス向上や効率的な管理をはかるほか、情報発信を強化して樹木をはじめ都市の緑の理解を深めてもらうための取組みを行っていきたい。 


  メルボルン市再開発視察 
10月25日(水)10時30分 

メルボルン市で都市デザイン部長の経歴もあるロブ・ムーア氏からヤラ川周辺のメルボルン市の再開発プロジェクトについて説明を受けました。 

 川沿いに4キロのプロムナード(遊歩道)を整備する、グリーンラインプロジェクトや、ドックランズという港湾地区で、民間と連携したウォーターフロント再開発の状況を視察。 

 





桟橋も含めて長期の定借を事業者と締結し周辺のまちづくりを行なっておられました。ヨットなどと併せて住宅を保有している方も多そう。

   All Energy Australia でのプロモーション 
10月25日(水)13時40分 

Melbourne Convention and Exhibition Centre にてオーストラリア最大級の環境見本市。ジョナサン・スピア博士、インフラストラクチャービクトリア CEOなどとともに大阪市の先導的な脱炭素の取り組みについて英語でプレゼン。きつかった。 


年間を通じて水温が一定の地下水を用いた事業など、大阪市のカーボンニュートラルに向けた現在の取り組みについてご説明しました。 


質疑応答では、2025万博での環境施策の取り組みについて質問を受けました。 

プレゼンで説明した大阪市の取り組みの他に、実証段階にある様々な新技術が導入され、まさに万博会場がショーケースになることをお伝えしました。 

その後、展示会場内を視察。 


ビクトリア州政府のブースで太陽光や風力発電などのエネルギー政策について聴き取り。 

地理的環境の優位性だけでなく、環境政策が地政学や経済に深い関連がある事など実感。 

他のプレゼンテーターも述べられていたが、より戦略的に環境施策を進めていくことが今後の環境施策、経済施策に非常に重要であることを、まさにブースを回りながら実感しました。 

太陽光発電などの再生可能エネルギー以外にも蓄電やバッテリーについて、我が国の優位性を活かした環境施策の必要性を感じた次第です。 

この点は自治体として環境政策を模索していきたい。 

  メルボルン市主催  姉妹都市提携45周年記念レセプション 
10月25日(水)18時00分 

市民のクリケットの聖地でもあるメルボルンクリケットグラウンドのDining Room にて、メルボルン市主催の姉妹都市45周年記念レセプション。 



サリー・キャッ プ市長をはじめとするメルボルン市関係者、ビクトリア州関係者、在メルボルン日 本国総領事、地元企業・大学関係者などと交流。 

レセプションではまたまたミャクミャクも登場。ミャクミャクまじで大人気。写真ラッシュでした。大阪・関西万博のPR。 



ホテル着22:30くらいだったかな、就寝は同じく2:00くらい。翌日の準備けっこう大変。


10月26日(木) 
  BPC ラウンドテーブル会議 
10月26日(木)9時45分 

メルボルン市役所市議会議場 にてBPC(ビジネスパートナーシティ)提携都市14都市のうち9都市の代表が出席。 




「環境・ビジネス・イノベーションの融合による都市の繁栄」をテーマ に各都市がプレゼン。 


大阪市で進むうめきたや中之島の開発、OIH(大阪イノベーションハブ)の取り組みや5Gクロスラボなどの紹介に加えて、万博PRも。 




  Stone & Chalk 訪問 
10月26日(木)11時 

豪州最大のスタートアップハブであるStone & Chalk 社にてFrancis 部長、Eike Zeller 部長から施設の案内を受けつつ複数のスタートアップから取り組みの聞き取り。 


新規事業であれば分野は問わず現在は50 社が入居。 

空間提供のみならず段階に応じた支援プログラムや交流の場の提供。イノベーションを促進する土壌づくりが整っていることを感じます。 







入居企業 4 社を訪問し大阪との連携など意見交換。インセンティブについてもアピールしてきました。 

あと過去の複数の万博でもシステムの一環を担った法人さんと意見交換。ありがたい。 


  メルボルン港グループとの意見交換 
10月26日(木)12時30分 

Port of Melbourne 事務所にてメルボルン港グループShaun Mooney 氏らと意見交換。 



来年はなんと大阪港との提携が50 周年を迎えることになります。大阪港との姉妹港交流、メルボルン港の先進的な取組について説明を受けました。 

またメルボルン港の港湾施設のゼロカーボンに向けた取り組みは大変興味深いものでした。 

興味深いのはビクトリア州としてゼロカーボン達成を法制化しているため、もはや市民レベルで環境施策の意識の高さを感じました。 

 

あとこちらも大変重要なのが、万博に合わせて開催される 「2025 年メルボルン大阪ダブルハンドヨットレース」! 


3月中旬ころから順にオーストラリアを出発して20-40日かけて、万博の期間中に会場である夢洲に到着されます。 



ヨット到着時の桟橋(夢洲北部に設置予定)など受入環境整備について説明を行いました。 

2025万博開催時に、世界中から参加したヨットがオーストラリアから夢洲に到着します。 

ヨットにはレギュレーションとして海洋プラスチックの調査機器も設置して環境問題提起もされるとのこと。 

いろいろな国のヨットが海を通り、万博会場に到着する、非常に楽しみです。 


  Medtech Actuator 訪問 
10月26日(木)15時30分 

Medtech Actuator 社にてBuzz Palmer CEO、 Vishaal Kishore Deputy CEOはじめ意見交換。 

メッドテック社の活動や理念などについてなどについて聴取。先進的な取り組みを進める素晴らしい会社。 

日本のメディカル分野で早期ステージのイノベーションに特化した活動を展開。 

特にアジア太平洋地域におけるイノベーションに可能性を感じているとのこと。大阪への拠点開設を強くアピールしました。 

今後は万博を見据えて大阪でのイベント開催も予定されており、連携の可能性を模索していきたい。 

 
  答礼レセプション兼BPCラウンドテーブルレセプション 
10月26日(木)18時30分 

メルボルン市関係者、BPC ラウンドテーブル出席者など最後のレセプション。こちらにもサリーキャップ市長にお越し頂き意見交換。 

またまたミャクミャクも登場、大阪・関西万博の現地へのPR。 

いずれの会議においても、オーストラリアも参加する2025万博への前向きな想いを頂きました。 


22:00ホテル着。荷造りして就寝0:30 
翌27日、本日朝5:50のバスでホテル発。眠い。 


  振り返って 

記載してきたように、循環型社会の実現や医療についてもオーストラリアは高い技術と関心があり、それを産業として展開しつつあります。 

持続可能な環境を作るという思いもさることながら、こういった施策を進めつつ戦略的に経済戦略を進めるなど深い考えもあり、日本として国や地域も遅れを取らないように先手を打たねば、また次の30年も日本は世界に取り残されます。 

2025万博ではオーストラリアのパビリオンも循環型社会などを念頭においたパビリオンをイメージしており、世界の技術に触れる機会であるとともに、世界に技術をアピールする戦略的機会でもあります。 

次の30年、50年に向けて子供達に新たな可能性に触れ、可能性に溢れる未来に向けて夢を現実として描いてもらうためにも、また、日本が世界をリードするというメッセージを強く打ち出すためにも万博に向けた戦略的メッセージ展開の必要性を感じます。 

現地の島田総領事は大変なお人柄で現地の方々から愛されておられますが、総領事が外交官になる動機は1970万博に参加されたこと。 

当時食べられた外国パビリオンのカレーが、日本のカレーと違いとても辛くて衝撃を受けた。多くの海外の人と会い、そこで「世界には多くの可能性と選択肢がある」ことを万博で認識し、外交官を目指されたとのこと。 


万博記念公園HPより引用 

 
建築家の安藤忠雄さんは講演で、「世界一のものに、実際に触れることの大切さ」を語られました。 

2025万博では世界最大級の木像建設物となる円形の大屋根が設置されます。 

そこで実際に見て、触れて、味わって、話して、考えて、感じることがある。次に繋がることがある。 

各国のパビリオンでは次の50年に向けた先進的取り組みが展示されます。 
そこに触れ、感じることで未来に繋げる。 

冒頭述べたように、世界には無限の可能性がある。 

万博の効果は時間軸、物理的な活動域など拡張的に捉えることでより経済効果を生み出すことができる。でも経済効果が全てじゃない。 


世界に触れて、観て、味わって、新しい世界の可能性を感じることができる。 

各国が次の世界をリードするためテクノロジーを示す、そして他国と繋がる。 

日本で窮屈になったりしんどくなったり、もしかして未来を感じられなくなっていたとしても、そこにくることで世界中の人々に触れ、会話し、世界最高峰の技術や建設に可能性を感じ、そこから未来へ夢を紡いでいくことができる。 



70年大阪万博も愛知万博も超える多くの国々がすでに2025大阪関西万博に参加予定で、かつ既に多くの国ではそこに住む人々によって、万博にむけたその活動が加速しています。 

オーストラリアのメルボルンにて、現地の方々と話し、改めてそれを感じました。 




そして街づくりやスタートアップ、社会インフラ整備など、様々な議題からメルボルン市やビクトリア州、また現地経済界や市民の方々など、多くの方々と意見交換ができ、新たな選択肢の可能性など協議することができました。 


世界で最も住みやすい都市ランキングにおいて、メルボルンとともに一位になろうと誓ってきました。 

課題は多い、一つずつ解決策を進め、子どもたちがそこに未来を感じる都市として成長していきたい、そのための施策を加速させたいと思います。 

話がそれたり長文になったり、すいません。 
取り急ぎの報告メモとして。 
日本食食べたい。 


明日は大阪・堺G7貿易大臣会合、歓迎セレモニー。 

 

10月以降の新型コロナ対応について

 

 

 

○国の方針 (概要)

 

医療提供体制 

 

来年4月からの通常体制への完全移行に向けて、本年10月から来年3月まで移行計画を延長 
 ・冬の感染拡大に対応するため、 期間・対象者を重点化した上で確保病床の仕組みも継続可能
  (フェーズに応じた確保病床への支援)
 ・外来や救急への影響緩和のため、地方自治体の受診相談機能は継続
 

高齢者施設等 における対応 

 

これまでの医療機関との連携体制の確保等の取組や位置付け変更後の状況等を踏まえた見直しを行った上で、高齢者施設等への支援は継続
 

公費支援の取扱い 

 

患者の急激な負担増が生じないように配慮しつつ、見直しを行った上で継続
 ・コロナ治療薬の費用について、 自己負担なしの扱いから、一定の自己負担を求めつつ公費支援を継続
  (自己負担額に上限を設定)
 ・入院医療費について 高額療養費制度の自己負担限度額からの減額幅を見直して公費支援を継続
  (公費支援を2万円から1万円に)
 

 

○大阪府の方針 (概要)

 

  医療提供体制

 

重症、中等症Ⅱ等の患者も含め、 確保病床によらない形での受入を基本
 ・冬の感染拡大期において、 一部の患者で入院調整が困難となることが想定されるため、 感染拡大のフェーズに応じて一定の病床を確保
 ・原則、 医療機関間による入院調整とするが、入院調整困難事例 (重症・中等症 Ⅱ 患者や妊産婦、 小児、 精神、 透析患者等) は、 大阪府移行期入院フォローアップセンター (医療機関に委託) で一元的に対応 (保健所による入院調整支援は終了)
 

  高齡者施設等対策

 

・高齢者施設等における感染予防、 感染制御対策 (定期検査、 感染対策研修・訓練等)を継続 
・保健所による感染拡大防止の相談対応等を継続
・スマホ検査センター、 往診協力金は終了
 

  府民への注意喚起

 

・冬の感染拡大に備え、引き続き・療養状況をモニタリング・見える化し、 府民等へ注意喚起
・有効な基本的感染対策を周知
 

 

○大阪市の方針

 

国・府の方針を踏まえ、 9月末までの取組を継続し、引き続き移行期間 (R6.3末まで延長)に着実に対応
 

 

  高齢者施設等への対応

 

継続 
重症化リスクの高い者が多い高齢者施設等を引き続き支援
 早期把握・・・ 専用メール、 コールセンター等で把握
 感染制御・・・電話等による疫学調査、市独自の感染制御支援チームの派遣
 相談体制・・・直通電話を継続し、 相談対応 (保健所による入院調整支援は終了)
 集中検査・・・陽性者発生時の入所者検査、 施設従事者への定期検査
 ワクチン接種・・・接種支援を実施
 

  相談体制

 

継続
受診相談機能 (体調急変時等の専門相談) を維持し、 一般相談 (医療機関案内等) にも対応 受診相談センターで派遣看護師等による相談対応
 相談実績から最大回線数を88回線から20回線とし、24時間対応を継続 
 (※受電率が低下した場合は、 契約変更により最大50回線を確保)
 

  医療体制

 

変更
入院調整は原則、医療機関間による対応とし、調整困難事例は大阪府移行期入院フォローアップセンター (医療機関に委託) で一元的に対応 (保健所による入院調整支援は終了)
 

  ワクチン接種

 

継続
令和5年秋開始接種
9/20 (水) から高齢者施設入所者の接種開始 
9/25 (月) から取扱医療機関 (約1,700か所) で順次接種開始
 

大阪市ではヤングケアラー対策に力を入れています。


ヤングケアラーとは子供が高齢の家族の介護や幼いこどものお世話、家族親族の病気や看護などに追われて教育が受けられなかったり、そういったことから人間関係を築く機会を逸している子供達などです。


大阪市HPより


大阪市では副市長をトップにプロジェクトチームを組み対応について協議を重ねておりますが、先日その会議が開催されましたのでご報告します。


まず今年度予算の事業としていくつか。


①スクールカウンセラー事業 1億400万円

②スクールソーシャルワーカー事業 1億6700万円

③家事育児訪問支援事業 3500万円

④ヤングケアラー相談窓口 4000万円


①スクールカウンセラー事業 1億400万円

学校における教職員との連携でヤングケアラーに気付き子供達のケアをはかる


②スクールソーシャルワーカー事業 1億6700万円

学校現場でのヤングケアラーの早期発見、支援にかかる教育への助言など。支援機関への繋ぎ。


③家事育児訪問支援事業 3500万円

ヤングケアラー等がいる家庭を訪問し、家事・育児等を支援することで、家庭や養育環境を整え、虐待リスクの高まりを未然に防止。

対応について拒否的な家庭に対し支援に入ることで、福祉サービスを受け入れる下地を作る。


こちらは新規事業。この10月からスタート。



④ヤングケアラー相談窓口 4000万円

LINE・メール・電話・対面・同行支援などによる相談支援や元当事者が参加するオンラインサロンの開催など、寄り添い型相談支援

上記資料参照 大阪市HP


今後も、一人でも多くのこどもたちが、厳しい環境から少しでも負担が軽減され、教育に安心して取り組めたり、友達と遊べる環境が作れるように、引き続き取り組みを進めて参ります。

海外パビリオン建設が話題ですが、万博には現在150カ国を越える国々が参加を表明頂いてます。


海外パビリオンのタイプについてはいくつか種類があり、構造として独自パビリオンであるAやXの他にもタイプB、Cといったタイプもあります。


↑産経新聞 抜粋


タイプAについては各国が全ての建設を行うものですが、それ以外のタイプB、C(約100ヶ国)についてはオンスケジュールにて工事は進捗しています。



課題はあるものの、引き続き関係者一丸となって取り組んで参ります。


海外パビリオンだけなの?

またパビリオンや会場のイメージなども博覧会協会にて発信中です。



海外パビリオン以外にも大阪パビリオンや国内のアーティストの皆さんや企業のみなさんのパビリオンも予定されてます。


大阪ヘルスケアパビリオン




中島プロデューサー クラゲ館


落合プロデューサー いのちを磨く



などなど

参照 博覧会協会



今後も様々な進行中の取り組みについて発信して参ります。


2025年、万博で新たな技術やテクノロジーが集結し、それが50年後の未来につながります。


70年万博で電気自動車などがそうであったように、50年後のあたりまえかもしれない夢や未来が2025年に展示されることになります。


未来に物語を紡ぐ主役である子供達に夢を感じてもらうためにも引き続き関係者一丸となり取り組んで参ります。



大阪市プレミアム付商品券事業を実施します。



大阪市プレミアム付商品券2023事業を実施します。

物価高騰による市民の暮らしと企業活動への影響を踏まえて、消費の下支えを通じた地域経済の活性化を図るため、プレミアム付商品券を発行します。


市民のみなさん

アプリを用いた「電子商品券」と紙のままご利用いただける「二次元コード付紙商品券」のいずれかを選んでご利用いただけます。

ご利用期間は12月11日から来年の5月末まで

市内の小売店や飲食店、宿泊施設等において1口1万円で1万3,000円分のお買い物やお食事などができます。

大阪市内にお住まいの方限定で、お一人様4口まで、10月3日から10月20日までの期間、公式ホームページや専用はがきでお申込みください。

専用はがきは、申込み告知のチラシについており、市内のファミリーマート等で入手できます。

市内に申込みサポートデスクを設置し、対面での申込みサポートも行います。

多くの市民の皆様から、お申込みをお待ちしております。


事業者のみなさん

商品券を取り扱う店舗の募集も開始しております。

飲食店など対象業種も拡大しております

多くのお店の皆様、ぜひご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。