大阪市ではヤングケアラー対策に力を入れています。


ヤングケアラーとは子供が高齢の家族の介護や幼いこどものお世話、家族親族の病気や看護などに追われて教育が受けられなかったり、そういったことから人間関係を築く機会を逸している子供達などです。


大阪市HPより


大阪市では副市長をトップにプロジェクトチームを組み対応について協議を重ねておりますが、先日その会議が開催されましたのでご報告します。


まず今年度予算の事業としていくつか。


①スクールカウンセラー事業 1億400万円

②スクールソーシャルワーカー事業 1億6700万円

③家事育児訪問支援事業 3500万円

④ヤングケアラー相談窓口 4000万円


①スクールカウンセラー事業 1億400万円

学校における教職員との連携でヤングケアラーに気付き子供達のケアをはかる


②スクールソーシャルワーカー事業 1億6700万円

学校現場でのヤングケアラーの早期発見、支援にかかる教育への助言など。支援機関への繋ぎ。


③家事育児訪問支援事業 3500万円

ヤングケアラー等がいる家庭を訪問し、家事・育児等を支援することで、家庭や養育環境を整え、虐待リスクの高まりを未然に防止。

対応について拒否的な家庭に対し支援に入ることで、福祉サービスを受け入れる下地を作る。


こちらは新規事業。この10月からスタート。



④ヤングケアラー相談窓口 4000万円

LINE・メール・電話・対面・同行支援などによる相談支援や元当事者が参加するオンラインサロンの開催など、寄り添い型相談支援

上記資料参照 大阪市HP


今後も、一人でも多くのこどもたちが、厳しい環境から少しでも負担が軽減され、教育に安心して取り組めたり、友達と遊べる環境が作れるように、引き続き取り組みを進めて参ります。