大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜 -6ページ目

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

お久しぶりです。塾・予備校で英語講師をやっている若林一真です。
久々すぎて「あなた誰ですか?」と思われると寂しいので念のため…(笑) 

 

なんとか1学期を乗り切って、夏期講習期間に入ってきました。
 
僕たち講師の人間が夏期講習に入るということは、
生徒たちは夏休みに入るわけですね。
 
生徒から見たら…
「やったー!休みやー!」というテンションでしょう。
 
親御さんから見たら…
「夏休みなんだからしっかり勉強してよ!」というテンションでしょう。
 
残念ながらここには恐ろしいほど大きな壁があります…(笑)
 
僕は中学生や高1生に対してだったら、
『しっかり勉強し、しっかり遊び、
しっかり良い経験をしよう』と言います。
 
あくまで遊ぶことも大事だと思いますが、
そこそこ勉強もちゃんとしてほしいですよね。
 
これに関してはまた別枠で書いていきます。
 
さて、ここでいう『良い経験』というのは、
オープンキャンパスに行くことや
普段受験勉強では経験しない項目を勉強することなどを含んでいます。
 
例えば、単にリゾート地に行くだけの旅行でなく、
観光メインの旅行は学べるポイントがたくさんあると思います。
 
むしろ個人的には、こういった「旅行で学ぶ」ということは
人生経験を広げる上でも非常に大きいんじゃないかな?と思っています。
 
教科書でも学校でも学べない感覚を全身で感じていく。
こうした肌感覚なるものが、
自分の幅を大きく広げてくれるように思います。
 
正直社会人になるとなかなか旅行にも行けませんしね…。
 
かといって大学生になってからの旅行では親御さんは置いていかれる可能性も高まってきます…(笑)
 
だからこそ、中高生の間の家族での旅行は非常に重要だと思います。
 
僕はよく生徒に「今イケイケの国に行って、そこにいる人たちの気質に触れると良いよ」と言います。
 
僕は個人的に香港やシンガポールのような国が好きです。
 
まぁイケイケを通り越して成熟した国・地域になっていますが(笑)
 
たとえば、今ならフィリピンなんか良いんじゃないかな~なんて思います。
 
そういった国で、自国とは全く違った気質を持った人たちに触れると、
今まで感じたことのない感性が刺激され、
違ったモチベーションが湧いてくるように思います。

そしてこういった経験を家族ですることによって、
遊びことも学ぶこともできるんじゃないかなと思います。
 
そんなとき! 親御さんがカッコよく英語で会話できたりすると、
子供から見た場合に「スゲーっ!」と
思ってもらえるんじゃないかななんて思いますね(^^)
お久しぶりです。若林一真です。
 
わざわざメッセージにて聞いて頂いたことがありましたので、それに対する返信も含めて記事として書いていこうと思います。
 


と言いながら、一言で答えられるものではないので、少しずつ答えていくということで許して下さい(笑)
 
さてその質問はというと…『リスニングを継続していく方法はありませんか?』というものです。

今日書かせて頂くのは、何よりもまず…
『ご褒美も何もないのに続くわけがない!』ということです。
 
いや~そりゃ超ストイックな人であれば、明確な目標を立てるだけで実行可能かもしれません。
 
また、実際にリスニングができるようになったときの喜びを胸に頑張れるかもしれません。
 
正直に言いましょう。僕にはそんなストイックな生活は無理です!(笑)
 
まぁ周りからはかなりストイックな方だと思われている僕ですが、何も『ご褒美』がなければさすがに続けることはできません。
 
そこで何よりも先にすべきなのは…
『毎日リスニングの勉強をするとして、実際にした場合の自分へのご褒美は何か?』を決定することです。
 
何でもいいと思います。甘いものを食べるでもいいですし、好きな映画を見るでもいいでしょう。タバコを1本吸うでもいいと思います。
 
個人的には甘いものを食べるのもタバコを吸うのも健康に悪いように思うので、あんまりおすすめはしませんが…(笑)
 
まだ全然本題に入っていませんが、今日はひとまずここまで!
「先生ってなんで今やってる仕事しようと思ったんですか?」

こんなことを聞かれたことは1度や2度ではありません。

本当、「毎年聞かれてるんちゃうか?」と思うくらい頻繁に聞かれます。


正直僕は高2生までは医学部志望でした。

もっと言えば、心臓血管外科に進みたいとはっきり決めていました。

実際に医学部に入ると、その志望分野が変わってしまうことが多いことも知っていましたが…。

それでもなぜか明確に心臓血管外科に進みたいと思っていました。

そもそも医者になろうとは、少なくとも10歳のときには思っていました。

その当時通っていた小学校で「2分の1成人式」なるイベントをやったときです。

その最後に「各自自分の将来の目標を書きましょう!」と言われ、小さなカードに書いたのをはっきり覚えています。

引っ越しを何回かした関係で、そのカードはどこかへいってしまいました。

ですが、しばらくはずっと持っていて、何かのきっかけがあればチラチラ見ていたのも覚えています。

でも、実はそのときに書いたのは「医者になりたい」というコメントじゃなかったんですね。

なぜか「医者になりたい」と書くのが恥ずかしく、「大学で数学の教授になりたい」と書いたのを覚えています。

これはこれで大概じゃないか、というツッコミはここでは気にしません(笑)

しかし、逆にこの経験が、僕がより一層「医者になりたい」と思うことにつながっていきました。

「もしかしたら恥ずかしいと思ったのは、なれる自信がなかったからかもしれない…」

そんなことも何度も考えたこともあります。

そんな中、「京大医学部か阪大医学部か京都府立医科大医学部に行きたいな」なんて志望大まで明確になったのは高校生になってからでした。

それぞれちゃんとした理由があったのですが、ここではおいときます。

それはともかく、それ以前から医者になることしか考えずに行動していました。

中学生の頃はどこか漠然と京大に対する憧れみたいなものを持っていて、最終的に行った灘高とは違う高校を志望していました。

しかし、最終的には「京大医学部に受かってるのは灘の方が断然多いじゃないか!」、そんな事実に気付いて灘高志望になり受験するに至りました。

こんな感じで進んでいるなら絶対僕は医者になってたはずなんですが、結論は違います(笑)

まぁ正直なところは講師職にも憧れがあったんですね。

完全に『受験』という世界で生きてきた僕です。

そしてその過程の中で、いろんな塾・予備校の良い先生に遭遇してきました。

高校に受かったことも、大学に受かったことも、そういった講師の人たちに出会ったからだとはっきり確信できるほど感謝しています。

そんな経験があったからこそ、「勉強を通して人を救うことも十分かっこいいじゃないか」なんて思いました。

その結果、講師職に対する憧れを持つに至ったわけですね。

これらを総合して僕が考えた結論は…

「講師を先にやって向いてなければ医者になる」「医者を先にやって向いてなければ講師になる」という2択でした。

現実的に考えた場合、ちょっと後者は難しいんじゃないかと思い、前者を選択するに至ったわけです。

僕はこれで良かったと思っています。

正直医者に対する憧れは今でもあります。

年を重ねて、周りに医者の同級生・後輩が増えていくにつれ、「医者っていいなー」なんて思うことも増えてきました。

それでも僕は今も続けている講師という仕事で良かったと思っています。

こういうのを『天職』っていうんですかね?

みなさんはなぜ今の仕事をしているんですか?

明確な意義を持って今の仕事をしているんですか?

今している仕事に誇りを持っていますか?

別に喧嘩を売っているわけじゃないですよ。

少なくとも僕の周りには、「今やっている仕事は天職かな?」なんて思える人にたくさんいてほしいな、なんて思っちゃうんですよね…。

少なくとも僕は「俺は講師が天職だと思っているから」と言いたいですね。