今年2017年も、あと残すところ3日になりました。

 

私達のすすめて来た武術活動も、この2012年からの武術発展五ヵ年計画も今年で、いいかたちでまとまり、

 

非常に嬉しく思っています。

 

2012年 上海国際武術博覧会

 

2013年 香港国際武術大会

 

2014年 上海復旦大学武術協会 龍身蛇形太極拳総部にて研修

 

2015年 シンガポール国際武術大会

 

2016年 上海復旦大学武術協会 龍身蛇形太極拳総部にて研修

 

2016年 中国武術文化交流大会(於:横浜市港北公会堂にて開催)

 

2017年中国 安徽省亳州市 伝統気功 華侘五禽戯交流10周年記念式典

 

第1回 武術ジャパンカップ2017大会

 

今日はこれから武術院で武術隊の指導年内の仕事が全部終わります。

 

振り返ると今年2017年も有意義に過ごすことが出来て感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そんなことも思い出し「標準化」「規範化」も、まとまり、後は皆さんと一緒に頑張っていくだけになりました。

 

上海 復旦大学武術協会 龍身蛇形太極拳 日本本部ウェブサイト

 

 

そして、しばらくお休みしていた「メルマガ 中国武術講座」を来年1月から再開することに致しました。

 

こちらもよろしくお願い致します。

 

横浜武術院 中国武術(カンフー)・太極拳・気功講座

 

 

今年最期の記述になるかも知れませんが、「横浜武術院スタイル 指導者:アドバイスする者の守る原則」

 

これをお伝えして、終わりたいと思います。

 

本当にありがとうございます。感謝!

 

 

横浜武術院スタイルの指導者:アドバイスする者の守る20のルール

 

1、指導者は規範であり、模範を示さなければならない。

 

模範になれることを精神面・肉体面で「表現、体現、実現」を明確に現すべきである。

 

その感覚とは「実感、判明、確信、理解」における「理解」から、指導アドバイスが始まるものである。

 

2、指導者は優れたサービスマインドを持つ人物でもあり、常に相手に喜んでもらえる存在を目指す。

 

3、指導・アドバイスする側の立場が絶対的に正しい、とするポジションにいてはいけない。

 

4、自分の望む願望ばかりを相手に押し付けない。

 

相手が望むところへ連れていってあげることをお手伝いする。

 

5、できるだけ修正のための修正アドバイスはしない方が良いと考える。

 

気付いた動作には2~3度確認して、それがケガにつながったりしないか、不要な力みがあって力点に力が届いていないか、を熟考する。 

(思いつきで、アドバイスしたが故に更に悪くなってしまう弊害を避けるため)

 

6、最終的には本人の美学や思想哲学を尊重する。

 

7、アドバイスする時は完結型でピンポイントで的確な言葉と表現で行う。

(相手を呼び止めてアドバイスする前に話す要点を完成してから語りかける)

 

8、悪いところを指摘するのではなく、良いところを評価していく。

 

9、全体の雰囲気や空気の流れを常に気遣い、流れを止める時は止めるだけの、理由と成果を上げなければならない。

 

10、アドバイスの口調や言葉には特に気をつける。

(言っている内容がいくら正しくても、言い方や態度が悪いと、相手の心には届かないものである)

 

11、生徒ではなく、練習仲間として老若男女がそれぞれに相応しい姿勢で対応する。

(横柄な態度や言動はしてはいけない)

 

12、初めてきた、初心者にも丁寧に接し、来てくれてありがとう!武術を選んでくれてありがとう!の気持ちを心から持つ。

 

13、相手ができること、やりたいことに敬意を持つ。

 

14、思いやりも過剰になれば、相手を支配することと同じになってしまう。

 

15、悲観的でネガティブなコメントや例を強調することには注意する。

 

16、スポーツ武術競技ルールの基準のみの感覚で「武術活動」における優劣を判断して、コメントをしてはならない。

(跳躍動作での右足着地重視とか、ひたすら低くするだけの歩型の姿勢をやたらに求めるとか、スピード偏重だけを求めない)

 

17、比較によるアドバイスは避ける。

(あの人の良いところが、あなたはダメ、とかいうこと)

 

18、日本には日本的な立場や考え方があるので、オンリー中国式スタイル的な立場でのアクションなどを正当化したり認めない。

 

19、言霊は大事。

自分の口から出るコメントは、一番近い自分の耳に入る。

良い言葉は更に良くなって発展し、悪い言葉なら更に衰退・堕落して行くようになる。

 

20、中国武術運動の、功法 攻防技術 套路 「健身、修身、防身」の一体化を重視する。

 

功法:心身共に発展する運動方法・哲学

 

攻防技術:自衛の為の防備、心身共に汚染や侵害を防ぐための攻撃技術の実践

 

套路:大脳の活性化を果たし、柔軟性、持久力、耐久力を高めるための、訓練メソッド

 

 

これから、また来るべき 来年2018年も頑張ります。

 

よろしくお願い致します。