
7月7~12日の期間において上海国際武術博覧会が浦東区の東方体育中心にて開催されました。
上海国際武術博覧会 開幕式
上海国際武術博覧会の動画
大会を振り返って
時は流れて
天下為公 上海 孫文旧居記念館にて
今大会からの特徴は国家体育総局、中国武術協会においては2010年の上海万博を終えてから、翌2011年にかけて中国武術大発展化計画を考えて、今までのオリンピックスポーツ種目的な流れを目指すものから大きく転換し、より多くの武術活動を奨励し、
誰にも多くの方々へのチャンスをもたらし国際交流を活性化させ、世界的な広まりを持つ武道文化の普及活動としてのスタートの年になります。

今回の組織委員会の会議の場では中国武術協会の陳国栄さんが直接これからの展望をお話頂きました。
それはありとあらゆる中国武術項目(太極拳、健身気功、木蘭拳)に世界中の武道も取り入れ、ずべてに安全重視、永続できる成長と繁栄をもたらすための大会構成を行い、
老若男女すべてが共に行えて、世界の中国武術修練者たちにその者の持つ能力や資質を引き出し、公平な評価や検定などの場としていくというものです。
これからはマカオや陳家溝、河北省滄州、少林寺、武当山、黄山、香港などでの武術節でより多くの伝統武術大会が行われます。





私たちは27年間の交流がある上海で昨年の上海体育学院の合宿を経て今回の大会に新しい伝統武術ルールでのチーム体制で臨みました。
自分が本格的なチーム采配をするのは8年ぶりで、今回は今までのすべてを託してやりました。
初めに経験したのは2007年の杭州大会、2010年の香港大会を経て6ヶ月前から準備を始めて、3ヶ月前からは集中して皆さんの日頃のペースにおけるリズムの中で訓練計画を行ってきました。
伝統拳術三類と伝統双器械の項目では中国代表、上海精武体育総会とロシアに点数では上回りました。
成績はメダル総数19個、金7 銀8 銅4と皆さん大活躍でした。大会組織委員の先生からもお褒めの言葉を頂きとても嬉しかったです。
あと2個で海外勢常勝ロシアに追いついたので、また次回への目標としてもできたのでとても良かったと思います。
これからもまだまだ続いていく、仲間たちの皆さんへも大きな希望とこれからの励みになる機会になったと思います。






横浜武術院も創設してから11年めに入り、これからの活動への大きな夢や展望・目標にもなっていくので楽しみです。
そしてこれから3ヶ月後には私たちの年に一度の交流会があるので、大会出場者は少し休んで、交流会に向けて頑張りたいと思います。
