でっかい夕陽
2010・11・18~大阪・大阪市~
こんなに興奮したのはマンタに会った時以来だった。久しぶりに海辺で夕陽を見たくて大阪南港に出向いた。青空だった昼間とうって変わって、肝心な時間帯に雲が広がっちゃったよ…。ああ、太陽は拝めないかな、と少しだけガッカリしていたのだが、そんな気持ちは一瞬にして吹っ飛んだ。山の上付近に長く広がっていた雲の下に来た夕陽は、火のように燃え上がって姿を現した。雲の上にあった時と比べると、3倍以上の大きさだ!!!決して、大げさな表現ではない。残念ながら、水平線付近にも雲があったため、まん丸の形で沈むシーンは見られなかったが、満足中枢には達した。海の近くで見ると、水平線レベルの空はあんなに真っ赤になるんだ…。忘れかけていた記憶が甦った時間帯でもあった。やっぱり、夕陽は何度見てもいい。
やっぱり、風景は王道で…
2010・11・16~京都・京都市~
撮影した写真を見返していて、思い直した。風景写真は正統派じゃないと伝わらない…。前日のブログで紅葉のワンカットを掲載したが、客観的に見ても、何の景色なのかがパッと見では理解できないことに気づいた。一風変わった絵にしようと、あえてズーミングを使ったのだが、主役のはずのカエデが死んでしまっている。有名写真家らの写真集を見れば、三脚を使っているであろう、王道のカッチリとしたカットばかり。似たような写真を撮ることは避け、ちょっぴり違った写真にしたいと思いながら常々、シャッターを切っているのだが、手を加えると、その被写体の命を失わせてしまうこともあると反省したりした…。上の写真は、陽光が差し込んだ時のキラキラしたカエデ。あえてズーミングを使うなら、下のようなカットなんだろうな。う~ん、写真はやっぱり難しい…。
燃ゆるカエデ
2010・11・16~京都・京都市~
朝の冷え込みが染みるようになった関西でも、紅葉の季節が本格化してきた。紅葉と言えば京都。ということで、今秋初めての京都は善峯寺に出向いた。普通に歩いて40分以上もかかるという広大な敷地内を歩いていると、真っ赤な稲荷大明神の鳥居を見つけた。その周辺には真っ赤に色づいたカエデがいっぱい。一歩、離れた場所から眺めてみると、なんだか燃えたぎっているようにも感じる。いままで見たことのない組み合わせだけに、グッと引き寄せられた。時に陽光が差せば、カエデはキラキラと輝きだす。さらに上に登れば、京都市内も一望できる。聞いていたウワサ以上の景観。やっぱり、京都の紅葉はすごい。



