フーテンの横チン -304ページ目

ココロノササエ

 2011・3・18~大阪某所~

 落ち込んだ時、くじけそうになった時、人は歌に元気づけられます。勇気づけられます。

 歌詞やメロディの中にあるパワーに、優しさに、人は背中を押され、また立ち上がれます。

 その無限大の底力に助けられます。



自然のすばらしさに、人は時に感動します。

一方で、その予想をはるかに超えた恐ろしいパワーに、人は時に傷つけられます。


でも、歌はその自然を上回るパワーを持っていると、僕は信じています。




いきものがかりは僕の大好きなバンド。彼らの曲には心の奥底に訴えるパワーを持っています。

名曲は数あれど、僕の心の支えになっている曲が2つあります。僕は何度も助けられました。


帰りたくなったよhttp://www.youtube.com/watch?v=lpBhQ3yZvGg&feature=related

ハジマリノウタhttp://www.youtube.com/watch?v=pZ7pDJUi1rU



大地震と津波で被害に遭われ、いまでも避難所生活を余儀なくされている方々に、

彼らの曲に込められた思いが少しでも届けばと思います。


  どんなに苦しくても、顔を上げて前に進めば必ず、未来は見えます。






明けない夜はない。


フーテンの横チン


 2011・3・15~大阪某所~
 何度となく繰り返される映像を見ても「これが現実の世界で起きたことなのだろうか?」と目を疑ってしまいます。3月11日、東日本大震災。あの悪夢の日から4日が過ぎようとしています。巨大な津波が町や村を一気に飲み込んでいく、目を覆いたくなるような凄惨な光景…。映画の世界でしか存在しえないものだと思っていました。きれいで美しいものと思っていた自然が、実はその裏側で、とても恐ろしい一面を持っていることを知らされました。実際に地震と津波に遭われた方々の心情を思うと、どんな言葉をかけていいのか分かりません。
 傍観者でしかない自分が、いかに無力な人間であることを痛感しています。ただただ、悔しいばかりです。多数の犠牲者が発見されたという話を聞くたびに、無念の思いで心が痛みます。いまだに家族を見つけられない方々の悲しみに暮れる姿を見ていると、涙を流さずにはいられません。その一方で、奇跡の再会を果たした家族や友人が涙を流しながら抱き合っている姿には思わず、もらい泣きしてしまいます。命の尊さとともに、家族、友人がかけがえのないものであることを、あらためて教えられました。
 余震も続いています。ライフラインも完全復旧せず、避難所生活を余儀なくされている方々のために、被害を免れた僕たちは救援物資や義援金という形でしか応援できません。ほんの少しでも被災者の力になれればと思い、義援金という形で協力してきました。先の見えない日々を過ごされていく方々の気持ちを考えると、こんなことは軽々しく言ってはいけないのでしょうけど、あえて言わせてください。


明けない夜はありません。その先にある明るい希望を目指して歩いてください。

春の花火


フーテンの横チン

 2011・3・9~京都・京都市~

 称するならば「春の桃冠(ももかむろ)」か!?久しぶりに京都にやってきた。しだれ梅で有名な城南宮。通常の梅と違い、文字どおりに枝が垂れ下がっている。その容姿は、まるで真夏の夜空の花火「銀冠(ぎんかむろ)」のようだ。数日前に満開を迎えており、青空にピンク色の花びらがとても映える。ポカポカ陽気だったから、メジロもチューチュー、蜜を吸っていた。とっても気持ちのいい空気だったのだが…。と、とうとう、毎年恒例の花粉症を発症。帰りの電車の中では、鼻グジュグジュで苦しかったよ…。