「坊っちゃん」の世界への入り口!?
2014・4・28~愛媛・松山市~
これぞ、松山ならではのものだろう。銀天街を抜けて、中之川通りの横断歩道を渡ろうとした時、光り輝く丸い看板があった。「A GATE 坊っちゃん」。説明するまでもなく、松山は夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台。道後温泉をはじめ、小説にちなんだモニュメントなどを見かけるが、こんなところにもあったんだね。坊っちゃんの世界への入り口なのかな?な~んてね。よく見ると、地下駐車場につながる階段だった。でも、味気ない案内よりも、こんなしゃれっ気のあるものだったら楽しい。
信号を待っていると、スーツ姿の男性がポケットに手を突っこんだまま降りていった。なんだか哀愁漂っているなあと思いながら信号を渡ると、反対側の入り口には「B GATE 山嵐」。同じ数学教師。教頭である赤シャツの策略で一度は仲たがいしてしまうが、紆余曲折を経て強固な友情を育んだ間柄として有名だ。道路を挟んでドライバーの安全を見守っているのだろうか.まあ、あのキズナの強い2人がいる道路なら、松山は交通事故なしかもね。
日曜日はカレー曜日~その19・テビチカレー~
2014・4・27~愛媛・松山市~
なつかしくて思わず買ってしまった。近所の産直市で何かいい食材がないかなあって物色していると、テビチを発見した。つまり、豚の足だ。沖縄や鹿児島の奄美地方ではよく食べられている。沖縄で初めて見た時「豚さんの足を食べるの?」と驚いたが、食べてみると意外にうまかった。以来、現地に行った際には必ず、料理店で注文している。まさか、松山で食べられるとは思っていなかったので、迷うことなく購入。どうやって調理しようか?そうだ、カレーに入れよう。
あらかじめ、泡盛とみりんなどで煮込まれているので、特に下ごしらえする必要もない。ジャガイモ、ニンジン、タマネギを炒めた後、骨がついたままの状態でテビチを投入。いつもより長く煮込んでから、カレールーを投入した。煮込むにつれて、テビチがトロットロに。ほんのりと泡盛のにおいも漂ってきた。なんだか、いつもとは違う種類のカレーになりそうな予感がした。
まずはテビチから。コラーゲンを含んでいて、ゼラチン質もたっぷり。口に含むと、あっという間に溶けてしまった。泡盛とみりんで煮込まれていたから甘い、甘い。普通の豚肉とは違った食感だった。辛口のルーを入れていたのだが、それを上回る甘さになってしまった。でも、濃さが増して、なんだかいい感じになった。お肌にもよさそうだし、病みつきになりそうな味だった。
なつかしくて思わず買ってしまった。近所の産直市で何かいい食材がないかなあって物色していると、テビチを発見した。つまり、豚の足だ。沖縄や鹿児島の奄美地方ではよく食べられている。沖縄で初めて見た時「豚さんの足を食べるの?」と驚いたが、食べてみると意外にうまかった。以来、現地に行った際には必ず、料理店で注文している。まさか、松山で食べられるとは思っていなかったので、迷うことなく購入。どうやって調理しようか?そうだ、カレーに入れよう。
あらかじめ、泡盛とみりんなどで煮込まれているので、特に下ごしらえする必要もない。ジャガイモ、ニンジン、タマネギを炒めた後、骨がついたままの状態でテビチを投入。いつもより長く煮込んでから、カレールーを投入した。煮込むにつれて、テビチがトロットロに。ほんのりと泡盛のにおいも漂ってきた。なんだか、いつもとは違う種類のカレーになりそうな予感がした。
まずはテビチから。コラーゲンを含んでいて、ゼラチン質もたっぷり。口に含むと、あっという間に溶けてしまった。泡盛とみりんで煮込まれていたから甘い、甘い。普通の豚肉とは違った食感だった。辛口のルーを入れていたのだが、それを上回る甘さになってしまった。でも、濃さが増して、なんだかいい感じになった。お肌にもよさそうだし、病みつきになりそうな味だった。
夕暮れ時の1両列車
2014・4・26~愛媛・松山市~
新鮮な感覚だった。いつもなら街中へと向かってしまうところ、気分転換で伊予市方面へと自転車を走らせた。通勤途中で橋を渡る石手川ではなく、重信川だ。さすが石手川の本流とあって、川が広い!遠くを見れば、列車が鉄橋の上を走り抜けていく。特急列車が猛スピードで駆け抜けたかと思ったら、1両列車はまるでジョギングするようにゆっくり。静かな風が吹く中で見る風景は、まるで絵画のよう。当たり前のことだけど、同じ松山市内でも、ちょっと距離が離れただけで、こんなに景色が違うのかと思ったりした。
川辺を歩いてると、黄色い菜の花が咲いていた。桜の季節はとっくに終わったが「春はまだまだ終わっちゃいないよ」と主張しているようにも見えた。夕暮れ時、1両列車がガタンゴトンと音をたてながらJR松山駅方面へと向かっていた。この日はあいにくの曇り空。真っ赤に染まった空の下だったら、まや違って見えたんだろうなあ。また、来~ようっと。



