おらが町のJリーグチーム自販機
2014・5・1~愛媛・松山市~
どこから見てもはっきりと分かるオレンジ入りの自動販売機を見つけた。近づいてみると、愛媛FCの応援自販機だった。チームのエンブレムが施され「がんばれ!」の応援メッセージ。説明を見ると、売上金の一部が愛媛FCの強化資金として使われるという。J2昇格前の2005年から設置されているそうだ。なるほど、そういうシステムね。缶コーヒーを買って、ちょっぴり貢献した。
しかし、勝てないなあ。過去最高は2006年の9位。現在、2勝4分け4敗で勝ち点10、22チーム中18位と低迷している。おらが町のJリーグチームが勝つのは見たいけど、大金をどんどんつぎ込んで、いい選手をどんどん連れてくるというのだけは見たくない。かつて、南宇和高校が1989年の全国高校選手権大会で初優勝した時のように、サッカーの土壌はあるはず。また、愛媛がサッカーで盛り上がればいいなあ。
ツツジと松山城
2014・4・30~愛媛・松山市~
ソメイヨシノが散ってから、しばらく通っていなかった西堀端を久しぶりに見てみたら、ツツジが満開だった。城山公園の入り口。薄紫色の花びらが壁一面を覆い尽くすように咲き乱れていた。知らなかった…。一部の花はしおれかけていたが、めっちゃきれいだ。遠くには松山城。う~ん、絵になる。通勤途中のサラリーマンや高校生も足を止めて、スマホで写真を撮っていた。
ツツジといえば、道路沿いによく咲いている花。当たり前のように見るので、いままではスルーしていたんだけど、お城といっしょなら、こんなにも違って見えるんだなあ。桜といっしょの松山城もいいけど、ツツジと松山城の組み合わせもいい。花には詳しくないオッサンの心も、朝からちょっぴり洗われた気がした。
「線路」の上の坊っちゃん列車
2014・4・29~愛媛・松山市~
一見、何の変哲もない坊っちゃん列車のように見えるかもしれない。でも、ふだんから街中を走る姿を見ている立場からすると、あまりない光景なのだ。休日出勤となった朝、ふと思いついて伊予鉄・宮田町駅にやってきた。古町駅方面から、いつもの深緑色の列車が汽笛を上げながら向かってくる。おそらく待っているだろう、多くの観光客を乗せるため、市駅方面へと消えていった。
いつも見かける坊っちゃん列車は道路上にある線路の上を走っている。つまり、段差があまりない場所を駆け抜ける。一方、この列車は敷石と枕木のある線路の上を走っている。JRや伊予鉄の郊外線など、普通の電車や列車ど同じだ。たぶん、この光景を見られるのは古町駅の車庫から宮田町駅の間、道後温泉駅しかないのではないだろうか。当たり前のようで、実は当たり前じゃない。「線路」の上を走る坊っちゃん列車はある意味、貴重なのかもしれない。


